星野ジャパン黒星発進、やっぱりキューバは強い

北京オリンピックの野球、星野ジャパンは初戦のキューバ戦を
２－４で負けてしまうという苦しい黒星発進。
やはり今日から星野ジャパンの試合が始まると、ドラゴンズファンの私だが
明らかに北京オリンピックでの星野ジャパンの試合のほうが、私の興味は
日本国内での中日ＶＳ広島のペナントレースより大きいみたいだ。
試合が始まる日本時間の夜８時には、ラジオで流れている中日ＶＳ広島戦より、
テレビで実況されている北京オリンピックの野球、星野ジャパン(日本）ＶＳキューバ戦に私の目も耳も興味も集中していた。(苦笑）

先発は日ハムのダルビッシュ。　日本のスタメンの３番には、なんと我がドラゴンズの
森野が。　ちょっと嬉しかった。（笑）
試合はキューバが先制し、日本が追いつくのを２度して２－２の同点から、
ついにダルビッシュも捉まり、リリーフのロッテ成瀬も打たれ２－４に。

日本の打撃陣では足を引きずりながらも3安打したソフトバンクの川崎の
健闘が目を引いた。　それと楽天の田中も。
19歳でありながら星野ジャパンに選ばれ、強豪キューバの打者にも
臆することなく見事な投げっぷりだった。
期待したドラゴンズの森野は送りバントはキッチリ決めて仕事はしたが、
ヒットを打てずちょっと残念。

それにしてもキューバの選手のバットの振りの鋭い事！
日本のプロ野球を見慣れた私の目からすれば、ちょっとしたカルチャーショック。
ダルビッシュや阪神の藤川の球でも、タイミング良くフルスイング。
そして打球の強さも日本人の打者と違って強くて鋭い。

日本の選手も打つのだが、打球の音や速さは一目瞭然で解るくらい
日本の打者の打球は鈍い感じだった。

やはり金メダル候補のキューバは強いなぁ～と。
特に私の目を引いたのは、キューバの背番号８８のベレ選手。
体は余り大きくないのだが、バットのスイングは物凄く早く、おまけに足も速い。
なんでも今年キューバの野球リーグでブレイクしたまだ若い選手らしい。
バレーボールでも感じたが、やはりキューバの選手の身体能力の高さには
驚かされる。

聞くところによると、共産主義国家キューバとしてはオリンピック開催国が、
前回、前々回のようにアテネ、シドニーといわゆる西側諸国の場合には、
オリンピックで派遣した野球選手がそのまま西側諸国への亡命の心配が
あるので、派遣する選手はまず亡命しそうにない選手を選ばざるを得ないのだが、
今回の北京オリンピックは中国（共産主義国家）ということもあり、
亡命の心配もなく、最強の野球選手をオリンピックに派遣できているらしい。
（これは週刊誌で読んだ情報だが。）

今は日本からもアメリカ大リーグに日本人の選手を送り込み、日本人メジャーリーガーもアメリカ大リーグで活躍をしている。
今日見たキューバの選手であれば、メジャーリーグのスカウトも欲しくて
堪らないという衝動に駆られても全然不思議でない。
以前、我がドラゴンズにはキューバ球界の至宝と言われたリナレス選手が
確か2年間くらいプレーした。　その後キューバのスポーツ大臣になったとか。
この時のドラゴンズへの契約も中日ドラゴンズへキューバと言う国が労働者を
派遣したというような扱い。
その時の友好関係を生かし、我がドラゴンズにまたキューバから今度は
活きのいい若手を派遣してくれないかなぁと、今日の星野ジャパンの試合とは
関係ないことを考えてしまった私。(苦笑）

負けた試合後、星野監督がインタビューに答えていたが、
やはり初戦キューバ戦の黒星発進は少し星野監督にも痛手だったみたいだ。
こういう国際試合は、使用球、球場の環境、審判の精度、審判の癖と
普段の日本国内での野球とは違いもありなかなか大変であるとも思う。
今日の試合でも、ストライクゾーンやハーフスイングのジャッジについて、
私も首をかしげた場面があった。

まぁ～　星野監督も”今日のことは事として、切り替えていく”と言っていたように
まずは明日の台湾戦に全力を尽くし勝つことだ。　ドラゴンズのチェン投手は
今日のオランダ戦に投げたので明日の日本戦には投げない。
（私としてはちょっと安心。）
それと韓国がアメリカに勝ったみたいだ。
キューバと韓国が一番手強い相手かな～？


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