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069:カフェ(エクセレント安田) (風流三昧)
午後のカフェロッキングチェア-揺らりんこマフラー編む手少し休める
069:カフェ(美山小助) (小助の和歌)
夕暮れの カフェテリアにて 見えし人 たなびく白衣 アラビアを感ず
069:カフェ(ねこまた@葛城) (ねこちぐら)
古びたるカフェの片隅黙々とベース奏でる君の指先
069:カフェ(はこべ) (梅の咲くころから)
読書とはカフェでするもの街角の 小さなテーブルひとりの世界
069:カフェ(しゃっくり) (春雨じゃ)
用無くて死語となるものふたつ有り乗らぬタクシーと入らぬカフェ
069:カフェ 行方祐美 (やまとことのは)
カフェラッテは真実として過ぎゆけりわが注文は何処にか消され
069:カフェ(船坂圭之介) (kei\'s anex room)
決断を為すあたはねば真夜近き街に馴染みのカフェーに向きぬ
069:カフェ(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
古き日のカフェは知らずカフェバーも行きしことなく古希とはなりぬ
069:カフェ(みずき) (空)
黎明をめくるページの端つこに今日も置かれるカフェの椅子が
069:カフェ(まつしま) (心の空)
今日もまたいつものカフェでカフェオーレ気分はミルク色サトウさん
069:カフェ(丹羽まゆみ) (All my loving ♪)
春浅きカフェにアイスの虹色が壊されてゆくまでを見てゐつ
069:カフェ(aruka) (外灯都市)
午後、カフェでミイラとミライ語らずにつれていってね古代エジプト
069:カフェ(紫女) (クロッカスの歌)
陽のあたるオープンカフェでひとりきり復唱してみるあなたの口癖
069:カフェ(草野つゆ) (草野つゆ@はてな)
春先のオープンカフェを愛してた 杉の花粉にやられるまでは
069:カフェ(ほにゃらか) (♪おみそしるパーティー♪)
カフェオレに浮かぶハートが嬉しくてもつたいなくてギザギザにせり
069:カフェ(飯田篤史) (ひこうき雲)
やさしさとさみしいそらはカフェオレのはんぶんずつのぼくらのきもち
069:カフェ(よっきゅん) (よっきゅんの100首)
当カフェの すべてのメニューに 入ってます まごころいっぱい 感謝の気持ち
069:カフェ(春畑 茜) (アールグレイ日和)
カフェといふ春の空間ひとのゐる椅子ゐない椅子昼をならべる
069:カフェ(本原隆) (それについて)
照明が明るくなった気がしない?カフェって言って喜ぶだけで
069:カフェ(藤原 湾) (湾の歌詠の日々。)
あこがれのカフェに入ってあこがれのコーヒー頼んで楽しんでみる
069:カフェ(柴田匡志) (明日はきっといいことがある)
コーヒーをカフェで飲みおる我ひとり目覚まし代わりの濃いもの頼む
069:カフェ(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
ただ君とカフェで世界を語ること邪推する奴殺してやりたい
069:カフェ(川内青泉) (青泉の部屋)
ネットカフェに通わなくてもばばあゆえ自前のネットで短歌投稿
069:カフェ(animoy2) (~うたよみ日記(短歌とともに)~)
カラリンとカフェで氷が溶けるとき ひとりもすてきすずらんの頃
069:カフェ(新津康) (NOTHING WORKS)
春。カフェで文庫の頁をめくる。白木蓮から花びらが散る。...
069:カフェ(遠山那由) (百億粒の灰の鳴る空)
デート中の恋人たちに見せかけてカフェで語らう家出計画
069:カフェ(暮夜 宴) (青い蝶)
情けなどかけてはならぬ真昼間のオープンカフェの戦であれば
069:カフェ(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
カフェで飲むハイチコーヒーのねつとりとラム酒をたらし砂糖を加へ
069:カフェ(水都 歩) (水都blog)
昼はカフェ夜は酒場となる店のタバコの匂い苦いコーヒー
069:カフェ(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
来訪の目印として〈カフェすず〉の香りを地図に書いて手渡す
069:カフェ (新井蜜) (暗黒星雲)
日溜まりのオープンカフェで海亀のスープを飲んで思い出す過去
069:カフェ(秋野道子) (気まぐれ通信)
レコード屋ドーコレなどと記されたドラマのカフェの匂いを嗅いだ
069:カフェ(西宮えり) (aglio-e-olio)
カフェインの沈むからだでうっとりと清められない銀のロゼット
069:カフェ(濱屋桔梗) (桔梗の独白)
運ばれたカフェ・オ・レが少し熱すぎて木枯らしの吹く外を見ていた
069:カフェ(ゆあるひ) (ゆあるひの鍛高短歌4)
気休めにカフェイン錠剤飲み下し臨む会議が近頃多し
069:カフェ(謎彦@題詠100首) (ジャポン玉)
腹腔を瓷器とおもへばカフェインの今宵しみゆく罅のかずかず
069:カフェ (青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
誘われて初夏の蝶舞い遊ぶ ドリンク付のカフェコンサート
069:カフェ(愛観) (ひ と ひ ら こ と ば)
陽だまりで語った夢は終わらないカフェ・カプチーノの泡が消えても
069:カフェ(スガユウコ) (ココロに花を)
シュガーレスライフさそんなもんだよとつぶやいてみるカフェの一隅
069:カフェ(ドール) (花物語)
カフェ・ラテの上にふわふわ浮かんでるミルクの泡が消えないうちに
069:カフェ(改行やたら好きな人) (骸骨レイアウト)
牛乳と コーヒー混ぜりゃ カフェオレだ そうしてくれたら ぼくは飲めます
069:カフェ(Yosh) (★光に向かって★)
ガラス越し カフェで語るる老夫婦 過去と未来が責めぎ合いする
069:カフェ(みゆ) (*** ことばあそび ***)
慣れた店 来るはずのない君待ちておかわりのカフェにミルクを落とす
069:カフェ(原田 町) (カトレア日記)
カフェオレとクロワッサンが好きだったきみの笑顔はいま祭壇に
069:カフェ(ざぼん) (グレイト・エスケイプ!)
カフェオレを買おうミルクに柔らかく包まれていたい優しくされたい カフェオレを買おうミルクに柔らかく包まれていたい 包んでいたい
069:カフェ(ざぼん)再投稿 (グレイト・エスケイプ!)
