真夏の果実

今朝一番の電話
K料理長からだ

「朝早くから悪いね
枇杷がほしいんだ
値段はいくらでもよい
最高級のやつを
１２：３０食べごろだ
特別なお客様なんで
よろしく」

皇室の方がホテルに来る
昔から付き合いのある
F町のMさんへ電話する

「皇室のA様がみえるんで
最高のがほしいんだ
ハウスである？」

１２時１０分
まもなくホテル
が、その時・・・・・

「すみません、どちらまで？」
でたーーーーーーーーー
SPだ
しかも人数か多い

「調理関係です」
「中見せてもらえますか？」

きた

「だめだね！」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

SPの人数が増えるとそこに・・・
「何やってんですか
みんな待ってますよ！
デザートこなきゃ！」

支配人のSさんが来てくれた
「うちの人間ですからいいです」
スルーパス！

だって皇室献上の枇杷だもん
SPには見せられんわね
なんか囲まれるとさ

BGMが聞こえてくるんだよね
STONESの
STREET　FIGHTING　MANとかさ

こうして旬の果実は
A様のお食事となりました
ちなみに料理長はみずから
毒見役をかってでたので
僕も責任として食べました
これが・・・・・

「まいう！」

これ以外にも
隠元・蚕豆・さやえんどう
新じゃがなどが採用されましたね。

しかし緊張感のある仕事です

ふー

空模様が怪しいんでHさんの
農園へ早めに向かいました