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仮面ライダーヒビキ(響鬼) 第十一巻

2006年06月21日 00時31分05秒 | 仮面ライダー響鬼 nano
今回は、あきらタンがイブキちんの弟子を辞める決心して、明日夢と京介がヒビキさんの弟子になり、トドロキが再起不能、ザンキ再度変身という、最終回へ向けて物語が大きく動く、四十一之巻から四十四之巻までを収録。

一言で言うなら、「日曜の朝っぱらから全裸でお尻を出す男。その名はザンキ!!」収録の巻です。

うん、あの衝撃が一番だ。DVDでもそこで終わるし。

改めて見直してみて、恐らくこの辺りからスケジュール的には少し余裕が出て来て、取り敢えず収録して納品っていう状況からは解放されたんかなぁ。作品の質にやっと目を向けるようになってきたかなぁ、と。

でも低レベルであることは間違いはないんですけどね(お、今回も辛口風味だ)。

あきらが弟子を辞める回は結構良かったとは思うけど、細かいところの微調整が出来てないんで、結構デリケートで、今後の展開に影響する回なのに、純粋に楽しめないんですよね、なんかね。

余裕は出て来ているけど、これからどうするべっていう目標がないんで、最後までどう畳んでいくのかっていう部分での焦燥感が、画面を通じて出て来てしまっているような印象を受けました。

それは、制作側も役者側もそれぞれ持っているように思えました。特に主演の細川茂樹氏は敏感にそれを感じ取っていて、良い方向へと軌道修正しようと一人で悪戦苦闘しているようにも見えます。結果には残念ながら表れてはいないようですが。

細川茂樹氏を除いた制作側や役者さんは、皆自分のやるべきことをこなすだけで精一杯だったんじゃないかなぁと、少し時間が経って、前よりかは冷静に見ることが出来る状態になった自分としてはそう感じるところです。

それがまた細川茂樹氏自身が空回りしているかのような印象も抱いてしまうという、負のスパイラルになっちゃってたんかなぁ、と。

つくづく残念な作品だったかな。テレビシリーズの良さと、悪さと、難しさをミックスジュースにしちゃった感じですね。

てかさ、ザンキさんを主演にして映画化しようよ~(って何でそんな話になんねん)。

特典対談は、細川茂樹氏と下條アトム氏。なんか下條さんが独走してます。話のネタとかは雑誌インタブーとかで既出のものだったんで新鮮味はなかったんですけど、実際に話してられる映像を見ることが出来て十分満足出来る内容でした。

次はいよいよDVDでも最終巻です。最後の対談は、主演の細川茂樹氏と前半と最終回の三分間だけ主人公だった栩原楽人氏です。細川さんが言うには、一時間会話がなくても一緒に居られる関係だとか。響鬼の裏話も満載だとのことです。楽しみです。

DVDのパッケージの裏の出演者の欄で、みどりさん役の梅宮万紗子さんの名前がありますが、出てたっけ?


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