カフェオレを買おうミルクに柔らかく包まれていたい 包んでいたい
069:カフェ(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
禁煙は難しいけどデカフェなら 胃炎のために譲歩しました
069:カフェ(花夢) (花夢)
珈琲がおいしいという半地下のカフェにはわだかまりが居座る
069:カフェ(やな) (やなさんの基地)
狂ってる カフェの灯りもみな消えてはやく真夜中が来ればいい
069:カフェ(寺田ゆたか) (素浪人Joeのスローライフ)
・オペラ座の灯ともし頃はカフェに入りつのる愁ひをかみしめてみる
069:カフェ(かっぱ) (きゅーりをこのむ)
カフェオレの混じるはやさで忘れたい混じってカフェオレと呼ばれたい
069:カフェ(あんぐ) (あんぐの短歌)
沈黙が二人の間を支配する カフェで飲み干す苦きコーヒー
069:カフェ(わかば) (わかばのうた)
嘘だって言わずに飲んで欲しかったもっとカフェオレを作りたかった
069:カフェ(五十嵐きよみ) (ドン・ジョヴァンニはアリアを歌わない)
カフェの椅子ひっくり返し恋人を置きざりにして彼は逃げだす
069:カフェ (斉藤そよ) (つれづれつづり)
雪の日のカフェのココアにふやかした蹉跌こちらは初夏の候です
069:カフェ(澁谷 那美子) (題詠100首に参加中)
そこに吾が待つてふことを君は知る カフェの二階のいつもの席に...
070:章(澁谷 那美子) (題詠100首に参加中)
君と吾の恋は未だに序章にて 始めしことの是非を問はまし...
069:カフェ(goldfish) (月と金魚鉢)
今日もまた会えるかしらと行きつけのカフェへと向かう心細さは
069:カフェ(小早川忠義) (ただよし)
薄暗きカフェにて浮かぶは秀歌なりと信じてやまぬあの頃遠し
069:カフェ(るくれ) (とっても単純なこと)
入れないでも帰れない君のいるカフェの入り口でずっと立ってる
069:カフェ(美里和香慧) ( Popん?TANKA)
もたれてるカフェの香りとのこる色 ブーツをぬいで朝食を(ホッ)
069:カフェ(笹井宏之) (【些細】)
カフェオレの匂いのなかでいちまいずつ恋人に手のひらを渡した
069:カフェ(小籠良夜) (DARKSIDE OF THE MOON)
長雨のカフェにコートの男来ておもむろに告ぐ「地獄焙煎…」
069:カフェ(桑原憂太郎) (桑原憂太郎.com)
カフエテリアといふ名のつゐた食堂で号令一下給食くらふ
069:カフェ(栗凛) (ス芸紙一重?)
カフェインとあなたが在ればいつだってちょっとの苦労は惜しまないから
069:カフェ(David Lam) (でたらめなうたどもよ!)
「このソファどうもしっくりこないから」君を残したカフェは黄昏
069:カフェ(碓井和綴) (雨歩日記)
ご贔屓のお菓子を買いに行きませうひなたぼっこの縁側カフェ
069:カフェ(星桔梗) (風船がわれるまで)
街角のカフェ… のくだりで読み留まる 小説の中君が居たようで
069:カフェ(みなとけいじ) (海馬)
白鷺の堰の下にて立ち尽くす河畔のカフェは明るくてありぬ
069:カフェ(日下智世) (万美愛任叶結実)
海見えるオープンカフェにて君とお茶会話途切れて風吹き渡る。
069:カフェ(なまねこ) (路地裏稼業)
古本に挟んであった写真にはカフェーの女給しろい横顔
069:カフェ(智理北杜) (智理北杜)
牛乳のまろやかさがいい カフェオレは朝の乾いた体に滲みる...
069カフェ(帯一 鐘信) (361℃)
曇り空ComeTogeterな奴が去りしゅっ、しゅっと雨のうつカフェ
069:カフェ(びっきい) (チョキで殴るぞ!)
あの角の喫茶店には「カフェテラス大神」という主がいるらし
069:カフェ(はるな 東) (菜の花の道)
ウインナーがついてくるかと思っていた黄昏という名のカフェ初体験
069:カフェ(素人屋) (素人屋雑貨店)
この町に初めてできたカフェ&バーが100円ショップにリニューアルする
069:カフェ(鈴雨) (鈴雨日記)
おもいでのカフェすでに無き浅草をまだ木婚のふたりして往く
069:カフェ (紫峯) (時空の扉)
カフェオレとクロワッサンの食卓は夢見る頃のそよ風の中...
069:カフェ(富田林薫) (カツオくんはかもめ第三小学校5年3組&『まぐろ袋ブログ』)
早朝に滝に打たれて身を清め純な気持ちでメイドカフェへと
069:カフェ(おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)
窓越しに地層の見えるカフェに来てあのバンダナは化石になった
069:カフェ(飛鳥川いるか) (しぐなすの短歌感電ノート)
遠き日に片恋ありき ほの蒼くほむら立ちたるカフェ・ロワイヤル
069:カフェ(みの虫) (みの虫が居る「書」のぷらぷら道)
「らしさ」をミルクティーにてめぐらせる皮膜うすうすカフェにわたくし
069:カフェ(凛) (臥薪嘗胆)
いつも君が待っててくれたカフェの前 戻らない日の残像よぎる
069:カフェ (お気楽堂) (楽歌三昧)
缶コーヒー120円喫茶店300円でカフェ500円
069:カフェ(やすまる) (やすまる)
暗いカフェに届いた手紙が咲きだして31種の笑顔が匂う
069:カフェ(小雪) (朱紗)
カフェオレの まろやか味に 癒されて 心も和む 午後のひととき
069:カフェ(月影隼人) (人間万事塞翁が馬)
カフェにゆきクリームソーダを頼んだら笑われるかな~~君に子供と...
