「いいとも」で米の特集をしていたので、昼時に米の話…
私の地元は、日本有数の米生産県です。。。その中でも、今ではだいぶ世の中に出回ってきていますが、「はえぬき」というブランド米を生産しています。。地元には「どまんなか」という米もあるのですが、こちらは関東のスーパーで見かけることは、無かったです。。
「はえぬき」は粒が大きく、あっさりしているので、食べやすいので大好きです
逆にコシヒカリなどは粘り気が強いので、しつこいような気がして僕はあまり好きではなかった。。。
新潟の皆さん、ごめんなさい。。
私の家も、昔は本格的にではないのですが米を作っていた記憶があります。。
日本中で米が不足してタイ米とか外国産米が輸入され、翌年米が有り余った年から「減反政策」という国家体制がとられ、農家は田んぼの面積を減らして米を作ってはいけないという通達で、昔に農豪(農家で莫大なお金を稼いでいた人たち)が多くいた地元も、どのときは減反で農家が多く苦しめられました。。
うちも減反政策により、田圃をつぶして畑に変えなければなりませんでした。。
田圃は一度潰してしまうと、元の田圃に戻すために約10年くらい田畑を耕して開拓しないと再生できないらしいので、本業の農家は本当に死活問題になるところも出たと思います。。そう考えると、昔の土地を開墾した人たちの、努力と根気よさに敬服してしまいます
ここで、「減反」の「反」=「田圃」を意味する。なんで?と思う人に対する雑学です
昔、秦の始皇帝の政策で、度量衡(はかりの単位を決めるために基準となる量器をを全国に配布した)を実施しました。。(世界史習った人は分かると思います)
日本でも、豊臣秀吉が太閤検地で、田畑の面積を測る際に単位を共通にしたり、体積の基準となる京枡(きょうます)を制定したということもあったと本で読みました。。
今では面積はa、haが用いられていますが、昔は歩(ぶ)、坪(つぼ)が使われていますね。。坪は、いまでも建物の敷地面積など名残が残って使われています
歩=坪=3.3…㎡の関係です。。
で、昔は坪(歩)を倍数で更に単位を作っていました。。
30坪(歩)=1畝(いっせ)=99㎡(約100㎡)。
10畝=1段(反)=約1000㎡(約10a)
田畑の基準として反(段)を使っていたことから、「反」=「田圃」となったのです。。
減反=1反を減らせ!ということになるのですが、面積は正方形の一辺が31.6…mとうい広さの、田圃を削れという意味になってしまうのです!!
結構大きい面積になるのです!
ついでに、「げげげの鬼太郎」の「いったんもめん」という妖怪は、「一反の面積がある木綿(布)」という妖怪になります。。
で、でかい!!