21世紀の「楽しむ経営」

オフィスゴトウ 代表取締役 後藤 専(たかし)
東京都内・貸しビル業
日々の経営判断・事業の進め方を公開します。

2014年 「金融庁検査」はこんな感じ。

2014年03月14日 | 日記
私は、ブログで自分のメインバンクを公言しているので、古い読者さんにはどの銀行かばれてます。
一応、今日は某信用金庫としておきましょう。
この某信金に金融庁検査が入りました。

私がメインにしている支店のラインシート説明が終わったそうです。
ラインシートってのは、要するに預金と貸出の残高をはじめとする、各取引先の概要を並べて書いて提出するもんです。
主要取引先の概況の一覧って感じ。

弊社オフィスゴトウへの貸出残高も相当なもんで、ラインシート説明の対象先です。
説明終わって、3秒で通過。
融資残高の多い正常先に、ほとんど関心はなかったとのこと。

金融庁検査って、いわゆる金融機関だけでなく、事業をなさるみなさんにもとても重要です。
このニュアンスで、銀行の融資姿勢が決まる。

日銀の異例の金融緩和が、どこまで市中にも影響が及ぶか。
この鍵を握っているのが、「金融庁検査」といっていい。

各銀行は、金融庁が行う「公式アナウンス」には半信半疑なもんなんです。
通達される公式文書より、実際の検査の現場でなにを聞かれるか。
何を突っ込まれるか。
頭取をはじめ、これに敏感なんです。

三和銀行は、この検査を忌避したってことで、潰されちゃいました。

市中の金融界の王様はだれなのか、明確に物語った出来事でした。

以降、銀行は金融庁の顔色を伺う必要に迫られました。

とても「金融緩和」どころではありません。

ただ、もはや断言できます。

今回のポイント、聞かれたことは以下だけ。

1.反社会勢力との取引の有無。
2.破たん懸念先に、どれだけ支援をしているか。

こんな検査でラインシート説明は完了したそうです。

これ、やっぱり本気です。
金融庁は、全力で市中の金融緩和に努力しているとしか言いようがない。

あくまでもアベノミクスの足を引っ張らないってことなのかもしれませんが、努力は本気です。
もはや、急に変わるってことはないでしょう。

断言できる。

ここから、とても「借金しやすい環境」が提供されるはずです。
それでも、古くからご商売されてる企業に、資金需要はなかなかないとは思いますが。

私の本でも「借金天国で幸せになる!」って章がありますが、本当にそんな感じになりそうです。

ビジネスモデルのしっかりした事業を見つける。
自分のビジネスモデルを磨く。

この努力は必要ですが、それが確信されたものなら、お金借りちゃいましょう。
周りには、元銀行員をやめて、金融コンサルになったって人も多い。

そんな人を見つけて、「金融緩和」を手に入れましょう。

なんなら、私が本物をご紹介します!







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