皮脂腺炎症 (赤鼻)

皮脂腺炎症は晩成の腕根が深くて肌に早く広る、その傾向を予測しにくくて治療が気難しい疾病です。アメリカ人口の少なくとも30～50%がこの疾病で苦労をしています(約14万名ほどのアメリカ人)。このような種類の疾病が非常に一般化になったにもかかわらず、幾多の皮膚科と内科医者は皮脂腺炎症に対する誤診を続けています。アメリカナショナル皮脂腺炎症協会で実施したアンケート調査によると、皮脂腺炎症が何かも知らない人が 78%に達し、このような疾病があるかどうかさえどう確認するか知らなかったのです。

皮脂腺炎症は肉眼でも仕分けが可能です。これは鼻下と頬に蝶形態の赤味が生ずる疾患です。初期には肌の赤くなることが些細に現われることがありますが、そのまま差し置けば刺激頻度と広がる速度が早くなって、できもの、毛穴拡張、毛細血管の表面が見える現象を伴うようになります。

もし皆さんの顔が急に赤くなったら(瞬間の圧力や太陽熱、風などによったものではない)、そしてこんな症状が長い間維持されたら、皮膚科医者と相談をした方が良いです。これ以外にも警戒しなければならない初期症状には、頬の周辺の肌にくもの巣模様の破裂した毛細管、小さなこぶ、肌トラブルなどの、にきび治療法に反応を見せないトラブルなどがあります。

長年の間、このような肌コンディションは "にきび赤鼻" と呼ばれました。しかし切なくも皮脂腺炎症をにきびのように見えるようにするできものと丘疹がよく現われるようになります。皮脂腺炎症は黒ずみとともに現われる事はほとんどなくて、幾多の被害者が感染された部分に継続的に乾燥することが現われて苦痛しています。こんなに乾燥した肌はたいていモイスチャライザーでは治療しにくくて、ホワイトヘッドは普通にきび治療剤では治療することができないから、みなさんをもっと混同させることになります。それだけでなく、もし医者が皮脂腺炎症を誤診した時に与える誤った処方薬が皆さんの肌の状況をもっと悪化させることもあります。しかし幸いにも新たに改定された病名分類では皮脂腺炎症を4種で区分しているし、多くの医者がこの前より病名をまともに理解しています。( Source: www.rosacea.org)

常に気を付けなければならないことは、皮脂腺炎症初期には症状が消えてまた現われる現象が短い間に繰り返されるということです。肉眼で確認することができる一連的な症状と一時的な症状の緩和は正確な診断をしにくくします。このような不可下衣な性質にもかかわらず、肌コンディションはまた回復しにくく、まともな治療をしなければ状況はもっと悪くなります。皮脂腺炎症の初期には肌が長期間赤くなって、その前の肌に戻らなくなります。また他の症状では血管が拡張、角質生成、オイリー肌、肌敏感、吹き出物などがますますもっと目立つようになります。皮脂腺炎症が進行されている状況では小さなできものなどが顔に現われるようになります。皮脂腺炎症がもっとひどくなる場合、根深い皮脂腺炎症が拡張され、ほおが腫れるようになります。このような非類症状は女性には珍しく現われます。

皮脂腺炎症の発病原因は何でしょうか? 幾多の研究と推測がありますが、まだ私たちはその原因が分からないです。ただ肌の内のある種類の微生物(Demodex folliculorum)がその原因ではないかと疑っているだけです。しかしまた他の学説では旺盛な活動をする無秩序的な炎症がその原因だと主張します。原因が何でも、效果的な治療方法では局所治療剤であるMetronidazole、メトロゾール、メトロローション、メトロクリームなどがあります。また他の研究ではデファリン、エリトロマイシンのジェル局所過酸化ベンゾイル、またはアゼライック酸も治療方法として考えられると主張しています。 しかし何より重要なことは、迅速な治療を通じて毛細管表面に現われる症状を悪化させない事です。 (Source: Cutis, March 2005, pages 27-32; International Journal of Dermatology, March 2005, pages 252-255; Dermatology, February 2005, pages 100-108; Expert Opinion on Pharmacotherapy, January 2004, pages 5-13; Journal of Dermatology, August 2004, pages 610-617; Archives of Dermatology, November 2003, pages 1444-1450).

