「ガラクタ捨てれば自分が見える」で変わる

少し前にある人のブログでこの本を知って今日読み始めた。

こんなに心に響く片付け本は初めて。
「片付けよう」と言う気持ちはあってもなかなか片付かない私は、片付け本をかなりの数読んでいる。
でもそれでも大きく変われたことがなかった。

今回は違う気がする。

まだ50ページほどしか読んでないけど私が怠惰であったことで周りを辛くしていたのだなって思えた。
散々家族から言われても聴く耳を持てなかったのにこの本のほんの数ページでこんなにも気持ちが変わっている。
忙しいと言ってものが溜まってはたまに片付ける。
完璧でなくいい加減。
すっきりしたい、シンプルでいたい、などと思うばかりで動かない。

今日帰ってきて最初に発した言葉
「今まで迷惑掛けてたなって気がついた。今日から変わるから」みたいなこと言ったらキョトンとされた。
「何にも迷惑なんかかかってないよ」と言ってたがそれはもう何年も前にあきらめてしまって今に至るのかも・・・
（家族は片付け上手）

まだ少ししか読んでないけどそれでも心に響いた言葉が数々ありました。

《本文より》

『・・・家に持ち帰って「とりあえずここに置いておこう」と思い、そのまま放置。時には何ヶ月も、何十年もしっくりこない場所に置き去りにされ、あなたはそれを見るたびに心のどこかで何とかしなきゃと思うのです。


「ガラクタ」に囲まれている人は、片付けるエネルギーはとてもないと言います。彼らは常に疲労感に悩まされているのです。実際のところ「ガラクタ」のまわりで滞ったエネルギーは人に疲労を与え、無気力にすると言う影響があります。・・・


「ガラクタ」をたくさん溜め込むと、あなたは全てのことを明日に延期するようになって行きます。「ガラクタ」の鬱積したエネルギーが、あなたを怠け者にするのです。


「ガラクタ」は家族間、ルームメイト、同僚の間で論争が起きる最大の原因です。あなたが膝まで「ガラクタ」に埋まって生活をしていると、周囲の人々があなたの迷惑になることはありませんが、あなたは確実に周囲に迷惑をかけています。


「ガラクタ」は・・・・いつも同じ場所でパターンにはまった生活を、毎日繰り返すようになってしまう・・』　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ガラクタ捨てれば自分が見える」より


本当はもっと良いことがいっぱい書いてあった。
「これ私だ」って思ったとこしか書かなかったので良さが伝わったかどうか・・・


表紙には風水とか書いてあったし、翻訳だしちょっと・・・と思ったのは大間違いだった。
翻訳の本はあまり好きじゃなかったのにこの本はすごく読みやすい。
田村明子さんの文章が読みやすいみたいです。

次は「人はなぜガラクタを溜めるのか」というとても興味深い章に入ります。

早く読みたい。