モモの京都・祭事日記

2010/4/~2011/3の京都日記を記載。
観光情報サイトと言うより、自分の記録帳です。

10月6日

2010年10月06日 | 10月
9/3~10/19  秋涼の特別展…【高台寺】
10/1~10/6  祇園「温習会」…【祇園甲部歌舞練場】
10/1~10/10 御香宮神幸祭…【御香宮神社】
10/2~10/8  曝涼(虫干し)…【曼殊院門跡】
10/6        伊勢神宮参拝…【随心院】


本日は、祇園四条から五条までのあいだにある神社や寺へ行く。
【えびす神社】→【摩利支尊天】→【六波羅蜜寺】→【六道珍皇寺】
どこかへ自転車を置いて、ぶらぶら歩いた方が良いくらい、狭い土地に密集してる。


【えびす神社】
懐かしい! 昔、大学の友人らと来たことがある。
この神社の裏手の宮川筋も、祇園と同じように舞妓はんの居るお店が並んで建っている。
その中に、舞妓はん体験の出来るお店もあるのだ。コスプレですな。
それを友人らがやって、この神社まで行った。何年も前の話だ~。
裏の門から入ったので、こちらの正門は初めて見た。

鳥居の右脇に、なんかやたらと目立つ青い看板が建ってる。神社に似合わない…。
しかし、鳥居の奥に並ぶ木の門には凝った装飾がなされている。金色で綺麗だ。


正門から入ってすぐ右に、大黒さんの像が2つも。


拝殿。


拝殿の左を通った先に裏門がある。


その裏門から見える、本殿左側の塀の向こうに、えべっさんが居る。
格子から覗くと小さなえべっさんが居るのが見えるが、塀ごしなので耳が遠いらしい。
塀をコンコンと叩いてお参りする。



【摩利支尊天】
お、知らなかったなこの神社。通りかかったので入ってみたら、イノシシだらけで面白かった。


阿吽のいのしし。


至る所にいのしし。いのししの下にもいのししの人形がゾロゾロと。


京都のどこにでも咲いてるな~、彼岸花!



六道の辻。


【六波羅蜜寺】
小さなお寺。
本堂を見てビックリ。凄い凄い、柱や梁に色彩が施されてる。
先日【平等院】を見に行って、復元されたハデハデな色彩の堂内の映像を見たが、おおこれじゃん。
1000年前は、こういう派手な建物が沢山あったんだなぁ~~。



この周辺の道は、もうしょ~もなく分かり難い。
こういう道を進んでみると、「京都は碁盤の目」ってのが嘘だと実感する。
地図見ても分からないもの~。勘半分で行くしかない。
まぁ↑の【六波羅蜜寺】や↓の【六道珍皇寺】辺りは有名ドコロなので、所々に道しるべがあるからなんとか辿り着ける。


【六道珍皇寺】

↑左の石碑に「小野篁卿墓跡」と。あの篁さんと大変ゆかりのあるお寺。

あ、これよく見る角度じゃん。


これすげぇ。小さなガラス窓を覗き込むと、中の篁さんと閻魔さんの像が見えるんだけど、
か~なり怖い。めっちゃ眼が合う。閻魔さんとか特に。顔怖いし。
こうやって見るタイプの像は、こちらが構える前に全体像がいきなり眼に入って来るから苦手なんだよね…。
【東寺】にも同じ様に覗き込んで見る夜叉像があって、怖かったなぁ。


これもすげぇ。鐘。
鐘そのものの姿は、小さな小屋の中にあって見えないのだが、下から伸びてる紐を引っ張って撞く。
す~~ごく良い音がする。そしてでかい。あまりに大きな音でゴォ~ンと鳴るのでビビった。
お坊さんが「こらーっ何鳴らしてんだー」って出て来るんじゃないかと思って、少し逃げた(笑)
全く、そんなことはござんません。自由に鳴らして良いっぽい。ホントに良い音なので、訪れたら是非。


ここには、篁さんが閻魔さんの居る地獄手前の裁判所へ行く為に、現世から通った井戸がある。
嘘かホントかは別として、そういう伝説のある井戸が、実際にあるのは中々怖い。
普通に近寄って見ることは出来ない。本堂の右側から覗く。


赤い社の隣りにあるのが、あれあれ、井戸!
うひゃ~怖い!! あれを使ってあの世の入り口と行き来してたんだぜぇ~。

でも、こうやって何メートルも離れた所から見るぐらいが良いな。
近くで見ても良いよ、と言われても、結構です、と断りたくなるなきっと。
いや嘘。近くで見たいけど。


帰りに通った鴨川沿いの道。
鴨川ってホント凄い。季節の花が見放題だもの。今は萩。上の方には彼岸花も咲いていた。
鴨川沿いはどこも好きだが、南から北へ上がるのが好きだ。向かいに山が見えるのだ。

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