来週の「Tour歴史国道」の下見ツーリングを実施することになり、giosさんとFireFighterさんとの3人で倶利伽羅塾に集合。
熊対策。
去年から石川県はやたら熊が出没します。
ここ倶利伽羅あたりも熊出没の立て看板が。
そこで一考。
熊除けの鈴をサイクルシューズに装着。ペダルをこぐたびに、リンリンリン。
よぉし、どんと来い。 …いや、 来ないで。
倶利伽羅塾を出発。
gios、FireFighter、Uribouzの3名で出発。
実質、仲間内のツーリングのシーズンイン。歴史国道-北陸道を倶利伽羅峠に向けてスタートします。
北陸道や倶利伽羅峠は、源平合戦の「火牛の計」に関わる史跡や加賀藩の参勤交代のための往還道など、歴史的・文化的価値が評価され、石川県河北郡津幡町竹橋から富山県小矢部市桜町までの延長12.8kmが歴史国道として認定されています。
前坂。
倶利伽羅塾を出発してものの1kmも走らないうちに、オフロードに入ります。
ここは大勢の兵士が身を隠せる地形で、急勾配は戦略攻防の要所となったところです。
早速のトレッキング。
ここからは苔むした階段が続くので自転車を担いでの登り。いつものツーリングとは勝手が違います。
しばらくすると尾根伝いにアップダウンの少ないダートが続きます。
まだ新緑の季節には少し早いですが空気も美味しく、爽快です。
倶利伽羅峠。
ダートを抜け、城ヶ峰の展望台で休憩を取ってから、本日最初の激坂。
一般道へ出てから倶利伽羅不動尊までの坂は「かかってこんかい!」って言うような直線の激坂があり、冬期などは凍結して大変なことになります。
下りは四駆のRVでもビビるくらい。
こいつを登りきれば倶利伽羅不動尊に到着。一休みしましょう。
この峠部分に少しだけダートがあります(写真)。
ほんの少しの区間ですが、断面がすりばち状になった「旧街道」って感じのいい雰囲気です。
あたりでは、桜の花見(この辺りは八重桜なので満開はゴールデンウィーク頃)の準備をしています。
源平合戦「火牛の計」
木曾義仲が牛の角にたいまつを結び平家を攻めた、歴史に名高い源平倶利伽羅合戦の古戦場です。火牛の像を囲んで記念に一枚。
ウシくん、そんなに睨むなよぉ。パペット・マペット!
しばらくしてまたダート区間「砂坂」。
ここはほとんどが下りの階段になっているので、ほぼ歩きとなります。
急な下りで自転車を押すときの安全でかっこいいやり方知ってる?
両手でハンドルを握り、上に持ち上げるようにしてリアタイヤを体より前に送り出します。
ハンドルは普通に持ち、自転車は逆さになってリアタイヤだけ前方で接地している状態。これでリアブレーキを利かせながら急な坂、階段を下りてゆきます。
ブレーキを利かせれば自転車が杖のように体を軽く支える状態にもなり、また押しているだけなので重量の負担も無く、結構急な斜面でも大丈夫です。
あ、リアフェンダーが付いているような無粋な自転車は車体が逆さまになっているので思い切りフェンダーをこするから止めましょう、いやフェンダーを外しましょう。
一旦一般道で100mほど走ると今度は「長坂」というダート区間に入ります。(写真)
ここは中盤にかけて適度なアップダウンのある区間でしかもとても雰囲気がいい。「茶屋」と名のつく遺跡や句碑をたくさん見かけます。
同じく「砂坂」
道の向こうから街道を急ぐ旅人でも現れそうです。
句碑のある茶屋の前で休憩。
「旅の空 心のどけく越路なる 砺波の関に 春をむかへて」
ここから一気に階段を下り、小矢部市埴生、現代へ戻ります。
ちょうど昼になったので、クロスランドおやべの芝生広場で昼食をとることになりました。
ここは砺波平野に位置し、広大な芝生広場といくつかの遊戯施設、そして地上118mのクロスランドタワーからなり、大勢の家族連れなどで賑わいます。
広場で弁当を食ってから、タワーに登ってみることにしました。旺盛な好奇心は脳の活性化にも◎。
何て言いながらおのぼりさんはエレベーターをのぼって行きます。
春霞で遠く立山や白山はかすんで見えませんが、よくツーリングなどで走るルートや、独特の町の構成「散居」がよく解ります。
何てアカデミックなツーリングなんだろう。ウシくん。
小矢部市内を通り、宮島峡の手前にある能登坂の峠を越えます。
標高は倶利伽羅峠と同程度の220m程度なんですが斜度はこちらの方が厳しい本日二つ目の激坂。シーズン初めでまだ足が出来ていないこともあり、キビシーっ!
