踊り子の雑記

マンガ「ハヤテのごとく!」を中心に、読み物のレビューをつらつらと綴っております。

そういや、アシュノッドって女性なんだよね

2006-10-31 16:13:04 | 踊り子の雑記
と、MTGプレイヤーとMTGのファンにしか理解できないようなタイトルで始まる一週間ぶりの日記でした。

これで今月の日記はのべ10日分。つまり3日に一度は書いたことになるわけだ。何事も3日坊主のわちきにしては、かなりよくやったほうでしょう。うん、それだけは確かだ。

まあ、それはさておき、最近巷で話題になっている「みくしぃ」なるものにわちきも招待された。

個人的には「みくしぃ」っていうと日記かいたりリンク張ったりってところは殆どブログと変わらないんじゃねえか、と思ってしまうのですが。まあ、会員制みたいなところが特徴ではあるのでしょうが。

だからこのブログ以外に日記を持ってもねえ、ってかんじで、ちょっと複雑。正直、別の日記を2つ以上持っていても書くことなんてないだろうに。

いや、やってて普通に面白いのは確かなんですが、100%活用できるかっていうと創でもない気がってかんじなわけです。

そんなことを考えつつ、マンガを読みふける今日この頃

「MAGIC―URZA&MISHRA 」

今日のブログのタイトルの理由はこれだったり。ずいぶん昔に1話だけ読んだ作品だったのだが、小野敏洋が書いていると最近になって知り、購入してみることに。

小野敏洋(電撃! ピカチュウ)もそうだし、橋口たかし(超速スピナー)や上山道朗(ゾイド)もそうだが、一昔前のコロコロコミックには、作画もストーリーも非常に上手い作家さんがたくさんいたんですよね。その当時のコロコロ読者であった自分は、ある意味恵まれていた気がする。

前にあげた御三方はコロコロを離れた今でも有名な作品をたくさん出してるし。
橋口たかしが今も描いてる「焼きたて!! ジャぱん」なんてまさにそうだろうに。

コロコロコミックも惜しい人材を何人も手放したもんだ。もったいない。

で、話をもとのマンガに戻しまして。マンガそのもの内容としては、カードゲームとしてのマジックを知らない人でもそれなりに読めるのではなかろうか。

マジックを知っている人はというと、兄弟戦争の直前で話が終わってるから、逆にキリがいいというか。あるいは題名どおり、せめてウルザとミシュラの兄弟戦争の終結までは描いて欲しかったというか。
巻末に母親になってるカイラがあるところを見ると、小野さんもその辺までは描くつもりだったのかもしれんが……

まあ結局、これによりアシュノッドは女性だったのだと再確認したわけで。

余談ですが、作中に出てくる「ドラゴンエンジン」はマジックで実在のカードとしても収録されています。

そんなわけで、久々にマジック熱を帯びてきている今日この頃。実に3年ぶりくらいに、自分のデッキをいじくってみました。

でもって次


「こどものじかん」


もう「おめえロリコンだろ」といわれても言い逃れできないようなラインナップですかね。

ストーリーは確かにロリ一直線。しかしながら、話の各所で昨今の小学校教育に関するさまざまな問題点や、学校教師の多忙な様子を垣間見ることもできる。
ある意味では、最近ニュースの話題として事欠かない教育に関する問題にも一枚噛んでくれそうな一冊でもあった。

