新幹線で移動中のこと。
ふっと、目に入った白いビルの窓から壁づたいにモクモクと立ち上る白い煙。
なに、あれ・・・火事?
と思っている間に新幹線はどんどん通り過ぎて行く。
煙突ではなく、窓から煙が出ているように見えた。
壁づたいだし、煙の量が半端じゃなかった。
でも、見間違いかも・・・でも、火事かも・・・
だいたい、ここはどこじゃ!
と、一瞬のうちに考えて、携帯の時計を確認する。
9:04 45秒、46秒・・・
とりあえず、通過時間はだいたいわかった。
新幹線の中から119に電話ってできるのか?
でも、119にかかっても、ちゃんと説明できないぞ。
1人、どうしようかと迷ってた。
すると、新幹線の停車しない駅を猛スピードで通過。
え?え?どこ駅!?
U駅!?
急いで、携帯の時計を確認。
9:08
U駅より4分前だな。
で、後は電話をすべきかどうか。火事じゃない可能性もあるし・・・
まあ、違ってもしょうがない。情報提供だけでもしておこう。
と、数分後にデッキに移動。
携帯で119を押してみると・・・ かかったじゃん!
「**消防署です。救急ですか?消防ですか?」
「すみません。新幹線の中にいるものですけど、火事の煙かも見えたかもしれなくって・・・違ってたら、ごめんなさい!」
それからの説明は、シドロモドロ。
だって、新幹線の中から移動中に記憶を頼りに説明って、チョー難しい。
それでも、なんとか状況を伝えると、消防署のおじさんは
「そのまま電話を切らずにお待ちください。U消防署に転送しますから」
「はい」
とは言ったものの、この電話って、どっかで切れるんじゃないの???
保留音がなる携帯を抱えて、不安、不安。
数分すると、デッキの隣に車掌さんが立っていた。
団長は、携帯を耳にあてたまま、
団長:「すみません。この新幹線って、1分間に何キロすすみますか?」
車掌:「え~、え~っと、え~っと」
(ラチが開かない。計算しろよー!)
団長:「この新幹線って今、時速何キロで走ってますか?」
車掌:「240キロです!」
(なんて、自信満々)
団長:「じゃあ、60で割って・・・一分間で4キロだ!じゃあ、4分で16キロ!」
車掌:「はい!」
団長:「ありがとうございます。今、火事を見たかも知れなくって、通報中」
と、簡単に説明をした。
しかし、数分後に携帯はエリア外で切れた。
なんだよ~!と思って、携帯を切ると、何本も電話が掛かってきていた。
しかもナンバーが管轄の消防署っぽい。
留守電にも何回もメッセージが。
それを見て、すぐに折り返しで電話。
何度も電話をかけた消防署の人は、少々ご立腹?
見間違いかもしれない、と何度も伝え、同じ説明を繰り返し、
U駅より北16キロ地点らしいという最新情報も伝えた。
消防署:「火は見えましたか?」
団長:「いいえ」
消防署:「煙の色は何色でしたか?」
団長:「白くって、モクモクと出ていました。」
消防署:「わかりました。確認します。」
(ほっ)
消防署:「また、連絡するかもしれませんので、携帯の留守電を切ってください」
団長:「え?留守電の切るんですか?切り方わからないんですけど・・・」
消防署:「とにかく、留守電を切ってください。」
団長:「・・・わかりました。やってみます・・・」
と言って、電話を切った。
それから、東京駅に着くまで、携帯の設定と格闘。
しばらく探して、やっとわかった。
留守電解除、完了。やったー!
しかし、それから電話は1回もかかってこなかった・・・
だいたい留守電切る必要ってあるの???
それに、火事じゃなかったのか?結果はわからず・・・
応援クリックよろしく
↓
ふっと、目に入った白いビルの窓から壁づたいにモクモクと立ち上る白い煙。
なに、あれ・・・火事?