069:カフェ(村上はじめ) (spidyな日々)
朝イチのカフェで珈琲啜っては昨夜の余韻に溜息ついて
069:カフェ(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
待ちすぎた女が組んだ脚にあざ オープンカフェによどむ約束
069:カフェ(佐藤紀子) (「題詠100首blog」参加作品)
原宿の欅並木のカフェテラス青葉の色の風に吹かれて
069:カフェ(ぱぴこ) (テクテク)
守るべき約束もなく雑踏のカフェで決意を迫られている
069:カフェ(振戸りく) (夢のまた夢)
田園の中にひょっこり建っているネットカフェでは続かないよね
069:カフェ(田崎うに) (楽し気に落ちてゆく雪)
ひがしから朝のリレーがやってきてネスカフェを飲むバトンを渡す
069:カフェ(島田久輔) (裏庭のきりぎりす)
似て非なるものともおもえカフェーの女給とメイドは絶対に別
069:カフェ(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
カフェ・ラ・テの発音響く店内でしずかに朽ちゆくわたしのいばら
069:カフェ(市川周) (ミルミルを飲みながら)
カフェ・オレとカフェ・ラテの違い問うきみに口うつしせりコーヒー牛乳
069:カフェ(彼方) (心を種として)
見も知らぬ駅にて降りてカフェにゆきそしてようやく口角下げる
069:カフェ(本田瑞穂) (空にひろがる枝の下から)
カフェオレのミルクの加減ぴったりでおぼえていないほうがいいよね
069:カフェ(今泉洋子) (sironeko)
歌よりもゼリー作れと指を折る吾に子が持ち来るネスカフェの瓶
069:カフェ(野良ゆうき) (野良犬的)
西日差す路地裏カフェのマスターと話したことも夏の思い出
069:カフェ(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
散文でこと足りる日々、路地裏のカフェで広げる昨日のレ・ゼコー
069:カフェ (里坂季夜) (コトノハオウコク)
上段はケイトブッシュと決めていたペンギンカフェはベッドの下へ
069:カフェ(岩井聡) (North Marine Drive)
たそがれのインターネットカフェに居てチリの夜明けとつながっている
069:カフェ(あおゆき) (メソトリウム)
日本はどこにいっても村社会 カフェなんていう言葉根付かず
069:カフェ(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
クラシック流れるカフェで文庫本開きひとりの昼は過ぎ行く
069:カフェ(幸くみこ) (そこそこがんばる)
カフェからは板チョコみたいなビルの窓 あそこのひと粒ビターと決めて
069:カフェ(空色ぴりか) (題詠100首blog/空色ぴりか)
雨上がり外苑通りの金色を踏みつけ走る君待つカフェへ
069:カフェ(瀧口康嗣) (可燃性連鎖)
間違えてカフェに入った勢いで水を好んで飲んでた 行こう
069:カフェ(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
駅裏のカフェのいつもは空席のテラスに赤い靴の少女が
069:カフェ(みあ) (言の葉たち)
もうとうに冷めてしまったカフェ・オ・レを飲みほせぬまま秋がはじまる
069:カフェ(松本響) (春色ぶれす SIDE-D)
海沿いのカフェのメニューの「かき氷はじめました」で笑うペンギン
069:カフェ(ハナ) (象の求愛ダンス)
カフェオレは白が多すぎ告白は黒が勝ちすぎ 貝殻な僕
069:カフェ (翔子) (花こみち)
朽ちかけた浜辺のカフェで飲むコーヒー潮の味して夕陽呑みこむ
069:カフェ(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
バスに乗りわざわざ遠くのカフェに行き君に手紙を書く秋の午後
069:カフエ(方舟) (方舟)
その昔女給のゐたるカフエとふ今はパソコン喫茶となりし
069:カフェ(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
カフェマルゲリータの西の壁際の席があなたの不在を告げる
069:カフェ(田丸まひる) (ほおずり練習帳。)
必要のないものばかり摂取する体にうんと注ぐカフェイン
069:カフェ(水須ゆき子) (ぽっぽぶろぐ)
今ならば黒酢カフェーで逢いましょう袖口折りしジャンパーの君
069:カフェ(kitten) (kitten song)
朝まだ早いカフェのテーブルを磨く押し寄せる靴音を背にして
069:カフェ(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
カフェテリア 木立の中の木漏れ日に ふと目をあげる 時を感じて
069:カフェ (砺波湊) (となみ☆みなと)
誰だって残酷になれる カフェラテに描かれたハートを崩すその時
069:カフェ(佐藤羽美) (one hundred gumdrops , elephants and sandals)
さようなら朽ちた窓辺で彗星を受け止めているカフェオレボウル
069:カフェ(癒々) (Romantic irony)
カフェラテの泡はカップに残されて気付けなかったやわなおろかさ
069:カフェ(我妻俊樹) (喜劇 眼の前旅館)
顔を街にたとえれば鼻はカフェじゃないことだけは譲れない日があった
069:カフェ(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
これくらいどうってことない問題だカフェでコーヒー頼む程度の
069:カフェ(みち。) (虹色アドレナリン。)
あまったるいカフェオレのみほすもうこんなからだこわれてしまわないかな
069:カフェ(理宇) (±雑記蝶)
ぞんざいに『おかえりなさい』、「僕に」いう、メイドカフェではそうはいかない。
069:カフェ(Harry) (四月なかなか)
カフェインの助けを借りて長月の夜に作りし題詠短歌
069:カフェ(きじとら猫) (きじとら小部屋)
均衡を保てぬ夜が怖いからプース・カフェなど飲めないふたり
069:カフェ(夢眠) (夢眠・日々綴り)
ひとりカフェ休みの午後を過ごすのも一番安いコーヒーのみで
069:カフェ(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
ゴッホ描く「夜のカフェテラス」その蒼き空の高さよ寒露のきょうは
069:カフェ(内田誠) (その言葉の行方)
海鳥がすべての嘘を持ち去った海辺のカフェに朝顔が咲く
069:カフェ(濱田花香) (紅葵爽♪)
ウエスタンブーツ、砂埃(すなぼこり)塗れたる カフェの押し扉(ひ)開けし、ガンマン。
069:カフェ (如月綾) (お気に召すまま)
あのカフェで毎日飲んだコーヒーはふたりの愛で甘かったんだ
069:カフェ(shall3) (山歩き録)
コーヒーに ミルクと砂糖 入れて後 スプーンで混ぜて カフェオレ作る
069:カフェ(ヒジリ) (*tRIGger.)
