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022:記号 (ねこちぐら)
語るごとまた寒々と辿りゆく記号論の迷路の深さ
022:記号 (zoe）（すりきれ)
アルファベットような記号の迷路のかべにいきおいあまって衝突
022：記号（智理北杜） (智理北杜)
元素記号「水兵リーベ僕の船」は苦い友情の記憶と共に...
022:記号（稚春） (青いキリンの番外編)
出鱈目に記号並べてあなたには伝わる筈って信じちゃってる
022：記号（西中眞二郎） (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
記号めく絵文字も混えしメール来て判らぬままに少し楽しき
022：記号 （西中眞二郎）（再投稿・送り仮名の訂正） (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
記号めく絵文字も混じえしメール来て判らぬままに少し楽しき
022:記号（船坂圭之介） (kei's anex room)
わが影を措けばそぐはぬ小庭辺の雄花かなしき春の記号か
022:記号（柴やん） (明日はきっといいことがある)
明日の夜の天気予報の記号見て明日の予定組みなおしおり
022:記号（みずき） (空)
某国の記号となりし一文字を明日なき闇が覆ふ それから
022:記号（ふしょー） (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
音と意を併せて使う日本語の記号文化の粋たる短歌
022:記号（此花壱悟） (此花帖)
ファゴットのごとき屁の音咎むればヘ音記号で空返事する
022:記号（畠山拓郎） (想いまっすぐに)
君からの携帯メールに戸惑えり記号の意味がさっぱり分からん
022：（はこべ） (梅の咲くころから)
五線譜にトーン記号が書けました孫から届く報告メール
022:記号（髭彦） (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
ひようおんの記号（きがう）にすぎぬみそひとのもじにこめゆくうたのこころを
022:記号（オガワ瑠璃） (ことばの調理 ～ レシピ100 ～)
皿の隅トマト三個をそっと乗せそれが貴方と私の記号
022:記号（五七調アトリエ雅亭） (題詠専用ブログ)
匠技記号と文字で作り出すアスキーアート知的なパズル
０２１:記号(惠無) (なんでもない一日)
忘れてた子供の頃のノートには解けない暗号 記号が踊る
０２２:記号(惠無)(再送・番号間違い） (なんでもない一日)
忘れてた子供の頃のノートには解けない暗号 記号が踊る
022：記号 （治視） (cherish！)
並んでる記号にメールを送るだけ 楽しい うれしい だから大好き
022：記号（坂本樹） (ひこうき雲)
くり返しあなたの空に浮かんではしずむさみしいさみしい記号
022:記号（白辺いづみ） (Iduming☆World)
会議前ト音記号を手の平に描いて飲み干すさあ、かかってこい
022:記号（新津康） (NOTHING WORKS)
会話だと思い込み、私たちは言葉という記号で会話する。...
022:記号（新津康） (NOTHING WORKS)
会話だと思い込み、私たちは言葉という記号で会話する。 ↓ 伝わると思い込み、私たちは言葉という記号で会話する。...
０２２：記号 （新井蜜） (暗黒星雲)
友人のお通夜の席に満ちあふれ我らを隔つ生死の記号
022:記号(愛観) (◆◇ひ と ひ ら こ と ば ◇◆ ～題詠100首と短歌詩～)
君という姿の記号 懐かしいけれど読めない文字に似ている
022:記号（原田 町） (カトレア日記)
そのむかし記号論など振りかざし煙にまきたる彼のひと何処
022:記号(フィジー) (逢えなくてもI Love You)
メモ帳に書かれてる文字他人には記号に見える二人の暗号
022:記号（よさ） (やわらかい螺旋)
オスメスの記号になれば簡単な話だ要は愛し合いたい
022:記号(yuko) (tankaの森)
「ありがとう」「いらっしゃいませ」マニュアルは記号となって漂えばよき
022:記号（春畑 茜） (アールグレイ日和)
さまざまの記号は浮かび沈みたり弥生の宵のスープをまへに
０２２：記号（はな） (はなことば)
キミノナの記号内容恋だろか愛しさだろか無限の概念
022:記号（本田鈴雨） (鈴雨日記)
「おいしい」の記号化である「ん！」という頷きを待つ 夜の食卓に
022:記号(小春川英夫) (さるさるパパ)
緑色の人が逃げ出す非常口 記号化されたエデンへの門
022:記号(青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
春霞桜霞の川野辺に ト音記号のソラの明るさ
022:記号 (お月様は許さない)
アマービレ ドルチェ ペザンテ アジタート モレンド 久美の演奏記号
022:記号（ドール） (花物語?)
落ち込んだ自分にぺたり貼り付けるソプラノ記号さあ出かけよう
022:記号（駒沢直） (題詠blog2007参加用。)
君はただ記号となってそこにある僕らの時代ひとつ終わって
022:記号 （香山凛志） (東京パピヨン)
恋人に嘘つく夕べ繰り返しト音記号をテーブルに書く
022記号（ダンディー） (はじめまして！)
ハイテクに三歩遅れて行く我に記号文字などお経のごとく
022:記号（萌香） (空の青さをみつめていても)
角ばった記号みたいに叫ぶからホントのとこは理解されない
022:記号（sera5625） (日曜日は猫になる)
あなたへの記号化できないこの想い もし倒れれば霧散するのか
022:記号（富田林薫） (カツオくんは永遠の小学生。)
おもいでは記号となって堅牢なしかくい箱のなかにとどまる
022:記号（暮夜 宴） (青い蝶)
豹の背に打った記号を順番に辿れば春の星座ができる
022:記号（野樹かずみ） (告げ忘れたこと)
○△▽→↑〒／記号好きの子とゆく記号あふれる街へ
022:記号（蓮野 唯） (万象の奇夜)
数学なんて大嫌いだったわ記号ばかりでちんぷんかんぷん
022:記号（新野みどり） (明日は明日の風が吹く)
記号論説いてた先生懐かしむ街を行き交う人眺めつつ
022:記号 (あしたのわたしは)
上へ上へと昇る感じる度にへ音記号からト音記号へ
