さんかくたちみみ まきおっぽ~♪

心無い飼主に裏切られ動物センターに収容されていた秋田犬の、新しい家族を探すお手伝いをしています!

小春の命日

2016-12-20 06:46:39 | レスキューボランティア

今日は小春ちゃんの命日。もう3年も経つ。

日付が変わって間もない20日の午前1時から2時の間に旅立った。

彼女に添い寝をしながら、私が前日の疲れからうたた寝をしている間に静かに。

穏やかな性格の小春らしい最期だった。

 

 

小春ちゃん・・・わずか10か月だったけど、ウチへ来て安らぎと幸せを感じてくれた?

俺は君と出会えてよかった。絶対忘れないよ。静かに偲ぼう。

 

 

 

 

 


推定年齢

2014-07-24 18:16:46 | レスキューボランティア

小春は収容されるまで、どこでどんな生活をしていたのだろう。
そして年齢は、動物センターで当初5~6歳だろうと判断されていた。

しかしその見当は大きく外れシニア期特有の病気が発症し、先住秋田犬を診ていただいている獣医によれば、「推定年齢10歳以上ではないだろうか」・・・・愕然とした。

楽しく歩いていた・・。


ある日突然・・・後肢がふらつくようになり、まもなく腰砕けて歩けなくなった・・。




こんな状況になっても辛い顔ひとつしない小春に、胸が痛む。
きっと放浪時から体調不良があったのだろう。でももしそこで歩けなくなってしまったら、娘は・・と、自らを犠牲にして気丈に振舞っていたんだと思う。小春の幸せを絶対に掴んで見せると、改めて誓った矢先の出来事だった。

気分転換できたかな?小春ちゃん。


おとまりデビュー~^^

2013-06-15 17:49:56 | レスキューボランティア

狂犬病予防注射接種が終わったので、待望の八ヶ岳へ行ってきた!
どこへいこうかな~とネットで検索しているときから旅が始まっていて、ワクワクする。
でもね・・最近の宿は小型犬主流。大型犬可も増えている一方で、同じ大型犬なのに”秋田犬”は「NG」てな宿が意外と多いのも事実。しかも小型犬と大型犬の料金体系に差を設けているのが不思議・・。
だからせっかくの小春ちゃんのおとまりデビューは、”あきたいぬ”を歓迎してくれる施設を利用することにした。

さてチェックインを済ませ散歩のあと、シャンプールームが併設されているので、混まないうちに全員洗う(秋田犬3連発は、ヒジョーに疲れる。こ、腰が・・^^;)

バスローブがとっても似合うよ~

レストランでもおとなしくしてました~^^ 保護時に比べて目がパッチリ!


立ち寄湯でもおとなしく待っててくれました!


楽しかったね!次はどこへ行こうか小春ちゃん^^

緊急募集!

2013-06-13 15:29:50 | レスキューボランティア
センターに収容されている秋田犬がいます。
飼主の一方的な理由により飼養放棄されたこの秋田犬。
会社敷地内で飼養されていましたが、ほぼ1日係留されたままの劣悪な環境でした。
散歩が十分に為されていない為かストレスがあるようで、落ち着きがありません。
しかしそれがために人に危害を加えるような感じでなく、基本的な性格自体はおとなしいとの判断はセンター職員と一致しています。よって譲渡対象になりました。
落ち着きがないためゆっくり身体を触ることができなかったのですが、歯もみせてくれましたし、尻尾やお尻を触っても怒ることはありませんでした。
預かりもしくは家族として迎えていただくには、落ち着きを取り戻す時間と深い愛情が必要です。
もし挙手をしていただける方がいらっしゃいましたら、何なりとお気軽にコメント欄よりご連絡をお待ちしてます。分かる範囲でご説明いたします。どうぞ、命をつなぐ糸を掴んでいただけましたら責任をもって仲立ちを致しますが、お届けの関係で首都圏にお住まいの方が希望です。

名前:なし
犬種:秋田犬
性別:メス
体重:推定24~6キロくらい
年齢:推定5~6歳くらい
色:虎毛(珍しい赤虎です)
不妊:不明
健康状態:良好


狂犬病予防接種

2013-06-10 17:19:44 | レスキューボランティア

腫瘍は良性、その後追加した検査でも異常なしだったので執刀医から、”これ以上問題としなくてよいでしょう”とお墨付きをもらったのは、とっても収穫だった。

4月にあった喀血騒ぎで延び延びなっていた狂犬病予防接種を5月18日にしてきた。
診察台に乗る小春はいたっておとなしく、先生は何の苦も無くあっという間に接種を完了・・これでドッグランやお泊り旅行にも行けるね!


