題詠100首blog

こちらは「題詠100首blog」のイベント会場です。「イベントの仕組み」をお読みの上、ご参加ください。(五十嵐きよみ)

094:流行

2005-12-30 | 091-100の歌
「094:流行」の歌は、こちらにトラックバックしてください。

094:流行(エクセレント安田) (風流三昧)
流行語今年流行らす「オランゲ」を何が何でも受賞させるぜ!

094:流行(ねこまた@葛城) (ねこちぐら)
移りゆく流行り廃りに背を向けて変わらぬものを探しにゆこう

094:流行(美山小助) (小助の和歌)
流行だと 似合わぬ姿 宇宙人 色眼鏡掛け 鏡見るのか

094:流行(しゃっくり) (春雨じゃ)
生花を頭に挿して微笑むは流行だらうか異常者なのか

094:流行(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
流行と縁なき日々を過し来て無粋な古希を迎えておりぬ

094:流行 行方祐美 (やまとことのは)
この春の流行(はや)り言葉はのど自慢わが町百祭の傘下におりぬ

094:流行(船坂圭之介) (kei\'s anex room)
街角の蔭よりをんな出で来たり流行歌など口ずさみ居り

094:流行(はこべ) (梅の咲くころから)
流行より趣味を選んで来た道を ゆっくりでいい心の道も

094:流行(まつしま) (心の空)
流行に疎い母でも春の日は気になるらしいスカートの丈

094:流行(みずき) (空)
流行はネオンの海を揺らしゐし嬌声冷むるあとの虚しさ

094:流行(草野つゆ) (草野つゆ@はてな)
流行は追わない主義と言いながら実はお金がないだけなのさ

094:流行(紫女) (クロッカスの歌)
わたしから流行説かれ母親の頬が十歳幼く染まる

094:流行(飯田篤史) (ひこうき雲)
流行におくれてきみははるの日にひとりぼっちでやさしさのなか

094:流行(よっきゅん) (よっきゅんの100首)
流行に ついていかない ポリシーです だから世間に 遅れています

094:流行(ほにゃらか) (♪おみそしるパーティー♪)
流行はなにを壊してきたのだろ なにを創つてゆくのだらうか

094:流行(丹羽まゆみ) (All my loving ♪)
流行が流行を消し辞書にすら載らぬことばの残骸ばかり

094:流行(柴田匡志) (明日はきっといいことがある)
流行歌ダウンロードし聞いているカラオケの日まであともう少し

094:流行(川内青泉) (青泉の部屋)
流行を追わずにじみに生きていく曾祖母からの家風を継いで

094:流行(本原隆) (それについて)
流行語3ヵ月後に死語にする使い捨てたりられたり僕ら

094:流行(animoy2) (~うたよみ日記(短歌とともに)~)
流行の服で渋谷を歩くこと久しくなりて君を選びぬ

094:流行(aruka) (外灯都市)
永遠に十四歳でいることが流行してる 羊の国で

094:流行(新津康) (NOTHING WORKS)
恋愛にも流行があるんだね。百年続く愛などないんだね。...

094流行(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
現代の多様化したる価値観か 自分らしくが流行である

094:流行(藤原 湾) (湾の歌詠の日々。)
流行に乗り遅れて何年か時に先端立っていたり

094:流行 (新井蜜) (暗黒星雲)
流行の色だと言われ買った紅あなたにはまだ見せてなかった

094:流行(春畑 茜) (アールグレイ日和)
流行るとは儚きものをデパートに小妖精(エルフ)の服のごときがならぶ

093:流行(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
マルクスにサルトル・ウェーバー・フーコーと流行りすたりてナショナリズムぞ

094:流行(髭彦)再投稿 (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
マルクスにサルトル・ウェーバー・フーコーと流行りすたりてナショナリズムぞ

094:流行(ゆあるひ) (ゆあるひの鍛高短歌4)
流行は再びめぐり来るという私は同じ服を着て待つ

094:流行(秋野道子) (気まぐれ通信)
楽しくて学校へ行く妨げは流行りの病だけだったころ

094:流行(ざぼん) (グレイト・エスケイプ!)
流行の病のようなおしゃれさを剥いで追いかけようとしている

094:流行(西宮えり) (aglio-e-olio)
長椅子で膝下ゆらす 流行の轍百千まとったまんま

094:流行 (青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
流行の黒い日傘を携えて日盛りにジャンプするいきおいで

