アジアシリーズが終わってもう満腹というか脱力というか,
北京五輪アジア最終予選はどうでもいいという感じでしたが
いざ始まってみると燃えますねぇ。
第1戦のフィリピン戦も第2戦の韓国戦も中継をフルで見ましたよ。
アジアシリーズが日テレの1社中継だったように,
アサヒスーパードライチャレンジ(「スーパードライ」が
入っていないと競馬の『朝日チャレンジカップ』っぽく
聞こえてしまう罠)はテレ朝の1社中継。
しかもアジアシリーズでドラゴンズが優勝を決めた最終戦を
9回途中でぶち切った糞日テレとは違い,
本物の国代表戦だけに洋画劇場を消滅させてでも完全中継。偉い。
※今,同局のスポーツ番組では必ず決まったテーマ曲を使っているようで
CMに入るたびに「ポジティブダンガン~♪」の歌が流れるのは
けっこう疲れるですけどねw
あと,去年あたりからボクシングや格闘はともかく
野球の中継すらもパチ業者をスポンサーに入れないと
番組が成立しないのかと情けなく思うくらいパチCMがうざい。
中盤に入って日産と花王だったか一流企業の時間帯になって
ほっとしたもんです(本来洋画劇場だった枠か?)
◆北京五輪アジア最終予選第1日(台中インターコンチネンタル球場)
【勝】○涌井,小林
【負】●ロブレス,バックレイ,デラカルサダ
【HR】稲葉1号(5回裏ソロ)
う~ん,10点獲って0点に抑えて,狙いどおりコールド勝ちしたわけですけど
苦しい戦いでした。
勝つだけでは勝ちじゃないという,アジアの王者日本としてのノルマを課せられたような試合とはいえ,結局コールド負けに終わったとはいえフィリピン代表もすごく健闘しましたね。日本の攻撃も2回~4回はゼロ行進だったわけで
日本国内ではセットポジションで1秒以上きっちり静止しないとボークをとられるのに国際審判は厳しくないからとビシビシクイックで放ってくるし,なんといっても牽制がおそろしく上手かった。
十代の選手から40の選手まで,国内にプロがないながらもこの国際試合を存分に楽しむ強さを感じました。
日本選手はほとんどの先発野手がヒットを記録しましたが
個人的に「日本代表スタメン?四番?なんじゃそりゃ」と
失礼にも思ってた
新井選手(FA騒動以前に日本代表の4番指名って?と)が
先制3塁打を放ち,
阿部捕手(そりゃ打力を考えれば谷繁選手より上ですが)が
4安打の固め打ち。
阿部慎之助選手,あのバットを放り投げるような打ち方で
打球が内野の間を抜けていくんですから何が乗り移ってんだ?
と寒気がしましたよ。
ドラゴンズ勢はあの名手井端がなぜか指名打者で起用,
アジアシリーズMVPを獲得したように国際試合に勝負強い
ところを見せるからって,打つだけとはまるで具のない握り寿司。
最多安打の3番青木選手ともどもノーヒットで蚊帳の外に
なってしまい最後は足にデッドボールというがっかりな試合に
なってしまいました。いい打球は放ってたしエラーでの出塁も
あったんですけどね…。
あと,ドラゴンズ勢では森野選手が6回代走,7回サードの
守りに入りました。
◆北京五輪アジア最終予選第2日(台中インターコンチネンタル球場)
【日本】成瀬、○川上、岩瀬、S上原
【韓国】●田炳浩(チョン・ビョンホ)、張シ亘三(チャン・ウォンサム)、韓基周(ハン・ギジュ)、柳沢鉉(リュ・テクヒョン)、権奕(クォン・ヒョク)、鄭大火玄(チョン・デヒョン)
【HR】高永民(コ・ヨンミン)1号(1回裏ソロ)
いや~,すごかった。
初日に韓国が台湾に勝ち,今日フィリピンが0勝2敗となったことで
今日韓国が日本に勝てば,明日フィリピンに負けても
2勝1敗で並ぶ日本(または台湾)に直接対決で上回ることから
韓国の優勝&北京五輪出場が決定してしまう重圧の1戦,
ほんとうに息詰まる展開が続く中,最後はやった!とスッキリする
勝利をものにしてくれました。
日本戦での先発が予想されたエースを台湾戦で使ってきた
韓国はなんと,公式に提出され日本チームや中継ブース,
スタジアムのラインナップ表示に示されたメンバー表から
先発投手も打順もまるで違えてくる掟破りの心理奇襲攻撃。
もうセットポジションでクイック放ってくるってレベルじゃない。
いいかげんにせぇよ。
なぜかそのまま試合は始まるし,
実況でも混乱の後,「国際大会の公式ルールでは試合直前に
両チームの監督が交換するまで変更は可能」と伝えていましたが
だったらやっぱりあんな変更ダメじゃん。通すなよ。
一方「先発投手は皆さんの考える通りですよ」とコメントしていた星野監督,
韓国戦はダルビッシュ,最終台湾戦は川上憲伸両投手かという
大方の見方を覆して,今日の先発は今季パ・リーグの最優秀防御率投手
成瀬投手。
もちろん前述の2投手と並んで先発候補に挙げていた
ところもあったので奇襲というほどのことではありません。
「3戦3勝。それも1点も与えないで勝つ」
