今は「資格」流行である。
猫も杓子も「資格」である。
ただし、資格にも大きく分けて2種類ある。
国が認定している資格「運転免許とか医師の資格」などと、民間の団体が認定している資格「足つぼマッサージ師、書道、華道」などである。
そしてその中にも2種類に分かれる。
「お金になる資格」と「お金にはならない資格」である。
たいていの資格は「民間が認定していて、お金にならない資格」なのだ。
そしてその資格も2つに分かれる。
それは「その民間団体が儲かるしくみ」の資格と「認定したらそれ以上お金はかからない」資格だ。
これから書くことは、いまから2年前に私の彼女が巻き込まれた事件だ。
今から2年前に世間ではちょっとばかり騒がれた資格があった。
それは「野菜ソムリエ」。
正式名称は「ベジタブル アンド フルーツ マイスター」と言うらしい。
俳優の石田純一氏の彼女である長谷川理恵さんがこの資格をとったと言うことで一躍脚光を浴びた。
私の彼女ももともと野菜が好きということで、その講座に応募してはれてその資格を取得した。
約二ヶ月、14万円くらいのお金がかかった。
これだけだと、ハッピーエンドな話だが、実は続きがあったのだ。
彼女がこの資格を取得したあとで、その協会から一通の通知がきた。
要約すると
「この資格は2年ごとに書き換えが必要で、その都度何がしかのお金がいって講習も受けてください。(講習は別料金)」
とのこと。
これを読んで彼女が怒り出した。
「こんなの受ける前も、講義のときも、資格をもらったときも言われてないよ。」
興奮する彼女をなだめて、この協会からの文章を、募集要項からすべて見せてもらった。
たしかに、どこにも2年毎の更改や、その都度の講義のことは書いていない。
「ねえ、引っかかったんだよ、一種の詐欺に・・」
それはこういうことである。
資格を発行する協会にとって、お金を得る方法はいくつかあるのだが、一番長続きしてしっかりとした収入になるのが
「免許更新の手続き費用」
である。
一番わかりやすいのが、自動車免許だ。
皆さん、何年かに一回はお金を取られているはずだ。
これを国民の何割かがやっていると考えたら莫大な利権である。
交通安全協会がくれる、たくさんのパンフレットも莫大な利権だ。
資格を発行する「協会」は、この免許の更新をいかに多く回転させるかが、命綱なのだ。
こんなことを許してはいけないと思い、早速その本部に電話をした。
理事という人が電話に出てくれた。
はじめのうちは、
「その件は理事会にて決まったことなので、理事会にかけないと判断できない。」
の一点張りだったが、
私が言ったある一言で事態は急変、
「確かにそのことは資格者が資格取得後にこちらで勝手に決めたことです。私の判断で理事会に通すことなく、無いものといたします。」
何時間かかかったが、資格更新の費用や講義は無くなった。
もともとそんなものは必要なかったのだ。
私の言った一言?
それはここでは内緒です。
ぜひ、皆さんで考えてみてください。
コメントに書いてくれたら正解かどうかお答えします。
皆さんもこれからもいろいろな資格を取ろうと思ってるでしょう。
ぜひ、その前に判断してください。
「その資格で、飯がたべられるの? 仕事にとって有利になるの?」
この話には後日談があって、後日彼女にその協会から一通の通知がありました。
「ベジタブル アンド フルーツ マイスターに今よりも上の資格が二つできました。
ぜひそれもとりませんか?(それぞれの資格は2年ごとの更新があります。)」
敵もあっぱれである。
猫も杓子も「資格」である。
ただし、資格にも大きく分けて2種類ある。
国が認定している資格「運転免許とか医師の資格」などと、民間の団体が認定している資格「足つぼマッサージ師、書道、華道」などである。
そしてその中にも2種類に分かれる。
「お金になる資格」と「お金にはならない資格」である。
たいていの資格は「民間が認定していて、お金にならない資格」なのだ。
そしてその資格も2つに分かれる。
それは「その民間団体が儲かるしくみ」の資格と「認定したらそれ以上お金はかからない」資格だ。
これから書くことは、いまから2年前に私の彼女が巻き込まれた事件だ。
今から2年前に世間ではちょっとばかり騒がれた資格があった。
それは「野菜ソムリエ」。
正式名称は「ベジタブル アンド フルーツ マイスター」と言うらしい。
俳優の石田純一氏の彼女である長谷川理恵さんがこの資格をとったと言うことで一躍脚光を浴びた。
私の彼女ももともと野菜が好きということで、その講座に応募してはれてその資格を取得した。
約二ヶ月、14万円くらいのお金がかかった。
これだけだと、ハッピーエンドな話だが、実は続きがあったのだ。
彼女がこの資格を取得したあとで、その協会から一通の通知がきた。
要約すると
「この資格は2年ごとに書き換えが必要で、その都度何がしかのお金がいって講習も受けてください。(講習は別料金)」
とのこと。
これを読んで彼女が怒り出した。
「こんなの受ける前も、講義のときも、資格をもらったときも言われてないよ。」
興奮する彼女をなだめて、この協会からの文章を、募集要項からすべて見せてもらった。
たしかに、どこにも2年毎の更改や、その都度の講義のことは書いていない。
「ねえ、引っかかったんだよ、一種の詐欺に・・」
それはこういうことである。
資格を発行する協会にとって、お金を得る方法はいくつかあるのだが、一番長続きしてしっかりとした収入になるのが
「免許更新の手続き費用」
である。
一番わかりやすいのが、自動車免許だ。
皆さん、何年かに一回はお金を取られているはずだ。
これを国民の何割かがやっていると考えたら莫大な利権である。
交通安全協会がくれる、たくさんのパンフレットも莫大な利権だ。
資格を発行する「協会」は、この免許の更新をいかに多く回転させるかが、命綱なのだ。
こんなことを許してはいけないと思い、早速その本部に電話をした。
理事という人が電話に出てくれた。
はじめのうちは、
「その件は理事会にて決まったことなので、理事会にかけないと判断できない。」
の一点張りだったが、
私が言ったある一言で事態は急変、
「確かにそのことは資格者が資格取得後にこちらで勝手に決めたことです。私の判断で理事会に通すことなく、無いものといたします。」
何時間かかかったが、資格更新の費用や講義は無くなった。
もともとそんなものは必要なかったのだ。
私の言った一言?
それはここでは内緒です。
ぜひ、皆さんで考えてみてください。
コメントに書いてくれたら正解かどうかお答えします。
皆さんもこれからもいろいろな資格を取ろうと思ってるでしょう。
ぜひ、その前に判断してください。
「その資格で、飯がたべられるの? 仕事にとって有利になるの?」
この話には後日談があって、後日彼女にその協会から一通の通知がありました。
「ベジタブル アンド フルーツ マイスターに今よりも上の資格が二つできました。
ぜひそれもとりませんか?(それぞれの資格は2年ごとの更新があります。)」
敵もあっぱれである。