ムッシュ・コンドーのコンドーム万歳

「No condoms,No Love.」コンドーム(ゴム・サック・スキンとも呼ばれます)応援ブログ

コンドームの歴史

2006-10-07 22:40:28 | Weblog
コンドームはいつ頃から登場し使われ出したのでしょうか。
少し調べてみました。

起源は、紀元前3000年頃の初期のエジプト王朝だそうです。当時は虫などから守るために家畜の内蔵(腸・膀胱等)を男性器に付けていたのです。ゴム製でなければ、動物の腸などを使うことは、何となく創造できますね。きっとウインナーのような形だったのでしょう。

本来の機能として登場したのは、16世紀頃フアロビウス(イタリアの解剖学者)が、布製のコンドームを開発したのが起源だそうです。布でよくつくったなあと感心します。布ですからどれだけ効果があったかは疑問ですね。

そして17世紀になると、動物の内臓を使って、現在の原型となるコンドームがつくられました。(一説には、開発して人の名前がコンドームというらしいです。)この時代でもまだゴムのコンドームではなかったのです。ゴムのコンドームが登場するのは、19世紀だそうです。

いよいよ日本にコンドームが登場するのは、20世紀に入っての明治44年、はじめての国産コンドームが発売されました。名称は「ハート美人」、なかなかいい名前ですね。

その後は日本でもたくさんコンドームが作られたことでしょうが、今のような洗練されたコンドームとなったのは戦後の1950年以降だとのことです。きっと戦後の高度成長を経て、徐々に完成された形になっていったことでしょう。

一説には日本のコンドームは世界で最も優れているとの評価があるそうですが、残念ながら外国製のコンドームを手にする機会が少なく、確認できておりません。

動物の内臓や布で作られたものや厚いゴムのコンドームを使わなければならなかった時代を思えば、今の私たちはありがたいものだと感謝しなければならないようです。