ジャック・ダニエルはバーボンじゃないんです…。

管理人はバーボンをこよなく愛してます。
でもジャック・ダニエルも好き。

たまにバーに行ってもメニューの中でジャックをバーボンの中に書いてるお店ありますよね？
知ってる人はあれに違和感を感じてるはず。
んでもって知らない人はジャック・ダニエルがバーボンだと思うはず。

正しくはジャック・ダニエルはテネシーウィスキーであって、バーボンウィスキーじゃないんです。
でも日本ではアメリカンウィスキー＝バーボンウィスキーっていうイメージが強くて、テネシーウィスキーなんて書いても『はぁ？なんじゃそりゃ？』ってなっちゃうから、分かり易くバーボンでひとくくりにしてるお店が多いと思われる。

バーボンってのは実はもんのすっごい厳しい規定を潜り抜けて、やっと初めて「バーボン」を名乗る事ができる。
その規定の一例が、

○内側を焼き焦がしたホワイトオークの新樽で2年以上貯蔵
○出荷時のアルコール度数は80プルーフ(40度)以上

・・・・・ってな感じ。

ジャックの製造工程は殆どバーボンと同じ。厳密に言えばバーボンよりも手間ひまかけられてるけど。
じゃあなんでバーボンじゃないの？
そう、それはテネシー州で作られてるから。
バーボンってのはもともとケンタッキー州バーボン郡を中心に作られてるんで、だからバーボンにはなれないんです。
ジャック自信もテネシーウィスキーに誇りを持ってるんで、なれなくてもいいんですが・・・・。


まぁね、呑む側としてはジャックがバーボンだろうがテネシーだろうが正直どうでもいい。
とにかくうまいんだからそれでいい。うん。
あの味が昔からずっと変わらずに続いてるんだからすごいよ。

しかもなんであんなにコーラと合うんだろう・・・やっぱアメリカンだからか・・・。