謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

ミスター・クレジット(松戸・千葉)

2007-12-03 22:46:56 | 日本一時帰国時
2007.12.03


 旅行を続けて約3年間・・・

 そして4年目に突入しようとしている今・・・


 旅行界と言う狭い世界の事ではあるが、旅先で

 「あっ!デュークさんといえば・・・エレガントにヨーロッパを旅行されてる・・・」

 等と会ったことのない人から言われる事も増えてきている・・・


 100カ国以上訪れた過去の実績から・・・

 もはや名前を出すだけで「信用」を勝ち取っているといって良いだろう・・・


 それに私のパスポートは「信用手形」みたいなものである。過去訪れた100カ国以上の全ての国で、1度たりとも入国拒否を食らった事等は無い。

 これも私の「信用」の裏付けであろう・・・



 柔和な外見に沈着冷静な判断力・・・

 目の優しい光・・・

 旅行に常にヨーロッパを絡めるエレガントさ・・・

 そして何よりも危険を避ける臆病力・・・


 この辺りが、このプロフェッショナルをして旅行界で最も「リライアブル(信頼できる)な男」と評価される所以なのだろうか・・・


 まあはっきりと言うのならば・・・

 「私=信用」

 と、言い換えても良いだろう・・・



 と、いうことで・・・


 新しい銀行口座の開設(新生銀行です)にともない、「クレジットカード」の申請を申し込んでみた・・・



 職業欄はあったが、堂々との「フリー(ちなみに無職と日本語では書いてありました)」で・・・


 職業など、正直言ってどうでもいいことだ・・・


 なぜなら「私=信用」だからだ・・・



 そして2週間後・・・



 電話がかかってきた・・・



 「クレジット会社の者ですが・・・あのー、職業欄が空欄なのですが・・・??」


 『・・・フリー(無職)だ・・・』



 「あーそうですか~!!分かりました・・・審査の結果は後ほどご連絡します・・・」







 そしてもう1週間・・・



 一通の封筒が来た・・・


 クレジット会社からだ・・・




 封筒を開けると一枚の紙が・・・



 「早速、申込書により入会審査をさせていただきましたが、誠に残念ながら今回のクレジットカードの発行は、見合わせていただくことになりました・・・」



 「・・・」




 「・・・・・・・」





 「ミスター・クレジット」と呼ばれるこのプロフェッショナル・・・




 名前だけで「クレジットカード」は作れるほどの“信用”はどうやら無いらしい・・・