【アーカイブレポ】～屋久島’９１～（前）

雨ですねぇ。asaです。

最近登ってないのでヒマにまかせ
昔の写真をＵＰしたいと思います。

なお、当時と山の状況・環境が変わっているかと
思いますのであくまで参考程度にお願いします。

写真も整理しきれてないので
順番に前後有るかもしれません。



さて、社会人なりたての若いasa。
最初の休暇で選んだ行き先は
憧れの南の島！



夕方東京駅を出るのは
ブルートレイン「はやぶさ」西鹿児島行き。
当時最長距離を走る列車は
翌日午後までかけて九州へひた走るのでした。
なお、asaは左はじ。
右は無理やり見送りに駆り出された在校生の後輩たち（スマン）。



鹿児島からはフェリー。約４時間かかったと記憶。
桜島も雲に隠れ相変わらずの残念っぷりです。



さて、一気に屋久島に渡り、
こちら安房川です。
どんな大河かと思う緩やかな流れ。
でも島の小さな川なのです。
水の豊かな島ならではの水量です。

安房からはタクシーで林道を遡ります。

終点からは徒歩３０分で淀川小屋。
この日の宿です。



この小屋のすぐそばを淀川が流れてます。
その流れのキレイなこと・・・。
橋の上からしばらく呆然と川を眺めてました。
この流れのキレイさは
asaの記憶上、今だにＮｏ１かもしれません。

なお、小屋で寝た訳ですが
同宿舎は２名ほどのみ。
ネズミの走る床がうるさくて
シュラフを頭までかぶって寝てました・・・。



翌日は朝から良い天気！
朝日がまぶしく差し込みます！



とにかくこれまで登った本州の山とは
植生が異なり、山の雰囲気もだいぶ違います。



花ノ江河（おそらく）です。
こんな南の島の高層湿原です。
水の豊富さも本州と景色を変えてくれます。



そのうち展望が開けました。
投石岳です。ルートはここを通りません。
山の上に石が乗って見たことない景色です。



山の中腹にずっと紫の点々。
分かります？
ヤクシマシャクナゲの最盛期だったのでしょう。
一幅の絵のような山肌。



山頂も近いというのに
ルート上には川のような流れ。
こんな稜線上にも豊かな水と感動してしまいます。



五丈岩、ではありません。
景色に感動してなかなか歩みが遅くなります。



ひと月に３５日雨が降る、と言われる屋久島。

でもこんな上天気で宮之浦岳山頂は迎えてくれました～！

以下後篇に続く。