022:記号（こはく） (プラシーボ)
っぱなしの記号を放てさもなくばプラスティックな群れにとびこめ
022:記号（田崎うに） (楽し気に落ちてゆく雪)
乾季には埋めた記号を辿りつつ水を旅するアフリカゾウは
22.記号(文月万里) (Kagerou つれづれ)
これ以上近寄らないで記号では会話は出来ない愛し合えない
022：記号（ぱぴこ） (テクテク)
面影を記号に変えて散らかった世界で君と鬼ごっこする
022:記号（きじとら猫） (きじとら小部屋)
見返しの元素記号をたどる午後 大事なひとのイニシャルに丸
022:記号（香-キョウ-） (Sky on Blue)
ボクらだけ そう ボクらにしか分からない 記号目指して 山道を行く
022:記号（pakari） (魔法文明)
戻りたい夢も希望も愛も死もすべて記号であった時代に
022:記号（帯一鐘信） (シンガー短歌ライター)
へその緒がトーン記号で病院に産声響き教会になる
022:記号(美山小助) (小助の和歌2007)
妻に言ふ 言葉は全て 記号だと 辞書をめくりし その手を休め
022:記号（橘 こよみ） (aglio-e-olio)
逡巡のト音記号が線の上野花をちらすちらす 世界よ
022:記号 （翔子） (花こみち)
踏み入れた巨大病院硝子貼り記号たよりに奥へ上へと
022：記号（野州） (易熱易冷～題詠ｂｌｏｇ編)
おまへもまたただの記号に過ぎないといへど悲しき五月の鷹
022:記号（夏実麦太朗） (麦太朗の鍛高短歌４)
暖かく眠たい午後の一限目記号めく文字ゆらぐ罫線
022:記号（小早川忠義） (ただよし)
名を書けば記号のひとつと決められつ芳名録とパーティー会場
022:記号（川内青泉） (青泉の部屋)
パソコンが何かの拍子で記号化す何だこれはと見とれているよ
022:記号(つきしろ) (あめふりぼし)
「ちらばった記号みたいね」スプーン印の砂糖をぶちまけた夜
022:記号（百田きりん） (きりんメモ)
新しい記号のように唇は横から見るとハートのかたち
022:記号（中村成志） (はいほー通信 短歌編)
チューバ譜のヘ音記号に目とヒゲを朱色で書き加えたの誰だ
022:記号（島田典彦） (ふるふる電力)
年明けのバックミラーの母さんはヘ音記号のように手をふる
022：記号（佐藤紀子） (pocoapoco)
無限大の記号を高き空に描（か）き白頭鷲が旋回をする
022:記号（五十嵐きよみ） (99本の薔薇の花束)
果樹園の記号をそっと書き入れる恋人と会う約束の日に
022:記号(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
ログアウトを示す記号をなかなかクリックできず夜は更けてゆく
022:記号（此夢彼方） (SpriteCrossRoad)
捨てられて記号と化した囁きは古い日記に隠しておこう
022：記号（＋イチゴ＋） (＋ イ チ ゴ ノ ウ タ ＋)
意味不明記号の羅列に苦笑い 君の戦場 場違いの僕
０２２：記号（素人屋） (素人屋雑貨店)
メロディーが生きますように添うようにヘ音記号で歌いますから
022:記号（nnote） (題詠blog2007,nnote)
「名字など記号に過ぎぬ」婚姻の朝にヤマザキナオミは消えた
022:記号（野良ゆうき） (野良犬的)
春のせいなのかどうでもよくなった 君が残した記号の意味も
022:記号 （紫月雲） (resume 1970-2007)
ひび割れた＜Venus de Milo＞愛されてト音記号の曲線となる
022:記号 (Gymnopedie)
過（よ）ぎるのはソシュールの述べた記号論 ケータイショーセツの語尾を見て
記号にと変換された沈黙の羊のどけきバーチャルの春 (すずめの詩)
022:記号 番号をふられ監視カメラの中で放牧されて贄にされる日を待つ羊達
022:記号 （すずめ） 修正再送 (すずめの詩)
記号にと変換された沈黙の羊のどけきバーチャルの春
022:記号（本田あや） (明晃晃)
君にとって女であろうとする意思を記号にしたうえでの桃色
022:記号（飛鳥川いるか） (しぐなすの短歌感電ノート)
妖精にからかはれてる気がします国際音声記号のによろによろ
022:記号（ハルジオン） (ハルジオン デイズ)
太陽に愛されて咲く立葵始まる夏の記号のように
022:記号（育葉） (言の葉の航路)
感情を記号化させた顔文字よ社交辞令のメールを飾れ
022:記号（夏瀬佐知子） (夏瀬佐知子の小説のつもり日記)
暗号のような記号を打つ指に手になりました どこまでゆこう
022:記号(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
今ならば書き残されたその線がたしかにト音記号とわかる
022:記号(ワンコ山田） (歩道を走る自転車のこども)
ト音記号書けない僕らにオルガンは猫踏んじゃったを連弾されて
022：記号（ももや ままこ） (★ＳＡＲＵ×３★)
11コ年下の子が話してる言葉が記号のように聞こえる
022:記号（吉浦玲子） ([湖]湖蓮日日（これんにちにち）)
明確な情動は見ゆおびただしき記号がならぶスパムメールに
022:記号（aruka） (外灯都市)
記号がとぎれ、うすくてもろい現実がくずれたあとにのこる青色
022:記号(Yosh) (☆生短歌☆)
役職という名の記号にしがみつき 臨終間際に振り落とされたる
022:記号（遠藤しなもん） (忘れちゃった。)
夢で 神様の教科書のぞいたらちゃんとあたしの記号があった
022：記号（花夢） (花夢)
この街の砂漠 のちのちゆくひとのためかなしみの記号をしるす
022:記号（おとくにすぎな） (すぎな野原をあるいてゆけば)
心音はきこえない距離めちゃくちゃな速度記号をノートにしるす
022：記号（橘みちよ） (夜間飛行)
歌はるる知らぬ言語は記号ならぬ音楽として耳にひびけり
022:記号（稲荷辺長太） (マシンガンスキップ アドリブマニュアル)
その人はトーン記号の書き順を間違ったまま大人になった
022:記号(寺田 ゆたか) ( “たまゆらのいのち”)
不可解な記号のやうなキリル文字 駅名読めず乗り過ごす旅
022:記号(あみー) (正直なたましい)
地の底でヘ音記号になっている いつかはばたくことを夢みて
０２２：記号（振戸りく） (夢のまた夢)
「はじめてのデートの前夜みたいに」という意味を持つ表情記号
