東京都 脳腫瘍・頭痛・偏頭痛・腰痛・下肢痛・神経ブロックのペインクリニックの山本クリニック 世田谷 

このブログでは山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板から御参考になる過去の御相談と御回答を掲載致します。

「AがBだからCになる」という「流暢な論理」=「因果付け」の錯角方程式をよく用いられます。

2006年01月29日 15時40分17秒 | Weblog
++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
1・

#1
ここで「因果付け」についてご説明。
##1
「緊張型」の患者さんは「独特な思考過程」があります。
##2
「因果付け」という。
「○○がこうだから□□である」という錯覚方程式
##3
いとも簡単に抵抗無く
「原因(と自分が考えているもの)」と「結果あるいは結論」を
「結合」させてしまう。
##4
すなわち自己思考の「極めて強固な固定」です。
これは「自己防御」のための「ブレーキ」でも有る。
##5
ストレスには弱くなります。
「因果関係」を逆転すればストレスから「発生」するようにみえるが間違いなのです。
##6
だから他もしくは「他人」と自己もしくは「自分」の
判別が不可能。
##7
「日常」では不可能な「複数人格演出」も始まりやすい。
##8
「緊張型」はさもなくて「非生産的」な状態。
##9
御自分の頭の中では「鶏が先か卵が先」かを深く考えたり致します。
##10
一方「他覚的現象」については
火事場に急行する消防車を見て
「消防車」が火をつけていると本能で錯覚し嫌悪することすらある。
##11
そしてこの「「自分の結論」が間違い」気づく時は驚くほど多くを失う。
何もかもが上手くいかなくなる



#2
##1
「因果付け」と「自分隠し」により
「独身」の患者さんでは「御自分の天与の才能や業績」を巻き込みます。
##2
例えば
「自営業」の患者さんは築いたものを尽いて失います。
##3
「因果付け」「自分隠し」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」としては大変に有名なもので御座います。

##4
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。
##5

###1
「困った輪」「未解決の輪」「悪魔の輪」
###2
「因果付け」の
###3
「自分隠し」=「自己隠蔽(=自己防御につながる)のため
「他人攻撃」
(他人を攻撃すれば余計目立つことに気がつかない)
の「魔の2月」。
##4
「魔の2月」乗り越えましょう。




#3
##1
「緊張型」は
「脳神経外科⇒整形外科⇒内科⇒心療内科などぐるぐる回った挙句」という
困った意味で「典型的」な輪を回ります。
これを「困った輪」「未解決の輪」「悪魔の輪」とか称します。
##2
患者さんによっては「困った輪」「未解決の輪」「悪魔の輪」
に封印され20年くらい経過してしまうことすら
稀ではありません。
##3
また「緊張型」の「治療が奏功してきた患者さん」にすら
6ヶ月ー1年目くらいでこの「悪魔の輪」は忍び寄り入り込んできます。



------------------------------------------------------------
2・
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
の患者さんには
独特の思考過程=「自分かくし」+「「因果付け」が御座います。


##1
「緊張型」の患者さんは常に学習され
「上昇型の思考」或いは「論理展開」をされますから。
##2
「オーバードライブ」(行き過ぎ)に
ご苦労されていらっしゃいます。
##3
「因果付け」「自分隠し」という
「緊張型」の患者さん独特の「思考過程」でございます。
##4
「強烈な苦悩者の「主人公」としての「自分」はいるのだけれども」
##5
気の許せる相手(本当は家族しかいないのですが)や
他人に「無理強い」をすることが習慣化。

##6
何か「自分を困らせる無理難題」をみつけないと
話の筋が通らないので「不安の種」を捜し求めます。

##7
「真実の自分」と「自分隠しの自分」
##8
「習慣」=「往復・反復}で「真実の自分」と
「「自分隠し」の「自分」」との間の往復に疲れます。
##9
これが「自分隠し」=「自己隠蔽(=自己防御につながる)
のため「他人攻撃」(他人を攻撃すれば余計目立つことに気がつかない。
##10
「因果付け」「自分隠し」という
「緊張型」の患者さん独特の「思考過程」でございます。
#11
「鶏が先か卵が先か」を真剣に悩み考えたり。
##12
火事場に救護のために駆けつける消防車をみて
「消防車」=「火事」と「短絡錯覚」を起こされ
「消防車」に強い嫌悪を擁いたり。
##13
「AがBだからCになる」という
「流暢な論理」=「因果付け」の錯角方程式をよく用いられます。
##14
そのため「時には取り返しのつかない
「自分の一番の見方である他人攻撃」」にでて
「全てをうしなって」しまいます。


------------------------------------------------------------
3・


#1
##1
「記憶」には大きく分けると「2種類」御座います。

##2
###1
「古い昔の記憶」=「remote memory」とも呼称致します。

###2
「リアルタイムの「記憶」」=「recent memory」とも呼称致します。
の「2種類」で御座います。

##3
最近pcや携帯電話やカーナビその他のic機器の進歩により
「記銘力障害」=「recent memory disturbance」=
「リースント・メモリー・デイスターバンス」の患者さん
が急増しています。

##4
自覚「症状・症候」も「調子が悪い」「良い考えがでない」
程度のものなのですが増悪すると大変危険=リスクの大きい
「病態」です。


##5
「記銘力障害」=「recent memory disturbance」は
例えば学校のテストの「暗記物」ができにくくなったり・或いは
「「計算能力」がおちた」「説明がうまくできない」などの
「症状・症候」として「支障」を来たすことが御座います。

##6
一方では高齢者の場合
「記銘力障害」=「recent memory disturbance」は
通常「初老期痴呆」の「症状・症候」として「有名」で御座います。

##7
「古い昔の記憶」=「remote memory」の障害
即ち「記憶力障害」=「remote memory disturabance」は通常の場合・
通常のかたに・通常の状況・にて
おこりうるものではないのです。

##8
けれども
「記憶力障害」=「remote memory disturabance」は
「アルツハイマー痴呆」などの「「中枢神経系神経細胞障害」や
「ビンスワンガー痴呆」などの「脳血管障害性痴呆」の
「「部分」「症状・症候」」として「有名」です。




#2
##1
pcのウイルスのような或はより深刻かもしれません。
これが「記銘力障害」(recent memory disturbance):
リーセント・メモリー・デイスターバンス」
で御座います。


##2
「記銘力障害」(recent memory disturbance):
リーセント・メモリー・デイスターバンス」はあくまで
「記銘力障害」=「recent memory disturbance」として
「症状・症候」評価すれば「一過性」のもの」。


##3
「記銘力障害」=「recent memory disturbance」=
「リースント・メモリー・デイスターバンス」の患者さんは
最近「パソコン」の進歩とともに極めて急増しているといわれます。

##4
「記銘力障害」=「recent memory disturbance」=
「リースント・メモリー・デイスターバンス」
は初発「症状・症候」は「何月」はえわかっても「何日」だか
判らないという「症状・症候」から始まります。

##5
幸いに「カレンダー」はどこにでもあるから自覚的にも他覚的にも
「記銘力障害」=「recent memory disturbance」=
「リースント・メモリー・デイスターバンス」の「初期」は
気がつかれないことが多いものです。

##6
「記銘力障害」=「recent memory disturbance」=
「リースント・メモリー・デイスターバンス」
本質的には「一過性」であるはずなのですが
「重大事」に至る事が稀ならず御座います。

##7
多くの場合患者さんは社会では
異常なく見受けられます。

##8
けれども患者さんご自身の内面では
「不具合」が多くこれを繕うために
「多重人格演出」が始まります。

##9
多くの場合「ドラキュラ症候群」という「夜」のほうが
頭が回転しやすいために「夜昼逆転」が特徴的です。

##10
或は
学童期においては「不登校」など。
会社に勤める成人でも「休暇・欠勤」が多くなる。

##11
共通していることは「休日」が「窮日」となり休息を取れなくなり
結局自己敗退に陥る事です。

------------------------------------------------------------
4・上記1・+2・+3
#1
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
の患者さんには
独特の思考過程=「自分かくし」+「「因果付け」が御座います。


##1
「緊張型」の患者さんは常に学習され
「上昇型の思考」或いは「論理展開」をされますから。

##2
「オーバードライブ」(行き過ぎ)に
ご苦労されていらっしゃいます。

##3
「因果付け」「自分隠し」という
「緊張型」の患者さん独特の「思考過程」でございます。

##4
「強烈な苦悩者の「主人公」としての「自分」はいるのだけれども」

##5
気の許せる相手(本当は家族しかいないのですが)や
他人に「無理強い」をすることが習慣化。

##6
何か「自分を困らせる無理難題」をみつけないと
話の筋が通らないので「不安の種」を捜し求めます。

##7
「真実の自分」と「自分隠しの自分」

##8
「習慣」=「往復・反復}で「真実の自分」と
「「自分隠し」の「自分」」との間の往復に疲れます。

##9
これが「自分隠し」=「自己隠蔽(=自己防御につながる)
のため「他人攻撃」(他人を攻撃すれば余計目立つことに気がつかない。

##10
「因果付け」「自分隠し」という
「緊張型」の患者さん独特の「思考過程」でございます。

#11
「鶏が先か卵が先か」を真剣に悩み考えたり。

##12
火事場に救護のために駆けつける消防車をみて
「消防車」=「火事」と「短絡錯覚」を起こされ
「消防車」に強い嫌悪を擁いたり。

##13
「AがBだからCになる」という
「流暢な論理」=「因果付け」の錯角方程式をよく用いられます。

##14
そのため「時には取り返しのつかない
「自分の一番の見方である他人攻撃」」にでて
「全てをうしなって」しまいます。


#2
##1
これに加えて
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」
で情緒不安定にもなられていらっしゃいます。

##2
いちど傾くとなかなか「舵をとるのが困難」になります。

##3
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」は
「大変に非生産的な状態」に加わり正診断率の大変低い
「頭痛系の「症状・症候」で御座います。

##4
脳の「神経細胞」が考える=働く場所を2つに分類する事ができます。
###1
旧皮質(下等哺乳類のときから保持している)と
###2
新皮質(新皮質(霊長類からヒトで大活躍:
コンピューターでいわばメモリー(ラム))のメモリーが一杯の状態から
「情緒不安定」に至ります。

