神様のレシピ

ロマンはどこだ
-Fly into the big blue sky-

【劇場版 SPEC天】

2012-05-25 20:48:59 | 新作 感想
【2012年 日本】
【上映時間 119分】
【監督 堤幸彦】
【出演 戸田恵梨香
/加瀬亮/伊藤淳史/栗山千明/三浦貴大/でんでん/浅野ゆう子/神木隆之介/椎名桔平/竜雷太】


-----------------------------------------------------------
警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策室係(通称ミショウ)の当麻紗綾と瀬文焚流は、洋上のクルーザーで複数のミイラ化した死体が発見された事件を調べていた。そこに死んだはずの一十一(ニノマエ・ジュウイチ)から、スペックホルダー抹殺計画を話し合う御前会議のメンバーを皆殺しにする映像が届けられる。スペックホルダー逮捕のため公安部特務選任部が組織され、当麻と瀬文、瀬文の昔の恋人・里子らがメンバーに選ばれ…。
-----------------------------------------------------------








スペックもいよいよ劇場版。

「映画化なんてぜってーしないからな」
戸田恵梨香の台詞から長いこと待った、待ちわびた。

先日放送された翔も、ばっちり見ております。


連ドラ、スペシャルドラマと様々なスペックホルダーが登場して、謎も残したスペック。

今回は、その謎解明な作品です???


ただ、それ以上に謎を残します。
あの男の正体。
あの人の生死。
エンディングでの光景に至るまでの背景。



起[癸]承[翔]転[天]結[欠]



欠はあるでしょうね。文字どおり欠けてしまわないように願います。


映画ですが、テレビの際には味わえなかった迫力、コメディ要素があります。

最初の頃はそのテンションについていけなかったんですが、底抜けに明るい作風、清々しいまでのナンセンスと、新たな魅力がありました。

そんな中で、バディとしてアツい絆で結ばれている当麻と瀬文。
スペックホルダーと普通の人との間で悩む当麻。
ちょっと、嫉妬してしまったり(*^^*)



関係性が構築されている分、楽しめる部分があります。


映像の面でも、ハイスピードカメラ、CGの多様など豪華さがありました。

まあ、必ずしもCGだから良いってもんじゃありませんが。



なんだかスペックに胡散臭さがないよね。
病を処方するとか、予言、念動力、憑依だとか、良い塩梅で胡散臭かったのだけど...。

病を処方するは、一番怖いスペックだけど、一番胡散臭い




だけど、伊藤淳史の銀だこって!!!!




これじゃあミュータントじゃん。
もう少し抑え気味でも良かったんじゃないかな。



戸田恵梨香の悩み葛藤する姿は感慨深いね。
翔を見ていたからこそ共感できる部分があったと思う。

加瀬亮のぶっ飛んだ演技も一見の価値あり。
真面目で堅物な瀬文というキャラクターの新しい一面が見られた気がします。



アクションの場面での男らしさはいつも通りでしたが...。

今後、気になる点は、怪しすぎる三浦貴大と渋すぎる竜雷太ですね。


評価
75点



にほんブログ村 映画ブログへにほんブログ村

映画 ブログランキングへ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