http://gw.cosmeticscop.kr/_kms/report/workreport/form.php?action=write&bogo_day=この以外にも皮脂腺炎症に対する他の原因を主張している学説も充分に納得することができます。例えば遺伝的要素や環境的要素、血管の問題、さまざまな炎症の原因、そして腹部腫瘍の原因になる微生物(ヘリコバックターなど)が問題になることもあるというのです。(Source: Dermatology, February 2005, pages 100-108 and Journal of the American Academy of Dermatology, September 2004, pages 327-341)

皮脂腺炎症の治療方法にはさまざまあり、これら一つ一つを考慮する必要があります。何故ならば、すべての人には各自にあう治療法があるからです。しかし、自分にぴったりな治療法を捜してもすべての症状を完治することが出来るということでもありません。また、すべての皮脂腺炎症の治療方法は必ず医者の処方せんが必要です。ここには次のような成分が含まれます :

• メトロジェル(MetroGel)、メトロクリーム(MetroCream)、メトロローション(MetroLotion)、 そしてノリテート(メトロジナゾール成分)
• アゼライック酸(クリームタイプのアゼレックス、又はジェルタイプのピナセア)
• 局所硫黄(クラロン、フレックション)
• アダファリン(デファリン)
• 過酸化ベンゾイルとエリトロマイシンを局所的に使用
• 抗生薬のテラサイクリンを局所治療剤と一緒に使用*
• アキュテイン(Accutane)
• レーザー施術레이져 시술
(Source：Cutis, March 2005, 13-16; Journal of Drugs in Dermatology, May-June 2004, pages 251-266; and www.emedmag.com/html/pre/cov/covers/121503.asp)
人によってメトロジナゾールが合わない方もいるでしょう。しかし、この成分が自分に合わないからってがっかりする必要はありません。これ以外にも他の治療方法で消毒效果を持っている過酸化ベンゾイルを局所抗生剤エリスロマイシンとともに使えば效果があります(Source: The Journal of Dermatology, August 2004, pages 610-617)。また他の研究では15週の間251人の患者を対象にして0.75%のメトロジナゾールと15%のアゼライック酸を比べた結果、アゼライック酸がもうちょっと效果的だったという事が分かりました。

もし皮脂腺炎症の赤い症状ができもの、のう胞とともに現われたら、デファリンはとても效率的なお手助けになと主張している研究結果があります。しかし、実はデファリンは顔の赤いところには直接的な效果を与えることができません。だから一番良い結果を得るためには、メトロジナゾールとともに使った方が良いです。(Source: International Journal of Dermatology, Volume 44, Issue 3, March 2005, pages 252-255) いくつかの皮膚科医者はトレチノイン(レティンA、レノバ)を処方してくれる時もあるのに、皮脂腺炎症患者の中にはこのビタミンAによる副作用が現われる人もいます。(Source: www.drnase.com/Prescipt_ions.htm).

極端に深刻な晩成の皮脂腺炎症事例に対しては、 強い薬物のアイソトレチノイン(アキュテイン)考慮して見ることも一つの方法になれます。 また、いくつかの結果では皮脂腺炎症治療に対してこの成分を少量の 1回分だけでも十分な效果を見られると話します。 実はまだアイソトレチノインがどのようにして皮脂腺炎症に效果を現わすかは明かされなかったでしが、結果は非常に肯定的で、 大きくなるとか歪んだ汗腺も回復させてくれると言います(Source: Archives of Dermatology, July 1998, pages 884–885; and Total Skin, David J. Leffell, M.D., Hyperion, 2000, page 337)。

