DENPACHI'S BAR Q BLOG

Qの世界へようこそ。
連続体を離れ早幾千光年。この旅路の果てにはいったいなにがあるのでしょう?

スターシップ・トゥルーパーズ

2004-11-08 07:16:12 | 映像一般
スターシップ・トゥルーパーズ

ジェネオン エンタテインメント

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SF映画でございます。
昆虫型のエイリアンとの戦争のお話で、主人公の成長物語でもある。
ただ、この映画はもともとロバート・A・ハインライン著「宇宙の戦士」が原作。

で、この原作者は元々は士官生活を送っていた元軍人さん。
故にとにかく戦うことが美徳として描かれていて一歩間違えるとファシズムに走りそうなくらいの勢いです。

でもこの映画なんだか好きで、何度も見てしまった。

SFという視点からみると、人種・男女の差別・区別がない適材適所を一番とした社会。
軍に入隊した者は無条件で市民権を得られるという特権があったりする。

能力をフルに生かす社会になっているのがいい感じ。
面白かったのは白人男性の司令官がエイリアンを虫だと見くびって作戦を失敗してしまい甚大な被害をこうむった際、司令官が変わるんだけど新しい司令官は黒人女性だったりする。

肉体的な適正としては平均的に見ると男性の方が筋肉の発達は女性に勝るので戦争の際には前線に出るのが男性の方が多かったり、
またやはり平均的に見て非常時に精神的に強い女性が指揮官になるケースが多かったりと徹底的に一人材をいかに生かすかというシステムになっているみたい。

後はこの映画の中でのマスコミ報道・・・。
すごいですよー。
なにがって、軍隊に入るのが若者の務めだ!とか旧帝国日本軍みたいなノリがすごい。
ものすごく煽ってます。

単純で残念だなぁ~と思いながら気持ちいい感じなのが、相手の昆虫型エイリアンを全滅させるしか人類の生き残る術がないといきなり決め付けて戦争状態になってるというところ。

主人公リコなんかはエイリアンの隕石攻撃で故郷のブエノスアイレスを両親ごと吹き飛ばされているから、ひとつの種族を人間の生き残りたいという欲求だけで絶滅させてしまっていいのか?とか悩まずに「皆殺しにしてやる!!」とか叫んで、機動歩兵の英雄になっちゃったりしてるとこ。
戦争奨励してるみたい・・・。

今月この作品のPartⅡがDVDで発売されるとTVCMでやっていた。
まずはレンタルで見とこーっと。

http://www.h2.dion.ne.jp/~redbat/movie/02starship.html

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
みた (sit)
2004-11-08 14:38:32
げきじょうでみたっすよ、この映画

ビバリーヒルズ青春白書ってNHKのドラマに出てる人が多くってね、いろんな意味で楽しめるです。
返信する
Unknown (電八)
2004-11-08 15:33:23
ビバリーヒルズ青春白書って森田健作がナレーションのだっけ?
返信する
いや (sit)
2004-11-08 22:51:11
ちゃうと思うでござる



映画ですが

なんかかまきりのお化けみたいなのがたくさん出てきてすごい気持ち悪かったような・・・

まぁ私は原作とか特に知らなかったですがかなり面白かったっすよん
返信する
Unknown (電八)
2004-11-09 22:05:29
ちなみに映画では登場してないが原作はパワードスーツが初めて登場した作品です。なので、機動歩兵部隊(モビル・アーミー)なんですね。
返信する
Ⅱって (lip)
2004-11-11 02:07:35
確か9月頃に銀座で単館上映やってたの見てきたなぁ・・・

殆ど一場物で、虫もあんまりでないから、1のノリを期待すると拍子抜けですが、

同じ世界観の別物としてみればそれなりに楽しめます。
返信する

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