毛母腫切除跡にも毛が生えてきた!


さぁ、散歩に行こう!

病理検査結果

2013-06-09 17:03:58 | レスキューボランティア

1週間後の病理検査結果が出るまで、毎日心配で憂鬱。気持ちが晴れない。
この間、嬉しいことに里親希望者が手を挙げて下さり、これらの事態を説明した上で了承を頂いたので話を進めることにした。
こんなに早く嫁入りか・・・!?

空咳はまだ出るものの、血が混じることがなくひとあんしん。
状態も落ち着いて、食欲もあるし散歩も大好き・・しかし結果が大いに気になる。

そして、待ちかねた検査結果は「形質細胞腫」だった。
咽頭部の奥、気道の狭い箇所にそれがあったので、術前に執刀医から「取りしろが取れないために腫瘍は全て取りきれないこともある」と言われていたが、幸い腫瘍との境界線がハッキリしており、きれいに全て取り切れたと聞き、気持ちが高揚してくる。
また肝心の腫瘍は”良性”であることも併せて説明を受けて、身体のチカラが抜けた。

執刀医の勧めもあり高カルシウムと尿タンパクの両検査を受けたが、いずれも異常なしとの所見で、この夜・・バリケンに入って休む小春を見守りながら、ひとり祝杯を挙げた(笑

そうそう。小春のお見合い・・小春のことをとっても思ってくださった希望者さまだったのですがタイミングがあわず、結局このあと動物センターへ収容された別のあきたいぬとの縁を優先し、小春とは1度も会うこともなく破談になった。
そのうちまた見つかるさ。小春ちゃん!!


ねぇねぇ小春ちゃん・・・お鼻近づけすぎでしょ?(笑

小春喀血!

2013-06-09 16:14:49 | レスキューボランティア

今年は3月は例年になく温暖だったようで、4月に入る前に桜が満開になってしまった。
毎年近所の桜並木にわんズを連れて行くのだが・・・。

月も改まってウキウキしていたら、突然小春の様子がおかしい。
空咳をするようになり、それに時々血が混じるようになった。
スグに病院に連れて行き検査をするが、原因不明のまま投薬し様子見。
そして1週間後の6日夕方、時々だった物が咳の回数も増えて、そのたびに血糊を含んだ吐血をするようになりあわてて病院へ直行した。

原因が分からず前回と同じ結果になるところ、念のため喉を診てみると小豆大の腫瘍が数個できており、そのうちのひとつが真っ赤に充血・破裂して咳とともに血が混じったと判明した。
2月に行った不妊手術時に全身麻酔は喉から送空管を通したはずらしいのだが、「もしこのとき発症していれば必ず見える大きさなので(そのときはなかったものが)、わずか2ヶ月の間にこれだけ肥大化したことを考えると緊急摘出したほうがよい」と診断され、その週の木曜日に前泊で緊急入院させ、同時に背中の毛母腫も切除することにした。

シートの肘あたりを染める喀血跡。このあとすぐ病院へ・・・


背中にある毛母腫。中心部にポチっと見える。


事前に見つかっていた毛母腫は”良性”と判断されていたので心配は無かったのだが、「もしかしたら術前に剃毛した部位は(北方種に多いのだが)毛が生えてこないかもしれない」と、とってもとっても心配してくださり、その配慮が嬉しかった。

ところで摘出に成功した腫瘍検体組織は、検査機関に送られた・・・心配。

小春のプロフィール

2013-06-09 14:36:57 | レスキューボランティア

 駆け足で小春の近況を紹介してますが、肝心の主要データです。

名前:小春(こはる)
犬種:秋田犬(赤)
性別:メス 
推定年齢:5歳~6歳
体重:27.1㎏(2/14現在)→31.5kg(6/8現在)※女の子にしては大きいほうです。
性格:温厚 柔和 人はもちろん他犬にも攻撃性全くなし
その他:先住犬(秋田犬オス2頭)とも問題なく過ごしています。散歩時当初、後から来る自転車や黒っぽい服装の人間や自動車を怖がったのですが、最近ではほぼそれらがなくなりました。また何回か連れて行った旅行の移動手段はクルマですが、酔うことはありませんでした。

 他犬に吠えられても、どこ吹く風状態でめったに吠えません(それをまだ3回しか聞いたことがありませんが、それは身体の不調を訴えたときのみ)。
留守番、ハウス及び室内トイレ出来ますが、環境が変わると失敗も考えられます。また食欲もあり健康状態は良好です。

