Le contrebassiste

コントラバス奏者ちんの日常。
趣味の音楽、フランス語、興味関心などを書き散らしています。

ルーマニア語(恋のマイアヒ)

2005年09月23日 18時56分04秒 | Weblog
世の中では「恋のマイアヒ」が大流行。

耳に残るあのメロディ。
わけのわからない、でも何となく日本語に聴こえるあの不思議な歌詞。

この間カラオケに行った際に歌ってみました。
これが歌ってみるとまぁ難しいわけです。
第一原曲が何語であるか知らないで歌っているわけですから。
しかもカラオケって歌詞だけは容赦なく原語表記。
そりゃちょいと酷でしょ。

何語か気になるし、出来ればそういう風に聞こえるような、怪しい歌い方を覚えたいということで、何語であるか調べるところからスタート。

まずO-ZONEというグループはモルドバ出身の3人組。
モルドバという国はルーマニアとロシアとの間で領土の奪い合いのあった国。
公用語であるモルドバ語というのは、ルーマニア語と近しい。

さて、恋のマイアヒ。
かなり詳しく説明しているサイトもあります。
原曲の名称は「Dragostea Din Tei」 菩提樹の下の恋という意味があるんだそうです。ふ~ん。
で、歌詞はルーマニア語表記されているとのこと。


だったら、この歌を歌うのならルーマニア語を覚えればいいのか!

いっちょ、やっとく?


・・・というわけで、仕事の合間を縫って(駄目ジャン)、ルーマニア語の学習開始。

サイトとしてはググッて最初に出てきたここをよりどころに始めました。
このサイト内にある「日本におけるルーマニア語の学習」は非常に参考になりました。

ルーマニア語は勉強してみた印象から、イタリア語に比較的近いように思えます。
例えば、ルーマニア語で「こんばんわ」は「Bună seara」といいますが、これはイタリア語の「Buona sera」に似てません?

アルファベットで怪しげなものがいくつかありますが(ş、ţ、Ă、 Â、Ţ、Îなど)、これも覚えてしまえばさほど問題はありません(キリル文字よりはまし)。

文法もイタリア語に近いはずですが、私はほんのちょっぴりかじっただけなので、詳細は不明。
私の中では、すぐに挫折したオランダ語とチェコ語よりは長続きしそうな予感。
予感どおり、語彙がラテン系言語であるおかげで類推できる単語もいくつかあり、勉強はかなり面白く進みましたが、動詞の活用が複雑になり始めた時点で、本来の意図(恋のマイアヒを歌うこと)を忘れかかっていたので、この辺で一旦やめました。
で、歌えるようになったかというと。。。。
・・・まだまだです。
空耳度を高めるために頑張ります(無駄なところに力を注いでいます)


そもそも私は何かの言葉を覚える時に「この歌歌いたいから」というのが多いかもしれません。
英語もそうでしたし、フランス語を選んだ理由もシャンソンを歌いたかったから。
ドイツ語を勉強した時はジンギスカンを歌うため。
で、今回のルーマニア語。
モチベーションがないと確かに面白く勉強は出来ないです。

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