その名も・・
激坂を登りきり、ようやく町が見えてきました。キツかったなぁと何気に地名の看板を見ると「小矢部市 峠」
うーん、「坂あがり」を基本とする者にとっては原点とも言える所だったんだ。
後はもうほとんど下るだけ。
県境を越え、あざみ谷、鳥越を越えてスタート&ゴールの倶利伽羅塾に到着。気持ちのいい風呂が待ってます。しかも税込300円。安い。
歴史国道を辿り、ダートから激坂までバラエティーに富んだルートでした。来週の本番も楽しみです。お疲れさまでした。
熊対策。
去年から石川県はやたら熊が出没します。
ここ倶利伽羅あたりも熊出没の立て看板が。
そこで一考。
熊除けの鈴をサイクルシューズに装着。ペダルをこぐたびに、リンリンリン。
よぉし、どんと来い。 …いや、 来ないで。
倶利伽羅塾を出発。
gios、FireFighter、Uribouzの3名で出発。
実質、仲間内のツーリングのシーズンイン。歴史国道-北陸道を倶利伽羅峠に向けてスタートします。
北陸道や倶利伽羅峠は、源平合戦の「火牛の計」に関わる史跡や加賀藩の参勤交代のための往還道など、歴史的・文化的価値が評価され、石川県河北郡津幡町竹橋から富山県小矢部市桜町までの延長12.8kmが歴史国道として認定されています。
前坂。
倶利伽羅塾を出発してものの1kmも走らないうちに、オフロードに入ります。
ここは大勢の兵士が身を隠せる地形で、急勾配は戦略攻防の要所となったところです。
早速のトレッキング。
ここからは苔むした階段が続くので自転車を担いでの登り。いつものツーリングとは勝手が違います。
しばらくすると尾根伝いにアップダウンの少ないダートが続きます。
まだ新緑の季節には少し早いですが空気も美味しく、爽快です。
倶利伽羅峠。
ダートを抜け、城ヶ峰の展望台で休憩を取ってから、本日最初の激坂。
一般道へ出てから倶利伽羅不動尊までの坂は「かかってこんかい!」って言うような直線の激坂があり、冬期などは凍結して大変なことになります。
下りは四駆のRVでもビビるくらい。
こいつを登りきれば倶利伽羅不動尊に到着。一休みしましょう。
この峠部分に少しだけダートがあります(写真)。
ほんの少しの区間ですが、断面がすりばち状になった「旧街道」って感じのいい雰囲気です。
あたりでは、桜の花見(この辺りは八重桜なので満開はゴールデンウィーク頃)の準備をしています。
源平合戦「火牛の計」
木曾義仲が牛の角にたいまつを結び平家を攻めた、歴史に名高い源平倶利伽羅合戦の古戦場です。火牛の像を囲んで記念に一枚。
ウシくん、そんなに睨むなよぉ。パペット・マペット!
しばらくしてまたダート区間「砂坂」。
ここはほとんどが下りの階段になっているので、ほぼ歩きとなります。
急な下りで自転車を押すときの安全でかっこいいやり方知ってる?