新宿のあのカフェ前の小道には声のかけらものこってなくて
069:カフェ (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
日映花のタルトを頼む マスターがパパイヤ鈴木に似ているカフェで
069:カフェ(林本ひろみ) (いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ)
不ぞろいな椅子を選んで席につく隠れ家みたいな屋上のカフェ
069:カフェ (わたつみいさな。) (乱切りくじら)
だいじょうぶ神さまはきっとみてる(はず)カフェカーテンの隙間から、風
069:カフェ(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
君ならば「カフェ・コン・レチェ」と言ふだらうBAR(バル)に夕陽のまぶしかりけり *カフェ・コン・レチェ・・・カフェ・オ・レ
069:カフェ(フワコ) (きくとわたし)
冬の若妻会本音は言わぬままカフェラテの湯気日差しに溶ける
069:カフェ(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
君の好きなカフェ・オレを売る自販機が光ってたからホッとしたんだ
069:カフェ(村上きわみ) (北緯43度)
うつしみにわずか加えるカフェインのにがき重さを父は好みて
069:カフェ(新藤伊織) (月が堕ちるころ)
カフェラテを頼めるような恋をしています泣くのはあれでおしまい
069:カフェ(ひろこ) (ひろたんの創作日記)
069:カフェ カフェという洒落た響きに憧れる 家でコーヒー入れるひととき
069:カフェ(ひろこ)再投稿 (ひろたんの創作日記)
カフェという洒落た響きに憧れる 家でコーヒー入れるひととき
069:カフェ(もりたともこ) (短歌、すきです。)
雲厚き神無月にて人思う柔い躰にカフェオレが染む
069:カフェ(小太郎) (ねこのにくきゅう)
カフェ色に染められてゆく木々たちを映した水面に羽根が舞いくる
069:カフェ(まほし) (うた・たね)
あのカフェの窓辺の花が三年も君を待ってる胸さわぎする
069:カフェ(透明) (limerence)
テーブルで手を重ねたり十年後記念の場所になるだろうカフェ
069:カフェ(寒竹茄子夫) (鶴太屋別館「マニエリスム」)
愛別の電車にうつしみ溢るるを悲しく見をり冥きカフェより
069:カフェ(まゆねこ) (家事、ときどき短歌)
木漏れ日のゆれる都心のカフェテラス人待つことに心揺らぎて
069:カフェ (ケビン・スタイン) (In Other Words・別の言葉で)
将来の話はカフェの天井に輝く星のシールと似てる
069:カフェ(橋都まこと) (笑って東京サヴァイヴァル)
丁寧にミルク温め泡立ててカフェ・ラテ淹れる 小さな幸福
069:カフェ(堀 はんな) (たん たん 短歌)
寝るまでの少しの時を読む本とカフェの香りす午後のひととき...
069:カフェ(ことら) (ことらのことのは)
カフェ・ラ・テの泡ほどのこと 前髪を切るほどのこと 過ぎて往くこと
069:カフェ (象と空)
錠剤をガリガリ噛んで飲んでいるカフェの片隅昼間の事件
069:カフェ(yurury**) (Scene-Flow into space*写真短歌・五行詩)
独りなる一人であると思ふ為カフェで葡萄酒空ける午後なり
069:カフェ (にしまき) (びおん書局 ※にしまき※)
夕方はカフェめしよりも固まったスパゲッティーの色が食べたい
069:カフェ(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
カフェならば許しもしよう、だがまさかキャフェなんどいふ奴は許さぬ
069:カフェ(pig_pearl) (ブタに真珠)
子連れでも 入れるカフェを 探す日々 珈琲大好き 父のために
069:カフェ 夜さり (夕さり夜さり)
インターネット・カフエの昼を饐えながらアダルトサイト開かれをらむ
069:カフェ( 小軌みつき) (小軌みつき-つれづれ日和-)
もう一度もどらない秋飲みほせばまばらなカフェにとける空席
069:カフェ(ゆづ) (透明ランドセル)
お気に入りなのよと言って笑ってた彼女のいないカフェはひとりだ
069:カフェ(けこ) (あきのうた声)
褐色の角の取れたる角砂糖齧り カフェにて思い出す耳
069:カフェ。 (P) (猫の毛玉 別荘 -しろうとたんか-)
モカチーノましゅまろ2つチョコかけて ひとり楽しむカフェで孤独を
069:カフェ(究峰) (思い浮かぶがままに)
寂しげな場末のカフェに集ひては歌会に興ず女らの刻...
069:カフェ (佐田やよい) (言の波紋)
右横を風がとおりぬけていくカフェ・オ・レボウルに浮かぶ三日月
069:カフェ(浅葱) (空耳の森*番外地)
少し早く目覚めた朝はカフェモカを誘(イザナ)い向かういつもの職場
069:カフェ(ベティ) (Betty's second Bar)
ほろ苦いカフェ・マキアート飲み干せばもう誰のことも待たなくていい
069:カフェ (nine) (songs)
賞味期限切れの牛乳流すもうカフェオレ大好きな人は来ません
069:カフェ(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
鶸色の帽子かぶりて歩く人するりと『煩悩カフェ』へ吸はれつ (酒井順子 幻冬舎文庫)
069:カフェ(内田かおり) (題詠2006深い海から)
街中の盛況なども反映し積み木の街にカフェの看板
069:カフェ(折口弘) (はっちんずBLOG)
帰れずに今夜はここでネットカフェ なんとか世間に繋がる深夜
069:カフェ(のんちゃん) (のんちゃんの衣裳部屋裏)
振り向きたくなるカフェに居てヨーグルト・カフェを愉しむアナタは綺麗だ
069:カフェ(春村蓬) (風見鶏)
山奥にカフェあり山の清水もて寡黙な友の淹れるエスプレッソ
069:カフェ(瀧村小奈生) (陽だまりのふちっこで)
街路樹が葉音をたてて寄り添った二階のカフェの窓際の席...
