モモの京都・祭事日記

2010/4/~2011/3の京都日記を記載。
観光情報サイトと言うより、自分の記録帳です。

12月2日(中)

2010年12月02日 | 12月

中編(【法然院】→【安楽寺】→【光雲寺】)

前編(【銀閣寺】)へ
後編(【上賀茂神社】→【社家西村邸】→(宝ヶ池公園)→「えびす屋加兵衛」)へ


【銀閣寺】のまん前の道を、【銀閣寺】を背にして左に曲がり道なりに進むとあるのが、
【法然院】
この間自転車で僅か3分。【銀閣寺】を訪れたら絶対にここへも足を伸ばすべき。
ここは、春と秋の特別公開の時のみ建物の中に入れるが、それ以外でも敷地内には自由に入ることが出来る。
大変ありがたいと思う。本来なら、こんな素敵な眺めは門前で料金を取られても文句は言えないくらいなのに。


この山門も行き来が自由で、くぐった先も素晴らしいから、こうして門の所で撮影する人も多い。
もちろん私もそれをやったが、タイミングがちょっと難しい。

なぜと言って、こちらから山門を撮っている人、山門の上から向こう側を撮っている人、
向こう側から山門を撮っている人、3グループに分かれて常にカメラマンがいるのである。
KYな人は静かな非難を浴びてしまうのだ。ま、そういうの面倒だから堂々と通ればいいだけだけどね。

これが山門の辺りから向こう側を撮ったもの。砂紋がいいのだ…。
紅葉と銀杏の葉を描いている。しかもその上に色づいた葉が落ちてるんだもの。

↑左端に居る人達はまさに、私が邪魔で早くどいてくれと思っている(笑)お互い様なので気にしない。


で、これが“向こう側”から山門を撮ったもの。
ホント、どこから撮っても美しい。


更に【法然院】から自転車で2分。
【安楽寺】
現在特別公開中。だが中には入らず、門前だけ。
まさしく赤絨毯。門に通じる階段が一面赤。






もちろんここも人の行き来があるから、視界から人が消えた僅かな瞬間に撮影する。
こちらにもカメラマンがぎょーさん。拝観を終えて門をくぐって来た人が引くくらい。


【光雲寺】
11:02着。
【銀閣寺】と【南禅寺】のあいだにある感じ。
普段は公開されていないが、2年を掛けて庭を整備し12月5日まで特別公開をしている。
【南禅寺】の門外塔頭だそうな。
毎週土曜の夜に、参加無料で座禅会を開いていたり、中でお茶が頂けたり(有料)、非公開のお寺の割に接客がいい。

門くぐってすぐに野外の受付があって、大変にこやかに親切に迎え入れてくれる。
そして玄関前では靴袋を用意した人が、本堂では仏像や寺の由来を説明してくれる人など、各所に案内人がいる。

仏像にはあまり興味はないが、伝聖徳太子作の船に乗った仏さんというのが珍しいのは分かる。
そしてここを菩提寺とした、東福門院さんという女性の坐像が可愛らしい。
しかし…説明には「晴れの直衣姿」とあったんだよなぁ。直衣…?
パッと見、雛人形の様な十二単姿なのだ。もうちょっと質素で、でもうんげい縁に座っている。
皇室に嫁いだ人だからそれはまぁ分かるのだが、直衣? 直衣??

まぁいいや。
えっと、東福門院さんは徳川家の出で皇室に入った人だから、寺の中には葵紋と菊紋の両方がある。
↑の写真、右の玄関に掛けられた幕は、左に葵、右に菊紋が描かれているのだ。
次の大河ドラマの主人公が、江さんでしたっけ。この時代に興味ないから分からないんだよな。
江さんとも血縁らしいです、東福門院さんは。大河が始まったらもっと注目されるかも?

奥の庭園へ行く手前の坪庭がまた、いいんだよなー。特にこの井戸! 井戸に掛かる南天!

風情があるねぇ。

で、こちらがお庭。
降りることは出来ないが、東山を借景とした庭は美しーい。紅葉は少ないが。



後編(【上賀茂神社】→【社家西村邸】→(「宝ヶ池公園」)→「ゑびす屋加兵衛」)へ

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