ココロの野球

野球チームプロジェクト、ただいま進行中~!

松井vsイチロー ②  Jul./2/09 Yankee Stadium

2009-07-25 09:52:14 | Baseball in New York 2009
イチローは4回表にも左中間を破る二塁打!
ヒットの城島を含む二者を生還させた。

その裏。
試合は2-6、4点を追うヤンキース。

2アウト。セカンドランナー、カノ。 打席には松井。

初球、松井のバットが一閃すると低い弾道で打球がグン!っと、こちらへ向ってくる...

イチローが客席側に体の向きを変え、そして見送った。


  「ホ、ホームラ~ン!!!」

松井の今シーズン11号、である。


その瞬間、一斉に総立ち。 そして周囲のヤンキース・ファンともども拳を振り上げ、

  「Yeahー!!」

スタジアム中が歓喜に沸いた。


このあと松井は7回の第三打席でも二塁打を放ちチャンスメイク(得点には至らず)。

一方、イチローは6回の第4打席で2アウト2塁からサバシアに敬遠され、
9回の5打席目でファーストゴロエラーで出塁!(てっきり内野安打かと思ったが)



そしてヤンキース9回裏、松井の最終打席。
ここでも手に汗を握らされた。

「松井とイチロー」 この試合、二人とも最後の最後まで魅せてくれる...  


松井vsイチロー ①  Jul./2/09 Yankee Stadium

2009-07-24 12:28:49 | Baseball in New York 2009
この試合、初回から目が離せない展開となった。

1回表、マリナーズの攻撃。
先頭のイチローが鋭い打球で一塁手のグラブを弾き、ライトへ達する二塁打!
そこからすかさず盗塁を決め、内野ゴロの間にホームイン!マリナーズの速攻。
先制点は、ほぼイチロー一人で奪った1点であった。 

0-3でマリナーズがリードし迎えた2回裏。こんどはヤンキースの攻撃。
1アウト、ランナー3塁で松井の放ったライナーがライトへ。
イチローが捕球体勢に入った次の瞬間...  

あー! っと 我が目を疑った。

何と、名手イチローがグラブの“土手”の部分に打球を当てて落球!

ライトスタンド一階席、つまりイチローの守備位置近くで見ていたそのとき、
ボールがグランドに落下した瞬間、“ボテッ”という音が聞こえたような気がした。
それ位、それは衝撃的なシーンだった。

でも“松井の打球をイチローが落球”
なんて、そうめったにみられるもんじゃない。
ある意味、貴重なプレーが見れたという事だ。

しかしその後、ライトへフライが上がる度に再びのエラーを期待する(?)ヤンキース・ファンからイチローに対しブーイングの嵐!
中にはここへは書けないような罵声も。

試合後、この事についてイチロー本人は
「思っていたよりヤンキース・ファンが大人しくて拍子抜けした」
とコメントしたそうだが、 いや~ 十分過ぎる程だと思いましたけど(笑)。



ヤンキースvsマリナーズ  Jul./2/09 Yankee Stadium

2009-07-20 00:44:58 | Baseball in New York 2009
この日のお昼過ぎ。マンハッタンでは東京でも年に一度あるかどうか、という位の猛烈な短時間の集中豪雨(タイムズスクエアのピザ屋に居てあやうく難を逃れる事が出来た)。
試合開始の遅れが心配されたが無事定刻どおりにプレーボール、

「ニューヨーク・ヤンキースvsシアトル・マリナーズ」!!



この日のヤンキースのオーダーは...

1ショート   デレク・ジーター
2レフト     ジョニー・デーモン
3ファースト  マーク・テシェイラ
4サード    アレックス・ロドリゲス
5セカンド   ロビンソン・カノ
6ライト     ニック・スウィッシャー
7DH       松井秀喜
8センター   メルキー・カブレラ
9キャッチャー フランシスコ・セルベリ
ピッチャー    C.C.サバシア

と、錚々たる顔ぶれ。
キャッチャーのポサダがスタメンから外れている以外は間違いなくベストメンバーだ。

が、しかし試合前の打撃練習では松井(写真上)はサク越えはおろか、これといったいい当たりも少なく、
俺はついぞ我慢できず、一旦ダグアウトへ引き揚げる際を見計らい大声でゲキ(!)を飛ばしてしまった。



一方のマリナーズはトップバッターに勿論、我らが(!)イチロー。
松井と同じく前日、出番のなかった城島健二も6番でスタメン・マスクだ。
そして4番はケン・グリフィーJr.ではなく昨年までカンザスシティ・ロイヤルズの“顔”であったマイク・スウィーニー。
先発ピッチャーはジェイソン・バルガスである。    



新ヤンキースタジアム①  Jul./2/09 Yankee Stadium

2009-07-17 10:17:15 | Baseball in New York 2009
1923年から使用されていた旧ヤンキー・スタジアムに代わって2009年、今シーズン4月16日のクリーブランド・インディアンス戦で公式戦初開催されヤンキースの新たなホームとなった、新ヤンキースタジアム。

中世ヨーロッパの神殿を思わせる(?)威容の外観とは裏腹に、中へ入ってみると意外と“こじんまり”している印象を受けた。
最高5階席位まである、スタンドはたしかに巨大なのだが、メジャーの球場特有のファウルグラウンドの狭さ、グラウンドレベルまでの近さ、が“こじんまり”感じさせる一因だろう。

試合前の練習を一緒に見ていた、旧ヤンキースタジアムへも来たことがあるという日本人男性は
「キレイになって本当にいいねー...」と話していたが、という事は以前はそんなに汚かったのかな。

観客席はビニールレザー製で外野席も含め、ひとつひとつの席のシートと背もたれにしっかりとしたクッションが入っており、なかなかゴージャスな造りである。

また座席ごとにオーダーシート(メニュー表)が備えられ、オーダー係が近くを巡回し試合中に席を立たずともドリンクは勿論、フード類もオーダー出来るシステムになっていた。



いざヤンキースタジアムへ②  Jul./2/09 Yankee Stadium

2009-07-16 09:34:59 | Baseball in New York 2009
59St-Columbus Circle駅から地下鉄Dラインに乗り、ヤンキースタジアムへ向う。

同じ駅から乗車した黒人男性4~5人のグループ、それぞれが打楽器のボンゴやコンガなどパーカッション類を抱えている。 
と、おもむろにそれらの楽器をセットアップし、地下鉄車内で即席のジャム・セッション!