という,金メダルを狙うチームとしてアジア予選段階では
立ててもいいかもしれないけれどとてつもないノルマを
星野監督は選手たちに課していたそうですが,
初回,先頭バッターを空振り三振にとった後,
いきなり2番バッターに先制ソロを許す波乱の幕開け。
呆然としていかにもやばそうな表情でしたが,なんとか立ち直って
4回に追加点を奪われるまで重圧尋常でないマウンドを
よく踏ん張りました。
2番手に川上憲伸投手。
たしかに,1人3~4イニングで継投しIFUリリーフ3本柱に
つなぐ組み立てを考えた場合,憲神の後を引き継ぐのと
後ろに憲神が控えていると思って投げるのとでは後者のほうが
リレーする投手が楽なのは確か。
というわけで,この試合はドラゴンズ勢がきっちり
星野監督の起用に応える活躍を見せてくれました。
森野選手は9番サードで先発出場,1点ビハインドの2回表
大村サブロー選手の同点タイムリーに続いて
逆転タイムリーエラーを誘うセカンドへの当たり。
その後ヒットは出ませんでしたが送りバントを決めるなど
仕事はきっちり決めていました。
また,昨日の死球負傷で先発を外れた井端選手は
8回先頭の阿部選手が2塁打出塁の後代打で登場,
きっちりと貴重なバントを決め,続く稲葉選手の追加点
タイムリーにつなげました。(ランナーは代走荒木選手で
ドラ初回の攻撃みたいな光景でした)
しかしまぁ,ヒットは10本出たものの6回7回三者凡退に
終わるなど,打つほうは重たい雰囲気の中,やった!
というプレッシャーとカタルシスの連続でしたが
同じように苦しかったものの守りのほうは,
投手陣がしびれる投球を再三見せてくれました。
憲伸投手,5回裏の高永民を内角ストレート三振チェンジ,
憲伸投手をリリーフした岩瀬投手,
6回裏2死満塁で8番趙寅成をスライダーでビシッと三振,
8回裏2死一、三塁で代打朴勍完に内角ストレートで見逃し三振。
9回裏日本代表の守護神・上原投手がキレのいいフォークや
高めの釣り球ストレートでグイグイ攻め込み気迫の三者凡退。
いや~。正しい使い方をすれば,短期決戦だろうが国際試合だろうが
上原投手はこれくらいのパフォーマンスを当然のように
見せてくれるんですよ原さん。
ただ,星野さん,6回途中からリリーフさせていた岩瀬投手を
8回最後まで続投させたのは正直勘弁してよと言いたい。
試合後のインタビューで「延長戦の可能性も考えたので」と
説明していたように,勝つために続投が必要と考えていたのだから
全責任を背負った監督の采配には口を出すべきではないのですが
やっぱり,川上憲伸投手より長く投げさせたのは
納得いかないなぁ…。
いくら岩瀬投手でも,8回に1点獲られたのはそりゃ当然ですよ。
明日の台湾戦は絶対休ませてあげてよ!
それにしてもこの試合は,岩瀬投手にしても上原投手にしても
球審の判定に苦しめられました。
低めは打者が振らないとストライクにはならない,
代わりに右打者の胸元はとってくれるけれど,
ここぞという肝心な場面で急にボールにしたりする。
残るは開催国・台湾戦。
初日の韓国戦で敗れ,序列的には今日より楽になる計算ですが
昨年のアジアシリーズで韓国代表ライオンズを台湾代表が破った
実績もあり,やっぱり勝負は下駄を履くまでわかりません。
今夜の韓国戦,日本人ファンだけではなく台湾の方々も大勢
球場につめかけて応援してくれたとのこと。
親日の「国」でもさすがに地元相手ではアウェイの洗礼があるかも
しませんが,痛い恩返しを浴びせてほしいものです。
アジア野球選手権 公式ページ 1球速報など
スポーツナビ「北京五輪への道 野球」試合詳報など
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北京五輪アジア最終予選はどうでもいいという感じでしたが
いざ始まってみると燃えますねぇ。
第1戦のフィリピン戦も第2戦の韓国戦も中継をフルで見ましたよ。
アジアシリーズが日テレの1社中継だったように,
アサヒスーパードライチャレンジ(「スーパードライ」が
入っていないと競馬の『朝日チャレンジカップ』っぽく
聞こえてしまう罠)はテレ朝の1社中継。
しかもアジアシリーズでドラゴンズが優勝を決めた最終戦を
9回途中でぶち切った糞日テレとは違い,
本物の国代表戦だけに洋画劇場を消滅させてでも完全中継。偉い。
※今,同局のスポーツ番組では必ず決まったテーマ曲を使っているようで
CMに入るたびに「ポジティブダンガン~♪」の歌が流れるのは
けっこう疲れるですけどねw
あと,去年あたりからボクシングや格闘はともかく
野球の中継すらもパチ業者をスポンサーに入れないと
番組が成立しないのかと情けなく思うくらいパチCMがうざい。
中盤に入って日産と花王だったか一流企業の時間帯になって
ほっとしたもんです(本来洋画劇場だった枠か?)