022:記号 (佐原 岬) (memo)
馬鹿という記号よりきっと大切な、私を馬鹿と呼ぶあんたたち
022:記号(逢森凪) (みそじのみそひともじ(再))
君にしか読めぬ記号を隠し持ち私は行くよ 忘れて良いよ
022：記号（みち。） (幸福アレルギー。)
ぜったいに泣かない君の寝姿がなにかの記号のようでかなしい
022：記号（みゆ） (*** はなたんか ***)
人の手で雄しべと雌しべ記号化し 花咲き実となる夏の白桃
022:記号（笹井宏之） (【温帯空虚】)
五月某日、ト音記号のなりをしてあなたにほどかれにゆきました
022:記号（星桔梗） (風船がわれるまで ２)
記号だけ付け替えたらもうこの場所は二度とは戻って来られぬ事実
022：記号（なつみ） (chocoholic)
恋なんて幻の記号 やわらかいところでよんでる 幻の記号
022:記号 （里坂季夜） (コトノハオウコク)
美しいト音記号が描けたので音符のことは忘れてしまった
022:記号（カー・イーブン） (ほぼ31音)
砂塵嵐の天気記号を胸に刻む気象予報士は火星から来た
022:記号(サオリ) (その先は？)
右向きの矢印記号のその先に君がいるんだ。一方通行。
022:記号（ひわ） (十三夜)
膨大なデータの海にたゆたうて記号化できぬものでありたい
022:記号（市川周） (ミルミルを飲みながら)
凡例の－△－（三角頭巾）は未除霊の記号アパマンショップの場合
022:記号(わたつみいさな。) (乱切りくじら)
傷痕は記号化します君だけに不可解なことでありますように
022：記号（月原真幸） (さ か む け の ゆ び き り 。)
ぐるぐるとト音記号を書いたふり 途方に暮れたなんて言わない
022:記号（青山ジュンコ） (take it easy)
あなたからメールの返事来なくって待ちわびているハートの記号
022：記号(藤原 湾) (湾の創作の日々。)
黒板に 並ぶ記号の 羅列たち 学ぼうとせぬと 意味のないもの
022:記号（夢眠） (夢眠（ムーミン）∞日々綴り)
裏切られ這うように生きて見えてきた記号になったあなたの名前
022:記号(A.I) (Private Window)
春色の記号ぱらぱら咲いたので本に挟んで押し花にする
022:記号(長瀬大) (tantan31)
ライフ・イズ・アンビューティフル 数学は記号に満ちた世界じゃないか
022:記号（滝秋 邑嘉） (エンバラスド・クウェアティ)
がらくたの記号ばかりに悩まされ小指の意味が理解できない
022:記号（繭） (アブストラクトマイライフ別館)
肉・魚・穀・菜が抱きし元素記号は清くてそをわれ咀嚼し生くなど
022:記号 （さかいまみ） (恋するキモチ。)
凸凹が単なる記号でない証拠動くたび出る切なげな声
022:記号（みなと琳） (奇会都市)
うまく表せないのよ記号じゃぁわたしの複雑な思いなんて
022:記号（理宇） (±雑記蝶)
ひききては上手く踊れぬ僕の様 ヘ音記号がしかめ面をす
022:記号（佐倉すみ） (ありがとベティ)
道ばたの記号としての赤でさえ情熱的に感じる五月
022:記号 （詩月めぐ） (かじられちゃったお月様)
まるしかく、記号みたいな彼の国の言葉覚えるチョアハニカ
022：記号（霰） (徒花日記)
旋律にならない音を閉じ籠める ト音記号のねじまきのなか
022：記号（黄菜子） (月待ち人の窓辺)
記号Mの高速道路乗りゆけば海に切り立つ崖の真白に
022:記号（村本希理子） (きりころじっく２)
つぎつぎと記号化してゆく駅のひと非常出口が紛れてしまふ
022:記号(葉子) (三十一文字の声)
アセンブラ記号の羅列ゼロとイチ有無だけの世界無限に広がる
022:記号(兎六) (一人暮らしの日記)
三限の『記号論理』に使わない超個人的荷物の事情
022:記号（千） (Mille et une nuits)
さよならを記号となせる電波へと涙信号託したつもり
022:記号（宮田ふゆこ） (ソーダ・ファウンテン)
捧げたい歌があるのに完璧なト音記号を書けないでいる
022:記号(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
化学式記号ばかりの配列があの日の記憶甦らせたり
022：記号(ME1) (FILL mobile)
君心ピクトグラムで描く記号 想いのままにかたどるハート
022:記号(澁谷 波未子) (沈思黙考)
こっそりと付けた記号のその意味を 貴方だけには教えてあげる...
022:記号（田丸まひる） (ほおずり練習帳。)
あの歌は思い出さなきゃ 夕闇にト音記号を描き続ける
022:記号（小籠良夜） (《冥の逸脱》)
言の葉は記号と化せり北向きの寝屋の窓より放つつばくら
022：記号(小埜マコト) (カルアミルクを飲みながら)
君の名よ記号になって落ちてゆけ赤い皮の日記帳の中
022:記号(短歌製造機メカ麦3号) (短歌製造機blog)
僕だけが会話ができず裏表紙ト音記号をあなたにあげる（オペ：青木麦生）
022:記号(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
記号より答へを選ぶ生きやうにわたくしさへも形骸化せり
022:記号（きくこ） (きくこ)
読み難し記号もかくし人もまた苦難のすゑのふみと思へば
022:記号（やすまる） (やすまる)
愛はここ（記号としての着ぐるみの黄色い犬の鼻のきらめき）
022:記号（桑原憂太郎） (桑原憂太郎の短歌Blog)
記号には違ひないねとＬＤの生徒に新出漢字教へむ
022:記号（描町フ三ヲ） (水面走行)
呼び覚ます私の中にある低音ヘ音記号は胎児の形
022：記号 （砺波湊） (トナミミナト2007)
*:..。o☆o。..キラ*:・・゜o☆キラ..。o○と記号は流れネットにはありとあらゆる ネ 申 が溢れる
023:誰 (一人暮らしの日記)
誰にでも優しい人が悪口を言う日もあって甘い珈琲
022:記号（あおゆき） (メソトリウム)
出られない記号に満ちた部屋にいて欲する愛という名のアナログ
022:記号（プルタブ） (青いキリンの冒険記)
記号ほど正確なものはないというお前の愛の形を示せよ
022:記号（史之春風） (はちぶんめblog)
名前など記号の羅列ほんとうのわたしを示す秤はないのだ
022:記号(堀 はんな) (たん たん 短歌)
感情を記号に変えて携帯のメールで送る震える指で...