と思っている間に新幹線はどんどん通り過ぎて行く。
煙突ではなく、窓から煙が出ているように見えた。
壁づたいだし、煙の量が半端じゃなかった。
でも、見間違いかも・・・でも、火事かも・・・
だいたい、ここはどこじゃ!
と、一瞬のうちに考えて、携帯の時計を確認する。
9:04 45秒、46秒・・・
とりあえず、通過時間はだいたいわかった。
新幹線の中から119に電話ってできるのか?
でも、119にかかっても、ちゃんと説明できないぞ。
1人、どうしようかと迷ってた。
すると、新幹線の停車しない駅を猛スピードで通過。
え?え?どこ駅!?
U駅!?
急いで、携帯の時計を確認。
9:08
U駅より4分前だな。
で、後は電話をすべきかどうか。火事じゃない可能性もあるし・・・
まあ、違ってもしょうがない。情報提供だけでもしておこう。
と、数分後にデッキに移動。
携帯で119を押してみると・・・ かかったじゃん!
「**消防署です。救急ですか?消防ですか?」
「すみません。新幹線の中にいるものですけど、火事の煙かも見えたかもしれなくって・・・違ってたら、ごめんなさい!」
それからの説明は、シドロモドロ。
だって、新幹線の中から移動中に記憶を頼りに説明って、チョー難しい。
それでも、なんとか状況を伝えると、消防署のおじさんは
「そのまま電話を切らずにお待ちください。U消防署に転送しますから」
「はい」
とは言ったものの、この電話って、どっかで切れるんじゃないの???
保留音がなる携帯を抱えて、不安、不安。
数分すると、デッキの隣に車掌さんが立っていた。
団長は、携帯を耳にあてたまま、
団長:「すみません。この新幹線って、1分間に何キロすすみますか?」
車掌:「え~、え~っと、え~っと」
(ラチが開かない。計算しろよー!)
団長:「この新幹線って今、時速何キロで走ってますか?」
車掌:「240キロです!」
(なんて、自信満々)
団長:「じゃあ、60で割って・・・一分間で4キロだ!じゃあ、4分で16キロ!」
車掌:「はい!」
団長:「ありがとうございます。今、火事を見たかも知れなくって、通報中」
と、簡単に説明をした。
しかし、数分後に携帯はエリア外で切れた。
なんだよ~!と思って、携帯を切ると、何本も電話が掛かってきていた。
しかもナンバーが管轄の消防署っぽい。
留守電にも何回もメッセージが。
それを見て、すぐに折り返しで電話。
何度も電話をかけた消防署の人は、少々ご立腹?
見間違いかもしれない、と何度も伝え、同じ説明を繰り返し、
U駅より北16キロ地点らしいという最新情報も伝えた。
消防署:「火は見えましたか?」
団長:「いいえ」
消防署:「煙の色は何色でしたか?」
団長:「白くって、モクモクと出ていました。」
消防署:「わかりました。確認します。」
(ほっ)
消防署:「また、連絡するかもしれませんので、携帯の留守電を切ってください」
団長:「え?留守電の切るんですか?切り方わからないんですけど・・・」
消防署:「とにかく、留守電を切ってください。」
団長:「・・・わかりました。やってみます・・・」
と言って、電話を切った。
それから、東京駅に着くまで、携帯の設定と格闘。
しばらく探して、やっとわかった。
留守電解除、完了。やったー!
しかし、それから電話は1回もかかってこなかった・・・
だいたい留守電切る必要ってあるの???
それに、火事じゃなかったのか?結果はわからず・・・
応援クリックよろしく
↓
私だったらどうするかな。電話する勇気もないかも。
それにしても、火事だったのか違ったのかくらい教えてくれてもいいのにね。
不親切だな~。
「おせっかい」病だから、電話せずにはおれなかったということもあるでしょう。
でも、この日もう一回事件が起きたんです・・・
つづく