◆北京五輪アジア最終予選第1日(台中インターコンチネンタル球場)
フィリピン代表 | 0 0 0 0 0 0 0 | 0 | 1 2 |
日本代表 | 5 0 0 0 1 4 × | 10 | 16 1 |
【勝】○涌井,小林
【負】●ロブレス,バックレイ,デラカルサダ
【HR】稲葉1号(5回裏ソロ)
う~ん,10点獲って0点に抑えて,狙いどおりコールド勝ちしたわけですけど
苦しい戦いでした。
勝つだけでは勝ちじゃないという,アジアの王者日本としてのノルマを課せられたような試合とはいえ,結局コールド負けに終わったとはいえフィリピン代表もすごく健闘しましたね。日本の攻撃も2回~4回はゼロ行進だったわけで
日本国内ではセットポジションで1秒以上きっちり静止しないとボークをとられるのに国際審判は厳しくないからとビシビシクイックで放ってくるし,なんといっても牽制がおそろしく上手かった。
十代の選手から40の選手まで,国内にプロがないながらもこの国際試合を存分に楽しむ強さを感じました。
日本選手はほとんどの先発野手がヒットを記録しましたが
個人的に「日本代表スタメン?四番?なんじゃそりゃ」と
失礼にも思ってた
新井選手(FA騒動以前に日本代表の4番指名って?と)が
先制3塁打を放ち,
阿部捕手(そりゃ打力を考えれば谷繁選手より上ですが)が
4安打の固め打ち。
阿部慎之助選手,あのバットを放り投げるような打ち方で
打球が内野の間を抜けていくんですから何が乗り移ってんだ?
と寒気がしましたよ。
ドラゴンズ勢はあの名手井端がなぜか指名打者で起用,
アジアシリーズMVPを獲得したように国際試合に勝負強い
ところを見せるからって,打つだけとはまるで具のない握り寿司。
最多安打の3番青木選手ともどもノーヒットで蚊帳の外に
なってしまい最後は足にデッドボールというがっかりな試合に
なってしまいました。いい打球は放ってたしエラーでの出塁も
あったんですけどね…。
あと,ドラゴンズ勢では森野選手が6回代走,7回サードの
守りに入りました。
◆北京五輪アジア最終予選第2日(台中インターコンチネンタル球場)
日本代表 | 0 2 1 0 0 0 0 1 0 | 4 | 10 1 |
韓国代表 | 1 0 0 1 0 0 0 1 0 | 3 | 6 2 |
【日本】成瀬、○川上、岩瀬、S上原
【韓国】●田炳浩(チョン・ビョンホ)、張シ亘三(チャン・ウォンサム)、韓基周(ハン・ギジュ)、柳沢鉉(リュ・テクヒョン)、権奕(クォン・ヒョク)、鄭大火玄(チョン・デヒョン)
【HR】高永民(コ・ヨンミン)1号(1回裏ソロ)
いや~,すごかった。
初日に韓国が台湾に勝ち,今日フィリピンが0勝2敗となったことで
今日韓国が日本に勝てば,明日フィリピンに負けても
2勝1敗で並ぶ日本(または台湾)に直接対決で上回ることから
韓国の優勝&北京五輪出場が決定してしまう重圧の1戦,
ほんとうに息詰まる展開が続く中,最後はやった!とスッキリする
勝利をものにしてくれました。
日本戦での先発が予想されたエースを台湾戦で使ってきた
韓国はなんと,公式に提出され日本チームや中継ブース,
スタジアムのラインナップ表示に示されたメンバー表から
先発投手も打順もまるで違えてくる掟破りの心理奇襲攻撃。
もうセットポジションでクイック放ってくるってレベルじゃない。
いいかげんにせぇよ。
なぜかそのまま試合は始まるし,
実況でも混乱の後,「国際大会の公式ルールでは試合直前に
両チームの監督が交換するまで変更は可能」と伝えていましたが
だったらやっぱりあんな変更ダメじゃん。通すなよ。
一方「先発投手は皆さんの考える通りですよ」とコメントしていた星野監督,
韓国戦はダルビッシュ,最終台湾戦は川上憲伸両投手かという
大方の見方を覆して,今日の先発は今季パ・リーグの最優秀防御率投手
成瀬投手。
もちろん前述の2投手と並んで先発候補に挙げていた
ところもあったので奇襲というほどのことではありません。
「3戦3勝。それも1点も与えないで勝つ」
という,金メダルを狙うチームとしてアジア予選段階では
立ててもいいかもしれないけれどとてつもないノルマを
