Coo's Life

日々の暮らし

ゆとりってなんだろ?

2007-03-15 00:06:44 | 生活
夏休みなど1週間短縮を 再生会議、ゆとり教育見直しで(共同通信) - goo ニュース

こんばんは
このニュースをみて、
「うはぁ~」と思います。
勉強時間を増やしても、ダメですってと思います。

週休2日にして、子供たちはその時間で何を学んだんでしょうね?
休みをふやしたり、学ぶべきものを減らしたりして
増やしたのは何の時間?
大人にも、子供にも自己責任で「やりたいことみつけなさい」
と、「ゆとり」を作りなさい としたことは
意義があります。

でも、実際にそういう教育をうけていないボクとしては
この「ゆとり」というのは捻じ曲がった使われ方をしたように
思われてなりません。

テストの点数がとれなくてもいい
がんばらなくてもいい
算数ができなくてもいい
漢字がかけなくてもいい
人間関係をうまくやれなくてもいい
大丈夫だよ
世の中のゆとりは、
できないということをうけいれてくれますよ
そんな、「ゆとり」だったように思えます。

今、会社の中で「コーチング」というのを学んでいます。
その中で学んでいるのは、結局は部下の能力を引き上げる術です。
人を進歩させるためのスキルです。
できないことをできるようにするための方法です。
できないということを認め受け入れるものではありません。

ダイバーシティ(多様性)や個性という言葉にだまされて
「こうあるべき」とモデルを打ち出すことを嫌う社会になりつつある
へんな社会です。

「こうあるべき」なんてものは人の数だけあります。
自分の「こうあるべき」以外も認めるのが本当の「多様性」と
思います。
バカにせず、嫌わずね。

ただね、できないことを認めてください
これ以上がんばらずにいさせてください
もうちょっと、がんばってもボクにはできませんから
どうぞ、ほっておいてください。
これも、多様性のひとつです。
これも、「ゆとり」には必要なんです。
なんていう、自分で、家族で限界を決めてしまうような
「多様性」「ゆとり」なら受け入れがたいなぁ

勉強時間を増やしたって
休みを減らしたって
学習意欲が高まるわけではありません。
個々の進捗・進歩にあわせた教育こそ
本当のゆとりではないかと考えます。


ひさしぶりにぬくぬく



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