JK BOOKS 「風俗画報」こんな記事も載っています!

JK BOOKS 「風俗画報」の中からちょっとしたおもしろ記事を紹介するブログです。

蓄音機屋さん

2017-08-07 09:56:13 | 日記
現在、世界中でアナログレコードがブームだそうです。
ある意味便利さを追求している今の時代ではかけ離れた存在の様な気もしますが、音の暖かさやジャケットの大きさなどが好まれているようです。
次に何が流行るか、予測できないですよね。

そんなレコードですが、風俗画報の中では蓄音機として紹介されています。
蓄音機もまだまだ一般家庭には普及していない時代ですが、それを上手く商売にしている方がいたようです。



明治33年の号に載っていた蓄音機屋さんの図です。
蓄音機屋と言っても蓄音機を売る仕事では無く、賑やかな場所で蓄音機の説明をしながら音を聞かせてお金をもらっていたようです。
蓄音機からはゴム管が何本も出ています。
今で言うイヤフォーンみたいなものでしょう。
文中には「5,6年前から見かける」とありますが、そんなに早くから商売していたのでしょうか?



こちらは明治42年の号に載っていた写真です。
長い間商売としてあったんですね。
それだけ蓄音機というものが高価だったと言うことかもしれません。

最新の画像もっと見る