(記事引用)
この週末、英国の公開オーディション番組『Britain's Got Talent』に、Susan Boyleさん(写真)が登場した。
クラシックな風貌に、緊張した面持ち。中年期の後半に入ったBoyleさんが、疑わしげなSimon Cowell氏[英国の有名プロデューサー]を始めとする審査員たちを前に自己紹介をしたとき、彼女をモニカ・ベルッチ[「イタリアの宝石」と呼ばれる女優]と見間違えた人は誰もいなかった。
その後でBoyleさんは、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の楽曲『I Dreamed a Dream』[日本語タイトルは『夢やぶれて』。歌詞はこちら]を歌い始めた。結果については、Cowell氏を完全にだまらせるという、多くの出場者が夢見ることをBoyleさんは成し遂げた、と言えばもう十分だろう(以下の動画)。
Boyleさんの登場は、一夜でスターを作り出し、一般人から国際的なサクセス・ストーリーを生み出すという、この種のテレビ番組が存在する理由の驚きの実例となった。2日とたたず、Boyle氏の映像が『YouTube』に次々とアップされ、ウェブ上のあちこちにファンサイトが誕生したのだ。[YouTube動画は数多いが、一番多いものは視聴数320万回を超える]
今のところ、レコーディング契約やテレビ出演の噂は出ていないが、Boyleさんが今度どのようになろうとも、彼女が最初の出だし部分を歌い始めた時のCowell氏の表情だけでも、料金を支払って見るだけの価値はあるだろう。
その番組のYouTubeは こちら ↓↓
BRITAINS GOT TALENT 2009 SUSAN BOYLE (SINGER) (HQ)
上のYouTubeは埋め込みが無効になっているので、
ここへリンク → YouTubeのこの動画があるURL
日本語字幕つきYouTubuは こちら ↓↓
大歓声! 47歳のスーザン.ボイル (日本語字幕つき) I Dreamed a Dream~Susan Boyle
[画像の説明によれば、Boyleさんは47歳無職。ファンサイトによれば。番組の歌う前の会話では、「今までの歌の経験は教会でのコーラスとカラオケのみ」「今までボーイフレンドがいたこともないしキスをしたこともない」と語り、「Elaine Paigeのようになりたい」と言って笑いをとっていた]
【熟年ドラキチ】
今、世界中からこのYouTubeサイトにアクセスし、私がアクセスした時にはもう
100万アクセスを突破していた。
これを見て、私は最初にステージに登場した時は、ちょっと小太りのどこにでも居る
イギリスの「おばさん」にしか見えなかったが、辛口審査員のSimon Cowell氏との
やりとりでは、思ったより堂々としていたのにはちょっと驚いた。
腰を振ってパフォーマンスをする所なんかは、本当に肝っ玉も据わっている感じで
感心するくらい。
でも、歌いだす前までは審査員も観客も皆、明らかに冷ややかにこのBoyleさんを
見守っていた。
ところが、歌を歌いだした途端、審査員も観客もその表情は一変!
歌の巧さに皆、呆気にとられ、そして段々とその歌に引き込まれ
もう見る見るうちに審査員もお客も、その表情は感動している表情に。
無職のBoyleさんであるらしいが、その業とらしく繕っていない「無作」の
振る舞いがまた良い。
そして審査員も観客も、偏見や事前の先入観に捉われることなく、
「良いものは良い」という素直なリアクションも素晴らしかった。
Boyleさんの歌声も素晴らしいが、審査員や観客の好意に満ちた感動の
表情や、スタンディングオベーションも一体となって、
このYouTubeを見た私の気持ちも、非常に清清しいものになった。
< 追 記 >
Gooニュースの加藤祐子さんが「ニュースな英語」というコラムで、このスーザン・
ボイルさんの事を書いていた。
さすがに、彼女の解説と薀蓄が加味されると、このスーザン・ボイルさんの
今回の「overnight sensation(一夜にして有名人)」的な出来事も、更に興味深く
楽しむことが出来る。
47歳素人の歌声に辛口審査員が呆然 実現させた「dream a dream」- ひまだね英語
(一部記事引用&紹介)
12歳からプロの歌手を夢見てきたボイルさん。本人が番組で語った言葉を引用すると、「結婚したこともないし(I've never been married)」「キスされたこともない(never been kissed)」。そして歌手になりたいという夢も、「チャンスが与えられなかった(I've never been given the chance)」ので、かなえられず。
こうして「I have never been+過去分詞(一度も○○されたことがない)」だらけの人生を送ってきたボイルさん。言うなれば「受動態」だらけだったのでしょう。その彼女が、「有意義な人生を送りなさい」と言って亡くなった母親への約束を実現しようと一念発起。「そこにいる観客を盛り上げてみせる(I'm going to make that audience rock)」と「能動態」な姿勢で乗り込んだのが、この番組だったわけです。
乗り込んだ先に待ち構えていたのは、皮肉な辛口で世界的に有名な審査員たち。年齢を聞かれて「47歳です」と答えた彼女に、皮肉な辛口で有名な審査員は辟易とした表情で目をぐるりと。英語で「rolled his eyes(目を上にぐるりと回す)」というこの表情は、欧米人特有の「あきれた」という、面と向かってやるにはとても失礼な表情です。もし欧米人の誰かにやられたことがあるとしたら、その人はあなたを前に「……あ〜あ」と表情で語っていたのです。
< 追 記 > 2 4月20日
今、テレビ朝日の報道ステーションを見ていたら、スーザン・ボイルさんの
この衝撃的なニュースを報道していた。
なんと今日現在までで、世界中の人々がこのスーザン・ボイルさんの
YouTubeの動画に5000万回アクセスしたそうだ。
もちろん私もその5000万回の内に入っている。(笑)
昨日のニュースでは、アメリカではCNNも取材したり、もう出演以来も
来ているらしい。
今日の報道ステーションでは、ボイルさんの自宅で取材が行われ、
近所の人達も、この急に起こったセンセーショナルな出来事に
近所の人達も「マスコミがクレージーだ」と迷惑そうに話す人や、
本当に地元からこんな素晴らしい歌声を持つ人が世界から注目されて
その歌声にも感動したと言う人も。
マスコミの取材に応えて、スーザンボイルさんは、
「人を見かけだけで判断・評価するものじゃない!」と
屈託無く言い放っていた。
内容があるスーザン・ボイルさんの口からこの言葉が出てくると
本当に説得力があるものだなぁ~~~。
人間、やっぱり、まず「内容が第一」と言う事なんですね。
世の中にはイロイロな ” オヤジ ”さんが、ブログを書いてますね~^^
本当にびっくりいたしました。
最初の審査員や客席の反応が、歌いだした途端に感動に包まれるようすは
観ていて、気分が爽快になるものでした。
「中日にもこんな気持ちにさせてくれる試合をして欲しい!」同感です!!!!
この1週間で世界中にすごい反響を起こしましたね。
この映像を見て以来、この一週間で私も
何回もスーザンさんの胸のすくYouTubeを私も何回も見てしまいました~~~。(笑)