先日(1/15)行われた、
「プレホスピタル外傷研修会・第2回山口県ドクターヘリ事例報告会」
に行ってきました

報告会を行う余裕がございませぬので!ブログで報告します

AMECの河村先生が年末から何度もリハ等行って準備されてきたという研修会でしたが、
ドクターヘリがどのように呼ばれて、その間の処置はどのようにされて、
というリアルさにこだわったということで、本当にリアルでした!
ヘリが飛び立つシーンまでビデオなど駆使して忠実に再現されていました

そして、救急隊の方の迅速な連携プレーにもほれぼれしておりました


どの段階でドクターヘリを要請すべきなのか、といったことは、
その地域によって変わってきます(ヘリが車で何分なのか、2次病院、3次病院まで何分かかるのか等)
山口県もヘリが導入されて1年ということで、
事例を少しずつ増やしながら模索していきましょうといことでした。

あとは、ヘリの要請に欠かせないトリアージです。
通報の段階でのトリアージもある程度要求されてきます。
(例えば、男性が〇〇の下敷きになった模様という通報のみで、詳細は不明。この段階でヘリを要請するかどうか?)
そのトリアージに関して、オーバートリアージ、アンダートリアージになる場合は
どのようなものなのか検討した文献がいくつか紹介されていましたが、
概して、「救出に時間がかかる」または「同乗者が死亡している」というキーワードは、
オーバートリアージになることは少ない(つまり、重症である可能性が高い)傾向にありました。
逆に、「数メートルからの転落」というキーワードは、
オーバートリアージになることも、比較的多いようでした。
余談ですが、笠岡先生が「きみたち、こんなとこに来てて大丈夫なの?絶対合格してね~」
と応援してくださいました。ありがたい限りです

あと1か月切りましたが、頑張ります