##5
この状態で「はつらつ」と生活できるべくもなく
毎日を過ごされる中で
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」
で「たりないメモリー」から「記銘力障害」も発生します。

##6
幾度と無く辛い思いをされるうちにやっとこさ「ある思考過程」に
御自分の安楽の境地を見出したどり着かれます。

##5
それは
皮肉にも「心配なこと」が起こるといやだから「先に心配」を
して「安心」しようという「矛盾」の「思考過程」
で御座います。






「補足3おわり」

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2006年1月25日 18時25分25秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   



はじめまして。36歳女性です。
どうしても先生のご意見をいただきたくて、失礼かと思いますが
メールさせていただきます。

早速相談させていただきたいのですが、
宜しくお願い致します。

二週間前位より頭痛がはじまりました。
普段から、締め付けられるような頭痛はよくありますが
たいてい2、3日で治ります。

今回、最初は咳喘息のような風邪が1ヶ月以上続いていたので
夜中に咳込み過ぎた為、首の筋肉が凝ってしまい
痛みがでたのでは?と思っていました。

しかし一週間たってもスッキリしないので、脳神経外科を受診し
CTを撮りました。異常なしとのことで、ロキソニンと
テグレトールをもらったのですが、薬で痛みは消えるのですが
テグレトールの副作用で音程異常が出現したため、
ロキソニンのみ服用しておりました。

鼻風邪もなかなか治らず、蓄膿では?と思い耳鼻科で
検査しましたが、そちらも異常なしでした。

そして、薬もやめ、善くなったと思っていたのですが、
ここ3日くらい不思議なことに、
朝起きて15分位すると
必ず頭痛が襲ってきます。それは、虫歯の痛みで頭が痛い時に
似た痛みで場所は首と頭の境界辺りから後頭部、頭頂部の辺り
までです。そしてまた30分位するとだんだん痛みもひいてきます。

すぐ治るため薬は飲んでおりませんが、
もう一度病院を受診して詳しい検査をした方がよいのでしょうか?
首凝り、背筋凝りも普段から酷いので、今、整形で首の牽引と
肩の電気のリハビリにも通い始めました。


Tuesday, January 24, 2006 8:28 PM

[2006年1月24日 20時28分4秒]

首と頭の境界辺りから後頭部、頭頂部の辺りに頭痛

2006年01月29日 15時38分26秒 | Weblog
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。



++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「首と頭の境界辺りから後頭部、頭頂部の辺りに頭痛 」
との事です。

この「症状・症候」は
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。

「頭痛系の疾患」で「機能性頭痛」には
「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等があります。

大変に典型的な「症状・症候」でいらっしゃるにも
関らず「診断戦略」では間違われていらっしゃる。

「緊張型」は「反復性上気道感染」を伴いながら
大変に非生産的な「頭痛系の「病態」」です。

「鎮痛剤」は全く奏功致しません。

一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。
「牽引」は「逆療法」になります。

緊張型」は
「脳神経外科⇒整形外科⇒内科⇒心療内科などぐるぐる回った挙句」
という困った意味で「典型的」な輪を回ります。
これを「困った輪」「未解決の輪」「悪魔の輪」とか称します。

患者さんによっては「困った輪」「未解決の輪」「悪魔の輪」
に封印され20年くらい経過してしまうことすら
稀ではありません。

また「緊張型」の「治療が奏功してきた患者さん」にすら
6ヶ月ー1年目くらいでこの
「悪魔の輪」は忍び寄り入り込んできます。


下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++




#1
##1
「はじめまして。36歳女性です。
どうしても先生のご意見をいただきたくて、失礼かと思いますが
メールさせていただきます。

早速相談させていただきたいのですが、
宜しくお願い致します。

二週間前位より頭痛がはじまりました。
普段から、締め付けられるような頭痛はよくありますが
たいてい2、3日で治ります。

今回、最初は咳喘息のような風邪が1ヶ月以上続いていたので
夜中に咳込み過ぎた為、首の筋肉が凝ってしまい
痛みがでたのでは?と思っていました。

しかし一週間たってもスッキリしないので、脳神経外科を受診し
CTを撮りました。異常なしとのことで、ロキソニンと
テグレトールをもらったのですが、薬で痛みは消えるのですが
テグレトールの副作用で音程異常が出現したため、
ロキソニンのみ服用しておりました。

鼻風邪もなかなか治らず、蓄膿では?と思い耳鼻科で
検査しましたが、そちらも異常なしでした。

そして、薬もやめ、善くなったと思っていたのですが、
ここ3日くらい不思議なことに、
朝起きて15分位すると
必ず頭痛が襲ってきます。それは、虫歯の痛みで頭が痛い時に
似た痛みで場所は首と頭の境界辺りから後頭部、頭頂部の辺り
までです。そしてまた30分位するとだんだん痛みもひいてきます。

すぐ治るため薬は飲んでおりませんが、
もう一度病院を受診して詳しい検査をした方がよいのでしょうか?
首凝り、背筋凝りも普段から酷いので、今、整形で首の牽引と
肩の電気のリハビリにも通い始めました。」





#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「二週間前位より頭痛がはじまりました。
普段から、締め付けられるような頭痛はよくありますが
たいてい2、3日で治ります。・略・首凝り、背筋凝りも普段から酷いので」
との事です。

##4
御相談者の御相談内容要旨御記載の「症状・症候」からは
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。

##5
「補足」にも御記載致しますが
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」

2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。

##6
早朝に「症状・症候」が発作的に出現する事も特徴です。

##7
「上気道感染」(「咽頭炎」・「喉頭炎」・「副鼻腔炎」など)」
の反復=
「反復性上気道感染」を併発するのも特徴です。

##8
「この症状で何か重篤な病気は
考えられますか?気になって仕方ありません。
起床した後、また今日も痛みが来るのか?と考えてると
朝から憂鬱でなりません。」との事です。
=>##9

##9
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんに特有な
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」で
情緒不安定にもなられていらっしゃいます。

##10
「緊張型」の患者さんは常に学習され「上昇型の思考」或いは
「論理展開」をされますから。
「オーバードライブ」(行き過ぎ)にご苦労されていらっしゃいます。
「AがBだからCになる」という「流暢な論理」=「因果付け」の
錯角方程式をよく用いられます。

##11
「因果付け」「自分隠し」という「緊張型」の患者さん独特の
「思考過程」でございます。






#3
##1
「頭痛系の疾患」で「機能性頭痛」には
「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等があります。

##2
「機能性頭痛」といわれる「頭痛」の一群は各々の
「機能性頭痛」の「成分」がよく混じり合います。

##3
「機能性頭痛」とは「「中枢神経系の「器質的疾患」
(脳腫瘍や脳血管障害等)」などによる「症候性頭痛」でなない「頭痛」
を呼称致します。

##4
この中で
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
は結果論としては
正診断率の大変低い「頭痛系の「病態」」でございます。




#4
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」

「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」「更年期障害」
「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
等ととよく間違えられます。

##2
意味も無く「疲労ですね」或いは「ストレスですね」等と
医師より図らずともいわれてしまう病態で御座います。

##3
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。

##4
「絵に書いた餅のようにまたは何かの一つ覚えのように
第5第6頚椎椎間板がすりへっていて「頚椎の弯曲」がおかしい或は
「逆弯曲」だと言われてしまいます。
或はまっすぐ=「直線頚」だと言われます。

##5
「臨床神経学的」に頚椎X線撮影の画像診断の「症状・症候」が
「臨床症候」と合致すれば何も問題もないのですが。

##6
99%ほぼ100%の患者さんで「頚椎X線撮影所見」或いは
「CT・MRI」は「臨床神経診断学」と合致致しません。

##7
また「鎮痛剤」は全く奏功致しません。

##8
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の場合
「牽引」は「逆療法」になります。


##9
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」

治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

##10
しっかり治されるためには「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」
を御受診されるのが宜しいと考えます。

##11
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんの「思考過程」につき「補足3」に。

御記載致します。御参考になれば何よりです。






#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。

##3
正診断率の大変低い「頭痛系の「病態」」でございます。

##4
しっかり治されるためには「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」
を御受診されるのが宜しいと考えます。

##5
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「頭痛」「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっいます。
このことは何卒に御銘記下さいませ。

##7
「この症状で何か重篤な病気は
考えられますか?気になって仕方ありません。
起床した後、また今日も痛みが来るのか?と考えてると
朝から憂鬱でなりません。」
との事です。
=>
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」などの
「中枢神経系の器質的疾患由来の巣症状(そうしょうじょう)」
は見出せません。

##8
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。


山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci



++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++

さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。





以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。


「補足1おわり」



++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。

「補足2おわり」



先生、本当にありがとうございました。2

2006年01月29日 15時33分55秒 | Weblog
++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++


ご心配なことと存じます。

「小児頭部外傷」の「受傷時年月日時刻」の
御記載が御座いません。
可能な限りで御回答致します。


#1
##1
「11ヶ月の娘がフローリングの床にひっくり返り、
後ろ頭の辺りを強く打ち付けてしまいました。
大きな声で泣きましたが10分後、元気につたい歩きをしています。
脳に異常や頭蓋骨に異常があった場合、打ったあとは元気に
うごくことは出来ないのでしょうか?
元気なんですが、すごい音がしたので不安です。
すみませんが教えてください。」
との事です。


#2
##1
「フローリングの床にひっくり返り、
後ろ頭の辺りを強く打ち付けてしまいました。
大きな声で泣きましたが10分後、
元気につたい歩きをしています。」
との事です。

##2
「後頭部をフローリングに打撲したのが
「今日」と仮定させていただきます」
と解釈させていただきます。

##3
「大きな声で泣きましたが」との事なので。
##4
「意識障害」は無かったと解釈させていただきます。




#3
##1
「頭部外傷」のときは必ずや「「脳神経外科専門医」を
御受診下さいますよう。
##2
「頭部外傷」の場合「頭部X線撮影」は特殊でございます。
##3
また「頭部外傷」には「意識清明期:lucid nterval:LI:ルシッド・インターバル」という怖い「落とし穴」があり
「頭部外傷」
の「重症な病態」が見落とされることがございます。



