Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

キズナ。

2013-05-26 18:47:57 | 競馬
【ダービー】キズナ戴冠!武豊ダービー5勝目(サンケイスポーツ) - goo ニュース

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26日の東京10Rで行われた第80回日本ダービー(東京優駿、3歳オープン、GI、芝2400メートル、18頭立て、1着賞金=2億円)は、武豊騎手騎乗の1番人気キズナ(牡、栗東・佐々木晶三厩舎)が豪快な追い込みを決めて優勝。武豊騎手はダービー5勝目で自身の持つダービー最多勝記録を更新した。タイムは2分24秒3(良)。

 鮮やかな勝利を決めたフィニッシュの直後、名手の左腕が小さく上がると、満場のファンから大歓声が上がる。名手と名馬のすばらしいレース。そのフィナーレを飾り、ファンを熱狂させたのは、1番人気のキズナに騎乗した天才・武豊とキズナのコンビだ。ウイニングランでも万雷の喝采。栄えある第80代日本ダービー馬の称号を手にしたのは、父ディープインパクトに続く父子制覇を飾ったこの人馬だった。

 レースはアポロソニックとサムソンズプライドの先行争いで幕を開けた。アポロが強気に主張してハナを切り、2頭が後続を離したが、向こう正面に入ったところで外からメイケイペガスターが一気に進出。なんと先頭まで並びかける。レース中盤では馬群がややゴチャつくシーンもあったが、3コーナーではキズナが外に持ち出して追撃態勢を整える。4コーナーを回るとアポロソニックが再び先頭を奪い返して粘り込みを図り、そこにペプチドアマゾンやロゴタイプも加わっての叩き合い。これを外からエピファネイアがかわしにかかるが、さらに外から襲いかかったのがキズナだった。馬の間を割って伸びてくると、エピファネイアに1完歩ずつ迫り、ゴール寸前で渾身のひと伸び。1/2馬身かわして、歓喜のゴールを駆け抜けた。

 2着が3番人気のエピファネイアで、2着から1馬身1/4差の3着に8番人気のアポロソニック。2番人気の皐月賞馬ロゴタイプは3着からハナ、ハナ差の5着に敗れている。

 キズナは、父ディープインパクト、母キャットクイル、母の父Storm Catという血統。北海道新冠町・ノースヒルズの生産で、前田晋二氏の所有馬。通算成績は7戦5勝。重賞はGIII毎日杯、GII京都新聞杯(ともに2013年)に次いで3勝目。佐々木晶三調教師はダービー初勝利、武豊騎手は98年スペシャルウィーク、99年アドマイヤベガ、02年タニノギムレット、05年ディープインパクトに次いで5勝目。

 キズナは半姉ファレノプシス(桜花賞などGI3勝)に続く姉弟クラシック制覇を果たした。3文字馬名のダービー制覇は1960年のコダマ以来、史上2頭目。ディープインパクト産駒のダービー制覇は昨年のディープブリランテに続き2年連続となった。また、同一騎手によるダービー父子制覇は史上初。

 武豊騎手は「本当にすばらしい馬ですね。何度勝っても本当にうれしいです。この馬の良さは分かっているつもりだったので、それを生かすことだけ考えていました。(道中の位置は)彼のポジションかな、と思っていたので、慌てないように自分に言い聞かせていました。彼の脚を使えるスペースを見つけるだけだと思っていました。ゴーサインを出した時の走りが彼の走りだったので、届かなければしようがないと思って、最後は馬に頑張ってくれという気持ちで追っていました。(ディープインパクトの子供でダービーを勝つことは)格別ですね。今年は、僕にとっても大きなダービーでしたから、勝ててすごくうれしいです。まずこのダービーが大きな目標だったし、キズナに携わるホースマンの夢をかなえてくれたので、これからは彼を世界ナンバーワンの馬にしたいと思います」と5度目のダービー制覇に酔いしれていた。

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今年で80回目を迎えた、東京優駿(私は、「日本ダービー」よりもこちらを好んでこのレースを呼んでいる)。

この記事に色々な事が結構詳しく書かれているので、私からあれこれ言うつもりはないけれど、今年のJRA主催のGIレースの中では、見ていて「面白い」レースは、このレースかなぁ…と思う。馬券の事は忘れて(的中はしている)、ゴール前の叩き合いは、正直痺れた。
キズナの血統背景もさることながら、8年前、同馬の父であるディープインパクトが優勝した8年前の2着馬・インティライミを管理していた佐々木 晶三 厩舎所属…というのも、何かの「絆」の様な気がするし、「昨日の敵は、今日の友」といったところかもしれない。

惜しくも2着に敗れたエピファネイアも、母が日米のオークス馬である名牝・シーザリオということも踏まえて、競馬が「血統のスポーツ」と呼ばれる所以が、じっくり味わえた内容だった。

久々に競馬のレースを見て、清々しさを味わった。明日からまた頑張る元気をもらった。

次週は、東京六大学野球春季リーグ戦の最終週。「華の早慶(慶早)戦」。
今日の東京優駿のキズナとエピファネイアのライバルの叩き合い同様、白熱した戦いを期待したい!。
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