022:記号（里木ゆたか） (木犀の灯り)
君言いし言葉ひとつで転調すヘ音記号をひた走る恋
022:記号（睡蓮。） (睡蓮。の隠れ家ブログ)
その記号ひとつ入れると入れぬとで君との関係良くなることも？
022：記号 (今週の俺が俺が)
二年間読み違えてたその記号答えはそこにあったというのに
022:記号（椎名時慈） (タンカデカンタ)
新しい記号を作る その意味を知っているのはお前と俺だ
022:記号(ちえりー) (あんな話こんな話)
キャラットにカッコ文字が組み合わさり君のメールで記号が笑う
022:記号（癒々） (Romantic irony)
１対１対応の記号ではなくて僕らは何色にだってなれる
022:記号（牧野芝草） (四 阿 茶 寮)
鳩の足形ピースマークを標的の記号に選ぶ青い地球儀
022:記号（末松さくや） (旅人の空（待ち人の雪別館）)
足跡は五線譜の上 この曲の終止記号は誰も書けない
022:記号（桶田 沙美） (31Words Runner #011)
恋人という記号しかないのなら赤の他人でいる方がマシ
022：記号 （一夜） (短歌るＢｌｏｇ)
子供等の癖や性格見るにつけ これぞ我が子と表す記号
022：記号（うめさん） (今日のうた)
婚により記号のごとく替はる姓 姓名判断旧姓とくらぶ
022:記号（みにごん） (MINI'S LIFE blog)
秋は来ない来ないったら来ない記号どおりに動く中指
022:記号（滝音） (みそひともじの味噌スープ)
まだ慣れぬハ音記号はよろめいて先輩ビオラへ恋の始まり
022:記号(岡元らいら) (3＋1-題詠blog2007-)
もしきみを記号化したらどんなにかうつくしいそれになることだろう
022:記号（David Lam） (でたらめなうたどもよ！)
にちようびにクルマをじやぶじやぶ洗ひ乍らきみとふ記号も消し去らんと
022:記号（しろ） (星月夜)
アクセント記号で雨を言ひなほすアクセントなき田舎で生まれ
022:記号（園美） (ことひより)
伝えたい言葉はいつも宙ぶらり それでも伝える記号と私
022:記号(y*) (Perl Python)
故障するまで良い子だけれど泣きました記号化されているのにどうして？
022:記号（やや） (言の葉たち)
まだ言えぬごめんねがあり五線譜にヘ音記号を描き続ける
022:記号（みずすまし） (水紋)
返す歌 記号に代えた言の葉を 織り込み紡ぐ 君が思いを
022:記号（杉山理紀） (2007R57577)
さっきまで思えた事がぱらぱらな記号になって夜に散らかる ?
022:記号 （お気楽堂） (楽歌三昧)
ドアノブに空家の印ぶら下がり記号と化した表札の文字
022:記号（橋都まこと） (笑ってどこでもサヴァイヴァル)
英数字と記号とのみで表される数式たちの美（は）しき簡潔
022:記号 (その言葉の行方)
「さよなら」を記号で表す数式を解く旅に出る朝を迎える
022:記号（内田かおり） (題詠２００６深い海から)
いつのまに記号化される我なるか機械はカードに声で答える
022:記号（今泉洋子） (sironeko)
キイ押せば無数の記号流れ出し暫し華やぐパソコン画面
022:記号（大辻隆弘） (大辻隆弘 題詠１００首のために)
記号論かまびすかりし彼の夏のシャギーを入れたワンレンの髪
022:記号（水野彗星） (彗星不動産)
吹き抜ける微風のように爽やかなリストカットは愛の記号さ
022:記号（紫峯） (☆ ☆ 時空の扉 ☆)
マイナスの記号目につき詠わずに逃れて逃げて逃げまくりおり...
０２２：記号（紫歌） (歌つくろう)
恋文は記号でかはす契りなり薄桃色のエアメール受く
022：記号（miho） (短歌げいと)
記号なら僕を安心させるけど それだけじゃもう自分も見えない
022:記号（はせがわゆづ） (迷走ランドセル)
（泣きません）唱え続けてもうただの記号になったあなたの名前
022:記号(空色ぴりか) (題詠100首2007/空色ぴりか)
黒い服を着た人々が言い交わす記号としてのカナシイキモチ
022:記号（西岡ひとみ） (３６．７℃)
君のため 記号にすらも騙されたフリをしているセプテンバー
022:記号(*ビッケ*) (とっても短い今日の歌)
肩を組む僕らの腕はカッコ記号同類としてくくられている
022:記号（佐藤羽美） (hinautamemo)
異世界の記号のような雨粒に打たれ続ける村営団地
022:記号 (minto) (あすとろさいと)
肌寒き日のため用意の上着にはト音記号のブローチをさす
022:記号 (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
かたちよきト音記号を書く友の手書きの楽譜のAnnie Laurie
022:記号（近藤かすみ） (気まぐれ徒然かすみ草)
記号なべて暗号に見ゆる病ひにて解読係は長期の休暇
022:記号（西巻 真） (題詠100首のためのブログ)
記号短歌でいいんじゃないのピカピリキピカラピトペキ秋雨頻り
022:記号 ( 夜さり) (夕さり夜さり)
やまひ垂れがん垂れに似し√記号 この世の果てのカオスが満ちる
022:記号（K.Aiko） (「夢幻館」-別館-)
透明なト音記号がよこにたつ フジ子は 音を奏ではじめる
022:記号（瑞紀） (歌信風（かしんふう）)
激流に変わる記号として君の名前を胸にしるしおくなり
022:記号（animoy2） (I (愛)短歌)
肌寄せて解読をする もともとはふたり見知らぬ異国の記号
022:記号（里原志穂) (空の下で)
記号にも振り仮名つけて下さいねあなたのサイン分かりかねて
022:記号（宵月冴音） (新銀星亭～Nova Villa Argentee D'Etoile～)
記号論読みかけている春の暮れ（ソシュールよりも君が好きだよ）
022:記号(長谷川智) (烏のつぶやきα)
なにもかも粒子となって手元には記号化された恋愛話
022：記号 ( Popん？TANKA)
記号化された時代 憂鬱にねむりし親父レボリューション遥けく
022:記号（萩 はるか） (Betty's second Bar)
花言葉しらべひなげし母に買う記号化された感謝でごめん
022:記号（moco） (LyricHolic)
目の前に並べられた選択肢の記号を選ぶだけの毎日
022:記号（水野月人） (新月の夜に)
静けさに耐え兼ね膝を胸に抱きト音記号の形で眠る
022:記号（たか志） (象と空)
ケータイの灯りぼわっと寒い朝男の記号女の記号
022:記号（ひぐらしひなつ） (エデンの廃園)
薄い水胸にやさしく取り交わすすべてが記号となる冬の夜
022:記号（木下奏） (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
ランダムに並べられた記号からLOVEの四文字探し当てたい
022:記号 (冬の向日葵)
旧式の携帯のまま受信してあなたの愛は記号に変わる
022:記号（平岡ゆめ） (le petit cahier)
手帳では君は記号に置き換わり紫色で表されたり
022:記号（寒竹茄子夫） (鮎と銀杏)
岩壁の楔形記号のごとき創 登山家ひとり墜ちて凛たり
022:記号(フワコ) (きくとわたし)
年老いても可愛い私でありたいとト音記号のそつなきフォルム
０２２：記号（小野伊都子） ( cahier bleu)
キャラメルをあなたの前でばらまいて恋の記号を拾ってもらう
022:記号(浅葱) (空耳の森*番外地)
カラフルな記号だらけのハガキから彼の笑顔があふれ出ている
022：記号 (JEUX INTERDITS)
イコールと記号を入れて首捻る 好きと愛してる 本当に同じ？
022:記号（野田 薫） (COLORFUL∞PILE)
♂と♀の記号が踊る 性教育のビデオは無駄にポップだと思う
022:記号 (ねこちぐら)
語るごとまた寒々と辿りゆく記号論の迷路の深さ
022:記号 (zoe）（すりきれ)
アルファベットような記号の迷路のかべにいきおいあまって衝突
022：記号（智理北杜） (智理北杜)
元素記号「水兵リーベ僕の船」は苦い友情の記憶と共に...