069:カフェ(星川郁乃) (Air Station)
ネットカフェに行く必然も見当たらず切る安売りのネスカフェの封
069:カフェ(中野玉子) (薔薇がなくちゃ生きていけない)
カフェめしの極意は多分一盛りだ 君がひれふす皿を探そう
069:カフェ(みにごん) (MINI'S LIFE blog)
カフェラテの湯気ばかり見る 耳元で何を囁いたって無駄だよ
069:カフェ(くろ) (鎌倉日記)
お祭りの丸提灯の店の名に「カフェバー青」を今年も探す
069:カフェ(魚虎) (脳内に散らばり在りし言の端をDJ的感覚で編む棄てるダム)
カフェラテをひとさし指でかきまぜて木漏れ陽のなか詩集を汚す
069:カフェ(千) (Mille et une nuits)
雑踏を抜けて君待つ幸福を知りし十九の五月のカフェで
069 カフェ(文月万里) (Kagerou つれづれ)
仁王像いただく仏壇屋の前にカフェあり 夜毎ナマ足集う
069:カフェ(久野はすみ) (月の融点)
こまどりの止まり木として大正の香りを残すカフェの階段
069:カフェ(エクセレント安田) (風流三昧)
午後のカフェロッキングチェア-揺らりんこマフラー編む手少し休める
069:カフェ(美山小助) (小助の和歌)
夕暮れの カフェテリアにて 見えし人 たなびく白衣 アラビアを感ず
069:カフェ(ねこまた@葛城) (ねこちぐら)
古びたるカフェの片隅黙々とベース奏でる君の指先
069:カフェ(はこべ) (梅の咲くころから)
読書とはカフェでするもの街角の 小さなテーブルひとりの世界
069:カフェ(しゃっくり) (春雨じゃ)
用無くて死語となるものふたつ有り乗らぬタクシーと入らぬカフェ
069:カフェ 行方祐美 (やまとことのは)
カフェラッテは真実として過ぎゆけりわが注文は何処にか消され
069:カフェ(船坂圭之介) (kei\'s anex room)
決断を為すあたはねば真夜近き街に馴染みのカフェーに向きぬ
069:カフェ(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
古き日のカフェは知らずカフェバーも行きしことなく古希とはなりぬ
069:カフェ(みずき) (空)
黎明をめくるページの端つこに今日も置かれるカフェの椅子が
069:カフェ(まつしま) (心の空)
今日もまたいつものカフェでカフェオーレ気分はミルク色サトウさん
069:カフェ(丹羽まゆみ) (All my loving ♪)
春浅きカフェにアイスの虹色が壊されてゆくまでを見てゐつ
069:カフェ(aruka) (外灯都市)
午後、カフェでミイラとミライ語らずにつれていってね古代エジプト
069:カフェ(紫女) (クロッカスの歌)
陽のあたるオープンカフェでひとりきり復唱してみるあなたの口癖
069:カフェ(草野つゆ) (草野つゆ@はてな)
春先のオープンカフェを愛してた 杉の花粉にやられるまでは
069:カフェ(ほにゃらか) (♪おみそしるパーティー♪)
カフェオレに浮かぶハートが嬉しくてもつたいなくてギザギザにせり
069:カフェ(飯田篤史) (ひこうき雲)
やさしさとさみしいそらはカフェオレのはんぶんずつのぼくらのきもち
069:カフェ(よっきゅん) (よっきゅんの100首)
当カフェの すべてのメニューに 入ってます まごころいっぱい 感謝の気持ち
069:カフェ(春畑 茜) (アールグレイ日和)
カフェといふ春の空間ひとのゐる椅子ゐない椅子昼をならべる
069:カフェ(本原隆) (それについて)
照明が明るくなった気がしない?カフェって言って喜ぶだけで
069:カフェ(藤原 湾) (湾の歌詠の日々。)
あこがれのカフェに入ってあこがれのコーヒー頼んで楽しんでみる
069:カフェ(柴田匡志) (明日はきっといいことがある)
コーヒーをカフェで飲みおる我ひとり目覚まし代わりの濃いもの頼む
069:カフェ(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
ただ君とカフェで世界を語ること邪推する奴殺してやりたい
069:カフェ(川内青泉) (青泉の部屋)
ネットカフェに通わなくてもばばあゆえ自前のネットで短歌投稿
069:カフェ(animoy2) (~うたよみ日記(短歌とともに)~)
カラリンとカフェで氷が溶けるとき ひとりもすてきすずらんの頃
069:カフェ(新津康) (NOTHING WORKS)
春。カフェで文庫の頁をめくる。白木蓮から花びらが散る。...
069:カフェ(遠山那由) (百億粒の灰の鳴る空)
デート中の恋人たちに見せかけてカフェで語らう家出計画
069:カフェ(暮夜 宴) (青い蝶)
情けなどかけてはならぬ真昼間のオープンカフェの戦であれば
069:カフェ(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
カフェで飲むハイチコーヒーのねつとりとラム酒をたらし砂糖を加へ
069:カフェ(水都 歩) (水都blog)
昼はカフェ夜は酒場となる店のタバコの匂い苦いコーヒー
069:カフェ(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
来訪の目印として〈カフェすず〉の香りを地図に書いて手渡す
069:カフェ (新井蜜) (暗黒星雲)
日溜まりのオープンカフェで海亀のスープを飲んで思い出す過去
069:カフェ(秋野道子) (気まぐれ通信)
レコード屋ドーコレなどと記されたドラマのカフェの匂いを嗅いだ
069:カフェ(西宮えり) (aglio-e-olio)
カフェインの沈むからだでうっとりと清められない銀のロゼット
069:カフェ(濱屋桔梗) (桔梗の独白)
運ばれたカフェ・オ・レが少し熱すぎて木枯らしの吹く外を見ていた
069:カフェ(ゆあるひ) (ゆあるひの鍛高短歌4)
気休めにカフェイン錠剤飲み下し臨む会議が近頃多し
069:カフェ(謎彦@題詠100首) (ジャポン玉)
腹腔を瓷器とおもへばカフェインの今宵しみゆく罅のかずかず
069:カフェ (青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
誘われて初夏の蝶舞い遊ぶ ドリンク付のカフェコンサート
069:カフェ(愛観) (ひ と ひ ら こ と ば)
陽だまりで語った夢は終わらないカフェ・カプチーノの泡が消えても
069:カフェ(スガユウコ) (ココロに花を)
シュガーレスライフさそんなもんだよとつぶやいてみるカフェの一隅
069:カフェ(ドール) (花物語)
カフェ・ラテの上にふわふわ浮かんでるミルクの泡が消えないうちに
069:カフェ(改行やたら好きな人) (骸骨レイアウト)
牛乳と コーヒー混ぜりゃ カフェオレだ そうしてくれたら ぼくは飲めます
069:カフェ(Yosh) (★光に向かって★)
ガラス越し カフェで語るる老夫婦 過去と未来が責めぎ合いする
069:カフェ(みゆ) (*** ことばあそび ***)
慣れた店 来るはずのない君待ちておかわりのカフェにミルクを落とす
069:カフェ(原田 町) (カトレア日記)
カフェオレとクロワッサンが好きだったきみの笑顔はいま祭壇に
069:カフェ(ざぼん) (グレイト・エスケイプ!)
カフェオレを買おうミルクに柔らかく包まれていたい優しくされたい カフェオレを買おうミルクに柔らかく包まれていたい 包んでいたい
069:カフェ(ざぼん)再投稿 (グレイト・エスケイプ!)
