「晴耕雨読」

もしかするとこの世の幸せなんて
瞬くイルミネーションのようなものなのかも知れない…

『背中まで45分』

2005-01-30 09:49:19 | Weblog
出会いの場所はホテルのロビー、目と目があって挨拶は無く
夜が始まり、それが45分前

会話のために名前を聞いて、ありふれた名ですぐに忘れた
指が動いて、それが45分前

それから、寄り添い、二人で恋をし
長い廊下転がされて迷い込んだ、ホテルラウンジバー

二人で飲んだトロピカルシャワー、めまいのようにはじけてとんだ
歌も聞こえて、それが25分前

笑った後はけだるい気分、眠りませんか?僕の部屋でも
夢に向かった、それが15分前

二人で手をとり、ダンスをしながら出て行くのを見送るのは
誰もいない、ホテルラウンジショー

部屋に入れば、それがちょうど5分前

ドレスを脱いで抱き合う時に、背中の指が静かにはねた
それがちょうど、それがちょうど、今

背中まで45分・・・背中まで45分・・・
背中まで45分・・・背中まで45分・・・

3 コメント

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Unknown (Unknown)
2005-02-02 03:16:55
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はじめまして (イチ)
2005-07-20 19:14:20
この歌を清春がシングルで歌っており、とても素敵なので、ぜひオリジナルを聞きたいのですが、どのアルバムに入っているのでしょうか?

井上陽水さんですよね。
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私もこの歌大好きです。 (akiko)
2005-08-20 19:54:00
私も清春のCDで初めて聞きました。そしてすぐに陽水さんの歌だとわかりました。でも、微かな記憶でジュリー(沢田研二)が歌っていたような気がして、調べてみたら、やっぱりでした!でも、陽水さんの歌、聞きたいですよね。探してみましょう!!!
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