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「理想的な淡水水槽」 4.2.4. 水銀灯(HQL)


デュプラメソッド「理想的な淡水水槽」

4.2.4. 水銀灯(HQL)


水銀灯を設置する際は、ほとんどの場合水槽上方の天井から吊り下げる。かつて水銀灯は工業用としてのみ使用されていたが、1978年本書の登場により水槽に有益な技術としてアクアリアナーに受け継がれた。今日では50W(ワット)から250Wまで、数え切れないほど多くの種類の水銀灯が存在する。しかし現在販売されている水銀灯の中には、放射角が大き過ぎて光が水槽の大きさを超えて流れ去ってしまい、水槽に関しては役に立たないものがある。この章では理想的な水槽に使用するための水銀灯の条件をいくつか挙げてみたい。

●水銀灯は、水槽専用に調光された光を可能な限り束ね、かつ水槽の深い部分まで届けることができるような優れた反射板を備えていなければならない。

●水銀灯は、アクアリアナーがソファに座って水槽を眺めるような場合においても、まぶしく感じるものであってはならない。

●常に水しぶきなどがかかる可能性がある水銀灯のボディやパーツは、錆びにくい素材(アルミニウムなど)を使用していなければならない。

●水銀灯は育てる植物の種類によって、ワット数を切り替えられる(例えば80w - 125W)ものを選ぶべきである。これにより植物の成長スピードに合わせて光の強さを調整することもできる。もちろんワットを切り替える場合には、それぞれのワットに適合した水銀球とその都度交換しなければならない。


上部が開放されたオープンアクアリウムに設置された
最新の水銀灯=Dupla Lux125W。
水温に影響を与える下方向への熱放射は少なく抑えられているが、
すべての植物が強力な光源に向かって成長する特別な反射板を備える。




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水銀灯 1978年 ワット 反射板 アルミニウム オープンアクアリウム




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