星野監督は選手たちに課していたそうですが,
初回,先頭バッターを空振り三振にとった後,
いきなり2番バッターに先制ソロを許す波乱の幕開け。
呆然としていかにもやばそうな表情でしたが,なんとか立ち直って
4回に追加点を奪われるまで重圧尋常でないマウンドを
よく踏ん張りました。
2番手に川上憲伸投手。
たしかに,1人3~4イニングで継投しIFUリリーフ3本柱に
つなぐ組み立てを考えた場合,憲神の後を引き継ぐのと
後ろに憲神が控えていると思って投げるのとでは後者のほうが
リレーする投手が楽なのは確か。
というわけで,この試合はドラゴンズ勢がきっちり
星野監督の起用に応える活躍を見せてくれました。
森野選手は9番サードで先発出場,1点ビハインドの2回表
大村サブロー選手の同点タイムリーに続いて
逆転タイムリーエラーを誘うセカンドへの当たり。
その後ヒットは出ませんでしたが送りバントを決めるなど
仕事はきっちり決めていました。
また,昨日の死球負傷で先発を外れた井端選手は
8回先頭の阿部選手が2塁打出塁の後代打で登場,
きっちりと貴重なバントを決め,続く稲葉選手の追加点
タイムリーにつなげました。(ランナーは代走荒木選手で
ドラ初回の攻撃みたいな光景でした)
しかしまぁ,ヒットは10本出たものの6回7回三者凡退に
終わるなど,打つほうは重たい雰囲気の中,やった!
というプレッシャーとカタルシスの連続でしたが
同じように苦しかったものの守りのほうは,
投手陣がしびれる投球を再三見せてくれました。
憲伸投手,5回裏の高永民を内角ストレート三振チェンジ,
憲伸投手をリリーフした岩瀬投手,
6回裏2死満塁で8番趙寅成をスライダーでビシッと三振,
8回裏2死一、三塁で代打朴勍完に内角ストレートで見逃し三振。
9回裏日本代表の守護神・上原投手がキレのいいフォークや
高めの釣り球ストレートでグイグイ攻め込み気迫の三者凡退。
いや~。正しい使い方をすれば,短期決戦だろうが国際試合だろうが
上原投手はこれくらいのパフォーマンスを当然のように
見せてくれるんですよ原さん。
ただ,星野さん,6回途中からリリーフさせていた岩瀬投手を
8回最後まで続投させたのは正直勘弁してよと言いたい。
試合後のインタビューで「延長戦の可能性も考えたので」と
説明していたように,勝つために続投が必要と考えていたのだから
全責任を背負った監督の采配には口を出すべきではないのですが
やっぱり,川上憲伸投手より長く投げさせたのは
納得いかないなぁ…。
いくら岩瀬投手でも,8回に1点獲られたのはそりゃ当然ですよ。
明日の台湾戦は絶対休ませてあげてよ!
それにしてもこの試合は,岩瀬投手にしても上原投手にしても
球審の判定に苦しめられました。
低めは打者が振らないとストライクにはならない,
代わりに右打者の胸元はとってくれるけれど,
ここぞという肝心な場面で急にボールにしたりする。
残るは開催国・台湾戦。
初日の韓国戦で敗れ,序列的には今日より楽になる計算ですが
昨年のアジアシリーズで韓国代表ライオンズを台湾代表が破った
実績もあり,やっぱり勝負は下駄を履くまでわかりません。
今夜の韓国戦,日本人ファンだけではなく台湾の方々も大勢
球場につめかけて応援してくれたとのこと。
親日の「国」でもさすがに地元相手ではアウェイの洗礼があるかも
しませんが,痛い恩返しを浴びせてほしいものです。
アジア野球選手権 公式ページ 1球速報など
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星野流 世界文化社(2007/11/8) | 強いチームの用兵と戦略―元オリンピック野球日本代表監督が明かす『勝利の法則』 (単行本) 鈴木 義信 (著) 中経出版(1999) | 世界野球革命―THE SAMURAI WAY OF BASEBALL (ハヤカワ文庫)ロバート・ホワイティング (著)早川書房 (2007/04) | 野球小僧 世界野球選手名鑑2007白夜書房 |
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