022:記号（稚春） (青いキリンの番外編)
出鱈目に記号並べてあなたには伝わる筈って信じちゃってる
022：記号（西中眞二郎） (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
記号めく絵文字も混えしメール来て判らぬままに少し楽しき
022：記号 （西中眞二郎）（再投稿・送り仮名の訂正） (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
記号めく絵文字も混じえしメール来て判らぬままに少し楽しき
022:記号（船坂圭之介） (kei's anex room)
わが影を措けばそぐはぬ小庭辺の雄花かなしき春の記号か
022:記号（柴やん） (明日はきっといいことがある)
明日の夜の天気予報の記号見て明日の予定組みなおしおり
022:記号（みずき） (空)
某国の記号となりし一文字を明日なき闇が覆ふ それから
022:記号（ふしょー） (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
音と意を併せて使う日本語の記号文化の粋たる短歌
022:記号（此花壱悟） (此花帖)
ファゴットのごとき屁の音咎むればヘ音記号で空返事する
022:記号（畠山拓郎） (想いまっすぐに)
君からの携帯メールに戸惑えり記号の意味がさっぱり分からん
022：（はこべ） (梅の咲くころから)
五線譜にトーン記号が書けました孫から届く報告メール
022:記号（髭彦） (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
ひようおんの記号（きがう）にすぎぬみそひとのもじにこめゆくうたのこころを
022:記号（オガワ瑠璃） (ことばの調理 ～ レシピ100 ～)
皿の隅トマト三個をそっと乗せそれが貴方と私の記号
022:記号（五七調アトリエ雅亭） (題詠専用ブログ)
匠技記号と文字で作り出すアスキーアート知的なパズル
０２１:記号(惠無) (なんでもない一日)
忘れてた子供の頃のノートには解けない暗号 記号が踊る
０２２:記号(惠無)(再送・番号間違い） (なんでもない一日)
忘れてた子供の頃のノートには解けない暗号 記号が踊る
022：記号 （治視） (cherish！)
並んでる記号にメールを送るだけ 楽しい うれしい だから大好き
022：記号（坂本樹） (ひこうき雲)
くり返しあなたの空に浮かんではしずむさみしいさみしい記号
022:記号（白辺いづみ） (Iduming☆World)
会議前ト音記号を手の平に描いて飲み干すさあ、かかってこい
022:記号（新津康） (NOTHING WORKS)
会話だと思い込み、私たちは言葉という記号で会話する。...
022:記号（新津康） (NOTHING WORKS)
会話だと思い込み、私たちは言葉という記号で会話する。 ↓ 伝わると思い込み、私たちは言葉という記号で会話する。...
０２２：記号 （新井蜜） (暗黒星雲)
友人のお通夜の席に満ちあふれ我らを隔つ生死の記号
022:記号(愛観) (◆◇ひ と ひ ら こ と ば ◇◆ ～題詠100首と短歌詩～)
君という姿の記号 懐かしいけれど読めない文字に似ている
022:記号（原田 町） (カトレア日記)
そのむかし記号論など振りかざし煙にまきたる彼のひと何処
022:記号(フィジー) (逢えなくてもI Love You)
メモ帳に書かれてる文字他人には記号に見える二人の暗号
022:記号（よさ） (やわらかい螺旋)
オスメスの記号になれば簡単な話だ要は愛し合いたい
022:記号(yuko) (tankaの森)
「ありがとう」「いらっしゃいませ」マニュアルは記号となって漂えばよき
022:記号（春畑 茜） (アールグレイ日和)
さまざまの記号は浮かび沈みたり弥生の宵のスープをまへに
０２２：記号（はな） (はなことば)
キミノナの記号内容恋だろか愛しさだろか無限の概念
022:記号（本田鈴雨） (鈴雨日記)
「おいしい」の記号化である「ん！」という頷きを待つ 夜の食卓に
022:記号(小春川英夫) (さるさるパパ)
緑色の人が逃げ出す非常口 記号化されたエデンへの門
022:記号(青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
春霞桜霞の川野辺に ト音記号のソラの明るさ
022:記号 (お月様は許さない)
アマービレ ドルチェ ペザンテ アジタート モレンド 久美の演奏記号
022:記号（ドール） (花物語?)
落ち込んだ自分にぺたり貼り付けるソプラノ記号さあ出かけよう
022:記号（駒沢直） (題詠blog2007参加用。)
君はただ記号となってそこにある僕らの時代ひとつ終わって
022:記号 （香山凛志） (東京パピヨン)
恋人に嘘つく夕べ繰り返しト音記号をテーブルに書く
022記号（ダンディー） (はじめまして！)
ハイテクに三歩遅れて行く我に記号文字などお経のごとく
022:記号（萌香） (空の青さをみつめていても)
角ばった記号みたいに叫ぶからホントのとこは理解されない
022:記号（sera5625） (日曜日は猫になる)
あなたへの記号化できないこの想い もし倒れれば霧散するのか
022:記号（富田林薫） (カツオくんは永遠の小学生。)
おもいでは記号となって堅牢なしかくい箱のなかにとどまる
022:記号（暮夜 宴） (青い蝶)
豹の背に打った記号を順番に辿れば春の星座ができる
022:記号（野樹かずみ） (告げ忘れたこと)
○△▽→↑〒／記号好きの子とゆく記号あふれる街へ
022:記号（蓮野 唯） (万象の奇夜)
数学なんて大嫌いだったわ記号ばかりでちんぷんかんぷん
022:記号（新野みどり） (明日は明日の風が吹く)
記号論説いてた先生懐かしむ街を行き交う人眺めつつ
022:記号 (あしたのわたしは)
上へ上へと昇る感じる度にへ音記号からト音記号へ
022:記号（こはく） (プラシーボ)
っぱなしの記号を放てさもなくばプラスティックな群れにとびこめ
022:記号（田崎うに） (楽し気に落ちてゆく雪)
乾季には埋めた記号を辿りつつ水を旅するアフリカゾウは
22.記号(文月万里) (Kagerou つれづれ)