#4
##1
御相談者の御相談内容からは「意識障害」がなく
「おおごえでなかれたようなので」
ある意味で安心はできますが。

##2
「頭部外傷」でも「後頭部打撲」の場合は
「後頭骨骨折」の有無の
診断は「大変重要」です。

##3
「後頭骨骨折」による「硬膜外血腫」は「静脈性」のため
場合により
「意識清明期」が数日ー数週間に及ぶことがございます。

##4
「意識清明期」は「頭部外傷」の後に
現在意識状態は「清明」であっても
時間経過とともに「意識障害」が出現するという怖い「症状」
で御座います。




#5
##1
「脳に異常や頭蓋骨に異常があった場合、打ったあとは元気に
うごくことは出来ないのでしょうか?
元気なんですが、すごい音がしたので不安です。」
との事です。

##2
「小児頭部外傷」或は成人の「頭部外傷」の場合も
「「中枢神経系」に異常」があっても
「症状・症候」がすぐにはでないことが
御座います。

##3
けれども
「脳に異常や頭蓋骨に異常があった場合、打ったあとは元気に
うごくことは出来ないのでしょうか?」
はおおむね
御相談者のご指摘どおりで御座います。

##4
さて
「脳神経外科専門医」を御受診されると宜しいのです。

##5
このとき頭部X線撮影は
###1「正面」
###2「側面」
###3「タウン撮影」
「3方向」は必ず「脳神経外科専門医」は撮影
致します。

##6
通常は
「頭部X線撮影」のみで宜しかろうと今の私は考えます。
脳CTのみでも「骨折」の有無と程度を「診断」することも
できることも覚えておかれて下さい。



#7
よくある御質問を貼布いたします。
(Q1)今後、どの程度の期間、どのような点を注意して
   経過観察すれば宜しいでしょうか?
##1
まずは慌てずに夜や夕方の場合には動かないで。
また週末は総合病院など腕利きの先生がいないことが
多いですから注意されて下さい。
##2
しっかりとした「脳神経外科専門医」先生を必ずや
御受診されて下さい。

(Q2)後頭部打撲後、所謂「たんこぶ」ができてるから
   大丈夫という人が多いですが
医学的根拠がございますでしょうか?
##1
全くの医学的根拠の毛頭も無い「危険極まりない」
「間違った情報」で御座います。

(Q3)単に親の安心のためにX線の検査を
   1歳弱の
   小児に行うのは
   デメリットの方が大きい事でしょうか?
   放射線量が気になります。

##1
「親の安心」ではありません。
とんでもありません。
##2
小児頭部外傷のなかでもとりわけ「後頭部打撲」
は怖いと思います。
##3
もしも「3歳未満で骨折」があった場合。
##4
「成長骨折(増大骨折)」
の心配がありますから3歳まで経過観察は続きます。
##5
お気持ちは判りますが
「脳神経外科専門医」を御受診されない
「現実的な危険」=デメリットは計り知れません。





#8結論:
##1
「頭部外傷」の場合必ず「脳神経外科専門医」を御受診下さい。

##2
「頭部外傷」で「脳神経外科専門医」を御受診されるとき
伝達しなければならない「大事な情報」がございます。

##3
「受傷時」の情報とりわけ
###1
「頭部外傷の日時と時刻」=「何月何時何分(何秒)」
最重要で御座います。

及び
###2
「意識障害の有無」も最重要で御座います。

###3
「受傷機転(何にどのようにして頭のどの「部位」をぶつけた)
も最重要でございます。
「御母様」が目撃されていたら問題はないです。
この場合周囲の子供さん達で「目撃者」は必ず
いますから「しつこく聞きまわり情報をあつめることが重要」。

あとになり
「受傷機転(何にどのようにして頭のどの「部位」をぶつけた)
の「情報」如何によっては「治療戦略」に大きな差が出ることが
御座いません。

##4
まずは「小児頭部外傷」の場合は慌てずに動かないで。
たとえば病院終業後や夜間や週末は総合病院など
腕利きの先生がいないことが
多いですから。

##5
しっかりとした「脳神経外科専門医」先生を必ずや
御受診されて下さい。

##6
お子様は頭でっかちですから
親御様の心配は耐えません。

##6
「脳神経外科専門医」を御受診され
「お受けもちの先生」と様々に御相談されて下さい。
##7
ご心配なことと存じますが
「すぐなかれたようなので」
私の直感では御心配は要らないように
思われますが。

##8
慌てずに「しっかりとした「脳神経外科専門医」先生」
を御受診されて下さいますようお勧め致します。




「補足1おわり」

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒に覚えておかれて下さいませ。

[2006年1月22日 12時19分6秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   
突然のメールにて失礼いたします。


お忙しいところ申し訳ありませんが、
もしもご回答いただけたら助かります。


昨夜、1歳3ヶ月の娘が遊んでいる最中に
(私から見えない場所で)転んだらしく、
泣き声がするので見に行くと左の上瞼が切れて
血が出ていました。

近くに籐でできたカゴが置いてあったので、
おそらく転んでそこにぶつかって切れたのだと
思います。

傷は、眉毛からもアイラインからもだいたい同じ距離の
瞼のちょうど真ん中ほどに、アイラインに沿った形で
横に(長さ)1.8センチ、幅2ミリほどとかなり目立った
傷で、出血は数時間で止まりました。

かなり慌ててどうしたらよいのか見当もつかず、
時間が土曜の夜9時過ぎであったため、
病院へは行かず、ひとまず寝かしつけました。
少しずつにじみ出てくる血を拭いただけで
消毒等はしていません。

目はちゃんと開けられるようで、はじめこそ泣いて
いましたがすぐにいつものように元気に歩きまわり
はじめました。

その後、顔の傷に関してどう対応したらいいのか
インターネットで色々と調べているうちに
先生の掲示板にたどり着いた次第です。

今日は日曜なので、市内の形成外科は休診です。
隣の県まで行けば日曜でもみてくれる所は
あるのですが…。

全く傷跡が消えないのは無理にせよ、やはり女の子
なので、できるだけ傷跡が残らないようにして
あげたいです。
そのためにはまずどうしたらよいのでしょうか?
一刻も早く傷を縫うような処置が必要ですか?
それとも、明日の月曜まで待って病院へ行っても
大丈夫でしょうか?
その場合はやはり形成外科がいいのでしょうか?

娘のためにどうすべきなのか、
ご助言いただきたくメールいたしました。
どうぞよろしくお願いします。

Sunday, January 22, 2006 6:52 AM

[2006年1月22日 06時52分10秒]







++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++



何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


先生、本当にありがとうございました。

2006年01月29日 15時29分58秒 | Weblog
宜しかったです。
本当に宜しかったです。



++++++++++++++++++++
「創傷治療」の観点から考えれば
「御嬢様」の場合は
平成18年1月21日の夜ですから
推測して逆計算をすれば概ね今現在
「創傷」の縫合に関しては
受傷時より9-10時間以内という「黄金時間:golden time」を超過しています。

出血もとまっていることですから
「御母様」が「創傷痕」を目立たせないように
しようとするために「御母様」にお勧めしたい事。

お近くの大学病院の「形成外科外来」の
「形成外科専門医先生」を「御受診」されることをお勧めいたします。


「一刻も早く傷を縫うような処置が必要ですか?
それとも、明日の月曜まで待って病院へ行っても
大丈夫でしょうか?」
との事です。


今現在「止血」しているのであれば経過観察をせざるを
得ないし「あわててろくなこと」はありません。


週末や休日に時と場合によりますが
「あわてて動いてろくなことはありません」


「形成外科専門医」の場合週末・休日では
大学病院の「形成外科外来」の「形成外科専門医先生」
でも
きめ細かなことはやはり何もできないと思います。

++++++++++++++++++++




#1
##1
「先日、一歳の娘の瞼の外傷についてご相談させて
いただいた。
お忙しい中早々にお返事いただき、本当にありがとう
ございました。
もっと早くお礼を申し上げようと思っていたのですが、
こちらの都合によりお礼が遅くなってしまい、
大変失礼いたしました。

先生のお返事を読み、傷痕には「黄金時間」が
あることを知り、それを過ぎてしまったからには
慌てても仕方ない、と、ようやく冷静になる
ことができました。

私の説明不足だったのですが、
娘が転んだのは3歳になる上の娘と遊んでいた時の
ことで、その上の娘からしつこく状況を聞き出した
ところ、先生のおっしゃる「小児頭部外傷」の
危険=リスクは非常に小さいと判断しました。

またとても通える範囲には大学病院が存在しないため、
大学病院へ行くことはあきらめました。

それからまた色々と調べてみて、
県内の形成外科専門のクリニックの先生
(その道30年のベテランの先生だそうです)
にメールに傷痕の写真を添付して送って
アドバイスをいただきました。

そのお返事によると、やはり今すぐに
何らかの処置をする必要はない(しても結果は同じ)
だということでしたので、
ここはひとまず経過を見守ることにしました。

先生のよると、受傷後2~3週間して、
傷痕がケロイドに変化することがごくまれにあるので、
その時は受診したらよいのでは、とのことでした。
幸い今は冬ですので、娘の傷も化膿することなく
過ごしています。

まだ幼いので、どうしても無意識に傷を手でこすって
しまうのですが、なるべくそれもさせないように
気をつけて経過を見ています。

このように、
ひとまず落ち着いた状態になりました。

先生にメールを送らせていただいた時は本当に
どうしたらよいかパニックになっていました。
そんな中お返事をいただき、本当に本当に
ありがたく、また心強く感じました。

結果として、先生にいただいたアドバイスに
従うことができず、
大変申し訳なく思っております。

今回の娘の怪我で、色々なことを学ばせて
いただきました。
これを今後に活かしたいと思います。
先生、本当にありがとうございました。」
との事です。





#2結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「小児頭部外傷」の観点からも「形成外科専門医」の観点
からも
「週末は慌てるな」ということになりましょう。