 とは言え大型犬ですので強いリーダーシップと責任が取れ、中型犬以上の飼養経験があり小さな子供の居ない家庭で、できれば部屋飼いを希望します。

【引出後の医療行為】
・8種混合ワクチン接種
・フィラリア抗原検査 マイナス
・血球計算:異常なし(血液凝固検査含)
・生化学検査5項目
・駆虫及び検便 マイナス
・不妊手術
・歯石除去及び清掃
・マイクロチップ装着
・カンピロバクター駆除
・喀血のため血球計算 異常なし
・咽喉部ポリープ及び背中部毛母腫摘出切除手術


【注意事項・連絡事項】
・両耳ともマラセチア外耳炎につき、定期的な洗浄等が必要。

小春ちゃんの不妊オペ~。カエルの解剖みたい^^;


オペと歯石除去終了。まだ爆睡中だけどお腹のテープが痛々しい。


最近小春ちゃんはくつろぐとき、足を”く”の字に曲げます(笑



こんな小春ちゃんを、家族に迎えてみませんか?

おうちでまったり・・・

2013-06-04 18:22:15 | レスキューボランティア
慣れない場所は、ちょっと緊張^^


私のおうちはこのバリケン。まだ怖くて出たくないの。


ごはんもゆっくりと静かに食べられるのよ。おいしい^^


幸せになろうね・・!


1週間ほどするとバリケンを出た。リラックスする姿に・・・^^
 

さらに数日後。隔離していた部屋から自主的にリビングを探検しに来た・・・^^
 




少しづつ慣れていけばいいんだよ。皆君を大歓迎さ・・小春ちゃん^^

さんぽって楽しい~♪

2013-06-04 17:56:14 | レスキューボランティア

病院帰りの神社 自然としっぽがあがっちゃうのよね!

神社からの帰り道

・・どこだっけ?

近所の中華料理店前。ココのお姉さんが可愛がってくれるの

まっ、失礼ね!!

先住犬のオスが挨拶に来たわ!

隣が43キロもあるオスなの。でも優しいのよ♪

この子も先住犬。長毛種のオス。まだ1歳でヤンチャなおこちゃま。


あきたいぬが看板犬のハンバーグレストランに連れて行ってもらったの~。

我が家へ小春が来た!

2013-05-30 17:25:42 | レスキューボランティア
預かり我が家へ到着後、初シャンプー。
おとなしく洗わせてくれましたよ~♪

ベッピンさんでしょ?


シャンプーしてのち数日後、小春ちゃんは先住ワンズに先駆けて換毛期に突入し、その量たるやセーターが数枚編めるほど(笑
ハンディクリーナーの活躍はその後、GWが終わる頃まで続くのであった・・先住ワンズのそれは、スグに終わったと言うのに^^;

そして健康診断に行ってきたよ~

先生にもスタッフのお姉さんにも、「おとなしいねぇ」って褒められたの♪


もう終わり・・?>



診察の結果、お腹が少しゆるい程度で、小春はすこぶる健康でした・・ホッ。

少しの幸せでいい

2013-05-19 16:34:46 | レスキューボランティア
引出直後の小春


秋田犬の”小春”は昨年暮れ酷寒の中、親子と推定されるもう1頭と一緒に捕獲され、ある動物センターに収容されました。
それまでどこでどんな暮らしをして、なぜ遺棄されどのくらい放浪していたのかなど、事情はまったくわかりません。
突然過酷な状況に放り出された親子の娘はまぶたに問題があって視力が弱っており、文字通り彼女の”目”となり、寄り添い気遣いながらずっと行動を共にしていたようです。

・・寒かったでしょう。お腹が空いていたでしょう。辛かったでしょう。
そして怖かったでしょう・・。

でもこの親子は運を持っていて、新しい家族を探すことになりました。
厳しい冬がようやく終わりを告げる頃小さな春を感じるように、この秋田犬には小さくてもよい、少しでもよい、不幸な境遇を乗り越え病気や事故ではなく穏かに天寿を全うできる幸せを願い”小春(こはる)”と名づけました。

少しづつではありますが近況を伝えたいと考えていますので、
もし赤い糸を感じた方がいらっしゃいましたら、ご連絡をお待ちしてます。

心優しい母親犬小春ともども、どうぞよろしくお願いいたします!!


引出後バリケンに収まり・・すこし心配そう