両手でハンドルを握り、上に持ち上げるようにしてリアタイヤを体より前に送り出します。
ハンドルは普通に持ち、自転車は逆さになってリアタイヤだけ前方で接地している状態。これでリアブレーキを利かせながら急な坂、階段を下りてゆきます。
ブレーキを利かせれば自転車が杖のように体を軽く支える状態にもなり、また押しているだけなので重量の負担も無く、結構急な斜面でも大丈夫です。
あ、リアフェンダーが付いているような無粋な自転車は車体が逆さまになっているので思い切りフェンダーをこするから止めましょう、いやフェンダーを外しましょう。
一旦一般道で100mほど走ると今度は「長坂」というダート区間に入ります。(写真)
ここは中盤にかけて適度なアップダウンのある区間でしかもとても雰囲気がいい。「茶屋」と名のつく遺跡や句碑をたくさん見かけます。
同じく「砂坂」
道の向こうから街道を急ぐ旅人でも現れそうです。
句碑のある茶屋の前で休憩。
「旅の空 心のどけく越路なる 砺波の関に 春をむかへて」
ここから一気に階段を下り、小矢部市埴生、現代へ戻ります。
ちょうど昼になったので、クロスランドおやべの芝生広場で昼食をとることになりました。
ここは砺波平野に位置し、広大な芝生広場といくつかの遊戯施設、そして地上118mのクロスランドタワーからなり、大勢の家族連れなどで賑わいます。
広場で弁当を食ってから、タワーに登ってみることにしました。旺盛な好奇心は脳の活性化にも◎。
何て言いながらおのぼりさんはエレベーターをのぼって行きます。
春霞で遠く立山や白山はかすんで見えませんが、よくツーリングなどで走るルートや、独特の町の構成「散居」がよく解ります。
何てアカデミックなツーリングなんだろう。ウシくん。
小矢部市内を通り、宮島峡の手前にある能登坂の峠を越えます。
標高は倶利伽羅峠と同程度の220m程度なんですが斜度はこちらの方が厳しい本日二つ目の激坂。シーズン初めでまだ足が出来ていないこともあり、キビシーっ!
その名も・・
激坂を登りきり、ようやく町が見えてきました。キツかったなぁと何気に地名の看板を見ると「小矢部市 峠」
うーん、「坂あがり」を基本とする者にとっては原点とも言える所だったんだ。
後はもうほとんど下るだけ。
県境を越え、あざみ谷、鳥越を越えてスタート&ゴールの倶利伽羅塾に到着。気持ちのいい風呂が待ってます。しかも税込300円。安い。
歴史国道を辿り、ダートから激坂までバラエティーに富んだルートでした。来週の本番も楽しみです。お疲れさまでした。
...あぁ、走りに行きたい(泣)
(ダート用ホイール新たに組まねば)
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>ココ京都も小30分も走ると、エエ感じの峠がいっぱりあるんです
それって大原の方じゃないですか?
以前、宝泉院の「額縁の庭園」が気に入って機会あるごとに、かよったことがありましたが、その時何度かトライアル(バイク)のコンペマシンを積んだ車を見かけました。今自転車をやっている仲間も以前はトライアルを一緒にやってた連中なんです。
今考えると、トライアルの競技場になるような地形の所なら、マウンテンでも走り甲斐のあるところも多いように思いました。
ダートのコースって意外と少ないんですよね。いいと思ってても、いつの間にか舗装されてしまったり。
一昨年、自転車でトレッキング中に至近距離で熊に遭ったことがある(いろんな意味で)いいコースがあるんですが、そこも1/3は舗装されてしまって、本当に残念です。ご近所のコースも大切に守って行きましょう。
京都の町中もいいですよね。駅でレンタチャリ借りて見てまわったこともありますが、一本裏の通りで新しい発見が出来たりするのは自転車ならでは、○○○飲んで桂川べりで昼寝できたりするのも自転車ならではでした。
・・あぁ、しばらく大原行ってないなぁ。寂光院も新しくなったみたいだし、家族とでも行きたいな。