厳冬の富士山撮影

　

稜線からの富士稜線からの富士山はあっても富士山主体の撮影は少なく、希望もあって昨年頃から天候を見て撮影に飛び出している。今回は北側の三つ峠や西川林道、西側側の富士宮市にかけて撮影してきた。山頂から5合目にかけての積雪もこの時期にしては少なめ、薄化粧程度の山稜が目立っていた。

雪山入門と写真教室

所属の我孫子登山倶楽部にて、毎年2月上旬には雪山入門山行を企画しているが,今年18回目となった。行先は八ヶ岳や北アルプス、今年は4名で北八ヶ岳の高見石小屋に宿泊して中山から天狗岳にかけての撮影が対象である。
ヤマテンの猪熊氏の予測通り、11日は快晴で賽ノ河原の樹氷もほどよく着いており、弱風の中での撮影教室に参加者も大満足であった。翌12日は一時的な曇の予測、それでも早朝5時に小屋を出発して中山展望台に向かったが、山頂付近ははトレースも完全に消えて視界も無い。烈風の中でルート探索にエネルギーを消費した。昼頃に渋ノ湯に下山してみると八ヶ岳全域が青空の下に輝いていた。八ヶ岳の天候はこういうものだが、それでも後ろ髪を引かれる思いを繰り返している。