自分の中の野生を解き放たれる場所が一箇所だけある。音楽だ。俺の聖域。ここではなんでも許される。カモシカを追うコヨーテのように自分の中の本能を解放出来る場所だ。大体、音だから人畜無害でしょ。何やったって。なにもバイクで蛇行運転しなくてもいいのよ。最後は悲惨だよそんなことしてると。サウンドでバベルの塔を目指す。深い海を渡るんだ。
この世の中本当に上質なものは闇に封印される。半端な才能の奴らが保身のために宝石を人の目に触れられないよう蓋をするんだ。そしてBigboyたちは自分には及ばないがまあまあのやつを世に送り出す。そしてなるのがProducer、糞だね。まあ自分が一番かわいいのが人間だから。
誰にも喋るな。危険なんだよ。世の中は確かに悪い人はそういない。ただ健全ってやつも実はスプーン一杯の悪を持っててさ、デンジャラスですよ。悪い人じゃないんだけどね。絶対触れぬこと。
既に手に入れた奴らは、警戒してる。自分を超える存在に敏感だ。当然潰しにかかる。自分が可愛いからね。もちろんでしょ。だから牙を隠すことよ。ここだって瞬間までワンちゃんになってなきゃならない。コヨーテであることは最後まで隠す。俺もあけっぴろげにネットで公開してるようで全然隠してるからね。秘蔵の。