しかもこれが皆メチャクチャ上手い。ニューヨークではよくある光景なんだけど、最初はさすがに面喰った。
でもあまり熱心に見入っていると後で小銭をせびられるので、財布のひもを固くしておきたい場合は、あくまで無関心を装っていなければならない(笑)

そして、彼らは何事もなかったかのように次の停車駅で降りて行く...



161St-Yankee Stadium駅でヤンキースのキャップやジャージを身に纏った人たちの後に続き出口の階段を上るとすぐに新スタジアムの“威容”が目に入る。

中へ入ると、ちょうどヤンキースの選手達がストレッチで体をほぐしているところだった(写真)。





いざヤンキースタジアムへ①  Jul./2/09 Yankee Stadium

2009-07-14 00:38:24 | Baseball in New York 2009
この日の午前中、あの「9.11」惨劇の舞台となったグランド・ゼロ、ワールドトレードセンター跡へ(写真上)。
現在は2011年の完成へ向けた再建工事の真最中なのだが、現場近くには犠牲者の写真パネルが掲げられており、モニュメントの壁画も。
平和への想いを新たにする。



そして午後はいよいよヤンキースタジアムへ。

思い起こせば昨年9月21日、旧ヤンキースタジアム最終戦。スタジアムを目の前にしながら入場する事が出来ず、悔しい思い(!)をしてから一年越しで遂に!!

いや、それより前。松井がヤンキースに入団した2003年。
「メジャー見に行くぞー!」と決めてから早や6年。本当に待ちに待ったこの日。

チケットは前日、スタジアムに出向いて購入(写真下)。

あとは松井が“試合に出てくれる”事を祈るばかり。
というのもチケットを買いに行ったその日、松井は“出番なし”で終わっているのだ。(#55のTシャツを着た日本人ファンの姿を何人も見かけたが...)




梅雨(?)のニューヨーク  Jun./30/09

2009-07-12 08:19:29 | Baseball in New York 2009
うっとしい梅雨空の東京を離れこの日の夕刻、ニューアーク・リバティ国際空港へ。
飛行機から外の景色を眺めていると雲の切れ間から、どんよりした色合いで地上の街並みが少しずつ近づいてくる。窓にはポツリポツリと雨粒もぶつかり始めた... 


そもそもこの時期にニューヨーク行きを決めた理由の一つに、かねてから思い描いていた“梅雨時の日本を脱出し外国へ高飛びする!”という、海外旅行の理想というか、自分にとってのささやかな(?)夢があったからなのだがそれなのに、この鉛色の空は日本を出発する時と全く同じ(笑)。
しかも搭乗前に“天ぷら”を食べた直後から少し胸やけ気味だったのが、気流の関係とやらで途中から飛行機が激しく揺れたため、乗り物酔いのような症状を起こし酷く気分が悪い(笑)。

それでも何とか気合を入れ直し、エアトレイン(モノレールみたいな無料の乗り物)とニュージャージー・トランジット(鉄道)を乗り継いでマンハッタンへ向かう。

エアトレインの車内で大きな荷物キャリーを持った女の子から 「Are you from Japan? , Holidy?... 」
などと話しかけられる。
そこで短時間の車中ではあったがしばし雑談(もちろん英語だよ!)。プルーギー、という国(ポルトガル?)から仕事でやって来たという彼女、褐色の肌と知的な表情が印象的...  うん、楽しい滞在になりそうな気がしてきた!

そして無事タイムズスクエアの中心から少し歩いた住宅街にあるアパートメントへ(写真)。
雨はいっそう激しさを増し、まるでスコールのよう。
アパートメントで待っていてくれた案内係の女性によると、季節の変わり目にあたるこの時期は天候が安定せず、雨の日が多いんだそう。

それってまさに日本の梅雨と同じぢゃありませんか。

ニューヨーク、そしてアメリカ(英語、といったほうがいいかな)には“梅雨”などという季節を詩的(?)に表す言葉がないだけなのでは??

“梅雨時の日本を脱出し外国へ高飛び”という、俺の理想が音をたてて崩れていく...





ニューヨークより

2009-07-07 23:00:50 | Baseball in New York 2009
ニューヨーク滞在中。 7度目の朝を迎えました。 

到着して最初の2~3日は雨が降ったり止んだり、梅雨の日本をも上回る蒸し暑さ... 
だったけど、3日目の夜を境に以降はガラっと空気が入れ替わり、ここ数日は天候も良く暑さも心地いい暑さです。
日中は暑いんだけど、なぜかあまり汗をかかない、すなわちハンカチの出番があまりない、というわけです。
食べ物も意外と美味しいし(昨日食べたハンバーガーは絶品!でした)、滞在しているアパートメント(今回はホテルではなく短期滞在用アパートメントを利用)もとっても快適です。


しかしボストン行きは結局断念。
フェンウェイパークでの「レッドソックスvsマリナーズ」みたかったな~!

そして今日が実質最終日。

本音を言うと、もう少しこちらに居たいのだが、そうもいかない...

※写真はエンパイアステートビル(下)とその102階からセントラルパーク方面の眺め(上)