
2009.02.15(日)
現在はアンダルシアの州都セビーリャへ滞在中。
このバイトも3都市目に入り、だんだんイリーガルに働く事にも慣れてきている。
まあ不法就労に慣れただけで仕事のスキルが上がっていない事には問題はありそうだが・・・
ちなみに現在のバイトは大雑把に言えば地図の内容を取る仕事で、外に出歩いて毎日過ごすので性分には合っていて楽しいし、個人旅行なら1,2泊で次の都市に移動すると言うせわしないスケジュールになるが、仕事で来ているので10日も滞在でき、仕事の内容上細かい路地やツーリストが行かないエリアまで入る事が出来るのでそれもまたこの上ないメリットである。
セビーリャの路地




2月なのにオレンジがそこらかしこでなっている。南国情緒ばっちりです。

そしてこの私には何よりもツーリスト時代に培った旅行眼がある。
セビーリャと聞いて大抵のツーリストが目を向けるのはかつてイスラムの統治下にあったこの街のイスラミックと西洋の建築様式の混在した有名なカテドラルや王の離宮であるアルカサル、それにスペイン広場を見て後は旧市街をみてちょっとぶらぶらして終わりになるのだろうが・・・
カテドラル
好みで夜景を・・・、そしてヒラルダの塔


カテドラルの中と主祭壇


ヒラルダの塔、階段が一つもない珍しい造り。

そしてそこからの景色


中庭に出口、イスラムの影響を色濃く受けている。


アルカサール
ここはイスラム建築の影響を強く受けている






この中庭の木ははセンスが良いと言うかふざけていると言うべきか・・・

スペイン広場
夜の全景


スペイン広場を取り巻く椅子に各地方の特色を現すタイル張りの椅子が・・・


イスラミックな近代建築にイスラム風のタイルが・・・


広場の夜景と川沿いの黄金の塔


橋の夜景


だが、セビーリャをこれだけで済ましてしまうようならそれは旅行者としては失格であろう。
セビーリャの真の魅力とはこんないにしえの物ではないのだ。
セビーリャの本当の姿はイスラム建築をベースにしたロケット工学を始めとする科学の街なのである。
この私、元プロフェッショナル・ツーリストたる私がその隠された真の魅力を写真でもって存分に示そうではないか!!
イスラムと近代建築の融合

最先端をいくスーパー・セビーリャ・ロケット(勝手に命名)、ロケットでありながらレンガも使用しており、売りは絶対に飛べないと言う事である。ちなみに右はこのロケットが見えるロケット・ストリート(これも勝手に命名)


天体球モニュメント

デザイン教会

国旗モニュメント

デザインブリッジ

変なドームに覆われた建物

一応無駄に全景と言うか橋付近からの景色をつけて見ました・・・

「・・・」
「・・・・・・」
これで分かっていただけただろうか?
決してただの万博の跡地が放置プレイされているだけの場所ではない、セビーリャの真の魅力と言う物が・・・
やっぱり別に行かなくていい・・・・