これ以上近寄らないで記号では会話は出来ない愛し合えない
022：記号（ぱぴこ） (テクテク)
面影を記号に変えて散らかった世界で君と鬼ごっこする
022:記号（きじとら猫） (きじとら小部屋)
見返しの元素記号をたどる午後 大事なひとのイニシャルに丸
022:記号（香-キョウ-） (Sky on Blue)
ボクらだけ そう ボクらにしか分からない 記号目指して 山道を行く
022:記号（pakari） (魔法文明)
戻りたい夢も希望も愛も死もすべて記号であった時代に
022:記号（帯一鐘信） (シンガー短歌ライター)
へその緒がトーン記号で病院に産声響き教会になる
022:記号(美山小助) (小助の和歌2007)
妻に言ふ 言葉は全て 記号だと 辞書をめくりし その手を休め
022:記号（橘 こよみ） (aglio-e-olio)
逡巡のト音記号が線の上野花をちらすちらす 世界よ
022:記号 （翔子） (花こみち)
踏み入れた巨大病院硝子貼り記号たよりに奥へ上へと
022：記号（野州） (易熱易冷～題詠ｂｌｏｇ編)
おまへもまたただの記号に過ぎないといへど悲しき五月の鷹
022:記号（夏実麦太朗） (麦太朗の鍛高短歌４)
暖かく眠たい午後の一限目記号めく文字ゆらぐ罫線
022:記号（小早川忠義） (ただよし)
名を書けば記号のひとつと決められつ芳名録とパーティー会場
022:記号（川内青泉） (青泉の部屋)
パソコンが何かの拍子で記号化す何だこれはと見とれているよ
022:記号(つきしろ) (あめふりぼし)
「ちらばった記号みたいね」スプーン印の砂糖をぶちまけた夜
022:記号（百田きりん） (きりんメモ)
新しい記号のように唇は横から見るとハートのかたち
022:記号（中村成志） (はいほー通信 短歌編)
チューバ譜のヘ音記号に目とヒゲを朱色で書き加えたの誰だ
022:記号（島田典彦） (ふるふる電力)
年明けのバックミラーの母さんはヘ音記号のように手をふる
022：記号（佐藤紀子） (pocoapoco)
無限大の記号を高き空に描（か）き白頭鷲が旋回をする
022:記号（五十嵐きよみ） (99本の薔薇の花束)
果樹園の記号をそっと書き入れる恋人と会う約束の日に
022:記号(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
ログアウトを示す記号をなかなかクリックできず夜は更けてゆく
022:記号（此夢彼方） (SpriteCrossRoad)
捨てられて記号と化した囁きは古い日記に隠しておこう
022：記号（＋イチゴ＋） (＋ イ チ ゴ ノ ウ タ ＋)
意味不明記号の羅列に苦笑い 君の戦場 場違いの僕
０２２：記号（素人屋） (素人屋雑貨店)
メロディーが生きますように添うようにヘ音記号で歌いますから
022:記号（nnote） (題詠blog2007,nnote)
「名字など記号に過ぎぬ」婚姻の朝にヤマザキナオミは消えた
022:記号（野良ゆうき） (野良犬的)
春のせいなのかどうでもよくなった 君が残した記号の意味も
022:記号 （紫月雲） (resume 1970-2007)
ひび割れた＜Venus de Milo＞愛されてト音記号の曲線となる
022:記号 (Gymnopedie)
過（よ）ぎるのはソシュールの述べた記号論 ケータイショーセツの語尾を見て
記号にと変換された沈黙の羊のどけきバーチャルの春 (すずめの詩)
022:記号 番号をふられ監視カメラの中で放牧されて贄にされる日を待つ羊達
022:記号 （すずめ） 修正再送 (すずめの詩)
記号にと変換された沈黙の羊のどけきバーチャルの春
022:記号（本田あや） (明晃晃)
君にとって女であろうとする意思を記号にしたうえでの桃色
022:記号（飛鳥川いるか） (しぐなすの短歌感電ノート)
妖精にからかはれてる気がします国際音声記号のによろによろ
022:記号（ハルジオン） (ハルジオン デイズ)
太陽に愛されて咲く立葵始まる夏の記号のように
022:記号（育葉） (言の葉の航路)
感情を記号化させた顔文字よ社交辞令のメールを飾れ
022:記号（夏瀬佐知子） (夏瀬佐知子の小説のつもり日記)
暗号のような記号を打つ指に手になりました どこまでゆこう
022:記号(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
今ならば書き残されたその線がたしかにト音記号とわかる
022:記号(ワンコ山田） (歩道を走る自転車のこども)
ト音記号書けない僕らにオルガンは猫踏んじゃったを連弾されて
022：記号（ももや ままこ） (★ＳＡＲＵ×３★)
11コ年下の子が話してる言葉が記号のように聞こえる
022:記号（吉浦玲子） ([湖]湖蓮日日（これんにちにち）)
明確な情動は見ゆおびただしき記号がならぶスパムメールに
022:記号（aruka） (外灯都市)
記号がとぎれ、うすくてもろい現実がくずれたあとにのこる青色
022:記号(Yosh) (☆生短歌☆)
役職という名の記号にしがみつき 臨終間際に振り落とされたる
022:記号（遠藤しなもん） (忘れちゃった。)
夢で 神様の教科書のぞいたらちゃんとあたしの記号があった
022：記号（花夢） (花夢)
この街の砂漠 のちのちゆくひとのためかなしみの記号をしるす
022:記号（おとくにすぎな） (すぎな野原をあるいてゆけば)
心音はきこえない距離めちゃくちゃな速度記号をノートにしるす
022：記号（橘みちよ） (夜間飛行)
歌はるる知らぬ言語は記号ならぬ音楽として耳にひびけり
022:記号（稲荷辺長太） (マシンガンスキップ アドリブマニュアル)
その人はトーン記号の書き順を間違ったまま大人になった
022:記号(寺田 ゆたか) ( “たまゆらのいのち”)
不可解な記号のやうなキリル文字 駅名読めず乗り過ごす旅
022:記号(あみー) (正直なたましい)
地の底でヘ音記号になっている いつかはばたくことを夢みて
０２２：記号（振戸りく） (夢のまた夢)
「はじめてのデートの前夜みたいに」という意味を持つ表情記号
022:記号 (佐原 岬) (memo)
馬鹿という記号よりきっと大切な、私を馬鹿と呼ぶあんたたち
022:記号(逢森凪) (みそじのみそひともじ(再))
