だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

おかんは五月蠅い

2017年05月08日 | わんこ
有難いことに、先日テリア君の編みぐるみを持参したら、それを見たお散歩仲間の飼い主さんから、複数のオーダーを頂いた。

「お値段ちゃんと言うてね。ちゃんと払うから」

「まいど~。一匹家一軒で行こか~」などと冗談を言いつつ、娘に報告。

ワンコは柴ワンコで、娘にとっては未知の領域だそうで、いつになく真剣に取り組んでいる。

私は、同じテーブルで、「ベビタンの為にブランケットを編みつつ、テレビを見ながら、耳は音楽を聴きながら、あれ?と思った疑問を娘に投げつける」

娘は娘で、目と編みぐるみの間が20センチも無いような気迫で、何やらぶつぶつ言っているので、生返事しかしない。

「ねえねえ、フランスの大統領ってマカロンさんに決定やて。美味しそうな名前やん

「・・・・そうやな・・・」

「最近のそこまで言って委員会ってさ~、ピー音が多くておもんないなあ」

「・・・・うん・・・」

「ねえねえ~」

「お母さん!今『目を数えてる』んやから、話しかけんとって!30目数えるからねっ。黙っててね!1,2,3・・・・」

と言われると話しかける程の勇気もなく、早く数え終わって欲しいと祈るばかりである。

「25、26、27・・」辺りになると、「後ちょっと、後ちょっと」と一緒に数えてしまう。

数え終わったら、あれ言おう、これ言おうと頭の中はトピックスで一杯である。

「は~終わった、で、何?」

「えっとね、あのね、あれこれどれそれ」と怒涛の質問責めしちゃうワタクシ

「うんうん・・・分かった。でもな、その前にようそんだけ同時に出来るもんやな。編み編みしながら、CNN見て、音楽聴いて、あたしに質問して。あたしなんて、編み編みの段数えるだけで、他何もできないのに」

「うーん、まあ、あんたには、まだまだ先があるけど、お母さんには無いからね。一つの物をしているだけでは時間がモッタイナイと思う訳よ。ブランケットに集中できないのよね。頭の中では、ブランケットの次編む作品の骨子が出来上がってるし。早く編み上げたいけど、無音じゃヤなのよん」

「はいはい、分かりましたよ。ほれ、柴ワンコ出来上がり。さてと次行こう



同じ目数で作ったのに、微妙に違うような、そうでないような