局所治療法と医学療法に引き続き、非除去レーザー手術とインテンス・パールス・ライト(IPL)治療が皮脂腺炎症で苦労する方々の肌再生を画期的に助けています。メトロクリームやアズレックスも学術を土台で皮脂腺炎症の原因をコントロールして症状を最小化すると知られている一方、これが 100%の治療解決策になることはありません。例えば、顔の紅潮と毛細管拡張は一般的な治療方法では何らの影響を与えることができなかったです。(Source: Journal of Drugs in Dermatology, September-October 2004, pages 12-22; Journal of the American Academy of Dermatology, October 2004, pages 592-599; British Journal of Plastic Surgery, June 2004, pages 303-310; and Journal of Drugs in Dermatology, June 2003, pages 254-259).

レーザーや光線治療方法がより良い效果を現わしますが、あまりにも多い期待はしないでください。 肌が赤くなる症状は緩和させることができるが、完璧な除去ではないということも憶えてください。 またより満足的な結果を願ったら普通6回以上の治療が必要です。もし皮脂腺炎症で診断されたら、 深刻な余病である結膜炎に気を付けなければなりません。これは皮脂腺炎症が目にできる事です。皮膚美容(Cosmetic Dermatology) 雑誌 2001年 3月号に載せられた記事によれば、 大部分このような種類の結膜炎を誤診して、まともに治っていないと出ています。結膜炎の普通症状はまぶたの痒さです。珍しい場合ですが、結膜炎が角膜に影響を与える場合もあります。このような場合、治療は可能ですが、まろやかな目薬(バイジン点眼液除き)と飲む抗生剤を一緒に使わなければなりません。しかし、どんな薬でも使う前に必ず皮膚科医者や目医者と相談することが重要です。

皮脂腺炎症のためのスキンケア
担当専門医がどんな治療法を決めても、一番重要なことは皆さんの肌にできるだけ刺激を受けないようにするスキンケアが必要だというのです。皮脂腺炎症を持っていらっしゃる方々は肌にできるだけ刺激を与えないようにして肌が厚くて硬くなる症状を予防することができます。無香料、無刺激製品を使ったほうが良いです。ボディースクラブ、バスタオル、フェイシャルピーリング剤、アルコールが含有された製品、温水、サウナなどは避けなければなりません。(Source: Cutis, March 2005, pages 17-21 and March 2004, pages 183-187; and Dermatologic Therapy, 2004; 17 Supplemental 1, pages 26-34)

一般的に、皮脂腺炎症の治療のためには基本に充実することが一番重要です：
• マイルドで肌が乾燥しない水溶性クレンザー(バー、石けん、バータイプクレンザーは絶対ダメです)
• 遺産かチタン、又は酸化亜鉛成分を含めているSPF15以上の日焼け止め(他の日焼けカット成分は刺激になる可能性があります)。皮脂腺炎症と共に脂性肌の人は日焼け止めが含まれたファンデーションと圧縮パウダーを使用してください。
• 老化防止成分と肌保護成分(肌機能改善のために)が含まれているモイスチャライザー
• サリチル酸(BHA)角質除去剤**

皮脂腺炎症がある程度治るまでは肌炎症の原因になる要素から避けた方が良いです。 激しい運動を含み、熱いコンロの前で料理をするとか、 とても暑いとか寒い気候に長くの間に外で活動をすることを避けて、飲酒などの肌を赤くする要因を遠慮してください。 多くの患者が炎症を誘発する物質、 化粧品、スキンケア製品などを記録しておいたダイアリーが非常に有用だったとお勧めしています。 できるだけストレスの原因を最小化した方が良いです。ストレスを解くことができる方法を模索、 炎症防止治療薬(アスピリン、アブロペン)を通じて肌を鎮めるようにします。

使ってはいけない成分
皮脂腺炎症を誘発するすべての成分を並べることは不可能ですが、下のリストに羅列されてある成分は基本的に気を付けなければならないものです。また同じ製品でも人によって違う反応を見せることがあるという事を留意してください.