カフェオレを買おうミルクに柔らかく包まれていたい 包んでいたい
069:カフェ(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
禁煙は難しいけどデカフェなら 胃炎のために譲歩しました
069:カフェ(花夢) (花夢)
珈琲がおいしいという半地下のカフェにはわだかまりが居座る
069:カフェ(やな) (やなさんの基地)
狂ってる カフェの灯りもみな消えてはやく真夜中が来ればいい
069:カフェ(寺田ゆたか) (素浪人Joeのスローライフ)
・オペラ座の灯ともし頃はカフェに入りつのる愁ひをかみしめてみる
069:カフェ(かっぱ) (きゅーりをこのむ)
カフェオレの混じるはやさで忘れたい混じってカフェオレと呼ばれたい
069:カフェ(あんぐ) (あんぐの短歌)
沈黙が二人の間を支配する カフェで飲み干す苦きコーヒー
069:カフェ(わかば) (わかばのうた)
嘘だって言わずに飲んで欲しかったもっとカフェオレを作りたかった
069:カフェ(五十嵐きよみ) (ドン・ジョヴァンニはアリアを歌わない)
カフェの椅子ひっくり返し恋人を置きざりにして彼は逃げだす
069:カフェ (斉藤そよ) (つれづれつづり)
雪の日のカフェのココアにふやかした蹉跌こちらは初夏の候です
069:カフェ(澁谷 那美子) (題詠100首に参加中)
そこに吾が待つてふことを君は知る カフェの二階のいつもの席に...
070:章(澁谷 那美子) (題詠100首に参加中)
君と吾の恋は未だに序章にて 始めしことの是非を問はまし...
069:カフェ(goldfish) (月と金魚鉢)
今日もまた会えるかしらと行きつけのカフェへと向かう心細さは
069:カフェ(小早川忠義) (ただよし)
薄暗きカフェにて浮かぶは秀歌なりと信じてやまぬあの頃遠し
069:カフェ(るくれ) (とっても単純なこと)
入れないでも帰れない君のいるカフェの入り口でずっと立ってる
069:カフェ(美里和香慧) ( Popん?TANKA)
もたれてるカフェの香りとのこる色 ブーツをぬいで朝食を(ホッ)
069:カフェ(笹井宏之) (【些細】)
カフェオレの匂いのなかでいちまいずつ恋人に手のひらを渡した
069:カフェ(小籠良夜) (DARKSIDE OF THE MOON)
長雨のカフェにコートの男来ておもむろに告ぐ「地獄焙煎…」
069:カフェ(桑原憂太郎) (桑原憂太郎.com)
カフエテリアといふ名のつゐた食堂で号令一下給食くらふ
069:カフェ(栗凛) (ス芸紙一重?)
カフェインとあなたが在ればいつだってちょっとの苦労は惜しまないから
069:カフェ(David Lam) (でたらめなうたどもよ!)
「このソファどうもしっくりこないから」君を残したカフェは黄昏
069:カフェ(碓井和綴) (雨歩日記)
ご贔屓のお菓子を買いに行きませうひなたぼっこの縁側カフェ
069:カフェ(星桔梗) (風船がわれるまで)
街角のカフェ… のくだりで読み留まる 小説の中君が居たようで
069:カフェ(みなとけいじ) (海馬)
白鷺の堰の下にて立ち尽くす河畔のカフェは明るくてありぬ
069:カフェ(日下智世) (万美愛任叶結実)
海見えるオープンカフェにて君とお茶会話途切れて風吹き渡る。
069:カフェ(なまねこ) (路地裏稼業)
古本に挟んであった写真にはカフェーの女給しろい横顔
069:カフェ(智理北杜) (智理北杜)
牛乳のまろやかさがいい カフェオレは朝の乾いた体に滲みる...
069カフェ(帯一 鐘信) (361℃)
曇り空ComeTogeterな奴が去りしゅっ、しゅっと雨のうつカフェ
069:カフェ(びっきい) (チョキで殴るぞ!)
あの角の喫茶店には「カフェテラス大神」という主がいるらし
069:カフェ(はるな 東) (菜の花の道)
ウインナーがついてくるかと思っていた黄昏という名のカフェ初体験
069:カフェ(素人屋) (素人屋雑貨店)
この町に初めてできたカフェ&バーが100円ショップにリニューアルする
069:カフェ(鈴雨) (鈴雨日記)
おもいでのカフェすでに無き浅草をまだ木婚のふたりして往く
069:カフェ (紫峯) (時空の扉)
カフェオレとクロワッサンの食卓は夢見る頃のそよ風の中...
069:カフェ(富田林薫) (カツオくんはかもめ第三小学校5年3組&『まぐろ袋ブログ』)
早朝に滝に打たれて身を清め純な気持ちでメイドカフェへと
069:カフェ(おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)
窓越しに地層の見えるカフェに来てあのバンダナは化石になった
069:カフェ(飛鳥川いるか) (しぐなすの短歌感電ノート)
遠き日に片恋ありき ほの蒼くほむら立ちたるカフェ・ロワイヤル
069:カフェ(みの虫) (みの虫が居る「書」のぷらぷら道)
「らしさ」をミルクティーにてめぐらせる皮膜うすうすカフェにわたくし
069:カフェ(凛) (臥薪嘗胆)
いつも君が待っててくれたカフェの前 戻らない日の残像よぎる
069:カフェ (お気楽堂) (楽歌三昧)
缶コーヒー120円喫茶店300円でカフェ500円
069:カフェ(やすまる) (やすまる)
暗いカフェに届いた手紙が咲きだして31種の笑顔が匂う
069:カフェ(小雪) (朱紗)
カフェオレの まろやか味に 癒されて 心も和む 午後のひととき
069:カフェ(月影隼人) (人間万事塞翁が馬)
カフェにゆきクリームソーダを頼んだら笑われるかな~~君に子供と...