君にしか読めぬ記号を隠し持ち私は行くよ 忘れて良いよ
022：記号（みち。） (幸福アレルギー。)
ぜったいに泣かない君の寝姿がなにかの記号のようでかなしい
022：記号（みゆ） (*** はなたんか ***)
人の手で雄しべと雌しべ記号化し 花咲き実となる夏の白桃
022:記号（笹井宏之） (【温帯空虚】)
五月某日、ト音記号のなりをしてあなたにほどかれにゆきました
022:記号（星桔梗） (風船がわれるまで ２)
記号だけ付け替えたらもうこの場所は二度とは戻って来られぬ事実
022：記号（なつみ） (chocoholic)
恋なんて幻の記号 やわらかいところでよんでる 幻の記号
022:記号 （里坂季夜） (コトノハオウコク)
美しいト音記号が描けたので音符のことは忘れてしまった
022:記号（カー・イーブン） (ほぼ31音)
砂塵嵐の天気記号を胸に刻む気象予報士は火星から来た
022:記号(サオリ) (その先は？)
右向きの矢印記号のその先に君がいるんだ。一方通行。
022:記号（ひわ） (十三夜)
膨大なデータの海にたゆたうて記号化できぬものでありたい
022:記号（市川周） (ミルミルを飲みながら)
凡例の－△－（三角頭巾）は未除霊の記号アパマンショップの場合
022:記号(わたつみいさな。) (乱切りくじら)
傷痕は記号化します君だけに不可解なことでありますように
022：記号（月原真幸） (さ か む け の ゆ び き り 。)
ぐるぐるとト音記号を書いたふり 途方に暮れたなんて言わない
022:記号（青山ジュンコ） (take it easy)
あなたからメールの返事来なくって待ちわびているハートの記号
022：記号(藤原 湾) (湾の創作の日々。)
黒板に 並ぶ記号の 羅列たち 学ぼうとせぬと 意味のないもの
022:記号（夢眠） (夢眠（ムーミン）∞日々綴り)
裏切られ這うように生きて見えてきた記号になったあなたの名前
022:記号(A.I) (Private Window)
春色の記号ぱらぱら咲いたので本に挟んで押し花にする
022:記号(長瀬大) (tantan31)
ライフ・イズ・アンビューティフル 数学は記号に満ちた世界じゃないか
022:記号（滝秋 邑嘉） (エンバラスド・クウェアティ)
がらくたの記号ばかりに悩まされ小指の意味が理解できない
022:記号（繭） (アブストラクトマイライフ別館)
肉・魚・穀・菜が抱きし元素記号は清くてそをわれ咀嚼し生くなど
022:記号 （さかいまみ） (恋するキモチ。)
凸凹が単なる記号でない証拠動くたび出る切なげな声
022:記号（みなと琳） (奇会都市)
うまく表せないのよ記号じゃぁわたしの複雑な思いなんて
022:記号（理宇） (±雑記蝶)
ひききては上手く踊れぬ僕の様 ヘ音記号がしかめ面をす
022:記号（佐倉すみ） (ありがとベティ)
道ばたの記号としての赤でさえ情熱的に感じる五月
022:記号 （詩月めぐ） (かじられちゃったお月様)
まるしかく、記号みたいな彼の国の言葉覚えるチョアハニカ
022：記号（霰） (徒花日記)
旋律にならない音を閉じ籠める ト音記号のねじまきのなか
022：記号（黄菜子） (月待ち人の窓辺)
記号Mの高速道路乗りゆけば海に切り立つ崖の真白に
022:記号（村本希理子） (きりころじっく２)
つぎつぎと記号化してゆく駅のひと非常出口が紛れてしまふ
022:記号(葉子) (三十一文字の声)
アセンブラ記号の羅列ゼロとイチ有無だけの世界無限に広がる
022:記号(兎六) (一人暮らしの日記)
三限の『記号論理』に使わない超個人的荷物の事情
022:記号（千） (Mille et une nuits)
さよならを記号となせる電波へと涙信号託したつもり
022:記号（宮田ふゆこ） (ソーダ・ファウンテン)
捧げたい歌があるのに完璧なト音記号を書けないでいる
022:記号(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
化学式記号ばかりの配列があの日の記憶甦らせたり
022：記号(ME1) (FILL mobile)
君心ピクトグラムで描く記号 想いのままにかたどるハート
022:記号(澁谷 波未子) (沈思黙考)
こっそりと付けた記号のその意味を 貴方だけには教えてあげる...
022:記号（田丸まひる） (ほおずり練習帳。)
あの歌は思い出さなきゃ 夕闇にト音記号を描き続ける
022:記号（小籠良夜） (《冥の逸脱》)
言の葉は記号と化せり北向きの寝屋の窓より放つつばくら
022：記号(小埜マコト) (カルアミルクを飲みながら)
君の名よ記号になって落ちてゆけ赤い皮の日記帳の中
022:記号(短歌製造機メカ麦3号) (短歌製造機blog)
僕だけが会話ができず裏表紙ト音記号をあなたにあげる（オペ：青木麦生）
022:記号(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
記号より答へを選ぶ生きやうにわたくしさへも形骸化せり
022:記号（きくこ） (きくこ)
読み難し記号もかくし人もまた苦難のすゑのふみと思へば
022:記号（やすまる） (やすまる)
愛はここ（記号としての着ぐるみの黄色い犬の鼻のきらめき）
022:記号（桑原憂太郎） (桑原憂太郎の短歌Blog)
記号には違ひないねとＬＤの生徒に新出漢字教へむ
022:記号（描町フ三ヲ） (水面走行)
呼び覚ます私の中にある低音ヘ音記号は胎児の形
022：記号 （砺波湊） (トナミミナト2007)
*:..。o☆o。..キラ*:・・゜o☆キラ..。o○と記号は流れネットにはありとあらゆる ネ 申 が溢れる
023:誰 (一人暮らしの日記)
誰にでも優しい人が悪口を言う日もあって甘い珈琲
022:記号（あおゆき） (メソトリウム)
出られない記号に満ちた部屋にいて欲する愛という名のアナログ
022:記号（プルタブ） (青いキリンの冒険記)
記号ほど正確なものはないというお前の愛の形を示せよ
022:記号（史之春風） (はちぶんめblog)
名前など記号の羅列ほんとうのわたしを示す秤はないのだ
022:記号(堀 はんな) (たん たん 短歌)
感情を記号に変えて携帯のメールで送る震える指で...