##3
勿論「時と場合」によりますが
「御母様」や「御家族」が御心配され狼狽され
慌てられる御気持ちは大変よく判ります。

##4
けれども
それが裏目にでることが多いのが「週末+休日」の「お子様」
の突発事項=怪我などです。

##4
「それからまた色々と調べてみて、
県内の形成外科専門のクリニックの先生
(その道30年のベテランの先生だそうです)
にメールに傷痕の写真を添付して送って
アドバイスをいただきました。

そのお返事によると、やはり今すぐに
何らかの処置をする必要はない(しても結果は同じ)
だということでしたので、
ここはひとまず経過を見守ることにしました。」
=>
これで宜しいです。

##5
一刻も早く御相談者の「御嬢様」の
「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。







上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。




補足:
前回の御相談と御回答は下記の通りでございました(一部)(+++以下)。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
「御嬢様」のお顔の「傷痕」を御心配される「御母様」
の愛情がひしひしと感じられます。



++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「傷痕」については「黄金時間:Golden Time:GT」を
超過していると考えるから急いで今現在縫合することは
一時的には不可能。
「debldement:デブリドマン」を行えば可能。


「娘のためにどうすべきなのか、
ご助言いただきたくメールいたしました。」
との事です。
=>
「御嬢様」の場合
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「小児頭部外傷」と考えられます。

なず順番としては「小児頭部外傷」の危険=リスク
を「脳神経外科専門医先生」に判断して頂く必要
がある。

その後
「形成外科専門医先生」を御受診されるのが宜しいと考えます。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++






#1
##1
「突然のメールにて失礼いたします。


お忙しいところ申し訳ありませんが、
もしもご回答いただけたら助かります。


昨夜、1歳3ヶ月の娘が遊んでいる最中に
(私から見えない場所で)転んだらしく、
泣き声がするので見に行くと左の上瞼が切れて
血が出ていました。

近くに籐でできたカゴが置いてあったので、
おそらく転んでそこにぶつかって切れたのだと
思います。

傷は、眉毛からもアイラインからもだいたい同じ距離の
瞼のちょうど真ん中ほどに、アイラインに沿った形で
横に(長さ)1.8センチ、幅2ミリほどとかなり目立った
傷で、出血は数時間で止まりました。

かなり慌ててどうしたらよいのか見当もつかず、
時間が土曜の夜9時過ぎであったため、
病院へは行かず、ひとまず寝かしつけました。
少しずつにじみ出てくる血を拭いただけで
消毒等はしていません。

目はちゃんと開けられるようで、はじめこそ泣いて
いましたがすぐにいつものように元気に歩きまわり
はじめました。

その後、顔の傷に関してどう対応したらいいのか
インターネットで色々と調べているうちに
先生の掲示板にたどり着いた次第です。

今日は日曜なので、市内の形成外科は休診です。
隣の県まで行けば日曜でもみてくれる所は
あるのですが…。

全く傷跡が消えないのは無理にせよ、やはり女の子
なので、できるだけ傷跡が残らないようにして
あげたいです。
そのためにはまずどうしたらよいのでしょうか?
一刻も早く傷を縫うような処置が必要ですか?
それとも、明日の月曜まで待って病院へ行っても
大丈夫でしょうか?
その場合はやはり形成外科がいいのでしょうか?

娘のためにどうすべきなのか、
ご助言いただきたくメールいたしました。
どうぞよろしくお願いします。」
との事です。




#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「創傷処置」の「黄金時間(ゴールデンタイム)」という時期が
御座います。

##3
「黄金時間:Golden Time:GT」とは
縫合が必要と判断される「創傷」は
「創傷」の縫合に関しては受傷時より9-10時間以内という
「黄金時間:golden time」以内に形成外科ではないにしても
縫合をおこなわなければならない。


##4
この「黄金時間:Golden Time:GT」を過ぎた「創傷」は
再度メスをいれて新規に「創傷」を削りなおす
「debldement:デブリドマン」という処置が必要になります。





#3
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「昨夜、1歳3ヶ月の娘が遊んでいる最中に
(私から見えない場所で)転んだらしく、
泣き声がするので見に行くと左の上瞼が切れて
血が出ていました。
近くに籐でできたカゴが置いてあったので、
おそらく転んでそこにぶつかって切れたのだと
思います。」
との事です。


##2
「創傷治療」の観点から考えれば
「御嬢様」の場合は
平成18年1月21日の夜ですから
推測して逆計算をすれば概ね今現在
「創傷」の縫合に関しては
受傷時より9-10時間以内という「黄金時間:golden time」
を超過しています。

##3
出血もとまっていることですから
「御母様」が「創傷痕」を目立たせないように
しようとするために「御母様」にお勧めしたい事。

##4
お近くの大学病院の「形成外科外来」の
「形成外科専門医先生」を「御受診」されることをお勧めいたします。


##5
「一刻も早く傷を縫うような処置が必要ですか?
それとも、明日の月曜まで待って病院へ行っても
大丈夫でしょうか?」
との事です。

##6
今現在「止血」しているのであれば経過観察をせざるを
得ないし「あわててろくなこと」はありません。

##7
週末や休日に時と場合によりますが
「あわてて動いてろくなことはありません」

##8
「形成外科専門医」の場合週末・休日では
大学病院の「形成外科外来」の「形成外科専門医先生」
でも
きめ細かなことはやはり何もできないと思います。






#4結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「小児頭部外傷」であり「目撃者」がいません。

##3
「小児頭部外傷」で「意識障害」は
御相談者の御相談内容要旨御記載からは無かったようですから
まずは安心ですが。

##4
順番としては「小児頭部顔面外傷」として
「脳神経外科専門医先生」をまず最初に「御受診」されることを
お勧め致します。

##5
「脳神経外科専門医先生」の判断で「創傷痕」のみの
問題で「宜しい」となった暁には。

##6
大学病院の「形成外科外来」の「形成外科専門医先生」を
「御受診」されることをお勧めいたします。

##7
「小児頭部外傷」に関しては
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」
から
「小児頭部外傷」についての「御相談と御回答の一部」を
「補足1」に御記載致します。御参考になれば何よりです。

##8
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

##9
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。



取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。






上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。










何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。




[2006年1月28日 18時39分43秒]

[2006年1月28日 18時39分43秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   
先日、一歳の娘の瞼の外傷についてご相談させて
いただいた。
お忙しい中早々にお返事いただき、本当にありがとう
ございました。
もっと早くお礼を申し上げようと思っていたのですが、
こちらの都合によりお礼が遅くなってしまい、
大変失礼いたしました。

先生のお返事を読み、傷痕には「黄金時間」が
あることを知り、それを過ぎてしまったからには
慌てても仕方ない、と、ようやく冷静になる
ことができました。

私の説明不足だったのですが、
娘が転んだのは3歳になる上の娘と遊んでいた時の
ことで、その上の娘からしつこく状況を聞き出した
ところ、先生のおっしゃる「小児頭部外傷」の
危険=リスクは非常に小さいと判断しました。

またとても通える範囲には大学病院が存在しないため、
大学病院へ行くことはあきらめました。

それからまた色々と調べてみて、
県内の形成外科専門のクリニックの先生
(その道30年のベテランの先生だそうです)
にメールに傷痕の写真を添付して送って
アドバイスをいただきました。

そのお返事によると、やはり今すぐに
何らかの処置をする必要はない(しても結果は同じ)
だということでしたので、
ここはひとまず経過を見守ることにしました。

先生のよると、受傷後2~3週間して、
傷痕がケロイドに変化することがごくまれにあるので、
その時は受診したらよいのでは、とのことでした。
幸い今は冬ですので、娘の傷も化膿することなく
過ごしています。

まだ幼いので、どうしても無意識に傷を手でこすって
しまうのですが、なるべくそれもさせないように
気をつけて経過を見ています。

このように、
ひとまず落ち着いた状態になりました。

先生にメールを送らせていただいた時は本当に
どうしたらよいかパニックになっていました。
そんな中お返事をいただき、本当に本当に
ありがたく、また心強く感じました。

結果として、先生にいただいたアドバイスに
従うことができず、
大変申し訳なく思っております。

今回の娘の怪我で、色々なことを学ばせて
いただきました。
これを今後に活かしたいと思います。
先生、本当にありがとうございました。


Saturday, January 28, 2006 4:09 PM



[2006年1月28日 16時09分37秒]


5歳の息子が脳幹・脳梁の脳挫傷とびまん性軸索損傷・肺挫傷 

2006年01月29日 15時24分46秒 | Weblog

++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

これはとても大事な事なのですが
「お受けもちの先生方」にとられては
今現在は「小児頭部外傷」+「多発外傷」の急性期の「治療」
に終われる毎日であり後遺症を考える時期ではありえません。

「御家族」の御心配はよく判ります。

けれども「重傷小児頭部外傷」の
後遺症の評価或は「治療戦略」を考えるのは「1ヶ月」先です。

今現在は「すべからく」を
「お受けもちの先生」にお任せするのが方法です。

これは私の考えです。だから間違っているかもしれません。
=>けれども可能性としては。

多分に
「御子息様」は「御家族」が御考え以上に
「良好な回復」を「御家族」が御考え以上に速い速度で
得られるであろうと思います。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++







#1
##1
「1.5歳・男
2.平成18年1月20日に交通事故により
5歳の我が子が救急病院に運ばれ、
脳幹・脳梁の脳挫傷とびまん性軸索損傷・肺挫傷な
どの病名により緊急入院しました。

GSC?は4点でした。
脳の腫れがあり、低体温治療により脳圧をコントロールし、
25日に低体温治療が終了しました。
現在は、右半身に痙攣を起こしているため、
痙攣をコントロールしながら
意識の回復を待っております。

担当医師に今後の後遺症などの質問をすると、
搬送されてきたときの意識状態がかなり悪かったので、
眼を開けても物の認識が出来ない・食事が出来ない・
自発呼吸が出来ないなどが考えられるそうです。

3.意識回復後も
2.のような後遺症が残れば本人があまりにもかわいそうです。
わずかな確率でも結構ですので、
手術やその他の方法でなんとか後遺症を出来るだけ
少なくすることは出来ないでしょうか。」
との事です。





