自然を感じられる自転車専用道／Spring Water Corridor①

８月吉日、自然豊かな自転車専用道があると聞いて、走ってみることに。

“Spring Water Corridor”は、市中心部の東岸から出発して、ウィラメット川を右手に見ながら、市内南部の住宅地セルウッドへ。途中、“オークス・パーク”と呼ばれる、日本にもあるような屋外遊園地があったり、毎年鷺やタカなど１００種類の鳥が観測され、ビーバーなどが今でも生息する“Oaks Bottom Wildlife Refuge”と呼ばれる湿地帯（市の動植物保護区）が見えたり。

さらに自転車道は、セルウッドの街から川を離れ、鮭等が遡上する小川などをぬけて、東郊外の街グレシャムまで続く全長２０マイル（約３５キロ）。この道は、２０世紀初頭まで使用された鉄道跡を自転車道に転用したもので、ところどころ、地面の下から線路のレール部分が見え隠れしている。

ちなみに、“自転車にやさしい街”を市の活性化に活用しようと、市行政は、東に伸びるこの自転車道を、空港のある北側までつなげて、最終的には４０マイルの環状自転車道を整備する計画があるという。

自転車で自然を満喫出来るって、本当にゼイタクだなぁ。

※自転車道の出発点。入り口はセメント工場に面していてあまりロマンチックではないけれど、走り出すとすぐウィラメット川が開け、自転車と歩行者だけの空気のおいしい道が伸びている。