最近の小学校では家庭訪問が廃止されていく傾向にあるってのは、このマンガを読んで初めて知ったし。わちきが子どものころは中学でも家庭訪問があったのになー

まあそういう読み方もできるってわけで、作品はロリそのものです、はい。


そんなわけでマンガを読んでいるうちに、自分の大学の学祭は明日なのだと今頃気付いたこの人でした。

正直サークルでなにかやらないとなると、大学祭期間中に何もする気が起きないのですが……

うーん、廃人街道を一直線にすすんでるなあ、この人は。

ハルヒのDVD限定版が、アマゾンのユーズドでえらく値段つりあがってた気が。まあ「限定」ですからね

2006-10-25 18:53:16 | 踊り子の雑記
久しぶりに「アルトネリコ」の「ヒュムノスコンサート」を聞いてみる。

「アルトネリコ ヒュムノスコンサート サイド紅」

「アルトネリコ ヒュムノスコンサート サイド蒼」

ゲームはいろいろ話題がアレだったし、ガストが今でもいろいろドラマCDとか出しておりますが(そっちの方は購買意欲がいかんせん湧かない)、これに収録されてる曲は基本的にいいやつばっかだと思う。こうして断続的にではあるが、何べん聞いても飽きないってのはその証拠だろうかと。というか、ときどき聞いてみたくなる。そしてこれ書いてる現在もBGMとなっている。

ゲームに使われた楽曲で、自分がここまで長いことはまっているものも珍しい。

「星詠(ホシヨミ)」と「月奏(ツキカナデ)」という2つのCDからなるわけだがどちらもゲーム中では「ヒュムノス」と称されている詩曲がすげえ好き。

個人的なお気に入りは「星詠」に収録されている

「EXEC_CHRONICLE_KEY/.」(クロニクル・キー)と
「EXEC_PAJA/.#Misya extracting」(パージャ・ミシャ版)


加えて「月奏」に収録されている

「EXEC_LINCA/.」(リンカ)と
「EXEC_RE=NATION/.」(リ・ネイション)


といったところか。

こと「リ・ネイション」のサビの歌詞が、霜月はるか女史の歌声もあいまって、私的にすげえ気に入っている。これらの楽曲の中でも比較的明るい曲調のせいかもしれんが。

「留まらず行く鳥は 日向に直向かう

 溢るる光の中

 羽に希望の灯を纏いて


「命」「再生」を意味する詩曲で、その象徴として鳥を引き合いに出してきたあたりが見事というかなんというか。意味もなく朝日に向かって海を飛ぶ渡り鳥を連想しますなあ。そうそう、ちょうど映画の「ジュラシック・パーク」のラストシーンの渡り鳥みたいな。えらく叙情的ですが。

で、渡り鳥で思い出したが、ポール・ギャリコの「スノー・グース」のうち、表題作である「スノー・グース」のみを読み終わる。

「スノー・グース」

最近ラノベだの文芸書だのを読んでいたが、久しぶりに小中学校の国語の教科書にのっかりそうな純粋な「物語」ってのを読んだ気がする。ていうか、乗っけようよ。光村図書でも東京書籍でもいいから。すげえいい話だよ! むしろ子どもに読んでもらいたいよ!
最初から最後までとにかく物語が澄んでいるかんじ。結末で泣かなかった自分が「俺はもう、こういう心を持ち合わせていないのかも知れんなあ」とか思っちまいそうになる。

醜いが心優しい青年(中年かもしれんが……)と、無垢な少女との出会いとふれあい、みたいなベタな展開ですが、これが書かれたのが既に60年前ってことを考えると、むしろ先駆者のような気もしてくる。俺は文学史よく知らんから分からんけれど。そしてしっかり60年前にピッタリの時事ネタも利用してるし、物語の土台がしっかりしている。

うん、他の作品もヒマを見つけて少しずつ読んでいこう。いつか泣けると信じて(笑)

ちなみに、わちきが「スノーグース」を知ったのは、実のところとあるラノベが原因

「文学少女と死にたがりの道化」

物語の冒頭で、登場人物である文学少女こと天野遠子先輩が、ポール・ギャリコの「スノー・グース」を絶賛しながら「食べている」シーンがあったもので。

「食べている」の目的語が何なのかについては、原作をお読みいただくのが手っ取り早いので、ここでは省略。

以前ブログで取り上げた太宰治の「人間失格」を、ラノベのストーリーの骨格に持ってくるという、それまでのラノベではありえなかった「純文学とのタッチ」という手法がすげえ。野村美月氏、恐るべし。

同時に、当代のラノベ作家がこういった外国文学や純文学に精通しているところをみると、ラノベ作家にはラノベだけを読んでいては絶対になれない、ということがお分かりいただけると思う。

つまり、こういうことでしょう。

現在のラノベ作家の多くは、若い頃自分の周囲にラノベなんてものがない環境で育ってきたわけです。例えば「涼宮ハルヒ」シリーズを書いている谷川流さんの年齢は、既に30代の後半だと聞きました。となれば今から20年近く前に、図書館や本屋の書籍棚にはラノベがあったか?