#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「小児頭部外傷」で
「脳幹部脳挫傷」+「び慢性軸策損傷:diffuse axonal injury:DAI」
及び
「肺挫傷」
で「多発外傷」の「御状態」です。

##2
これは御可哀想なことです。
「御家族」の皆様もさぞかしに御心痛のことと存じます。

##3
けれども「重傷小児頭部外傷」の今現在は
「急性期」である。

##4
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「脳挫傷」+「び慢性軸策損傷:diffuse axonal injury:DAI」
から発生する
重篤な「脳浮腫:brain edema:のうふしゅ」
「低体温療法」にてコントロールされていらっしゃる。

##5
そして「痙攣発作重積」の「御状態」である。

##6
今現在の「御子息様」の「症状・症候」は深刻です。








#3
##1
「担当医師に今後の後遺症などの質問をすると、
搬送されてきたときの意識状態がかなり悪かったので、
眼を開けても物の認識が出来ない・食事が出来ない・
自発呼吸が出来ないなどが考えられるそうです。

3.意識回復後も
2.のような後遺症が残れば本人があまりにもかわいそうです。
わずかな確率でも結構ですので、
手術やその他の方法でなんとか後遺症を出来るだけ
少なくすることは出来ないでしょうか。」
との事です。

##2
御気持ちは大変よく判ります。けれども
1月20日の「受傷機転」ですから
まだ「1週間」しかたっていません。

##3
5歳小児の
「脳挫傷」+
「び慢性軸策損傷:diffuse axonal injury:DAI」+
「多発外傷」ということで
今現在は「今日毎日を生き延びる」の「治療戦略」が
とられていると思います。

##4
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「お受けもちの先生方」も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

##5
また「お受けもちの先生」は切れ味鋭い
「重傷小児頭部外傷」に経験を積まれた
「脳神経外科専門医先生」であることが
伺えます。

##6
今現在はこれらの「お受けもちの先生」=
「脳神経外科専門医先生」方に「すべてをお任せ」する
ことが「最良」です。




#4
##1
「わずかな確率でも結構ですので、
手術やその他の方法でなんとか後遺症を出来るだけ
少なくすることは出来ないでしょうか。」
との事です。
=>##2

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは今現在
「御子息様」に
「手術」の必要な「病態」は見出せません。

##3
「小児頭部外傷」+「多発外傷」急性期ですから
「お受けもちの先生」は
「後遺症」よりも「今日と明日」の「治療戦略」で
精一杯であろうと思います。





#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
さぞかし御心配であろうと存じます。
これは御可哀想なことです。

##3
これはとても大事な事なのですが
「お受けもちの先生方」にとられては
今現在は「小児頭部外傷」+「多発外傷」の急性期の「治療」
に終われる毎日であり後遺症を考える時期ではありえません。

##4
「御家族」の御心配はよく判ります。

##5
けれども「重傷小児頭部外傷」の
後遺症の評価或は「治療戦略」を考えるのは「1ヶ月」先です。

##6
今現在は「すべからく」を
「お受けもちの先生」にお任せするのが方法です。

##7
これは私の考えです。だから間違っているかもしれません。
=>##8

##8
多分に
「御子息様」は「御家族」が御考え以上に
「良好な回復」をされると思います。

##9
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。




とりあえずに第一報としての御回答を致します。
取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。







上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。







何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。




山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp

[2006年1月28日 19時12分53秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   



1.5歳・男
2.平成18年1月20日に交通事故により
5歳の我が子が救急病院に運ばれ、
脳幹・脳梁の脳挫傷とびまん性軸索損傷・肺挫傷な
どの病名により緊急入院しました。

GSC?は4点でした。
脳の腫れがあり、低体温治療により脳圧をコントロールし、
25日に低体温治療が終了しました。
現在は、右半身に痙攣を起こしているため、
痙攣をコントロールしながら
意識の回復を待っております。

担当医師に今後の後遺症などの質問をすると、
搬送されてきたときの意識状態がかなり悪かったので、
眼を開けても物の認識が出来ない・食事が出来ない・
自発呼吸が出来ないなどが考えられるそうです。

3.意識回復後も
2.のような後遺症が残れば本人があまりにもかわいそうです。
わずかな確率でも結構ですので、
手術やその他の方法でなんとか後遺症を出来るだけ
少なくすることは出来ないでしょうか。


Friday, January 27, 2006 9:04 PM

[2006年1月27日 21時04分28秒]


自分かくし「因果付け」

2006年01月02日 14時55分31秒 | Weblog
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


1・年齢 2・性別の御記載が無く御回答限界でもあるのです。
けれども「可能な範囲内で」御回答を試みます。


++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
でいらっしゃいます。
正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

しっかりと「頭重:head-heaviness」を訴えられていたのにも
関らずお気の毒であったと今の私は考えます。
精神的なものでも・「介護疲れ」でもありません。
下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++



#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「介護のつかれ」とのことですが。

##3
御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」を御持ではないでしょうか。

##4
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「頭重:head-heaviness」をお持ちの様です。
そして「お受けもちの先生」にもこの「症状・症候」を
伝達されていらっしゃる。

##5
この「症状・症候」は
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。







#3
##1
極めて判りやすくいえば
「緊張型頭痛」という「頭痛系の「症状・症候」」
で御座います。
「機能性頭痛」の「一種」です。

##2
「機能性頭痛」とは「「中枢神経系の「器質的疾患」
(脳腫瘍や脳血管障害等)」などによる「症候性頭痛」でなない「頭痛」
或は「頭重:head-heaviness」を呼称致します。

##3
だから脳CT・脳MRIで「「異常所見」無し」が
当然です。

##4
適切な表現が思い浮かばないのですが
「お受けもちの先生」は「一番大切な「臨床神経診断学」」
の御相談者の「症状・症候」を見逃されています。

##5
正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##6
意味も無く「疲労ですね」或いは「ストレスですね」等と
医師より図らずともいわれてしまう病態でも御座います。

##7
御相談者の場合は「疲労」「ストレス」の代わりに
「介護つかれ」といわれてしまわれたようです。

##8
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。

##9
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##10
朝に最も御症状は強いものです。






#4
##1
「緊張型」の「症状・症候」とは一重に「ただひたすら辛い」
「症状・症候」であると御考え下さい。

##2
「緊張型」の「病態」とは両肩に「外す事の出来ない
重たいの重荷を背負ったような状態」とご理解下さい。

##3
「後頭部」「後頚部」から始まる「頭重:head-heaviness」で
「症状・症候」が始まり眼にきます。

##4
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)##5
しっかり治されるためには「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。


##6
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんの「思考過程」につき「補足3」に。

御記載致します。御参考になれば何よりです。






#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
典型的な「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。

##3
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」
「更年期障害」「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
とよく間違えられます。

##4
正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##5
しっかり治されるためには「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。

##6
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「機能性末梢神経障害疼痛」に苦手な先生もいらっしゃいます。
このことは何卒に御銘記下さいませ。

##7
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。






上記・下記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。



取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。









何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。








何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。





以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。


「補足1おわり」

++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。
「補足2おわり」

++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++++++++++

#1
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
の患者さんには
独特の思考過程=「自分かくし」+「「因果付け」が御座います。


##1
「緊張型」の患者さんは常に学習され
「上昇型の思考」或いは「論理展開」をされますから。

##2
「オーバードライブ」(行き過ぎ)に
ご苦労されていらっしゃいます。

##3
「因果付け」「自分隠し」という
「緊張型」の患者さん独特の「思考過程」でございます。

##4
「強烈な苦悩者の「主人公」としての「自分」はいるのだけれども」

##5
気の許せる相手(本当は家族しかいないのですが)や
他人に「無理強い」をすることが習慣化。

##6
何か「自分を困らせる無理難題」をみつけないと
話の筋が通らないので「不安の種」を捜し求めます。

##7
「真実の自分」と「自分隠しの自分」

##8
「習慣」=「往復・反復}で「真実の自分」と
「「自分隠し」の「自分」」との間の往復に疲れます。

##9
これが「自分隠し」=「自己隠蔽(=自己防御につながる)
のため「他人攻撃」(他人を攻撃すれば余計目立つことに気がつかない。

##10
「因果付け」「自分隠し」という
「緊張型」の患者さん独特の「思考過程」でございます。

#11
「鶏が先か卵が先か」を真剣に悩み考えたり。

##12
火事場に救護のために駆けつける消防車をみて
「消防車」=「火事」と「短絡錯覚」を起こされ
「消防車」に強い嫌悪を擁いたり。

##13
「AがBだからCになる」という
「流暢な論理」=「因果付け」の錯角方程式をよく用いられます。

##14
そのため「時には取り返しのつかない
「自分の一番の見方である他人攻撃」」にでて
「全てをうしなって」しまいます。


#2
##1
これに加えて
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」で情緒不安定にもなられていらっしゃいます。

##2
いちど傾くとなかなか「舵をとるのが困難」になります。

##3
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」は
「大変に非生産的な状態」に加わり正診断率の大変低い
「頭痛系の「症状・症候」で御座います。

##4
脳の「神経細胞」が考える=働く場所を2つに分類する事ができます。
###1
旧皮質(下等哺乳類のときから保持している)と
###2
新皮質(新皮質(霊長類からヒトで大活躍:
コンピューターでいわばメモリー(ラム))のメモリーが一杯の状態から
「情緒不安定」に至ります。

##5
この状態で「はつらつ」と生活できるべくもなく
毎日を過ごされる中で
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」
で「たりないメモリー」から「記銘力障害」も発生します。

##6
幾度と無く辛い思いをされるうちにやっとこさ「ある思考過程」に
御自分の安楽の境地を見出したどり着かれます。

##5
それは
皮肉にもそれは皮肉にも「心配なこと」が起こるといやだから「先に心配」をして「安心」しようという「矛盾」の「思考過程」で御座います。
「補足3おわり」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。



山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
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[2005年11月10日 13時51分9秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   



介護を受けていた姉と生活していた者だすが、
介護が帰った夜中の1時3時に起きて転んで「助けてー」と
毎晩のように起されていました。

そして亡くなって暫くして朝起きても頭がはっきりせず
一日中頭重が続くのです。
脳神経外科でCT MRIと4回検査を受けたのですが、
異常はなく神経内科で「介護疲れ」だと診断されました。
もう1年近く前ですがと言うと
1、2年続く人もいると夜中に起された人はきついと言われ
治療方法がないのでと背中を叩かれ、
しっかり生きて下さいと言われ帰されました。

本当に治療方法はないのでしょうか?

