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Un visitante desde Filipina dia2-2

2016-04-21 15:12:29 | ホームステイ受け入れ
二日目の午前中は、尾花沢市の銀山温泉と徳良湖に車で出かけた。
尾花沢市に住む叔母の前情報で、まだ桜は2分咲きくらいだとのことだったが、ドライブしながら北に向かい、所々に咲いている桜を見るのもいいかと思った。

銀山温泉は確かにまだ寒く、雪が残っていて、桜の開花にはまだ時間が必要のようだった。今回久々に行ってみたけれど、銀の採掘跡はまだ閉鎖されていたし、この時期、残念ながらあまり引きつけらるものは見当たらなかった。

オススメの時期はやっぱり冬。山形でも豪雪地帯の尾花沢。もっさりとした雪が旅館の屋根を覆い、明かりで幻想的に見える風景だ。
特に雪を見たことが無い外国人にとっては、何も無い田舎で、突然現れるこの大正ロマンの情緒漂うこの風景はたまらないらしい。



銀山温泉温泉ももちろん魅力的だが、ずっとオススメしていた天童の公共温泉「ゆぴあ」に連れて行きたかったので、尾花沢で温泉に入るのはやめておいた。

お昼は、どうしても天童のお蕎麦やさんを紹介したかったので、銀山温泉を後にし、徳良湖を通って、天童に戻って来た。

山形のグルメといえば、ラーメン。全国一の消費量だ。お蕎麦さんでもラーメンがでるのは地元民には当たり前のことだ。
いろいろオススメはあるが今回は「一庵」というお蕎麦やさんに連れて行った。お昼時は、行列ができるくらいの安くて美味しいお店だ。ちなみに山形で行列を作ってまで待ってお店に入るのはかなり珍しい…。ならばなくても他にも選択肢があるから。
今回お昼時にちょうど当たってしまい、玄関で5分ほど待った。回転がいいので、行列ができていても、それほど長く待つ必要は無い。
彼は、二色板そば、私は赤味噌ラーメンを注文し、ラーメンはシェアした。


この蕎麦とラーメン、よっぽど気に入ったようで、日本語、英語、スペイン語で美味しさを表現していた。

次に向かったのは、天童温泉の「ゆぴあ」。大人300円で入れる公共の温泉だ。露天風呂がオススメで、英会話の授業でも話題に上っていたので、ここは外せなかった。日本通なので彼の場合温泉の入り方の説明は必要なかったが、初めての場合は、タオル浴槽に入れてはいけないなど、基本的な所は前もって説明した方がいいかもしれない。特に別々に入る場合は、どんなふうに入るのかわからないので。
ここにも満足しくれたようだった。

その後、家に戻り、一緒にカレーライスを作ることした。まず、近くのスーパーに歩いて行き、じゃがいもなどの食材を買った。
日本の家庭料理をいろいろ話しをしながら作る、教えるというのも、ホームステイならではのもてなし方かもしれない。
もちろん料理の得手、不得手はあるとは思うけれど。
今回は、カレーライスと前々日仕込んでおいた生地でナンを作った。



カレーを作った後は子ども達の学童、保育園のお迎えにも付き合ってもらった。子どもたちもとても嬉しそうだった。

ホームステイは子ども達にとっても、とてもいい刺激になる。

16歳、7歳と5歳の子どもたちは、最初は緊張気味だっだが、だんだん慣れてきて、英語と日本語で一生懸命話しかけていた。子どもたちが大好きでよく聴いているBruno MarsのTreasure やThe lazy song のビデオを一緒に見て踊ったりして遊んでもらっていた。
あまりに楽しくて、まだもっといてほしいと訴えていた。
子ども向けのレッスンもしたいという彼はうちの子ども達からも大人気のようだ。

東京には12時近くの夜行バスで帰った。朝食用にと焼きおにぎりと、朝焼いた米粉パン、無印のパスタソース、黒豆茶をお土産に渡した。
彼は満足そうに、必ずまた来るよと言って、東京に帰って行った。

久々のホームステイ受け入れが無事に終わった。

銀山温泉の説明や桜の起源を聞かれて上手く答えられなかったり、リサーチ不足の感があって、いろいろ反省点はあったけれど、画面上でしか知らなかった友人と、直に話しが出来て、楽しい時間を共有できたのは、本当に大きな収穫だった。

夜行バスのバス停に送って行く時に、次回来た時にどこに行こうかという話しになった。

来年が待ち遠しい。

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