Que sera,sera ~しゃべって・笑って・10番の一日~

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懐かしい遠出

2008-03-25 23:54:53 | おしゃべり日記
日曜日、私は室蘭に行ってきた。
目的は、コンサドーレの試合を見に行く為である。
13時キックオフのゲームであるから、朝9時に札幌を出発した。
3時間もあれば着くだろう…これが行程予定だった。

以前仕事で、千歳と苫小牧を5年間行き続けた。
その5年のうち、室蘭も2年間行き続けた。
室蘭を離れて、あれから2年が経とうしている。
2年ぶりに訪れる室蘭、そういう意味では「通い慣れた道」である。

ただ「通い慣れた」高速道路は通らず、全行程一般道路で行った。
疲れた、さすがに疲れた。
街並みを噛み締めるように見ながら走りたかったからであるが、
久しぶりの長旅には少々きつかったようだ。
こんなに遠かったかな…というのが、帰ってきてからの感想。
思えば、遠くに行っていたもんだ…。
予定は未定とばかりに、休憩なしでも3時間15分かかった。

勘が鈍っている。
それは観戦の勘も鈍っていた。何もかもが鈍っている。
そりゃ室蘭を離れて2年。観戦も2年ぶりである。
いつもボランティアで参戦しているおかげで、
こうしてチケットを買って席に座って見るのは本当に久しぶり。
試合前も試合中も、何だか落ち着かない。
試合とは別の、違うところに目がいっていて相手の先制点を見逃した…ってのは言わない約束。
危なく同点ゴールも見過ごすところだった。
これは「職業病」なのか??
ただ、逆転ゴールはとくと目に焼き付けた。

室蘭は何だかアットホームな競技場だ。
そばにある海や山々や風車が、そう感じさせるのかな。
勝負の地とは、ちょっと呼びにくい。
しかしここではマラドーナの奇跡のゴールや、
今や国の代表である今野くんのデビュー戦の地だったり、
2部への降格決定試合もここだった。
意外にドラマがある競技場である。
今回も、競技場の雰囲気とは真逆である「勝負の神様」が、
コンサドーレの逆転勝利をアシストしてくれた。
J1今季勝利と、滅多に見ない「後半の後半」での逆転。
いつも「後半の後半」で逆転される事はあっても、逆転する事はあまりない。
我々はもとより、室蘭のファンの皆さんも久しぶりのJ1勝利を味わった。

リーグ戦ではない、カップ戦だ。
ここで勝っても、やっぱりリーグ戦ありき。
リーグ戦で勝てなければ意味がない。
確かにその通り。
しかも、良い試合だったとは一概には言えない。
しかし、この勝ちは大きい。
チームにとって、小さいけれど大きな一歩だと思う。
この勝ちをきっかけに、リーグ戦につながればこの上ない。
引き分けた柏、この日勝った川崎とは、来月すぐにリーグ戦で当たる。
意味ある勝利だと、私は思っている。

DFの柴田くんがとても良かった。
使えると思う。
ノナトは正直もう厳しいと思う。
使えないと思う。
クライトンのマルチな才能に、これからの可能性を感じた。

気持ち良く、懐かしい室蘭を後にした。
またいつか!

そして帰り道に、初めて「室蘭名物」にありついたお話はまた次回。

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