094:流行(やな) (やなさんの基地)
流行のドラマのようなありふれた恋すらできぬ程度のわたしだ

094:流行(暮夜 宴) (青い蝶)
巷では流行性の病だと言うけど恋は一途なものよ

094:流行(スガユウコ) (ココロに花を)
赤信号皆で笑って渡るよな流行り病が蔓延したる

094:流行(濱屋桔梗) (桔梗の独白)
太い眉きりりと強い目の放つ流行意にも介さぬちから

094:流行(わかば) (わかばのうた)
流行が少し好きになってきてこれからたくさん笑うとおもう

094:流行(あんぐ) (あんぐの短歌)
年遅れて流行を追うわたくしは 個性的だといつも言われる

094:流行(goldfish) (月と金魚鉢)
流行のお化粧をして見られたいそういう私の遅刻をわかって

094:流行(ドール) (花物語?)
寂しさも原料として使われる大流行のメールウイルス

094:流行(改行やたら好きな人) (軟骨れいあうと)
 くちかずを  足して流行りと  するならば  病気の人は  たいへんですね

094:流行(澁谷 那美子) (題詠100首に参加中)
君と吾の年の差感ず若き日に流行りしものが違うことなど...

094:流行 (寺田ゆたか) (素浪人Joeのスローライフ)
・流行を追へどついては行けぬ吾 不易たるには浅き才能

094:流行(みゆ) (*** ことばあそび ***)
流行り歌覚えた箇所の繰り返し音の飛んだレコードのように

094:流行(小早川忠義) (ただよし)
脇役の面目立ちて艶なりき萩原流行の不敵なる笑み

094:流行(るくれ) (とっても単純なこと)
ここまでは流行りの歌で 本当はさよならなんて絶対にやだ

094:流行(Yosh) (★光に向かって★)
流行も過ぎればただの戯れに 残るは我が身の歳月だけかな

094:流行(碓井和綴) (雨歩日記)
否定せど覆らない写真あり流行の格好これは君だね

094:流行(水都 歩) (水都blog)
ノーメイクTシャツ綿パンズック靴流行なんて似合わない吾

094:流行(日下智世) (万美愛任叶結実)
流行を追う事もせず個性的そんなあなたに強く惹かれり。

094:流行(愛観) (ひ と ひ ら こ と ば)
呆気無く誰かのココロ踏んでいく流行色のペディキュアの爪

094:流行(謎彦@題詠100首) (ジャポン玉)
「ドナウ源流行」は而るに金屬の發する種々の蒸氣のごとし

094:流行(美里和香慧) (     Popん?TANKA)
流行の歌みたいにとけた恋でした みかづきぽろろろん(moment)

094:流行(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
形だけ真似てみるのが流行(はやり)ならあなたとしたい結婚・離婚

094:流行(花夢) (花夢)
感情がチョウチョのように放たれる流行り病 に浮かされている

094流行(帯一 鐘信) (361℃)
 稲穂刈る畦道のうえ銀色の流行を追うアンテナそびえ

094:流行(はるな 東) (菜の花の道)
青春の流行り歌など聴きながら与論の恋のひとひを想う

094:流行(星桔梗) (風船がわれるまで)
流行り目で充血している私見て勘違いなどしないで欲しい

094:流行(智理北杜) (智理北杜)
流行性法定伝染病「欠伸」 瞬間全員思考停止す...

094:流行(五十嵐きよみ) (ドン・ジョヴァンニはアリアを歌わない)
忘れよう 今となっては流行性感冒みたいな恋だったから

094:流行(小雪) (朱紗)
「っていうか」を連発する おばさんも おじさんまでも みな流行語 

094:流行(原田 町) (カトレア日記)
わが歌は気分によりて変わりゆく不易流行おこがましくて

094:流行(なまねこ) (路地裏稼業)
口笛で吹く流行歌は終電のあとのホームに取り残されて

094:流行(びっきい) (チョキで殴るぞ!)
移動中『LEON』を読んでトレンドに探りを入れる萩原流行

094:流行(飛鳥川いるか) (しぐなすの短歌感電ノート)
くれなゐの山本リンダ舞ひ狂ふ濃かりけり昭和の流行歌

094:流行(紫峯) (時空の扉)
悲しかり流行りいくものだんだんに品性に欠け清貧ならず...

