タイ人雇用調査ガイド

【タイ人雇用調査ガイド】

タイ国での企業経営について
内部統制におけるタイ人雇用調査の意義とリスク回避

1.タイの内部統制におけるリスク概念

あらかじめ起こり得るリスクを予測し、対応策をシミュレーションしておく。
1) リスクの洗い出し
2) リスクの分析・評価
3) リスクの対応策の立案と実行


2.タイ人雇用調査実施の目標

・ タイ人従業員の雇用および昇進の正当性、継続性を確保する。
・ タイ人の雇用、昇進の正当性確保、継続性維持についてシッカリとした裏付けが取れている証明。


3.タイ国での雇用調査の意義

・ タイ人従業員の雇用および昇進に関する規定の内容を把握し、信用情報をどのように入手し、雇用および昇進の意思決定に利用しているかを検討する。
・ タイ人の雇用および昇進に関わる基幹業務プロセスにおいて、どのステップでどのように利用されているか、また、その情報の更新状況について検討する。


4.タイ国でのリスク回避

・ タイ人従業員の雇用および昇進時、個人情報を十分に把握していないと、不適切な人物を雇用および昇進させてしまう可能性があります。
・ 個人情報を適切に把握していないと、社内不正を助長してしまう恐れがあります。


5.タイ人雇用調査

・ 主要従業員の雇用および昇進のすべてはリスク対象となる。

タイの調査会社 DATAMAX CO., LTD. の雇用調査で以下のリスクの分析・評価は可能です。

タイ人雇用リスクの洗い出し(→予測されるリスク)

・ 学歴、職歴などの過去の経歴の事実確認(→経歴詐称による不適切な人物の雇用および昇進をさせてしまう危険性)
・ 過去の犯罪歴、係争案件の確認(→不適切な人物の雇用および昇進をさせてしまう危険性)
・ 過去の職歴における労働組合活動(→労働組合活動に積極的な人物を雇用してしまう危険性)
・ 過去の職歴における退職事由、評判(→不適切な人物の雇用および昇進をさせてしまう危険性)
・ 現住所、自宅など生活状況確認(→虚偽情報の届出)
・ 同居人の確認(→虚偽情報の届出)


6.調査報告書の内容 -タイ人雇用調査-

・ 個人ID登録関係の公的裏付け
・ 過去の経歴における学歴、職歴
・ 過去の職歴における労働組合活動
・ 現住所と同居人
・ 家系・家族構成
・ 犯罪歴
・ 交友・背後関係
・ 提出書類の裏付け
・ その他


【写真】
タイの日系企業での事例。
このようなタイ人を Logistics Manager として採用した結果、
資産横領による具体的な金銭的被害、ルールが全く無視されるような、
社内の統制環境を整備することができない企業体質に陥った。
内部統制、統制環境という言葉は全く存在しない風土が3年で出来上がった。
末期は、会社という言葉では表現できない、荒れた中学校というイメージの団体であった。
校長先生、教頭先生ほか、各セクションの先生たちは、オロオロして無策のまま放置。
誰がこの Logistics Manager の首に鈴をつけるのか、誰かが、なんとかしてくれるんだろう、という他力本願的な思考で会社は腐敗した。


【工場腐敗チャート】

公式サイトから無料でご覧いただけます。


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工場腐敗チャート

DATAMAX CO., LTD. 公式サイト
http://www.datamax.co.th/pdf/Chart_Web.pdf


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