米アイオワ州の女性を対象にした健康調査では、サプリを使用している人は健康的なライフスタイルを示す指標が高かったということですが・・・・これはどうもサプリを飲んでいる方と言うよりも、基本的に、サプリに関心がある人は、サプリを使用していない人よりも非喫煙者が多く、低脂肪食の割合が高く、運動量も多いことからくる可能性が高そうです。逆にサプリを使用した人の死亡リスクが使用しない人よりも高くなるケースが多数あったというのですから、これは、サプリを飲むより、健康的な生活を送るようしたほうがずっといいと思えます。つまり、結局は、サプリで補おうとすれば、不自然な摂取量になるということかもしれません。自然に摂ることのできない栄養素は、余計にとってもいいことはないのかもしれません。運動や食事制限で若返り老化対策を図るのが一番、理想的だということかもしれません。特に鉄分のサプリは総死亡リスクの上昇と強く、かつ用量依存的に結びついていたといいますから、鉄分は摂れば摂るほど死亡率が高まるということになるかも・・・げっこわ。それに対して、カルシウムのサプリは一貫して総死亡リスクの低下に結びついていたそうです。ただし、たくさん摂ればより効果的かどうかは分からないようです。結局、こういう者は統計をとってみて初めて見えてくるもので、その理由はよく分かりませんが・・・・あまり「何かをとったら良い」という、理論や理屈を鵜呑みにして、サプリ頼ったらいけないということでしょう。さらに、先日、ビタミンB12の摂取がもっとも多い人は、もっとも少なかった人に比べて、前立腺ガンになる確率が36%も高いとかいう話もありました。
同じビタミンBでもB6の方は、発ガンリスクが下がっていたようです。
同じビタミンBでもB6の方は、発ガンリスクが下がっていたようです。