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株式会社リトルグローブの映画奮闘記

こんにちは、株式会社リトルグローブです!
私たち株式会社リトルグローブとご一緒に、季節の映画を楽しみませんか?

移りゆく四季を感じてほのぼの気分の株式会社リトルグローブです。

2011-04-05 14:10:22 | 日記

こんにちは、株式会社リトルグローブです!
私たち株式会社リトルグローブとご一緒に、季節の映画を楽しみませんか?

今回の季節は夏、『天然コケッコー』です。

 

分校に通う中学生を中心に、田舎の日常をほほえましく描く。

くらもちふさこの原作を、『ジョゼと虎と魚たち』の渡辺あやが脚色し、『リンダ リンダ リンダ』の山下敦弘監督がメガホンをとった―まさに今、日本映画界の注目を集める若手がコンビを組んだ作品だ。

主人公の2年間の成長を見つめたストーリーには、田舎の四季折々の表情をいかにフィルムに収めるかが肝要。

加えて、島根県の浜田という土地に流れる、ゆったりとした時間をどう表現するか…。

島根県在住の脚本家・渡辺あやと、オフビート感覚な“間”の演出に長けた山下監督の初コラボが、どんな化学反応を見せているか、乞うご期待。

 

あらすじ

小中学生合わせても全校生徒がたったの6人しかいない田舎町の分校に、東京から転校生の大沢広海(岡田将生)がやってくる。

中学2年生の右田そよ(夏帆)は初めてできた同級生を喜び、大沢の持つ都会の雰囲気に心をときめかせる。

そんなそよと対照的に、大沢はどこか取っ付きにくい。

ある夏の日、そよをはじめ、大沢も参加して友達みんなで海水浴へ行くことになる。

道中、大沢は近道を行こうとするが、その道はかつて自殺者が出たことで誰もが避けて通る道だった。

数年ぶりに通っていると、友達のひとりが自殺現場に誰かがいると言い出す。

緊張の走る一行だが、突然トタンが大きな音を立てて倒れたことで、一目散にその場から逃げる。

ところが、そよが線路に足をとられて転んでしまう。

サンダルがはさまって立つことのできないそよを、大沢は平然と助ける。

海からの帰り道、いつもの遠回りの道を行く友達と離れ、またも近道を行こうとする大沢に、そよは付いていく。

近道を歩いていると、大沢がふいに「こっちに来ればふたりになれるかなと思って」とそよに伝える。

その言葉は心に響き、次第にそよは大沢に惹かれていく。進級し、中学三年生になったふたりは、交際を始めていた。

大沢の育った町を見てみたいと、そよは修学旅行先を東京にすることを提案する。

はじめての東京に圧倒されるそよだったが、東京時代の大沢の友達に彼女として紹介されたことなどもあり、上機嫌で修学旅行を終える。

季節は過ぎ、高校受験が間近になった。

そよたちが住む地域の近くにはふたつの高校があり、普通ならばその高校に進学する。

そよもそのつもりだったのだが、大沢は東京に戻るかもしれないと言い出す。

このままふたりは離ればなれになってしまうのか、それとも……。

 

多感な中学3年生の少女の気持ちの「揺れ」を、上手に描いた作品ですね。
観ていても、大した「事件」は起きないのですが、けっして「つまらないストーリーの作品」というわけではなく、画面から目を離さずにいるうちに、静かにドラマの中に入り込んで行けるような作品でした。

島根の四季の美しさ・!
日本の風景の美しさ・!
人が造った ふる里の風景の素晴しさを
あらためて感じました。

何とは無しに見てしまうと 青春の記録映画のような
ただ坦々とした作りのように見えますが
その中に映像を しっかり撮っている所がスゴイ・・
その証拠に 全編どこでフィルムを止めても
そのすべてが すばらしいポスターになるで有ろうと思われます。

かなしい切なさでは無く なんと爽やかな切なさでしょう。
それが とても新鮮で気持ち好く
何か応援したくなってしまうような
そんな とてもステキな作品です


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