022:記号（里木ゆたか） (木犀の灯り)
君言いし言葉ひとつで転調すヘ音記号をひた走る恋
022:記号（睡蓮。） (睡蓮。の隠れ家ブログ)
その記号ひとつ入れると入れぬとで君との関係良くなることも？
022：記号 (今週の俺が俺が)
二年間読み違えてたその記号答えはそこにあったというのに
022:記号（椎名時慈） (タンカデカンタ)
新しい記号を作る その意味を知っているのはお前と俺だ
022:記号(ちえりー) (あんな話こんな話)
キャラットにカッコ文字が組み合わさり君のメールで記号が笑う
022:記号（癒々） (Romantic irony)
１対１対応の記号ではなくて僕らは何色にだってなれる
022:記号（牧野芝草） (四 阿 茶 寮)
鳩の足形ピースマークを標的の記号に選ぶ青い地球儀
022:記号（末松さくや） (旅人の空（待ち人の雪別館）)
足跡は五線譜の上 この曲の終止記号は誰も書けない
022:記号（桶田 沙美） (31Words Runner #011)
恋人という記号しかないのなら赤の他人でいる方がマシ
022：記号 （一夜） (短歌るＢｌｏｇ)
子供等の癖や性格見るにつけ これぞ我が子と表す記号
022：記号（うめさん） (今日のうた)
婚により記号のごとく替はる姓 姓名判断旧姓とくらぶ
022:記号（みにごん） (MINI'S LIFE blog)
秋は来ない来ないったら来ない記号どおりに動く中指
022:記号（滝音） (みそひともじの味噌スープ)
まだ慣れぬハ音記号はよろめいて先輩ビオラへ恋の始まり
022:記号(岡元らいら) (3＋1-題詠blog2007-)
もしきみを記号化したらどんなにかうつくしいそれになることだろう
022:記号（David Lam） (でたらめなうたどもよ！)
にちようびにクルマをじやぶじやぶ洗ひ乍らきみとふ記号も消し去らんと
022:記号（しろ） (星月夜)
アクセント記号で雨を言ひなほすアクセントなき田舎で生まれ
022:記号（園美） (ことひより)
伝えたい言葉はいつも宙ぶらり それでも伝える記号と私
022:記号(y*) (Perl Python)
故障するまで良い子だけれど泣きました記号化されているのにどうして？
022:記号（やや） (言の葉たち)
まだ言えぬごめんねがあり五線譜にヘ音記号を描き続ける
022:記号（みずすまし） (水紋)
返す歌 記号に代えた言の葉を 織り込み紡ぐ 君が思いを
022:記号（杉山理紀） (2007R57577)
さっきまで思えた事がぱらぱらな記号になって夜に散らかる ?
022:記号 （お気楽堂） (楽歌三昧)
ドアノブに空家の印ぶら下がり記号と化した表札の文字
022:記号（橋都まこと） (笑ってどこでもサヴァイヴァル)
英数字と記号とのみで表される数式たちの美（は）しき簡潔
022:記号 (その言葉の行方)
「さよなら」を記号で表す数式を解く旅に出る朝を迎える
022:記号（内田かおり） (題詠２００６深い海から)
いつのまに記号化される我なるか機械はカードに声で答える
022:記号（今泉洋子） (sironeko)
キイ押せば無数の記号流れ出し暫し華やぐパソコン画面
022:記号（大辻隆弘） (大辻隆弘 題詠１００首のために)
記号論かまびすかりし彼の夏のシャギーを入れたワンレンの髪
022:記号（水野彗星） (彗星不動産)
吹き抜ける微風のように爽やかなリストカットは愛の記号さ
022:記号（紫峯） (☆ ☆ 時空の扉 ☆)
マイナスの記号目につき詠わずに逃れて逃げて逃げまくりおり...
０２２：記号（紫歌） (歌つくろう)
恋文は記号でかはす契りなり薄桃色のエアメール受く
022：記号（miho） (短歌げいと)
記号なら僕を安心させるけど それだけじゃもう自分も見えない
022:記号（はせがわゆづ） (迷走ランドセル)
（泣きません）唱え続けてもうただの記号になったあなたの名前
022:記号(空色ぴりか) (題詠100首2007/空色ぴりか)
黒い服を着た人々が言い交わす記号としてのカナシイキモチ
022:記号（西岡ひとみ） (３６．７℃)
君のため 記号にすらも騙されたフリをしているセプテンバー
022:記号(*ビッケ*) (とっても短い今日の歌)
肩を組む僕らの腕はカッコ記号同類としてくくられている
022:記号（佐藤羽美） (hinautamemo)
異世界の記号のような雨粒に打たれ続ける村営団地
022:記号 (minto) (あすとろさいと)
肌寒き日のため用意の上着にはト音記号のブローチをさす
022:記号 (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
かたちよきト音記号を書く友の手書きの楽譜のAnnie Laurie
022:記号（近藤かすみ） (気まぐれ徒然かすみ草)
記号なべて暗号に見ゆる病ひにて解読係は長期の休暇
022:記号（西巻 真） (題詠100首のためのブログ)
記号短歌でいいんじゃないのピカピリキピカラピトペキ秋雨頻り
022:記号 ( 夜さり) (夕さり夜さり)
やまひ垂れがん垂れに似し√記号 この世の果てのカオスが満ちる
022:記号（K.Aiko） (「夢幻館」-別館-)
透明なト音記号がよこにたつ フジ子は 音を奏ではじめる
022:記号（瑞紀） (歌信風（かしんふう）)
激流に変わる記号として君の名前を胸にしるしおくなり
022:記号（animoy2） (I (愛)短歌)
肌寄せて解読をする もともとはふたり見知らぬ異国の記号
022:記号（里原志穂) (空の下で)
記号にも振り仮名つけて下さいねあなたのサイン分かりかねて
022:記号（宵月冴音） (新銀星亭～Nova Villa Argentee D'Etoile～)
記号論読みかけている春の暮れ（ソシュールよりも君が好きだよ）
022:記号(長谷川智) (烏のつぶやきα)
なにもかも粒子となって手元には記号化された恋愛話
022：記号 ( Popん？TANKA)
記号化された時代 憂鬱にねむりし親父レボリューション遥けく
022:記号（萩 はるか） (Betty's second Bar)
花言葉しらべひなげし母に買う記号化された感謝でごめん
022:記号（moco） (LyricHolic)
目の前に並べられた選択肢の記号を選ぶだけの毎日
022:記号（水野月人） (新月の夜に)
静けさに耐え兼ね膝を胸に抱きト音記号の形で眠る
022:記号（たか志） (象と空)
ケータイの灯りぼわっと寒い朝男の記号女の記号
022:記号（ひぐらしひなつ） (エデンの廃園)
薄い水胸にやさしく取り交わすすべてが記号となる冬の夜
022:記号（木下奏） (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
ランダムに並べられた記号からLOVEの四文字探し当てたい
022:記号 (冬の向日葵)
旧式の携帯のまま受信してあなたの愛は記号に変わる
022:記号（平岡ゆめ） (le petit cahier)
手帳では君は記号に置き換わり紫色で表されたり
022:記号（寒竹茄子夫） (鮎と銀杏)
岩壁の楔形記号のごとき創 登山家ひとり墜ちて凛たり
022:記号(フワコ) (きくとわたし)
年老いても可愛い私でありたいとト音記号のそつなきフォルム
０２２：記号（小野伊都子） ( cahier bleu)
キャラメルをあなたの前でばらまいて恋の記号を拾ってもらう
022:記号(浅葱) (空耳の森*番外地)
カラフルな記号だらけのハガキから彼の笑顔があふれ出ている
022：記号 (JEUX INTERDITS)
イコールと記号を入れて首捻る 好きと愛してる 本当に同じ？
022:記号（野田 薫） (COLORFUL∞PILE)
♂と♀の記号が踊る 性教育のビデオは無駄にポップだと思う