後日頭重は脳のどの部分を侵されているとなるのですか?
 と質問したところまだ解明されてないとの答えでした。
そして催眠療法はと尋ねたところ
これもよい結果は出でいないとのお答えでした。


Thursday, November 10, 2005 12:22 PM

[2005年11月10日 12時22分17秒]


8月の中旬ぐらいからフワフワ感が出始め

2006年01月02日 14時49分15秒 | Weblog
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。




++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

御相談者の御相談内容要旨御記載からは。
「寝過ぎなのか?首と背中が重いというか、
しびれる前触れなのか頭もボーっとしています。」
という。

「病態」の本体は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。

そしてこの「めまい感」は
基本的には「仮性眩暈:かせいげんうん(ふわふわ感)」であり
「緊張型めまい感」(あだ名です)と呼称される「症状・症候」
です。
下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++





#1
##1
「私は、岩手県釜石市に住む 27歳女です。配偶者有りの子無しです。

17歳 過敏性腸症候群発病し、(ツムラ17、60、ガスター10を内服中)
25歳 扁桃腺切除(両方)
26歳 不全流産
26歳 頸椎症(湾曲がなくまっすぐ)
痛む時だけ、ロキソニン、リンプラール、セルベックスを内服

*生理不順で治療していましたが、
その度に膀胱炎も併発するので今は完全に止めています。
  現在、10ヶ月間生理は止まったままです。

ご相談ですが、8月の中旬ぐらいからフワフワ感が出始め
毎日症状が出るわけでもないので放っていました。
9月の中旬ぐらいから、毎日続くようになり仕事も辞めました。

回転性ではなく、何となく自分の声がこもって聞こえるかな?
くらいです。
フワフワ、グラグラです。

岩手の耳鼻科、整形、脳外科、神経内科と診て頂きましたが、
ろくな検査もせず精神的なものと判断され安定剤のみの処方でした。

実家の山形にかえり、脳外科のMRIをとって頂きましたが異常なし。
めまい専門医に診て頂きましたが、
がんしんもあるとのことで「内耳性めまい症」といわれました。

2週間の静養と、セファドール、グランダキシンの内服、
目眩体操の指示をいただきました。
2週間後(10月27日)再診で色々な検査の結果
「もうほとんど良くなっている。」といわれ、自宅療養をしています。

11月1日に岩手にかえり翌日からは、
今までなかった回転性の目眩も加わりました。

山形のめまい専門医に電話をしたらば、
「横になって寝ていて下さい。」のみでした。
翌日、近くの内科で目眩止めの注射を毎日打ってもらっています。

回転性の目眩はなくなりましたが、
フワフワ、グラグラはまだ治りません。
日によって違います。

寝過ぎなのか?首と背中が重いというか、
しびれる前触れなのか頭もボーっとしています。
関節痛もありリュウマチなのか?と心配し血液検査もしました。

左胸も痛く乳ガンか?とマンもグラフィーまで撮ってしまいました。
本当に長くて長くてイヤです。もう疲れてきました。
死にたいとまで思っています。

めまい専門医に診せてももう、安定してるから。
と言われるし、どうしようかと悩んでいます。

主人にも申し訳ない気持ちで一杯です。

とにかく、フワフワグラグラです。
今、床に座布団を敷いて座って打っていますがグラグラします。

今処方されているセファドール25、メリスロン6*2個の3錠飲んで、
過敏性の薬も飲んでいて尿が段々変な匂いになってきています。

本当に突然、長々とメールをお送りしたことをお詫び致します。

申し訳ありません。
よろしくご指導頂けたらと藁をもつかむ思いでございます。


Friday, November 11, 2005 4:09 PM」
との事です。




#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」を御持ではないでしょうか。
もしも御相談者に「肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。

##3
この「症状・症候」=「めまい感」は
「真性眩暈:しんせいげんうん」というよりは
「仮性眩暈:かせいげんうん(ふわふわ感)」である。

##4
##2+##3=
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
に伴う
「緊張型めまい感」(あだ名です)
の「症状・症候」です。





#3
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の場合に
「緊張型めまい感」(あだ名です)=「ふわふわ感」「くらくら感」は
「頭痛と等価の「症状・症候」」と考える取り決めに
なっています。

##2
正診断率の大変低い「頭痛系の「病態」」でございます。

##3
意味も無く「疲労ですね」或いは「ストレスですね」等と
医師より図らずともいわれてしまう病態で御座います。

##4
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」「更年期障害」
「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
等ととよく間違えられます。

##5
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症(feb/june/7fal crisis)することが多いです。
##6
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##7
早朝に「症状・症候」は強くなります。
入浴にて「症状・症候」は軽減するという特徴が御座います。


##8
「左胸も痛く乳ガンか?とマンもグラフィーまで撮ってしまいました。
本当に長くて長くてイヤです。もう疲れてきました。」
との事です。
=>##9

##9
「背中バリバリ症候群」(あだ名です)=
「肩・背中にわたり激痛・鈍痛の塊と思えるような痛み」
の「前への押し寄せの「症状・症候」」で御座います。




#4
##1
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。

##2
「絵に書いた餅のようにまたは何かの一つ覚えのように
第5第6頚椎椎間板がすりへっていて「頚椎の弯曲」がおかしい或は
「逆弯曲」だと言われてしまいます。

##3
「臨床神経学的」に頚椎X線撮影の画像診断の「症状・症候」が
「臨床症候」と合致すれば何も問題もないのですが。

##4
99%ほぼ100%の患者さんで「頚椎X線撮影所見」或いは
「CT・MRI」は「臨床神経診断学」と合致致しません。

##5
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
は正診断率の大変低い「頭痛系の「病態」」でございます。








#5
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載
からは
典型的な「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
であり
「緊張型めまい感」(あだ名です)です。

##2
「緊張型」の
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

##3
しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと
今の私は考えます。

##4
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型めまい」(あだ名です)につき「補足3」に。

御記載致します。御参考になれば何よりです。




#6結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
をお持ちであり
「緊張型めまい感」(あだ名です)の「症状・症候」です。

##3
しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと
今の私は考えます。

##4
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも
「頭痛系の疾患」が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれて下さいませ。

##5
大学病院の頭痛専門外来の
「中枢神経系専門医」或は「頭痛専門医」
(この名称の「専門医はいません)でも。

##6
「偏頭痛」の患者さんは宜しいのだが「緊張型」の患者さんになると
苦手な先生は少なくありません。
このことも何卒に覚えておかれて下さいませ。

##7
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

##8
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。







取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。










上記・下記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。









何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。








何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。




山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp



++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++

さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。





以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。

「補足1おわり」

++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。
「補足2おわり」

++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
##1
「緊張型めまい」(あだ名です)は「仮性眩暈(ふわふわ感)」できます。

##2
めまいには「真性眩暈」と「仮性眩暈(ふわふわ感)」があります。

##3
「仮性眩暈(ふわふわ感)」は時として「真性眩暈」よりも
「症状・症候」が「唐突」で「不気味であり」一体何が起こったのだろよ
おもわれることがあります。

##4
「緊張型」の患者さんの場合88%は「回転性の眩暈」できます。

##4
急に事務仕事をしていて鋭角的に体がシフトするように感じられるときが
あります。

##5
患者さんは「真性眩暈」と思っていても
平衡機能検査では「内耳神経=前庭神経」の「「異常所見」無し」
とでることが多いものです。

##6
「緊張型」の患者さんの「緊張型めまい」(あだ名です)の場合
「メリスロン」「アデホスコーワ:adenosine triphosphate diosdium:ATP」
が投与なども検討されることございます。
全く「効果」はありません。

##7
適切な「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「治療戦略」により「ふわふわ感」「くらくら感」「めまい感」」は
消失致します。

##8
「睡眠障害」をともなわれている「緊張型」の患者さんに起こりやすいものです。

##9
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。


##10
「緊張型めまい」(あだ名です)をお持ちの
患者さんは2月・6-7月、9月・11月に症状増悪時に
「頭部発汗」「夜間発汗」「腋下(えきか)発汗」などの
「発汗障害」を併発することが多いものです。

##11
脈拍の増加=頻脈を伴う事も御座います。

「補足3おわり」

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年11月11日 18時30分22秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   



私は、岩手県釜石市に住む 27歳女です。配偶者有りの子無しです。

17歳 過敏性腸症候群発病し、(ツムラ17、60、ガスター10を内服中)
25歳 扁桃腺切除(両方)
26歳 不全流産
26歳 頸椎症(湾曲がなくまっすぐ)
痛む時だけ、ロキソニン、リンプラール、セルベックスを内服

*生理不順で治療していましたが、
その度に膀胱炎も併発するので今は完全に止めています。
  現在、10ヶ月間生理は止まったままです。

ご相談ですが、8月の中旬ぐらいからフワフワ感が出始め
毎日症状が出るわけでもないので放っていました。
9月の中旬ぐらいから、毎日続くようになり仕事も辞めました。

回転性ではなく、何となく自分の声がこもって聞こえるかな?
くらいです。
フワフワ、グラグラです。

岩手の耳鼻科、整形、脳外科、神経内科と診て頂きましたが、
ろくな検査もせず精神的なものと判断され安定剤のみの処方でした。

実家の山形にかえり、脳外科のMRIをとって頂きましたが異常なし。
めまい専門医に診て頂きましたが、
がんしんもあるとのことで「内耳性めまい症」といわれました。

2週間の静養と、セファドール、グランダキシンの内服、
目眩体操の指示をいただきました。
2週間後(10月27日)再診で色々な検査の結果
「もうほとんど良くなっている。」といわれ、自宅療養をしています。