094:流行(彼方) (心を種として)
流行のメイクも服も宙に浮く魔術が無効の同窓会日

094:流行 (はいほー通信 短歌編)
流行の所以(ゆえん)を得と嘯(うそぶ)かれcocktailに頷いたふり

094:流行(再投稿)(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
流行の所以(ゆえん)を得と嘯(うそぶ)かれcocktailに頷いたふり

094:流行(鈴雨) (鈴雨日記)
いにしえの流行り歌など和するとき歳のちがわぬ夫婦うれしき

094:流行(栗凛) (ス芸紙一重?)
流行に縋りついてたあの頃は他人(ひと)の真似した恋をしていた

094:流行(David Lam) (でたらめなうたどもよ!)
流行のmixiを退きし吾得たるは短歌そして空しさ  

094:流行(佐藤紀子) (「題詠100首blog」参加作品)
幼な児の世界にもある流行に乗りて買ひたり「トーマス」のシャツ

094:流行(野良ゆうき) (野良犬的)
周到に作られていく流行物(はやりもの)追いかけられて追いかけている

094:流行 (お気楽堂) (楽歌三昧)
昨今の流行を生む者たちは本当の美を知るや知らずや

094:流行(月影隼人) (人間万事塞翁が馬)
流行を次から次に追いかけて君の個性は何処へゆくのか...

094:流行(やすまる) (やすまる)
聞こえなくなったぞうがめ流行の電子辞書とは笑顔で話す

094:流行(kitten) (kitten song)
僕は拳銃片手に口ずさむ ああ、流行遅れの恋の歌!

094:流行(笹井宏之) (【些細】)
八時半 渓流行きのトラックにほたるのあめがふりだす予定

094:流行(松本響) (春色ぶれす SIDE-D)
流行の服は透明人間になれる機能が備わっている

094:流行(遠山那由) (百億粒の灰の鳴る空)
流行は上流・下流というけれど評価の網を破れば無流

094:流行(岩井聡) (North Marine Drive)
さびしさに浸りきれない流行がオレだオレだと電話をしてくる

094:流行(振戸りく) (夢のまた夢)
流行性結膜炎と診断が下ったそばから消毒される

094:流行(素人屋) (素人屋雑貨店)
吹く風や「これが今年の流行よ」秋木漏れ日に揺れる蓑虫

094:流行(本田瑞穂) (空にひろがる枝の下から)
流行の行き来にのぞく一隅にベンチがあって日があたってた

094:流行(みなとけいじ) (海馬)
流行の靴で飛び去るひと達に影ありていま夏去らむとす

094:流行(小籠良夜) (DARKSIDE OF THE MOON)
なだれ込む闇の瘴気に咽せながら流行り病の兆す紅斑

094:流行(おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)
公園にべつの名まえをつけるのが流行りはじめてそのあと春が

094:流行(みの虫) (みの虫が居る「書」のぷらぷら道)
 流行物(はやりもの)のコミュニティーバス走るまちシャッター街を蛇足のやうに

094:流行(富田林薫) (カツオくんはかもめ第三小学校5年3組&『まぐろ袋ブログ』)
だいたいはやさしい人です 時として流行おくれの帽子もかぶる

094:流行(市川周) (ミルミルを飲みながら)
流行のドクロ模様はあなたには似合わないから眉毛を描いた

094:流行(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
感染とおでこに出たら休めます 進化型流行性感冒は

094:流行(Harry) (四月なかなか)
〈モッタイナイ〉マータイさんが流行らせた言葉は昔当たり前だつた

094:流行(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
直伝のスープ煮込んでことことこと今この船で流行っています

094:流行(かっぱ) (きゅーりをこのむ)
流行の最先端を脱ぎ捨ててきみのでっかいセーターを着る

094:流行(瀧口康嗣) (可燃性連鎖)
これからの流行はこれまでにない早さで 夢って夢って誰

094:流行(方舟) (方舟)
老いてなほ志したる俳諧の不易流行芭蕉に学ぶ

094:流行(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
流行と老舗ブランド比べると代々続くプライドの品

094:流行(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
とりあえず流行の服を着ていれば保たれるほどのアリバイだから

094:流行(空色ぴりか) (題詠100首blog/空色ぴりか)
とりあえず流行色の服を買い今年も冬がはじまっていく

094:流行(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
流行を詰め込まされた音楽よ居づらいのなら叫ぶのもいい

094:流行(ぱぴこ) (テクテク)
流行に逆らうフリで慎重に君の好みを追いかけていた

094:流行 (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
妹と哀歌(カンティレーナ)を奏でいる流行りの曲は歌えないけど

094:流行(田崎うに) (楽し気に落ちてゆく雪)
 帽子まで流行色の街並に刷られたばかりSALEのチラシ

094:流行(理宇) (±雑記蝶)
おとうとはどういう意図で流行のないジーンズを履いているのか

094:流行(村上はじめ) (spidyな日々)
流行に左右されないそのままのあなたでいてね 虚飾は要らない

094:流行(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
地名にも流行りあるらし なにがし台などとな呼ばれそ太郎右衛門野