069:カフェ(村上はじめ) (spidyな日々)
朝イチのカフェで珈琲啜っては昨夜の余韻に溜息ついて
069:カフェ(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
待ちすぎた女が組んだ脚にあざ オープンカフェによどむ約束
069:カフェ(佐藤紀子) (「題詠100首blog」参加作品)
原宿の欅並木のカフェテラス青葉の色の風に吹かれて
069:カフェ(ぱぴこ) (テクテク)
守るべき約束もなく雑踏のカフェで決意を迫られている
069:カフェ(振戸りく) (夢のまた夢)
田園の中にひょっこり建っているネットカフェでは続かないよね
069:カフェ(田崎うに) (楽し気に落ちてゆく雪)
ひがしから朝のリレーがやってきてネスカフェを飲むバトンを渡す
069:カフェ(島田久輔) (裏庭のきりぎりす)
似て非なるものともおもえカフェーの女給とメイドは絶対に別
069:カフェ(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
カフェ・ラ・テの発音響く店内でしずかに朽ちゆくわたしのいばら
069:カフェ(市川周) (ミルミルを飲みながら)
カフェ・オレとカフェ・ラテの違い問うきみに口うつしせりコーヒー牛乳
069:カフェ(彼方) (心を種として)
見も知らぬ駅にて降りてカフェにゆきそしてようやく口角下げる
069:カフェ(本田瑞穂) (空にひろがる枝の下から)
カフェオレのミルクの加減ぴったりでおぼえていないほうがいいよね
069:カフェ(今泉洋子) (sironeko)
歌よりもゼリー作れと指を折る吾に子が持ち来るネスカフェの瓶
069:カフェ(野良ゆうき) (野良犬的)
西日差す路地裏カフェのマスターと話したことも夏の思い出
069:カフェ(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
散文でこと足りる日々、路地裏のカフェで広げる昨日のレ・ゼコー
069:カフェ (里坂季夜) (コトノハオウコク)
上段はケイトブッシュと決めていたペンギンカフェはベッドの下へ
069:カフェ(岩井聡) (North Marine Drive)
たそがれのインターネットカフェに居てチリの夜明けとつながっている
069:カフェ(あおゆき) (メソトリウム)
日本はどこにいっても村社会 カフェなんていう言葉根付かず
069:カフェ(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
クラシック流れるカフェで文庫本開きひとりの昼は過ぎ行く
069:カフェ(幸くみこ) (そこそこがんばる)
カフェからは板チョコみたいなビルの窓 あそこのひと粒ビターと決めて
069:カフェ(空色ぴりか) (題詠100首blog/空色ぴりか)
雨上がり外苑通りの金色を踏みつけ走る君待つカフェへ
069:カフェ(瀧口康嗣) (可燃性連鎖)
間違えてカフェに入った勢いで水を好んで飲んでた 行こう
069:カフェ(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
駅裏のカフェのいつもは空席のテラスに赤い靴の少女が
069:カフェ(みあ) (言の葉たち)
もうとうに冷めてしまったカフェ・オ・レを飲みほせぬまま秋がはじまる
069:カフェ(松本響) (春色ぶれす SIDE-D)
海沿いのカフェのメニューの「かき氷はじめました」で笑うペンギン
069:カフェ(ハナ) (象の求愛ダンス)
カフェオレは白が多すぎ告白は黒が勝ちすぎ 貝殻な僕
069:カフェ (翔子) (花こみち)
朽ちかけた浜辺のカフェで飲むコーヒー潮の味して夕陽呑みこむ
069:カフェ(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
バスに乗りわざわざ遠くのカフェに行き君に手紙を書く秋の午後
069:カフエ(方舟) (方舟)
その昔女給のゐたるカフエとふ今はパソコン喫茶となりし
069:カフェ(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
カフェマルゲリータの西の壁際の席があなたの不在を告げる
069:カフェ(田丸まひる) (ほおずり練習帳。)
必要のないものばかり摂取する体にうんと注ぐカフェイン
069:カフェ(水須ゆき子) (ぽっぽぶろぐ)
今ならば黒酢カフェーで逢いましょう袖口折りしジャンパーの君
069:カフェ(kitten) (kitten song)
朝まだ早いカフェのテーブルを磨く押し寄せる靴音を背にして
069:カフェ(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
カフェテリア 木立の中の木漏れ日に ふと目をあげる 時を感じて
069:カフェ (砺波湊) (となみ☆みなと)
誰だって残酷になれる カフェラテに描かれたハートを崩すその時
069:カフェ(佐藤羽美) (one hundred gumdrops , elephants and sandals)
さようなら朽ちた窓辺で彗星を受け止めているカフェオレボウル
069:カフェ(癒々) (Romantic irony)
カフェラテの泡はカップに残されて気付けなかったやわなおろかさ
069:カフェ(我妻俊樹) (喜劇 眼の前旅館)
顔を街にたとえれば鼻はカフェじゃないことだけは譲れない日があった
069:カフェ(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
これくらいどうってことない問題だカフェでコーヒー頼む程度の
069:カフェ(みち。) (虹色アドレナリン。)
あまったるいカフェオレのみほすもうこんなからだこわれてしまわないかな
069:カフェ(理宇) (±雑記蝶)
ぞんざいに『おかえりなさい』、「僕に」いう、メイドカフェではそうはいかない。
069:カフェ(Harry) (四月なかなか)
カフェインの助けを借りて長月の夜に作りし題詠短歌
069:カフェ(きじとら猫) (きじとら小部屋)
均衡を保てぬ夜が怖いからプース・カフェなど飲めないふたり
069:カフェ(夢眠) (夢眠・日々綴り)
ひとりカフェ休みの午後を過ごすのも一番安いコーヒーのみで
069:カフェ(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
ゴッホ描く「夜のカフェテラス」その蒼き空の高さよ寒露のきょうは
069:カフェ(内田誠) (その言葉の行方)
海鳥がすべての嘘を持ち去った海辺のカフェに朝顔が咲く
069:カフェ(濱田花香) (紅葵爽♪)
ウエスタンブーツ、砂埃(すなぼこり)塗れたる カフェの押し扉(ひ)開けし、ガンマン。
069:カフェ (如月綾) (お気に召すまま)
あのカフェで毎日飲んだコーヒーはふたりの愛で甘かったんだ
069:カフェ(shall3) (山歩き録)
コーヒーに ミルクと砂糖 入れて後 スプーンで混ぜて カフェオレ作る
069:カフェ(ヒジリ) (*tRIGger.)