• アセトン　Acetone
• アルコールまたはSDアルコール(セチルアルコール又はstearyl アルコールはとてもまろやかで全然刺激を与えません)
• アンモニア　Ammonia
• アルニカ　Arnica
• アスコルブ酸　Ascorbic acid　
• バームミント　Balm mint
• バルサム　Balsam
• ベントナイト　Bentonite
• 塩化ベンズアルコニウム　Benzalkonium chloride
• ベルガモット　Bergamot
• キャンパー　Camphor
• カモマイルChamomile
• シナモン　Cinnamon
• ミカン類の液とオイル(グレープフルーツやオレンジのような)
• クローバ　Clover
• クローバの花　Clover blossom
• ココアバター　Cocoa butter
• コリアンダー　Coriander
• コーン粉　Cornstarch
• ユカリ　Eucalyptus
• フェンネル　Fennel
• フェンネル　Fennel oil
• もみの木の針　Fir needle
• 香料の入っているすべての製品
• ジェラニウム　Geranium
• 馬の尾　Horsetail
• ラベンダー　Lavender
• レモン　Lemon
• レモングラス　Lemongrass
• ライム　Lime
• マヨナラム(メントールの種類) Marjoram
• メリサ Melissa
• メントール　Menthol
• ミント　Mint
• オークバーク　Oak bark
• パパイヤ　Papaya
• ペパーミント　Peppermint
• フェノール　Phenol
• サンダルウッドオイル　Sandalwood oil
• SDアルコール、エタノール又はイソプロピル
• ナトリウムC14-16オルレピン黄酸塩
• ラウリル黄酸ナトリウムSLS（ラウリル黄酸ナトリウム）
• トリエタノールラウリル黄酸(TEA-lauryl sulfate)
• タイム　Thyme
• ウィンたーグリーン　Wintergreen
• マンサク　Witch hazel
• イランイラン　Ylang-ylang

国際皮脂腺炎症社会のオンラインニュースレターである皮脂腺炎症レビューを見るためには www.rosacea.org/rr/を参考してください。もっと詳しい皮脂腺炎症に関わる研究と有益な治療方法を知らせてくれます。


*口腔抗生剤のテラサイクリンを局所治療剤とともに使用 : 初めて服用した時には飲む抗生剤のような效果を見られますが、時間が経つによってバクテリアの耐性が出来てきて、炎症症状がまた現われることができます。抗生剤バクテリアの耐性に対するほとんどの研究は、大部分ニキビや炎症の治療に使われることと係わる研究を基礎としています。皮脂腺炎症に対する治療のためには担当医者との相談が必要です。(Source : International Journal of Antimicrobial Agents, March 2004, pages 209-212; Dermatology, January 2003, pages 54-56; Expert Opinion on Pharmacotherapy, March 2005, pages 409-418; and American Journal of Clinical Dermatology, April 2003, pages 813-831)

**サリチル酸(BHA)角質除去剤 : 皮脂腺炎症にBHAはとても立派な選択になります。何故ならば、BHAは肌角質をとり除いて毛穴の機能を進める方だけなく、肌が赤くなることも防止するからです。これはアスピリンと連関して(アセチルサリチル酸)、 丘疹とのう胞によって顔が赤くなることを減らしてくれます。またBHAは抗菌性質を持っていて肌に棲息している微生物を減少させて、問題の原因を除去させます。他の皮脂腺炎症治療のように、サリチル酸がすべての人々に効果があるのではありません。(実は、いくつかの皮脂腺炎症患者が副作用を見せたりします)しかしこの方法は比較的チープで試みて見ても良い価値があります。(Source: Dermatology, January 1999, pages 50-53; Pain, September 1995, pages 339-347; and Archives of Dermatology, November 2000, pages 1390-1395).

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