094:流行(田丸まひる) (ほおずり練習帳。)
ふたりだけの間で流行る言葉とか仕草とかばかみたいばかみたい

094:流行(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
犯罪に流行のスタイルあるようで似たようなニュース今日も聞きたり

094:流行(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
犯罪に流行のスタイルあるようで似たようなニュース今日も聞きたり

094:流行(凛) (臥薪嘗胆)
流行の先取りをしたこの冬は一人苦しむインフルエンザ

094:流行(寒竹茄子夫) (鶴太屋別館「マニエリスム」)
流行り唄歌へるこころ切なくて赤壁(せきへき)の小路(こうぢ)の美しき歩み

094:流行(あおゆき) (メソトリウム)
サスペンスドラマの萩原流行見る マンネリズムは不易か否か

094:流行(shall3) (山歩き録)
流行の 服装などは 知らぬとも ズボンを二着 購入したり

094:流行(わたつみいさな。) (乱切りくじら)
流行に置き去りにされて佇んだあたしの影はまだ南向き

094:流行(水須ゆき子) (ぽっぽぶろぐ)
聞かれても答えられないことばかり流行眼(はやりめ)の子とタオルを洗う

094:流行(佐藤羽美) (one hundred gumdrops , elephants and sandals)
霧雨のようにひそかに流行りだす漫画家マリコマリオのブログ

094:流行(フワコ) (きくとわたし)
流行が繰り返すならいつか娘が着るだろうとは考えぬこと

094:流行(桑原憂太郎) (桑原憂太郎.com)
スカアトの右ポケツトから櫛の柄を見せるのが二学期の流行

094:流行(まほし) (うた・たね)
流行に染まらずにいる黒髪を秋の木蔭がみどりに染める

094:流行(今泉洋子) (sironeko)
めくるめく記憶の中の流行歌うたへば過去がわつと満ちくる

094:流行(みち。) (虹色アドレナリン。)
流行ってない風邪をひいた日いつからか掻きむしらなくなった傷口

094:流行 夜さり (夕さり夜さり)
万古不易不易流行のこひやまひ四季のうつろひ楽しむわれは

094:流行(透明) (limerence)
似合わないミュールを履いてだってこれ流行ってるしと根もない自信

094:流行(内田誠) (その言葉の行方)
夏の夜に口から口へうつされる流行病で萌える体温

094:流行(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
ちまたでは岩盤浴が流行りとかうちの岩盤まもなく帰宅

094:流行(橋都まこと) (笑って東京サヴァイヴァル)
流行の服で装備を固め終え都会の波を乗り切る少女

094:流行(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
哀しみが流行りだしたら一人ずつあの機関車に乗れるはずです

094:流行 (翔子) (花こみち)
指先が不思議にくねる腰までも流行歌手の蔦裾模様

094:流行(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
ルージュにも流行色のあるらむを広きドゴール空港で知る

094:流行(斉藤そよ) (つれづれつづり)
流行のさきへさきへと山葡萄 くれ葉 くろい実 かわきゆく蔓

094:流行(pig_pearl) (ブタに真珠)
流行の 服をまとって 街闊歩 久しくしてない 贅沢してない!

094:流行(林本ひろみ) (いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ)
流行に流されたくても流れない浅瀬に立って人波を見る

094:流行(究峰) (思い浮かぶがままに)
流行の華やかさには縁遠く時に感じる我は異邦人...

094:流行(濱田花香) (紅葵爽♪)
山中(やまなか)の草叢(くさむら)の下、細き水 そここ集まり、ただ流行(ながれ)せす。

094:流行(夢眠) (夢眠・日々綴り)
また流行る若い肌をいじめてる顔黒(がんぐろ)山姥(やまんば)街に出没

094:流行 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
ふがいないやいやいやぁと流行りうた今日のメンツにあわせて歌う

094:流行(きじとら猫) (きじとら小部屋)
ランドセル背負って歌う流行歌 二十年後も全く同じ

094:流行(けこ) (あきのうた声)
縄跳びに入れぬ少女の躊躇いのごと流行の「モテ服」を見る

094:流行 (象と空)
初雪のちらつく街で流行のゲームソフトをラッピングしてる

094:流行(ことら) (ことらのことのは)
流行の歌は嫌いという君の剛いカウチンセーターが好き

094:流行(堀 はんな) (たん たん 短歌)
お笑いの流行あらば不景気と言われて長きお笑いブーム...