11月1日に岩手にかえり翌日からは、
今までなかった回転性の目眩も加わりました。

山形のめまい専門医に電話をしたらば、
「横になって寝ていて下さい。」のみでした。
翌日、近くの内科で目眩止めの注射を毎日打ってもらっています。

回転性の目眩はなくなりましたが、
フワフワ、グラグラはまだ治りません。
日によって違います。

寝過ぎなのか?首と背中が重いというか、
しびれる前触れなのか頭もボーっとしています。
関節痛もありリュウマチなのか?と心配し血液検査もしました。

左胸も痛く乳ガンか?とマンもグラフィーまで撮ってしまいました。
本当に長くて長くてイヤです。もう疲れてきました。
死にたいとまで思っています。

めまい専門医に診せてももう、安定してるから。
と言われるし、どうしようかと悩んでいます。

主人にも申し訳ない気持ちで一杯です。

とにかく、フワフワグラグラです。
今、床に座布団を敷いて座って打っていますがグラグラします。

今処方されているセファドール25、メリスロン6*2個の3錠飲んで、
過敏性の薬も飲んでいて尿が段々変な匂いになってきています。

本当に突然、長々とメールをお送りしたことをお詫び致します。

申し訳ありません。
よろしくご指導頂けたらと藁をもつかむ思いでございます。


Friday, November 11, 2005 4:09 PM

[2005年11月11日 16時09分5秒]


のぼせ

2006年01月02日 14時44分45秒 | Weblog
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。




#1
##1
「題名:のぼせ
年齢:47 性別:男性 
突然立ちくらみがして以来頭がのぼせて、
鼻の辺りを押さえつけられるような感じや、
目が重く足の裏や手に冷や汗をかくようになりました。

更年期障害ではないそうです。パキシル錠を処方されて、
のぼせ感は弱くなってきましたが、
時々頭痛が続き、そのほかの症状は変わりません。

また、慢性的に首から肩にかけた凝りが取れずにいます。
数年前に、手の指がしびれて、
頚椎ヘルニアがあるといわれたことがありますが、 」
との事です。




#2
御相談者の御相談内容要旨御記載から「症状・症候」は下記の「 7つ」。
1・立ちくらみ+頭ののぼせ感
2・眼が重い
3・足の裏や手掌の多汗
4・時々頭痛
5・慢性的に頸から肩にかけて懲りがとれない
6.「パキシル」にて「のぼせ感」は取れたが他の「症状・症候」は不変。
7・数年前に手のしびれ(「頚椎ヘルニアがあるといわれた」)

この「症状・症候」からは
極めて典型的な
「緊張型頭痛」です。

「頭痛系の疾患」で「機能性頭痛」には
「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等があります。
「機能性頭痛」といわれる「頭痛」の一群は各々の
「機能性頭痛」の「成分」がよく混じり合います。
「機能性頭痛」とは「「中枢神経系の「器質的疾患」
(脳腫瘍や脳血管障害等)」などによる「症候性頭痛」でなない「頭痛」
を呼称致します。


典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」です。
本邦では極めて不思議な事なのですが。
正診断率の大変低い「頭痛系の「病態」」でございます。

意味も無く「疲労ですね」或いは「ストレスですね」等と
医師より図らずともいわれてしまう病態で御座います。
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」
「更年期障害」「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
ととよく間違えられます。

一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。
「絵に書いた餅のようにまたは何かの一つ覚えのように
第5第6頚椎椎間板がすりへっていて「頚椎の弯曲」がおかしい或は
「逆弯曲」だと言われてしまいます。
「臨床神経学的」に頚椎X線撮影の画像診断の「症状・症候」が
「臨床症候」と合致すれば何も問題もないのですが。
99%ほぼ100%の患者さんで「頚椎X線撮影所見」或いは
「CT・MRI」は「臨床神経診断学」と合致致しません。
c5c6等の「頚椎症:けいついしょう:cervical spndylosis」は
「20歳」をすぎればどなたにも見つかるものです。
御相談者の場合この頚椎X線撮影から「画像診断」として
「「頚椎の病気(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」を
「数年前に指摘されたのでしょう」
この「病名」は一度「完全に忘れて頂く」必要がある。


1・立ちくらみ+頭ののぼせ感
=>
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型めまい感」(あだ名です)の「症状・症候」です。

2・眼が重い
=>
「緊張型」は「眼」に来ます。
正確には「眼が重い」のではなく「「上眼嶮(うわまぶた)」が重い」
のである。
「上眼嶮(うわまぶた)」から眼球を押すと「いたい」が
「下眼嶮(したまぶた)」から眼球を押しても「いたくない」
のがおわかりと思います。
一度「ためされてください」。

3・足の裏や手掌の多汗
=>
「緊張型」の方は多汗症になります。
「早朝時」に頭から汗がしたたりおちたり
下着が汗で「肌にへばりつく」御経験がおありでしょう。

4・時々頭痛
=>
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
です。

5・慢性的に頸から肩にかけて懲りがとれない
=>
「肩こり・頸こり・背中こり」」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特有な「症状・症候」です。

6.「パキシル」にて「のぼせ感」は取れたが他の「症状・症候」は不変。
=>
「緊張型」の患者さんは「パキシル」で「症状・症候」が悪化
する事があります。
御留意下さい。

7・数年前に手のしびれ(「頚椎ヘルニアがあるといわれた」)
=>
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型しびれ」(あだ名です)です。


御相談者の御相談内容要旨御記載からは
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。
「緊張型」の治療法ですが
筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと
今の私は考えます。


但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも「頭痛系の疾患」が
苦手な先生のいらっしゃいます。このことは何卒覚えておかれて下さい。






#3
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型しびれ(あだ名です)」について「補足3」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型めまい」(あだ名です)につき「補足4」に。

御記載致します。御参考になれば何よりです。

#4結論:
「「緊張型頭痛」のようである」と仰られて
「頭痛系の疾患」がお得意な「脳神経外科専門医」の先生
を御受診されるのが宜しいと考えます。


上記・下記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。









何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。








何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp




++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。





以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。
「補足1おわり」
++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。
「補足2おわり」


++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
しびれがあるとのことですが。
下記については如何でしょうか。

「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
では「特有な「しびれ感」」が「症状・症候」としてでます。


##1
手指の親指・人指指(第1・第2指)か
小指・薬指(第4・第5指)に
絵に書いたような「しびれ感」があるのが特徴ですが如何でしょう。

##2
まずほかの手指には来ません。

##3
男性が腕時計を眺める上肢の部位にしびれ感があるのが
特徴で御座います。
如何でしょう。

##4
また手のひらが赤く霜「降り状」の白い斑点がないでしょうか。


##5
これらの「症状・症候」は朝方強いという特徴
が御座います。

##6
この「しびれ感」は
「頚椎の病気(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」
が原因と間違われることが多くこの場合は厄介です。

##7
皮肉なことに脳MRIから
「脳神経外科専門医」の疾患である
「キアリ・アーノルド奇形」
「脊椎空洞症」等と間違われることがあります。

##8
上肢に「しびれ感」のある患者さんは下肢にも
また下肢に「しびれ感」のある患者さんじは下肢にも「しびれ感」の
有ることが多いものです。

##9
下肢の「しびれ感」の場合は足指の親指・薬指の根元、
・足の甲(足背部)・踝・外側大腿に「しびれ」がきます。

##10
下肢の「しびれ感」の場合膝の裏が「糊付けされたような」
「張り紙様の硬さで「張って」いることが多いものです。

##11
おおくの場合「末梢循環障害」とりわけ「下肢静脈還流不全状態」
で疼痛性歩行障害にいたることが御座います。

##12
またこの「しびれ感」はおかお特に下口唇に「しびれ感」
を併発することが御座います。

##13
また「しびれ感」とも異なるのですが
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」の
患者さんは「肘関節」の「甲」のほうに「軽い疼痛」があるのが
特徴でも御座います。



「補足3おわり」

++「補足4」++++++++++++++++++++++++++++++++++++

##1
「緊張型めまい」(あだ名です)は「仮性眩暈(ふわふわ感)」できます。

##2
めまいには「真性眩暈」と「仮性眩暈(ふわふわ感)」があります。

##3
「仮性眩暈(ふわふわ感)」は時として「真性眩暈」よりも
「症状・症候」が「唐突」で「不気味であり」一体何が起こったのだろよ
おもわれることがあります。

##4
「緊張型」の患者さんの場合88%は「回転性の眩暈」できます。

##4
急に事務仕事をしていて鋭角的に体がシフトするように感じられるときが
あります。

##5
患者さんは「真性眩暈」と思っていても
平衡機能検査では「内耳神経=前庭神経」の「「異常所見」無し」
とでることが多いものです。

##6
「緊張型」の患者さんの「緊張型めまい」(あだ名です)の場合
「メリスロン」「アデホスコーワ:adenosine triphosphate diosdium:ATP」
が投与なども検討されることございます。
全く「効果」はありません。

##7
適切な「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「治療戦略」により「ふわふわ感」「くらくら感」「めまい感」」は
消失致します。

##8
「睡眠障害」をともなわれている「緊張型」の患者さんに起こりやすいものです。

##9
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。


##10
「緊張型めまい」(あだ名です)をお持ちの
患者さんは2月・6-7月、9月・11月に症状増悪時に
「頭部発汗」「夜間発汗」「腋下(えきか)発汗」などの
「発汗障害」を併発することが多いものです。

##11
脈拍の増加=頻脈を伴う事も御座います。



「補足4おわり」

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


 

[2005年11月13日 8時26分23秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 川上   
*山本クリニックの新規相談掲示板
http://www.clinicayamamoto.com/list_N.php
に御相談された御相談と御回答を御参考のため本相談掲示板に移動致します。*


題名:のぼせ
相談者:川上 年齢:47 性別:男性 地域:東京都 2005/11/12 (土)21:49:32
突然立ちくらみがして以来頭がのぼせて、
鼻の辺りを押さえつけられるような感じや、
目が重く足の裏や手に冷や汗をかくようになりました。

