Le contrebassiste

コントラバス奏者ちんの日常。
趣味の音楽、フランス語、興味関心などを書き散らしています。

演奏会

2005年02月06日 23時17分26秒 | Weblog
今日は演奏会でした。
朝早くの集合時間に備えて目覚まし4個の体制。
さすがにこれで6時40分に起きることが出来ました。

会場は意外に行きづらいところにあるため、タクシーを使ってしまいました。
ステージにそのまま直行。

ステリハでは体力を随分温存する弾き方をしたので、疲れませんでした。
この演奏で強弱をきちんと付ければまぁ80点から85点はいけるかなという感じの、無難な演奏でした(満点にならないのはどうしてもうまく弾けてないような気がするところが残っていたため)。

協奏曲は客席で聴いていましたが、ホールの音響に比べてソリストの音の通ること、通ること。
耳にしっかりと残りました。


そして本番前の準備。食事をして着替えました。
入場は最近流行のアメリカンスタイルで、開場から開演の少し前の自分が好きなタイミングで出て行くという方式。
でもコントラバスチームは結局全員で調弦のため舞台へ。

本番が始まりました。
1曲目のマイスタージンガーの最初の和音は多分練習を含めて一番いい音だったような気がします。
私はごく普通の出来でした。

2曲目の協奏曲は袖で聴いていました。

3曲目。日本のアマオケではめったに取り上げられない曲をやったのですが、私は途中で大混乱してしまいました。
やっぱり♭6つから♯6つは正常な感覚では何とかなっても、興奮状態ではフォローしきれないことがわかりました。
♭6つ、♯6つだとどの音に♭、♯がないのか、一瞬考えてしまいます。
考えたら終わりです(ちなみに♭6つの時はファ、♯6つの時はシがない)

あとは怪我のために貼っていた絆創膏のせいで指が滑りました。
あんなに汗をかくとは思わなかったからです。
そういえば自分は演奏会で汗をかくほうだったなぁと思ったのですが、後の祭り。
汗は鼻にも目にも入ってシャレにならない状態になっていました。

楽譜が光沢のある紙に印刷されていたのもイタかったです。
反射して見えない部分がありました。ステージリハーサルの時は平気だったのに。


本番の出来は私はあまりよくありませんでした。
自分の演奏の点数は特にメインは50点くらいかと。リベンジしたいです。
自分の課題が浮き彫りになったような気がします。これを糧に頑張ります。

そういえば、私の知り合いが多くいらしていました。
大学生時代からお世話になっている先輩も来ていました。
私のオケの方も何人かいらしていました(数人は舞台上で確認できました)。
楽屋裏まで来ていただいたのに挨拶できずにすみませんでした。


今回の演奏会では指揮者の先生を尊敬しました。
私はあれだけ色々オケのためにやっていらっしゃる方を見たことがありません。
そして、飲み会の時にあれだけ本音を語っていただける方はいらっしゃらないと思います。
エキストラで出ましたが、先生の考えに共感しました。
あの先生とまた一緒に熱い演奏が出来れば嬉しいです。

このオケには新潟からいらしている方もいます。
しかもセクション練で朝9時集合と言われても時間を必ず守って参加されているとのこと。
その情熱に圧倒されてしまいました。


まずは大きなイベントが終わりました。
次は自分の所属オケの演奏会が3週間後に控えています。
頑張ろっと。そんなニート最終日。
明日からは学校通い。

最新の画像もっと見る