今さら今から今だから

31歳にして一念発起で留学実現。日本出国までの約8ヶ月を大切に生きるためにつづる場所。

さてここまでで一区切り。

2006年07月18日 | 気付いたこと築いたこと
私の大切な人たち、そして通りすがりでも遊びに来て下さった皆さま、このブログをこれまで読んで下さってありがとうございました。

ブログの副題にもあるとおり、ここは留学が決まってから出発までの日々を記す場所として開設しました。出発の日が近づいてきましたので、ここで閉鎖することにします。

この8ヶ月の間、ブログを始めた頃には予想もつかなかった出来事や心境を味わいました。そのたびに、必ずしも直接的な表現ではないにしても、私なりの記録を残すことができました。
そして、いただいたコメントの数々。。。文字でのやり取りでこそ味わうことができた深い友愛への感謝の気持ちは、筆舌に尽くせません。

また新しい場所でお会いできる日を。。。
心から、ありがとう。

管理人:drm-rlztn

吊られるピアノ

2006年07月18日 | 気付いたこと築いたこと

ベランダからクレーンで吊るして出しました。
数年ぶりに見たピアノの裏は、可愛そうなくらいのホコリが。
せっかくきれいにしましたが、
鍵盤に触れるのは、ずっと先になりそうです。
さすがに留学先には持っていけない・・・。

ある部分の感度は低く

2006年07月13日 | 気付いたこと築いたこと
32歳です。経験値を積むというのは基本的にはいいことだと考えています。それによって最近、どんどん「場当たり」的な性質が自分の中で増してきているような気がします。「どうにかなるや」みたいな大雑把な部分が肥大してきているのかも知れません。

先輩から、外国で暮らすなら「感度を低くしておけ」と言われた。うん。今、いい具合だ。「インターナショナル大喧嘩」もどんとこい、だ。

感性は強く。感度は低く。

とか言ってると、そのうち泣きのエントリを書くかもしれません。そんなに強くはありません。とくに胃腸。

安心感

2006年07月12日 | 気付いたこと築いたこと
人を怠惰にさせるのではなく、
もっと大胆に行動させるものだとしたら、
その安心感は本物だろう。

心地よい緊張をまじえながら、
生きることの尊さのようなものを感じながら、
決然と歩むことを許し合えるなら、
その安心感は本物だろう。

冷房は女性の敵?!

2006年07月09日 | 気付いたこと築いたこと
近頃お仲間数人が、体調を崩しておられる。。。私も含め、こりゃどうしたことかと考えた。やっぱり季節のことがあるんじゃないか?とか。季節といえば今は初夏。そうですよ、そう、私たちを苦しめている原因の一端は「冷房」にあるんじゃないかと思いますがどうでしょう?

スーツ姿の男性とは違って、女性は夏軽やかな服装だ。なのに、スーツの男性に丁度良く設定された冷房の部屋に長くいるはめになる。最近は設定温度を高めにするオフィスも多いだろうが、それでも、レストランやカフェや映画館など、2,3時間滞在する場所はキンキンに冷えていることが多い。

冷えは一時的なものではなく、蓄積するものなんだそうです。若いうちに冷やした身体が、年をとってから影響としてでることもあるらしい。足首と胴体を冷やさないことが鉄則なんだそうで。となると、夏こそ本当は建物に入るやいなや、レッグウォーマーを付け、腹巻きもしちゃって、というのが理想だ。でもねぇ・・・そうもいかないものねぇ・・・。ああ悩ましき夏の日々。

そういえばシドニーの大学では先生の研究室に冷房がなかった。。。う~んこれはラッキーかも。となるとこんどは、脱水症状に気をつけなくちゃね。ああ!もぅ!夏は危険が一杯!みなさん、がんばって乗り切ろうね。わたしは冬のシドニーになりますが。。。。

懐かしい声

2006年07月08日 | 気付いたこと築いたこと
6歳から10歳くらいまでの間、師事していたピアノの恩師に電話をかけてみた。北海道のスミコ先生だ。覚えていてくれた。なつかしい声となつかしいイントネーション、そしてあらためて感謝の想いに涙してしまった。

たったの5年間のお付き合いだったとは、今ここに書いてみて驚いた。もっと長~い印象がある。小さな頃の初等教育の影響力の凄まじさを、身をもって実感する。

あの人がいてくれたから、今の私がある。そう強烈に思える人というのは、なかなか切れない。今回もお互いの偶然が重なって連絡を取り合うことができた。

ありがたいのは、全て流れ。縁と繋がり。本当の意味で人を大事にする人を、私も大事にしたい。そうでありたい。

かえってきた。

2006年07月07日 | 気付いたこと築いたこと
あーびっくりした。ここ数日間「絶食治療」というやつをするハメになった。
人は少々くたびれると、弱いところに出るというが、私の場合はお腹なのだ。仕事が一区切りしたかと思った瞬間の出来事だ。ピーポーに乗った。それからは病院の天井を見つめて、時間が止まったかのような二日間半を過ごした。あまり何も考えずに。
以前に、一週間の「絶食治療」明けの先輩がペラッペラの身体になって戻ってきたときは相当驚いた。三日でもけっこう薄くなった。今ならビキニもOKだ。オーストラリアについたらビーチでビキニを着るか。いやいや、向こうは紫外線が日本の六倍だから気をつけよと言われたばかりだ、やっぱりやめておこう。とか、そんなくだらないことは考えていた。

崩れると、憔悴するまでは早い。いかに崩さずに保って生きられるか。
私の場合は心や気持ち優先にして身体を顧みないことに改めて気付いた次第。おバカである。
ご心配、ご迷惑をおかけした皆さん、ほんとにごめんなさいでした。嗚呼、日々此反省也。

偽ミボウジン

2006年07月04日 | 気付いたこと築いたこと
わが母はかなりチャーミングな人間のひとりだと思っているんだが、また妙なエピソードを思い出した。

どこに出かけていっても、「自分」がまずあるらしく、夫や子供の話を外でしていないらしい。
私が高校生のころ、母の行きつけの美容院に行きだした。美容院のオーナーはそこで初めて娘の存在を知った。娘である私は、髪を切ってもらいながら、なにげなく「うちのパパがね・・・」とかなんとか言ったらしい。オーナーはそこで初めて夫の存在を知った。
オーナーは、ずっと母のことを保険金で優雅に暮らす未亡人だと思っていた、とあとで白状したらしい。

つい先日、母の会社に急用で電話をかけた。同僚の人から、「『娘がいるみたいなこと言ってたけど、あれウソじゃなかったんだね』って言われた~」と母は笑っている。

よくわかんないけど、やっぱりなんか面白い人だと思った。