私の音楽 & オーディオ遍歴

お気に入りアーティストや出会った音楽、使用しているオーディオ機器を紹介します(本棚8)。

ステイシー・ケント「ドリームズヴィル」

2009年08月27日 | ヴォーカル
ステイシーは現在活躍中のジャズ・ヴォーカリスト。
最近のアーティストはあまり聴かないのですが、たまたまAmazonのレビューを読んで「ドリームズヴィル」という2000年発表のバラード集をついでに購入したのでした。

素晴らしい!
ややハスキーな柔らかい声が心地よく、フレーズの崩し方や間の取り方も絶妙で、ジャズ・ヴォーカルの魅力が詰まっています。

例えて言うなら、リー・ワイリーとブロッサム・ディアリーを足して2で割ったイメージ。
わかる人にはわかるでしょう?

リー・ワイリーは「ナイト・イン・マンハッタン」を代表作とする白人女性歌手。
「セクシー&エレガント」と言ってもよいし「母性的・癒し系」とも言えそう。
古き良き時代・・・男が男らしく、女が女らしいことが格好良かった時代のジャズ・ヴォーカルです。
心地良いんですよねえ。

ブロッサム・ディアリーは一言でいえば「キュート」。
舌足らずの節回しが「カマトト」と揶揄されることもありますが、私は「Ones upon a Summertime」というアルバムの中の「Tea for Two」はこの名曲のベストシングだと信じる一人です。

「セクシー&エレガント&キュート」
女性の魅力として完璧ですね。

こんなヴォーカルを聴きながらジャズ・クラブでお酒を飲めたら至福の時間を過ごせそう。

いつの間にか彼女のCDをたくさん買ってしまいました。
でも、一番の愛聴盤はコレ。まさに出会いでした。

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