更年期障害ではないそうです。パキシル錠を処方されて、
のぼせ感は弱くなってきましたが、
時々頭痛が続き、そのほかの症状は変わりません。

また、慢性的に首から肩にかけた凝りが取れずにいます。
数年前に、手の指がしびれて、
頚椎ヘルニアがあるといわれたことがありますが、
     

[2005年11月1日 21時49分32秒]


「ふわふわ感」「くらくら感」「仮性眩暈:かせいげんうん(ふわふわ感)」

2006年01月02日 14時41分07秒 | Weblog



#1
##1

33歳 女性 大阪在中 別居中子供なし

2年前、左耳が聞こえにくくなり、
一度ものすごい回転性のめまいがありました。

その後何度か軽い回転性のめまいがあったものの
難聴と回転性めまいは回復。

しかし、その後、ふらつきが残りました。
そして一番つらいのは頭を枕に乗せると、
船に乗っているような頭がふわふわしたり、
ひっぱられているような感じがでてきたことです。

CT,MRI,耳鼻科のレントゲン異常なしでずっと、
心身症(自律神経失調症のようなもの)として、
ソラナックスやメイラックス、
又フワフワして寝付けないので、睡眠薬も服用していますが、
服用後、少しは楽になるものの治る気配はありません。

ある遠方のめまい科では
小脳虫部症候と仮性ダンディー性という診断
(問診、眼振、動揺検査あり)で、
通院は遠方で無理のため
近辺の大学病院の神経内科にそのことを言うと、
「MRIに全く異常ないので、そのような病気ではない」、
とのことでした。

又ある別のめまい科では
「眼振によりメニエルの痕跡はあるがフワフワ感が残ったりしない。
又小脳虫部症候とは縦にながれるめまいであり、
私のめまい(縦というより横に流れたような)とは違ったのでは?
重心動揺検査からみても正常の範囲内の体の揺れで仮性ダンディー性でもない、
自律神経失調症では?」という診断でした。

こちらの相談者の方の緊張型頭痛という
病名に症状がよく似ているような気がします。

どうか相談にのってください。

症状の特徴を明記します。

・左の頭のほうがふわふわ感、引っ張られ感が強い。

・生まれてから30歳まで大阪在中、神奈川県に引越し
(飛行機の騒音激しい場所でした。)1年後に発症、発症後はすぐ大阪に帰る。

・フワフワ感が強いと、吐き気もある。

・治ってきたかと思うと、又ひどくなったりする。
ストレスをうけると、症状悪化。

・生理前、生理中も症状悪化する気がする。
又30歳頃から不正出血あり。
(婦人科の診断は異常なし、精神安定剤の影響か?
とのことで特に治療していません。)

・たまに耳塞感あり。

・最近肩こりもかなりある。

・結婚3年目で発症、夫婦関係うまくいかず、
ストレスなどためていたと思う。

・大きな病気はこれまで一切したことがありません。

ただアレルギーは少しあり小さい頃、
ぜんそく、アトピー、大人になり、鼻炎ぎみになったくらいです。

現在の治療方法をこのまま続けても完治する気があまりしません。
2年も治らずふわふわの症状が特に悪い時は泣いてしまうほどつらいです。

将来子供も望んでいますし、早く治したい気持ちでいっぱいです。
お忙しいとは思いますが、相談にぜひのって下さい。
よろしくお願いいたします。」
との事です。


#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」を御持ではないでしょうか。

##3
もしも御相談者に「肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。

##4
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
をお持ちであり
「緊張型めまい感」(あだ名です)の「症状・症候」であると
解釈致します。




#3
##1
「ある遠方のめまい科では
小脳虫部症候と仮性ダンディー性という診断
(問診、眼振、動揺検査あり)で、
通院は遠方で無理のため近辺の大学病院の神経内科にそのことを言うと、
「MRIに全く異常ないので、そのような病気ではない」、とのことでした。」
との事です。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「小脳虫部:しょうのうちゅうぶ」の「症状・症候」は全くみあたりません。
=>即ち
「体幹部失調:truncal ataxia」の「症状・症候」
の御記載はみあたりません。

##3
「仮性ダンディー性という診断」との事です。

##4
「中枢神経系先天奇形:CNS-anomary」である
「Dandy-Worker症候群(DWC)」ダンデイーウオーカー症候群)
にはtype(タイプ)1・2・3・(4)があります。

##5
「Dandy-Worker症候群(DWC)」
(ダンデイーウオーカー症候群)の「病態」は
いずれも「画像診断」にて診断を得る「病態」です。

##6
「仮性ダンディー性という診断」の
「仮性ダンディー性」という用語について。
=>##7

##7
適切な表現が思い浮かばないのですが
このような
「臨床神経診断学」用語は全く存在しません。
不思議です。




#3
##1
典型的な
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
及び
「緊張型めまい感」(あだ名です)で御座います。

##2
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」
「更年期障害」「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
等ととよく間違えられます。

##3
皮肉なことに脳MRIから「脳神経外科専門医」の疾患である
「キアリ・アーノルド奇形」 「脊椎空洞症」等と間違われます。

##4
「Dandy-Worker症候群(DWC)」
(ダンデイーウオーカー症候群)の「病態」が
が「緊張型」で「強調される事例」は極めて少ないです。

##5
もうお読みになられているかもしれませんが。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型めまい」(あだ名です)につき「補足3」に。

御記載致します。御参考になれば何よりです。





#4結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
御相談者御指摘のように
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
出御座います。

##3
「緊張型」

治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

##4
しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると
宜しいと今の私は考えます。

##5
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも「頭痛系の疾患」
が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれて下さいませ。

##6
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


##7
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。







取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。




上記・下記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。








何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

山本クリニック 山本博昭
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci


++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。





以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。

「補足1おわり」

++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。
「補足2おわり」

++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
##1
「緊張型めまい」(あだ名です)は「仮性眩暈(ふわふわ感)」できます。

##2
めまいには「真性眩暈」と「仮性眩暈(ふわふわ感)」があります。

##3
「仮性眩暈(ふわふわ感)」は時として「真性眩暈」よりも
「症状・症候」が「唐突」で「不気味であり」一体何が起こったのだろよ
おもわれることがあります。

##4
「緊張型」の患者さんの場合88%は「回転性の眩暈」できます。

##4
急に事務仕事をしていて鋭角的に体がシフトするように感じられるときが
あります。

##5
患者さんは「真性眩暈」と思っていても
平衡機能検査では「内耳神経=前庭神経」の「「異常所見」無し」
とでることが多いものです。

##6
「緊張型」の患者さんの「緊張型めまい」(あだ名です)の場合
「メリスロン」「アデホスコーワ:adenosine triphosphate diosdium:ATP」
が投与なども検討されることございます。
全く「効果」はありません。

##7
適切な「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「治療戦略」により「ふわふわ感」「くらくら感」「めまい感」」は
消失致します。

##8
「睡眠障害」をともなわれている「緊張型」の患者さんに起こりやすいものです。

##9
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。


##10
「緊張型めまい」(あだ名です)をお持ちの
患者さんは2月・6-7月、9月・11月に症状増悪時に
「頭部発汗」「夜間発汗」「腋下(えきか)発汗」などの
「発汗障害」を併発することが多いものです。

##11
脈拍の増加=頻脈を伴う事も御座います。

「補足3おわり」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年11月14日 18時38分28秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   



33歳 女性 大阪在中 別居中子供なし

2年前、左耳が聞こえにくくなり、
一度ものすごい回転性のめまいがありました。

その後何度か軽い回転性のめまいがあったものの
難聴と回転性めまいは回復。

しかし、その後、ふらつきが残りました。
そして一番つらいのは頭を枕に乗せると、
船に乗っているような頭がふわふわしたり、
ひっぱられているような感じがでてきたことです。

CT,MRI,耳鼻科のレントゲン異常なしでずっと、
心身症(自律神経失調症のようなもの)として、
ソラナックスやメイラックス、
又フワフワして寝付けないので、睡眠薬も服用していますが、
服用後、少しは楽になるものの治る気配はありません。

ある遠方のめまい科では
小脳虫部症候と仮性ダンディー性という診断
(問診、眼振、動揺検査あり)で、
通院は遠方で無理のため
近辺の大学病院の神経内科にそのことを言うと、
「MRIに全く異常ないので、そのような病気ではない」、
とのことでした。

又ある別のめまい科では
「眼振によりメニエルの痕跡はあるがフワフワ感が残ったりしない。
又小脳虫部症候とは縦にながれるめまいであり、
私のめまい(縦というより横に流れたような)とは違ったのでは?
重心動揺検査からみても正常の範囲内の体の揺れで仮性ダンディー性でもない、
自律神経失調症では?」という診断でした。

こちらの相談者の方の緊張型頭痛という
病名に症状がよく似ているような気がします。

どうか相談にのってください。

症状の特徴を明記します。

・左の頭のほうがふわふわ感、引っ張られ感が強い。

・生まれてから30歳まで大阪在中、神奈川県に引越し
(飛行機の騒音激しい場所でした。)1年後に発症、発症後はすぐ大阪に帰る。

・フワフワ感が強いと、吐き気もある。

・治ってきたかと思うと、又ひどくなったりする。
ストレスをうけると、症状悪化。

・生理前、生理中も症状悪化する気がする。
又30歳頃から不正出血あり。
(婦人科の診断は異常なし、精神安定剤の影響か?
とのことで特に治療していません。)

・たまに耳塞感あり。

・最近肩こりもかなりある。

・結婚3年目で発症、夫婦関係うまくいかず、
ストレスなどためていたと思う。

・大きな病気はこれまで一切したことがありません。

ただアレルギーは少しあり小さい頃、
ぜんそく、アトピー、大人になり、鼻炎ぎみになったくらいです。

現在の治療方法をこのまま続けても完治する気があまりしません。
2年も治らずふわふわの症状が特に悪い時は泣いてしまうほどつらいです。

将来子供も望んでいますし、早く治したい気持ちでいっぱいです。
お忙しいとは思いますが、相談にぜひのって下さい。
よろしくお願いいたします。

Monday, November 14, 2005 3:16 PM

[2005年11月14日 15時16分8秒]