気になること(MEMO)

環境問題とか、自然科学のこととか(資料)。

40年をめどに建て替えを検討という話を聞くが

2017-08-31 23:03:06 | 社会

 コンクリート作りの建て物の耐用年数は、鉄筋など住宅用で47年である。よって公営住宅では40年をめどに建て替えを検討する。そんな話を少し前に新聞で読んだことがある。

 ところがいま日本全国で、耐用年数からしてとっくに建て替えの話があっていいはずであるのに、たとえば46年とか41年経過している公営住宅はたくさんあるようである。

 

 行政には建て替えしないそれなりの理由があるのであろう。しかしこれは入居する住民のというより、行政の政治的あるいは経済的、財政の問題であろう。

 すでに、

「建て替えがあるかもしれませんよ」と入居者に告知する時期だと思うのだけれど、

 入居者を募集しておきながら、それをしていないのは、特に低所得者には禍根を残す事態ではなかろうか。入居時に家賃三か月分を払い、また風呂釜などを自費で払ったりとか、民間賃貸にはないような負担もある。

 入って一二年で仮に方針が変わって、

「あと数年で出て行ってくれ」ともなれば特に高齢者には負担が大きい。

 こういうことは一貫性を持って、しっかり、仮に40年なら、

「40年をめどに建て替えを検討」と広く告知し、なかば慣例にしたほうがよいのではなかろうか。

 

 

 

 

 

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お巡りさんとかかわらないことが平和を維持するコツである20170824

2017-08-25 18:58:33 | 社会

 きょう帰ってくるとき、
「天白警察所のものですが」と声をかけられて、所持品の検査を受けさせられた。
 しょっちゅうこういうことは起きるので、
「どうぞどうぞ」と言って好きにやらせて置いた。


 彼らの言い分は子供で、理屈はないに等しい。(年寄りからすると若者の言うことはそんなものである)
 次は同時進行的に自転車も番号なんか無線で問い合わせるという一連の流れである。あとは世間話をして笑って終わりにした。

 わたしの服装はいたって穏やか、自転車に乗って夜の日進の田舎道を行くだけ。事件性はまったくなし。しかもここは名古屋市ではなくて日進市。天白区から追いかけてきたわけだ。

 ここが日進だなんておまわりさんは知らなかった、あるいは後に引けなかったか。そういえばきのうは無灯火で走って来るパトカーと名東区の裏道ですれ違った。

 あれは犯罪行為だと思ったのがいけなかったのかな。何も考えず思わず無工夫で生きるに限る。

「無灯火で走る車は犯罪だ」などと、そういうことを思うとこっちがおまわりさんにつながって、こちらは「何も悪いことをしていない」のに、きょうのような事が起きる。

 しかし夜の裏道を無灯火で走るのもわれわれには知りえないパトカーの職務の一つなのであろう。わたしの自転車は灯火をともしているとはいえステルスの気分になった。

 道路が危険なのは十分に分かるけれど、パトカーが増えたな最近。わたしなんかよりもっと重大な犯罪者っぽい人間は五万と見て取れる、などと思いながら名東区の帰り道には道路の真ん中で車の事故が起きていて、たくさんのおまわりさんがあわくって交通整理をしていた。

 人間の社会は虫の世界と似ているといっていい。


[戒め・教訓]



お巡りさんとかかわると地獄に落ちるのだ

 

かかわらず暮らすことが平和である



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『「生きていること自体が人に迷惑をかけている」という意識』170816

2017-08-16 19:35:04 | 社会

 井上章一さんは(、雑誌『AERA』で)電車の中で大声で泣き出した子供に、

「元気だねえ」と声をかけられたら、

「生きていること自体が人に迷惑をかけている」という意識を持つことがこの国でうまく生きていくコツであるといっている。

 

 ありがたいお言葉である。

 

 さっこん香料の問題被害などでも、

「人に迷惑をかけてもよい」という若い人たちの風潮があるので、よく言ってくださったという思いである。

 

 またこういうことも氏はおっしゃっておられる、

 ピアノを弾いて、近所の人から、

「お上手ですね」とほめられたら、

「やかましくてすみません」と謝るのが正しい姿勢ですと。

 

 わたしの近所でも民家でやっている小さなピアノ教室があって、そこを通ると四六時中ピアノの音が聞こえていたりする。隣の家の人たちはどんな思いで暮らしていることだろう。

 こういうことが多いのは日本の若者だけではなく、

「人に迷惑をかけてもよい」というおかしな風潮が日本ではまかり通っているからであろう。

 

 日本人は後進国・新興国に学ぶのではなく、自国文化を深く学び理解するか、かつてのヨーロッパのような文化的に成熟した国の文化をもう一度学びなおしてよい点は見習ったほうがいいと思う。

 

 それにしても井上さんの言葉から分かることは、わが身の処し方である。ほめられても鼻高々になるのではなく、わが身をふり返って、わが身を正す。自分が見えていない人にはできないことである。

 

 

 

 

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