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<米大統領>靴投げられる…イラク記者に「犬」呼ばわりされ

2008-12-16 14:02:26 | ニュース興味(普通のニュース魚拓)
2008年12月15日 10時31分 ( 2008年12月15日 12時52分更新 )

<米大統領>靴投げられる…イラク記者に「犬」呼ばわりされ
 【カイロ高橋宗男】ブッシュ米大統領は14日、バグダッドを電撃訪問し、イラクのマリキ首相らと会談した。首相との共同記者会見で、イラクのテレビ局の男性記者が「犬め」と叫びながら履いていた左右の靴を大統領に投げつけた。大統領はよけて無事。地元メディアは「英雄的行為」などと伝えており、ブッシュ大統領への根深い反感を示している。

 男性記者は大統領から6メートルほど離れた席に座っていたが、突然、「これはイラク人からの別れのキスだ。犬め」とアラビア語で叫び、靴を投げつけた。記者は警備員に取り押さえられ、連行された。

 イラクで犬はさげすまれている動物の一つ。一般的にイスラム教徒の間では靴を投げつけたり犬呼ばわりすることは、最大級の侮辱にあたる。

 ブッシュ大統領は靴を二つとも巧みによけ、「事実を得たいなら(投げられた靴の)サイズは10だ」と冗談を飛ばす余裕を見せた。傍らのマリキ首相はこわばった表情で「あなたはイラクを長期にわたって支持し続けてくれた」ととりなした。

 イラクからの情報によると、この記者は独立系テレビ、バグダディヤのムンタダール・ザイディ記者(29)。同記者は昨年11月に何者かに誘拐され、3日間拘束されている。靴を投げた動機は分かっていない。

 国営テレビ・イラキヤや有力政党系列のテレビは「事件」を報じていないが、ほかのテレビ局は多くの国民の心情を代弁した「英雄的行為」と伝えている。バグダディヤは事件後に拘束されたザイディ記者の釈放を求めている。

 ブッシュ大統領は今回の訪問で、両国が締結した地位協定や治安改善などの成果を強調したい意向だった。大統領のイラク訪問は03年3月開戦のイラク戦争後、4度目で、任期中最後とみられる。

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