新宿のあのカフェ前の小道には声のかけらものこってなくて
069:カフェ (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
日映花のタルトを頼む マスターがパパイヤ鈴木に似ているカフェで
069:カフェ(林本ひろみ) (いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ)
不ぞろいな椅子を選んで席につく隠れ家みたいな屋上のカフェ
069:カフェ (わたつみいさな。) (乱切りくじら)
だいじょうぶ神さまはきっとみてる(はず)カフェカーテンの隙間から、風
069:カフェ(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
君ならば「カフェ・コン・レチェ」と言ふだらうBAR(バル)に夕陽のまぶしかりけり *カフェ・コン・レチェ・・・カフェ・オ・レ
069:カフェ(フワコ) (きくとわたし)
冬の若妻会本音は言わぬままカフェラテの湯気日差しに溶ける
069:カフェ(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
君の好きなカフェ・オレを売る自販機が光ってたからホッとしたんだ
069:カフェ(村上きわみ) (北緯43度)
うつしみにわずか加えるカフェインのにがき重さを父は好みて
069:カフェ(新藤伊織) (月が堕ちるころ)
カフェラテを頼めるような恋をしています泣くのはあれでおしまい
069:カフェ(ひろこ) (ひろたんの創作日記)
069:カフェ カフェという洒落た響きに憧れる 家でコーヒー入れるひととき
069:カフェ(ひろこ)再投稿 (ひろたんの創作日記)
カフェという洒落た響きに憧れる 家でコーヒー入れるひととき
069:カフェ(もりたともこ) (短歌、すきです。)
雲厚き神無月にて人思う柔い躰にカフェオレが染む
069:カフェ(小太郎) (ねこのにくきゅう)
カフェ色に染められてゆく木々たちを映した水面に羽根が舞いくる
069:カフェ(まほし) (うた・たね)
あのカフェの窓辺の花が三年も君を待ってる胸さわぎする
069:カフェ(透明) (limerence)
テーブルで手を重ねたり十年後記念の場所になるだろうカフェ
069:カフェ(寒竹茄子夫) (鶴太屋別館「マニエリスム」)
愛別の電車にうつしみ溢るるを悲しく見をり冥きカフェより
069:カフェ(まゆねこ) (家事、ときどき短歌)
木漏れ日のゆれる都心のカフェテラス人待つことに心揺らぎて
069:カフェ (ケビン・スタイン) (In Other Words・別の言葉で)
将来の話はカフェの天井に輝く星のシールと似てる
069:カフェ(橋都まこと) (笑って東京サヴァイヴァル)
丁寧にミルク温め泡立ててカフェ・ラテ淹れる 小さな幸福
069:カフェ(堀 はんな) (たん たん 短歌)
寝るまでの少しの時を読む本とカフェの香りす午後のひととき...
069:カフェ(ことら) (ことらのことのは)
カフェ・ラ・テの泡ほどのこと 前髪を切るほどのこと 過ぎて往くこと
069:カフェ (象と空)
錠剤をガリガリ噛んで飲んでいるカフェの片隅昼間の事件
069:カフェ(yurury**) (Scene-Flow into space*写真短歌・五行詩)
独りなる一人であると思ふ為カフェで葡萄酒空ける午後なり
069:カフェ (にしまき) (びおん書局 ※にしまき※)
夕方はカフェめしよりも固まったスパゲッティーの色が食べたい
069:カフェ(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
カフェならば許しもしよう、だがまさかキャフェなんどいふ奴は許さぬ
069:カフェ(pig_pearl) (ブタに真珠)
子連れでも 入れるカフェを 探す日々 珈琲大好き 父のために
069:カフェ 夜さり (夕さり夜さり)
インターネット・カフエの昼を饐えながらアダルトサイト開かれをらむ
069:カフェ( 小軌みつき) (小軌みつき-つれづれ日和-)
もう一度もどらない秋飲みほせばまばらなカフェにとける空席
069:カフェ(ゆづ) (透明ランドセル)
お気に入りなのよと言って笑ってた彼女のいないカフェはひとりだ
069:カフェ(けこ) (あきのうた声)
褐色の角の取れたる角砂糖齧り カフェにて思い出す耳
069:カフェ。 (P) (猫の毛玉 別荘 -しろうとたんか-)
モカチーノましゅまろ2つチョコかけて ひとり楽しむカフェで孤独を
069:カフェ(究峰) (思い浮かぶがままに)
寂しげな場末のカフェに集ひては歌会に興ず女らの刻...
069:カフェ (佐田やよい) (言の波紋)
右横を風がとおりぬけていくカフェ・オ・レボウルに浮かぶ三日月
069:カフェ(浅葱) (空耳の森*番外地)
少し早く目覚めた朝はカフェモカを誘(イザナ)い向かういつもの職場
069:カフェ(ベティ) (Betty's second Bar)
ほろ苦いカフェ・マキアート飲み干せばもう誰のことも待たなくていい
069:カフェ (nine) (songs)
賞味期限切れの牛乳流すもうカフェオレ大好きな人は来ません
069:カフェ(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
鶸色の帽子かぶりて歩く人するりと『煩悩カフェ』へ吸はれつ (酒井順子 幻冬舎文庫)
069:カフェ(内田かおり) (題詠2006深い海から)
街中の盛況なども反映し積み木の街にカフェの看板
069:カフェ(折口弘) (はっちんずBLOG)
帰れずに今夜はここでネットカフェ なんとか世間に繋がる深夜
069:カフェ(のんちゃん) (のんちゃんの衣裳部屋裏)
振り向きたくなるカフェに居てヨーグルト・カフェを愉しむアナタは綺麗だ
069:カフェ(春村蓬) (風見鶏)
山奥にカフェあり山の清水もて寡黙な友の淹れるエスプレッソ
069:カフェ(瀧村小奈生) (陽だまりのふちっこで)
街路樹が葉音をたてて寄り添った二階のカフェの窓際の席...
069:カフェ(星川郁乃) (Air Station)
ネットカフェに行く必然も見当たらず切る安売りのネスカフェの封
069:カフェ(中野玉子) (薔薇がなくちゃ生きていけない)
カフェめしの極意は多分一盛りだ 君がひれふす皿を探そう
069:カフェ(みにごん) (MINI'S LIFE blog)
カフェラテの湯気ばかり見る 耳元で何を囁いたって無駄だよ
069:カフェ(くろ) (鎌倉日記)
お祭りの丸提灯の店の名に「カフェバー青」を今年も探す
069:カフェ(魚虎) (脳内に散らばり在りし言の端をDJ的感覚で編む棄てるダム)
カフェラテをひとさし指でかきまぜて木漏れ陽のなか詩集を汚す
069:カフェ(千) (Mille et une nuits)
雑踏を抜けて君待つ幸福を知りし十九の五月のカフェで
069 カフェ(文月万里) (Kagerou つれづれ)
仁王像いただく仏壇屋の前にカフェあり 夜毎ナマ足集う
069:カフェ(久野はすみ) (月の融点)
こまどりの止まり木として大正の香りを残すカフェの階段