んなわきゃあ、ありません。

じゃあこういう作家さんは子どものころから何を読んでいたかといえば、俗に文芸書と呼ばれるものからSF小説、ジュブナイル小説、外国文学、もしくはファンタジーやミステリ、ホラー、果ては純文学まで、それこそ面白いであろう「ラノベ以外の」小説を読んでいたわけでしょう。当たり前の話ですが。

で、そういった小説を読んできた作家さんが今「ラノベ」と呼ばれるものを書いている。ということはどういうことか……

すなわち、現存するライトノベルに肩を並べられるものを書こうとするのなら、それらを書いている作家さんが読んできたものに匹敵する質・量の文章を読まなければ、単純に考えても追いつくことはできない。

ということになりますな。

ひたすら本を読み、ひたすら本を書く……

作家さんって大変だなあ、と思う今日この頃。

そしてわちきは、これ書いてる間に「就職どうした?」と親父から電話かけられて戦々恐々の今日この頃。

……だめだこりゃ。

そして今回もタイトルは本文と何の関係もねえ。でも事実。
俺も限定版1巻を持ってるから、いつかヤフオクで儲けられるんじゃ、とか本気で考えてた。損だけ、もとい、そんだけ。

決意表明的な何か

2006-10-25 02:35:49 | 踊り子の雑記
以前就職活動の時に立ち寄った、携帯コンテンツ事業を中心としたベンチャー系のエンターテインメント企業の取締役の方が、こんなことを仰っていた。

20代のうちは、とにかくやりたいことをやっておくべきだ。

同時に、某大御所声優さん(某海賊アニメの主人公)は、どこぞでこんなことを仰っている。

結婚したりして、家庭を持ってしまうとなかなか身動きが取れなくなる。若くて自由なうちに、いろいろできることをしておいたほうがいい。

しかしながら、それはまた若いうちに放浪するようなリスクとも隣り合わせだったりするから問題もあるのだが……

夢を追うのにリスクはつき物だし、博打のようなものではある。
しかし、もしも博打に勝とうと思うのなら。
特に麻雀なんてそうだが、まず掛け金が無謀とならない程度の資金がバックボーンに存在すること。

加えて博打の中であっても、勝率を1パーセントでも上昇させる余地が存在するのなら、迷わず掴み取っていくこと。運に頼る前に、確定的な要素を全て掴んでおくべきであろう。

そんなことを、夢を追うか現実を見るかの狭間で考えていたこの人。

もしその気ならば、本気で親父に頭を下げて、長男の放蕩を認めてもらう必要がありそうだ。
ここ半年が、向こう10年のわちきの人生を決定付けることになりそう。というか確実になる。
ゆえに必死こいて安全稗を切り出す作業に腐心しているわけで……。

というわけで、やたらと抽象的な日記でした。
とりあえずは、売れるものは全部売って、自分の総資産を計上しようか。

ビニ弁の悲劇

2006-10-21 12:13:19 | 踊り子の雑記
学生寮をちょっと出た近くにはコンビニがあるんで、よく利用してるんですね。

で、そのコンビニで最近ハマっているのが、弁当の類よりも、酒のおつまみっぽい生鮮食品コーナー。

タコと明太子の和え物とか、イカの塩辛とか、まあ、そんな感じの一品モノです。

私は酒のつまみというよりは「飯の友」として食べるんですな。
まあ、当たり前といえば当たり前なんですが、日本酒は米から作られているわけで、酒と相性のいい食べ物は、基本的にご飯とも相性がいいのです。オクラ納豆なんかはその典型でしょうね。

そんなわけで度々飯の友を求めて、コンビニに行ったりしているのですが……

1:先日行ってみたら、いつも買っていたタコと明太子の和え物がなくなっていた。

2:仕方ないから代用品としてイカの塩辛を購入。美味しくいただきましたとも

3:しかし今日またそのコンビニに行ったら、そのイカの塩辛すらなくなっていた。

……私の大好きな「飯の友」がだんだんなくなっていってる気が……

それとも俺って、コンビニに嫌われてる!?

