読書感想文

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100万回生きたねこ

2008-03-16 15:31:08 | 読書感想文
100万回生きたねこ
佐野洋子:作・絵
講談社 1977 佐野洋子の絵本 1


100万回、死んで、また生き返るには、100万年じゃ足りないと思うのです。
だって、毎回毎回、1年で死んだ訳ではないでしょう。

猫ってそんなに寿命短くないですし、この猫、いつもそんなに短命だったようでもなさそうです。


それはそれとして…。
この本、うちの図書館にもあるのですが、なかなか子どもに薦めることができていません。


なんか…重い気がするんですよね。
まあ、自分できちんと読んだことすらなかったからなのかもしれないですけど…。

とりあえず「面白い本」とは少し違う気がします。
これはこれで、興味深い本、考えさせられる本ではあるのですが。

だけど、子どもたちがいつも求めているのは、「面白い本」一択。
この本を出してきても、「えーっ」って言われておしまいのような気がします。

それも、私が、きちんと薦めることができないからなんですけど。


それは、私が、まだこの本の内容をしっかり理解してないからなのかな。
それほど、一生懸命薦めたい本だとも思わないし。

うーん。



「そばに いても いいかい。」


関連リンク
Wikipedia 佐野洋子