094:流行(新藤伊織) (月が堕ちるころ)
泣き顔で笑ってみせた叫べずに流行り遊びでごまかしていた

094:流行(浅葱) (空耳の森*番外地)
流行を追うこともなく淡々と日々過ごしたる我の人生

094:流行 (ケビン・スタイン) (In Other Words・別の言葉で)
質問の答えは色の名前だけ それが僕らの最後の流行

094:流行(ゆづ) (透明ランドセル)
あの人は今年流行っているらしい来年になったら好きになれそう

094:流行 (砺波湊) (となみ☆みなと)
世界には尽きせぬ謎が 一例に萩原流行のウエスタン好き

094:流行(癒々) (Romantic irony)
さみしいようさみしいようとうたうのが近ごろの流行りなのです ゆるして

094:流行(内田かおり) (題詠2006深い海から)
こどもたちの流行のアニメを見ることが先生達の休日課題

094:流行 (如月綾) (お気に召すまま)
流行を作れるくらい斬新な服で一緒に街に出ようか

094:流行(近藤かすみ)  (気まぐれ徒然かすみ草)
私たちこんな言葉を生きてきた渦巻く『新語死語流行語』 (大塚明子/注解 イミダス編集部/編 集英社新書)

094:流行(もりたともこ) (短歌、すきです。)
流行に染めぬ髪色とりあえず意地を張り行く白に負けずに

094:流行(小軌みつき)  (小軌みつき-つれづれ日和-)
そういつもはやりの店にずらりならんだ流行りの靴ほど痛むつま先

094:流行(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
いはば季節をうしろ手にして単純に流行り風邪(ふうじや)にしはぶくわれは

094:流行(我妻俊樹) (喜劇 眼の前旅館)
流行ってもひかずに終る風邪があり二列にならんで待つ熱海行き

094:流行(折口弘) (はっちんずBLOG)
流行を崇める風潮揶揄してた青年のまま老うる吾がいて

094:流行 (佐田やよい) (言の波紋)
流行の種を探しに旅立って半世紀たつカリスマ庭師

094:流行(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
流行歌大音量で流れつつ啜らされてる屋台ラーメン

094:流行 (にしまき) (びおん書局 ※にしまき※)
流行がやっと自分に追いついたあっという間に置いていかれた

094:流行(小太郎) (ねこのにくきゅう)
流行ってたあの日の歌を選んでる君とは違う人とのデュオ

094:流行(幸くみこ) (そこそこがんばる)
ばあちゃんの娘時代の流行り歌 まんまる猫背が揺れる炊事場

094:流行。  (P) (猫の毛玉 別荘 -しろうとたんか-)
なんにでも流行というものがありますが 知らぬ存ぜぬ都合が悪い

094:流行(星川郁乃) (Air Station)
流行の似合わなくなる安らかさ たくさん歩けそうな靴で行く

094:流行(瀧村小奈生) (陽だまりのふちっこで)
レギンスと言えば流行スパッツは郷愁となるこれが流行...

094:流行(春村蓬) (風見鶏)
移りゆく季節を購ふことに似て花にも犬にも流行のあり

094:流行(ヒジリ) (*tRIGger.)
「なんですき?」の返答例1のキミ、「今流行ってて」は理由でオッケ?

094:流行(ヒジリ) (*tRIGger.)
「なんですき?」の返答例1のキミ、「今流行ってて」は理由でオッケ?

094:流行(中野玉子) (薔薇がなくちゃ生きていけない)
急行と各駅のあと流行が三番線を通過していく

094:流行(yurury**) (Scene-Flow into space*写真短歌・五行詩)
旋律を感傷として覚ゆれど流行歌の詞は素通る齢(よはひ)

094:流行(ひろこ) (ひろたんの創作日記)
流行をいつの間にやら追い求め 自分無くしてロボットになる

094:流行 (nine) (songs)
流行に乗り遅れちゃう昔から学級閉鎖もぴんぴんしてた

094:流行(ベティ) (Betty's second Bar)
流行で括られている少女らの足首細く街を這いずる

094:流行(のんちゃん) (のんちゃんの衣裳部屋裏)
流行の先端のような、勘違いをしているような、もぐらのような、

094:流行(まゆねこ) (家事、ときどき短歌)
流行の銀の自転車放置され悪魔がそっと我に囁く

94.流行(文月万里) (Kagerou つれづれ)
ゆっくりと追いかけていればその内に後から来るかも流行なんて

094:流行(魚虎) (脳内に散らばり在りし言の端をDJ的感覚で編む棄てるダム)
かくしんも知らないくせに五年後の流行色が捕まえられた

094:流行(みにごん) (MINI'S LIFE blog)
この夜に流行なんていらないよ抱きしめ合って溶け合ってゆく