まあ、いずれにせよ効率よく手に入れるんだったらしっかりしたスーパーに行くとか、あるいは自分で作るとかした方がいいのは確かなんですがね。

ただ、私自身あんまり(というかほとんど)自炊をしないし、仮にしたとしても一人暮らしの大学生が一人分のご飯だけを作るっていうのは、正直効率があんまりよくない気がするんですよね。作り置きするメリットもあまりないし。

飯を炊いて味噌汁を作るくらいならやる気にもなりますが、おかずや惣菜の類になるとなあ……ロスが大きすぎる。

最大の要因は、親が勝手に買ってきた(責任転嫁ではあるが)冷蔵庫が小さすぎるっていうこと。
今後一人暮らしをする人に対して私ができる唯一のアドバイスは

冷蔵庫だけはデカイのを購入すること。

それも冷凍庫・野菜室があるのを選んでください。食材の効率のいい保管は、こと一人身にとっては本当に大事です。

まあ、なんだかんだ言いましたが、結局イカの塩辛がなかったので、今日は竹生姜の酢漬けを「飯の友」として購入。

これで今度行ったとき、生姜すら売られてなかったら……

本気で嫌われてるかもね。

ま、次回のコンビニ訪問を楽しみにしておきましょうか。

これから読みたい本をリストアップ

2006-10-19 13:01:57 | 踊り子の雑記
アマゾンで注文しすぎて(以下同文)なので、
とにかく、計画的に読んでいくためにも、当面読んでいくべき本を限定していきましょう。
ちゃんと決めておかないと、いや、決めておいてもこの人は予定通りに読まないかもしれんが……

まずはこれ
「人間失格」

いわずと知れた太宰治の最後の作品。この年になってこれを読んでいないのはもしかすると恥ずべきことかもしれないし、いつまでも本棚に眠らせておくわけにもいくまい。値段も安いし、何より薄手だし。

続いてこれ
「猫泥棒と木曜日のキッチン」

またも橋本紡の作品です。いつか紹介した「毛布お化けと金曜日の階段」に並ぶ橋本紡の曜日シリーズ。その2作目です
最初の方だけ読んだだけになっているので、早いとこ読んで、ケリをつけましょう。

それからこれも
「独白するユニバーサル横メルカトル」

作者については全然知らなかったのですが、綾辻行人をもって「すさまじき傑作集」といわしめ、京極夏彦をもって「癖になる」と言わしめる。怪奇・ミステリの短編集。
これは短編のうち最初の2編を読了したのだが……

やばい、やばすぎる

描写は非常にグロいので注意が必要なんですが、それでも「もう一度本を開きたい」と思わせる見えない力がある気がする。
うーん、こわいね。早く読んじゃいたい。

続きましてはこれ
「スノーグース」

最近、某ライトノベルをツテに知ることになった作品です。でもとてもいい作品だと評判なもので。まだ持っているわけではないので、アマゾンで注文して……

あれ、当初の目的と逆行してないか?

まあいいや、次いこう次。
「君たちはどう生きるか」

某所でライトノベル作家の山下卓が「作家を志すなら必読の書」とまで言った一冊だそうで。ていうか、わちきはこの本4年くらい前から持っている。というのも。

大学の教授(しかも学部が違う)に借りたっきり

というわけで……

なんか最後の2冊を読む経緯が、風車の本質を端的にあらわしてそうな気配がするんですが……

ま、それが俺の人生よ。(言い切っちゃったよ、この人)